JP3046519B2 - 空気圧縮装置 - Google Patents

空気圧縮装置

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JP3046519B2
JP3046519B2 JP7074582A JP7458295A JP3046519B2 JP 3046519 B2 JP3046519 B2 JP 3046519B2 JP 7074582 A JP7074582 A JP 7074582A JP 7458295 A JP7458295 A JP 7458295A JP 3046519 B2 JP3046519 B2 JP 3046519B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/16Filtration; Moisture separation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエアータンクからドレン
を排出するドレントラップを備えた空気圧縮装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来例の空気圧縮装置のエアータ
ンクのドレン自動排出方法を示す模式図である。エアー
タンク1上には電動機2からベルト装置3でもって駆動
される空気圧縮機4が設けられており、空気圧縮機4は
大気を吸込み加圧してエアータンク1に圧縮空気を送り
込む。エアータンク1中の圧縮空気は圧縮空気取り出し
口5から図示されない吐出配管により需要側へ送られる
ようになっている。空気取り出し口5は制止弁6によっ
て開閉自在である。
【0003】エアータンク1中には周知のように大気中
の水分が凝縮して空気圧縮機4から漏れる潤滑油その他
の摩耗粉等の異物と共にドレンとなって溜まる。このド
レンを排出するため、エアータンク1の槽底から直下外
方へ、ドレン排出口7を設け、ドレン抜きバルブ8を取
り付けたドレン抜管9をドレン排出口7にねじ込み、ド
レン抜きバルブ8にフロート式ドレントラップ16を連
結する。
【0004】或は、同一図面に併せて表現するが、エア
ータンク1の槽底にその下端が接近するドレン導入管1
2を直立させて、該ドレン導入管12をエアータンク1
の天板を貫通して、エアータンク1の上部で折曲した配
管としてその先にドレン抜きバルブ8′を取りつける。
【0005】上述の2種類のドレン排出方法は、何れか
1つを備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1のエアータン
クの槽底にドレン排出口を設けてドレン抜き管、ドレン
抜きバルブを介してフロート式ドレントラップを設ける
場合はドレン排出装置が下方へ向って寸法が大きくな
り、装置全体の高さが高くなってしまう。そのため、ド
レン抜き管を横引きしても、尚高さが大きく、取り扱い
も容易ではない。
【0007】上記第2のドレン導入管12を用いてドレ
ンをエアータンク1内の圧縮空気の圧力でもって押し上
げ排出するものはドレンと圧縮空気が気液混合状態で排
出されるため、ドレンのみを取り出すのが困難であると
いう問題点がある。又ドレン導入管を設けるために、エ
アータンクの天板に圧縮空気取り出し口用の穴以外にド
レン導入管を貫通する穴が必要ということによりエアー
タンクの製造コストが高くなるという問題点がある。
【0008】本発明は、エアータンクよりも下方への突
出物が少なく、且つ、ドレン導入管を用いて上方へドレ
ンを排出するようにしたドレン排出装置において、該ド
レン導入管を需要側へ送る圧縮空気取り出し可能とし
た空気圧縮装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
エアータンク上に電動の空気圧縮機を配設し、エアータ
ンク中の圧縮空気を送り出す圧縮空気取り出し口を設け
た空気圧縮装置において、吐出配管が連結される圧縮空
気取り出し口よりエアータンクの槽底に接近して開口す
るドレン導入管を設け、需要側へ送る圧縮空気と共にエ
アータンク中のドレンを取り出すことを特徴とする空気
圧縮装置である。
【0010】本発明の第2の発明は、エアータンク上に
電動の空気圧縮機を配設し、エアータンクに溜まるドレ
ンをエアータンク槽底よりも上方へ配管により導いてド
レン自動排出器に連通させドレン自動排出器の圧縮空気
の出口に吐出配管を連結し、エアータンク中のドレンを
エアータンク外に導いてから需要側へ送る圧縮空気と分
離することを特徴とする空気圧縮装置である。
【0011】本発明の第3の発明は、エアータンクとド
レン自動排出器を結ぶ配管は、エアータンクの槽底にそ
の下端が接近して上方へのびエアータンクの天板を貫通
し、エアータンク上方又は側方においてドレン自動排出
器に連結されていることを特徴とする第2の発明に記載
の空気圧縮装置である。
【0012】本発明の第4の発明は、エアータンクとド
レン自動排出器を結ぶ配管は、エアータンクの槽底に連
結されて外部に導出されて上方へ延出され、エアータン
ク上方又は側方においてドレン自動排出器に連結されて
いることを特徴とする第2の発明に記載の空気圧縮装置
である。
【0013】本発明の第5の発明は、ドレン自動排出器
はドレン排出手段を有し、ドレン排出手段はドレントラ
ップであることを特徴とする第2から第4の発明の何れ
か1つに記載の空気圧縮装置である。
【0014】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について
説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の実施例1を示
す。横長で断面円筒形で両端板がほぼ半球形のエアータ
ンク1の上部には電動機2、空気圧縮機4が取り付けら
れ、電動機2と空気圧縮機4はベルト装置3で連結され
ている。空気圧縮機4は大気を吸込み加圧してエアータ
ンク1へ圧縮空気を送り込む。
【0016】エアータンク1に備えた内部の圧縮空気圧
力を検出する図示されない圧力検出器が設定下限圧力を
検出するとその信号により電動機を起動し、ベルト装
置3を介して空気圧縮機4を運転する。これによってエ
アータンク1内の圧縮空気圧力が上昇し、設定上限圧力
を圧力検出器が検出するとその信号により電動機2を断
電して空気圧縮機4を停止する。エアータンク1内の圧
縮空気の使用と放熱により圧縮空気圧力が低下する。空
気圧縮機圧力の低下により上記作動をくり返す。或は電
動機2は連続運転したままで空気圧縮機4の備えるアン
ローダで空気圧縮機4は運転したまま、圧縮を無圧又は
加圧とし上記動作をくり返す。
【0017】エアータンク1には槽底にその下端が接近
して開口するドレン導入管12が設けてある。ドレン導
入管12は垂直上方へのびてエアータンク1の天板を貫
通して外部へ出ている。ドレン導入管12とエアータン
ク1はドレン導入管12がエアータンク1を貫通する部
分で溶接Wにより固定と密封が行なわれている。空気導
入管12の上端はエルボ10でもって圧縮空気の吐出配
管13に連結されている。圧縮空気の吐出配管13には
開閉弁14が介装され、そのすぐ下流にはドレン分離器
15が介装されている。吐出配管13にはドレン分離器
の下流側においてエアクーラ、除塵器、エアドライ
ヤ、ミストセパレータ等の周知の機器が選択的に介装さ
れる。
【0018】ドレン分離器15の下部にたまるドレンを
導いてドレントラップ16が下方へ連設される。本例で
は、ドレン分離器15とドレントラップ16は制止弁1
7を設けた配管で連通している。
【0019】ドレントラップ16は例えばフロート式ス
イッチ動作の電磁弁或は弁体がフロートとなった弁等が
用いられる。弁自体は周知のものであるので説明は省略
する。
【0020】上記ドレン分離器15は例えば、図2に示
される。
【0021】図2において、ボディ18とボディ18に
着脱可能な中空円筒形濾材を備えたフィルター19と、
フィルター19を蔽ってボディ18にねじ込まれたハウ
ジング21と、ハウジング21の底部に連通するドレン
トラップ16により構成され、上記ボディ18に夫々吐
出配管13でもってエアータンク1のドレン導入管12
に連通する流入口22、下流側の配管を連結する流出口
23を備え、この流入口22はフィルター19とボディ
18の間に向けて開口し、この流出口23はフィルター
19内に向けて開口している。フィルター19は、圧縮
空気中に含まれるゴミ等の粒子を除去すると共に、ドレ
ンと分離し、上記ドレントラップ16がドレン水を自動
排出する。
【0022】上記においてフィルター19は、除塵用で
あってもよく、又フィルター19に代えて金属せんいを
無方位にからめたものでもよい。
【0023】エアータンク1には圧縮空気圧力の降下と
温度低下と共にドレンが発生して槽底にたまる。上記の
ように空気圧縮装置が断続運転しており、圧縮空気が使
用されないとエアータンク1の槽底にたまるドレンがド
レン導入管12の下端を越えて上昇する。この状態で圧
縮空気が使用されると、吐出配管13内は減圧され、エ
アータンク1内の圧縮空気はドレンを加圧してドレン導
入管12へドレンを送り込む。ただし、圧縮空気の使用
量がきわめて微量な場合はドレン導入管12内へドレン
を先ず送り込んで、エアータンク1内のドレン液位がド
レン導入管12下端に近ずいて初めて圧縮空気を送り出
すが、通常の圧縮空気の使用では吐出配管13の中の圧
力降下は大きいので、エアータンク1中の圧縮空気はエ
アータンク1の槽底のドレンを巻き込んで気液混合状態
で吐出する。ドレン導入管12中を進む圧縮空気は吐出
配管13に入り、開弁している開閉弁14をとおり、ド
レン分離器15の流入口22からハウジング21内へ入
りフィルター19を外から内へ通過する際、圧力低下に
よる凝縮と物理的なフィルターへのドレンの液体微粒子
の付着によりドレンは分離され、ハウジング21の底に
たまりドレントラップ16へ送られドレントラップ16
により逐次ドレンが排出される。フィルター19を通過
して除塵とドレン分離が行われた圧縮空気は流出口23
から、吐出配管13へ送り出される。尚、ドレン分離器
15の配置はエアータンク1の上方でも側方でもよい。
【0024】(実施例2)図3は実施例2を示す。図3
において前記実施例1と同一部材には同一符号を付し、
前記実施例1の説明を援用し、異なる点について述べ
る。
【0025】この実施例ではドレン導出管に特徴があ
る。エアータンク1の槽底に設けたドレン排出口1aに
ねじ込まれたドレン導出管32は短管32aで垂下して
その下端にエルボ10aで連結された水平管32bでも
ってエアータンク1の平面への投影外まで導かれ、水平
管32bにエルボ10bで連結された立上り管32cで
もって垂直上方へ向い、上方でエルボ10を介して吐出
配管13に連結している。
【0026】この実施例によればエアータンク1にドレ
ンが全く残留しないので好適であり、又、エアータンク
1にはドレン排出口1a以外に圧縮空気取出口がなく、
あけられる穴が少ないという利点がある。
【0027】
【発明の効果】本発明の第1の発明は、エアータンク上
に電動の空気圧縮機を配設し、エアータンク中の圧縮空
気を送り出す圧縮空気取り出し口を設けた空気圧縮装置
において、吐出配管が連結される圧縮空気取り出し口よ
りエアータンクの槽底に接近して開口するドレン導入管
を設け、需要側へ送る圧縮空気と共にエアータンク中の
ドレンを取り出すことにより、圧縮空気の取り出し口を
別途設ける必要がなく、ドレンと圧縮空気をエアータン
クから取り出すことができる。
【0028】本発明の第2の発明は、エアータンク上に
電動の空気圧縮機を配設し、エアータンクに溜まるドレ
ンをエアータンク槽底よりも上方へ配管により導いてド
レン自動排出器に連通させた空気圧縮装置において、
レン自動排出器の圧縮空気の出口に吐出配管を連結しエ
アータンク中のドレンをエアータンク外に導いてから需
要側へ送る圧縮空気と分離することにより、圧縮空気の
取り出し口を設ける必要がなく、ドレンと圧縮空気をエ
アータンクから取り出し、ドレンを分離でき、分離後の
ドレンをドレン排出手段を用いて排出可能であり乍ら、
エアータンク槽底を低い位置に出来、装置全高が低くて
すむ。
【0029】本発明の第3の発明は、第2の発明におい
て、エアータンクとドレン自動排出器を結ぶ配管は、エ
アータンクの槽底にその下端が接近して上方へのびエア
ータンクの天板を貫通し、エアータンク上方又は側方に
おいてドレン自動排出器に連結されていることにより、
エアータンクの下部及び側部に配管がないので好適であ
る。
【0030】本発明の第4の発明は、第2の発明におい
て、エアータンクとドレン自動排出器を結ぶ配管は、エ
アータンクの槽底に連結されて外部に導出されて上方へ
延出され、エアータンク上方又は側方においてドレン自
動排出器の気液分離器に連結されていることにより、エ
アータンクの槽底に残留するドレンをなくすことができ
る。又、エアータンクに設ける穴が少なく、工数の節約
となる。
【0031】本発明の第5の発明は第2から第4の何れ
か1つの発明において、ドレン自動排出器はドレン排出
手段を有し、ドレン排出手段はドレントラップであるこ
とにより、ドレンのみを容易に排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の一部断面で示す正面図であ
る。
【図2】図1におけるドレン分離器の縦断面図である。
【図3】本発明の実施例2の一部断面で示す正面図であ
る。
【図4】従来例の正面図である。
【符号の説明】
1 エアータンク 4 空気圧縮機 12 ドレン導入管 13 吐出配管 15 ドレン分離器 16 ドレントラップ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアータンク上に電動の空気圧縮機を配
    設し、エアータンク中の圧縮空気を送り出す圧縮空気取
    り出し口を設けた空気圧縮装置において、吐出配管が連
    結される圧縮空気取り出し口よりエアータンクの槽底に
    接近して開口するドレン導入管を設け、需要側へ送る圧
    縮空気と共にエアータンク中のドレンを取り出すことを
    特徴とする空気圧縮装置。
  2. 【請求項2】 エアータンク上に電動の空気圧縮機を配
    設し、エアータンクに溜まるドレンをエアータンク槽底
    よりも上方へ配管により導いてドレン自動排出器に連通
    させた空気圧縮装置において、ドレン自動排出器の圧縮
    空気の出口に吐出配管を連結し、エアータンク中のドレ
    ンをエアータンク外に導いてから需要側へ送る圧縮空気
    と分離することを特徴とする空気圧縮装置。
  3. 【請求項3】 エアータンクとドレン自動排出器を結ぶ
    配管は、エアータンクの槽底にその下端が接近して上方
    へのびエアータンクの天板を貫通し、エアータンク上方
    又は側方においてドレン自動排出器に連結されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の空気圧縮装置。
  4. 【請求項4】 エアータンクとドレン自動排出器を結ぶ
    配管は、エアータンクの槽底に連結されて外部に導出さ
    れて上方へ延出され、エアータンク上方又は側方におい
    てドレン自動排出器に連結されていることを特徴とする
    請求項2に記載の空気圧縮装置。
  5. 【請求項5】 ドレン自動排出器はドレン排出手段を有
    し、ドレン排出手段はフロート式ドレントラップである
    ことを特徴とする請求項2から4の何れか1つに記載の
    空気圧縮装置。
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