JPH066898Y2 - 液状カラーの定量供給装置 - Google Patents

液状カラーの定量供給装置

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JPH066898Y2
JPH066898Y2 JP15525888U JP15525888U JPH066898Y2 JP H066898 Y2 JPH066898 Y2 JP H066898Y2 JP 15525888 U JP15525888 U JP 15525888U JP 15525888 U JP15525888 U JP 15525888U JP H066898 Y2 JPH066898 Y2 JP H066898Y2
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JP
Japan
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liquid color
pipe
suction
color
liquid
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JP15525888U
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克己 宇井
寿明 岸田
一成 花岡
茂 吉田
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Matsui Manufacturing Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Matsui Manufacturing Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、射出成形品に着色するために用いられる液状
カラーの定量供給装置に関する。
(従来の技術) 射出成形機で例えばポリプロピレン(以下PPという)
の樹脂に自家着色する場合に、液状カラーが使用され
る。
そしてその混合割合は、PPナチュラル樹脂100に対し
て通常1.3wt%と少量であり、この量が一定でないとき
は、色のバラツキを生ずる。
従って、液状カラーの供給量は、正確に行うことが要求
される。
従来の液状カラーの供給装置は、第4図(特開昭61−
135720号公報)に示すように、射出成形の樹脂可
塑化計量時に液状カラーも計量して、貯蔵タンク8内に
貯留している液状カラーをプランジャポンプ7にて計量
ホッパ12内に供給するようにしていた。
なお、図中1は供給ノズル、2は主配管である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の液状カラー供給装置において、主配管2内の
残圧により、所定量以上の液状カラーが供給されるとい
う問題がある。
その一例を下表に示す。
この時の計測の諸元は、リキッドカラーとしてグレ色を
用い、ホース(配管)は布入りテトロン製で内径8mmの
ものを使用した。又、カラースケール6、ショットタイ
マー0.5sec、カウンター設定5、計量時間2.35secとし
た。
この計測データから明らかな通り、計量後の残圧による
吐出量は、ホースの長さに関係なくバラツキがあること
が判る。
又、樹脂の可塑化計量までに供給されるリキッドカラー
の供給量は、ホースの長さが長くなるほど、減少してい
ることも判る。
このように、ホースの残圧によるリキッドカラーの吐出
量にバラツキがあるので、これが不確定な要素となり、
リキッドカラーの供給量が多くなり過ぎたり或は不足に
なったりして、標準添加量の発色に対し色ずれや色むら
が発生し、品質管理上問題がある。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために本考案は、射出成形機の計
量ホッパに接続された主配管を供給配管と吸引配管とに
分岐し、該それぞれの配管に開閉弁を設け、吸引配管に
吸引装置を接続したことを特徴とする。
(作用) このように構成することにより、樹脂可塑化計量時にお
ける液状カラーの供給時には、供給配管側の開閉弁を
開、吸引配管側の開閉弁を閉にして、液状カラーを所定
量供給する。
そして、液状カラーを所定量供給した時に、供給配管側
の開閉弁を閉じると同時に吸引配管側の開閉弁を開いて
吸引し、主配管内の残圧をゼロ又は負圧にする。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明する。
第1図において、主配管2は、射出成形機の計量ホッパ
12に設けられたノズル1に接続されている。そして、
主配管2は、供給配管3と吸引配管4とに分岐されてい
る。
5及び6は、開閉弁であり、それぞれ供給配管3と吸引
配管4とに設けられている。7は供給配管3に設けられ
たプランジャポンプであり、そのサクション側には、液
状カラーを貯留するための貯蔵タンク8が接続されてい
る。
9は吸引配管4に接続された吸引装置であり、例えばエ
ゼクタノズルが使用される。10は吸引装置9の出口側に
設けられた液溜タンク、11は空気源である。13はスクリ
ューである。
第2図に示す実施例は、吸引装置9の出口側を直接に貯
蔵タンク8に接続したものである。
その他については第1図の実施例と同一部分は同一符号
を付して示したので、その説明は省略する。
このように構成した本実施例の作用について説明する。
先ず、樹脂可塑化計量時に計量ホッパ12内の樹脂がスク
リュー13に所定量供給されると共に、この樹脂の所定量
に見合った量の液状カラーが供給される。
この液状カラーの供給に際して、開閉弁5(例えば電磁
弁)を開、開閉弁6(例えば電磁弁)を閉にする。そし
て、吸引装置9には空気源11から常時空気が供給されて
いて、開閉弁6の所までの配管内の圧力は、常時負圧に
保たれている。
これにより、貯蔵タンク8内に貯留されている液状カラ
ーは、プランジャポンプ7によって供給ノズル1から供
給される。
次に、液状カラーが所定量供給された時に開閉弁5を閉
にし開閉弁6を開にする。
この開閉弁5,6の切換操作により、吸引配管4を通し
て主配管2内の圧力が瞬時に減圧される。そして、主配
管2内に残留している液状カラーは、吸引装置9の吸引
力によって吸い出されて液溜タンク10(第2図の場合は
貯蔵タンク8)に戻される。このようにして戻された液
状カラーは、再使用される。
次に第3図に示す実施例は、開閉弁6の出口側に吸引装
置9を設け、電磁弁14の開閉によって空気源11の空気
を必要な時にのみ配管15を通して吸引装置9に送るよう
にしている。
これにより、空気の無駄な消費が解消される。16は攪拌
タンクである。
その他の部分については、第1図に示した実施例と同一
部分は同一符号をもって示したのでその説明は省略す
る。
この実施例において、液状カラーを供給する時は、開閉
弁5は開、開閉弁6は閉及び電磁弁14は閉になってい
る。
次に液状カラーが所定量供給された時に、開閉弁5を
閉、開閉弁6及び電磁弁14を開にする。
これにより、空気源11の空気は吸引装置9に送られて、
吸引装置9に吸引力が発生し、主配管2内の圧力が瞬時
に減圧される。
そして、主配管2内に残留している液状カラーは、吸引
装置9にて吸引されて攪拌タンク16に戻される。
なお、プランジャポンプ7はその都度ON−OFF運転
してもよく、又、プランジャポンプ7の出口側から分岐
して吸込み側に接続する循環系を設けて連続運転しても
よい。
次に、第4図の従来例について行った計測と同一諸元で
実験した結果を下表に示す。
この実験により、計量完了後30秒において、残圧による
液状カラーの吐出は全く見られなかった。
これにより例えば内径8mmの布入りテトロンのホース6
mmのものを使用し、ショットタイマー0.5sec、カウンタ
設定5、計量時間2.35secの条件のとき、1.2gの液状カ
ラーが供給されることになる。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案によれば、主配管を供給配管と
吸引配管とに分岐して、それぞれの配管に設けた開閉弁
を切換え操作して供給完了の時に吸引配管に設けた吸引
装置にて吸引するようにしたので、主配管内の圧力は瞬
時に減圧される。
これにより、残圧による液状カラーの吐出がゼロになっ
て、液状カラーの計量精度が向上し、色ずれや色むらの
ない高品質の製品を得ることができる。
又、吸引によって回収した液状カラーを再使用すること
ができるので、液状カラーの無駄がなくなるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例であり、第1図は
液溜タンクを設けた液状カラーの定量供給装置を一部断
面して示した模式図、 第2図は吸引した液状カラーを貯蔵タンクに戻すように
した液状カラー供給装置を一部断面して示した模式図、 第3図は電磁弁を用いて吸引装置に空気を送るようにし
た液状カラー供給装置の模式図である。 第4図は従来の液状カラー供給装置を一部断面して示し
た模式図である。 2……主配管 3……供給配管 4……吸引配管 5,6……開閉弁 9……吸引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 花岡 一成 愛知県名古屋市南区千竃通7丁目2番地 株式会社松井製作所内 (72)考案者 吉田 茂 愛知県名古屋市南区千竃通7丁目2番地 株式会社松井製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機の計量ホッパに接続された主配
    管を供給配管と吸引配管とに分岐し、該それぞれの配管
    に開閉弁を設け、吸引配管に吸引装置を接続したことを
    特徴とする液状カラーの定量供給装置。
JP15525888U 1988-11-29 1988-11-29 液状カラーの定量供給装置 Expired - Lifetime JPH066898Y2 (ja)

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JP15525888U JPH066898Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 液状カラーの定量供給装置

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JP15525888U JPH066898Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 液状カラーの定量供給装置

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Publication Number Publication Date
JPH0276010U JPH0276010U (ja) 1990-06-11
JPH066898Y2 true JPH066898Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=31432730

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100792008B1 (ko) * 2006-10-26 2008-01-04 금호타이어 주식회사 발광물질 공급장치

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JP3136406B2 (ja) * 1990-10-20 2001-02-19 株式会社シスコ 着色樹脂成形装置
JP2848773B2 (ja) * 1993-04-15 1999-01-20 株式会社神戸製鋼所 成形機への原料供給装置
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