JPH0668953U - 車両の自動変速装置 - Google Patents

車両の自動変速装置

Info

Publication number
JPH0668953U
JPH0668953U JP1115493U JP1115493U JPH0668953U JP H0668953 U JPH0668953 U JP H0668953U JP 1115493 U JP1115493 U JP 1115493U JP 1115493 U JP1115493 U JP 1115493U JP H0668953 U JPH0668953 U JP H0668953U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
pedal
clutch
pad
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1115493U
Other languages
English (en)
Inventor
昭仁 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP1115493U priority Critical patent/JPH0668953U/ja
Publication of JPH0668953U publication Critical patent/JPH0668953U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転室の人為的な変速要求に応じてトランス
ミッションのギヤシフトおよび発進時を除くクラッチの
断続操作をこれらのアクチュエータを駆動して自動的に
行う車両の自動変速装置において、発進時のクラッチ操
作を損なうことなく、走行中のシフトアップ,シフトダ
ウン操作を手を使わずに行えるようにする。 【構成】 人為的な変速要求を電気信号に変換して出力
する変速操作手段としてクラッチペダル15のペダルア
ーム23を支点にするようにペダルパッド24を揺動自
在に設けると共に、ペダルパッド24の裏側にパッドの
一側への揺動によってオンするシフトアップSW19
と、同じく他側への揺動によってオンするシフトダウン
SW20を配設する一方、ペダルパッド24をクラッチ
のマニュアル操作時にシフトアップSW19とシフトダ
ウンSW20をオンさせない中立位置に固定するロック
手段(図示せず)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両の自動変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の自動変速装置として多段歯車式トランスミッションと機械式クラ ッチを用い、運転室の人為的な変速要求に応じてトランスミッションのギヤシフ トおよび発進時を除くクラッチの断続操作をこれらのアクチュエータを駆動して 自動的に行うものが知られている(実開昭62ー153124号公報)。
【0003】 この場合、人為的な変速要求を電気信号に変換して出力する変速操作手段とし てシフタが設けられるが、その機敏な変速操作を確保するため、シフタの動作パ ターンをシフトアップ,シフトダウン、リバースおよびニュートラルに単純化す る改良が加えられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来例でも変速を指令するにシフタのレバー操作が 必要で、その点ではシフタの動作パターンをいくら単純化するといっても、依然 として変速時のシフタ操作から片手ハンドルになるという不具合があった。また 、シフタの操作レバーは室内スペースの有効利用を妨げ、座席間を移動する際の 邪魔になるという欠点もあった。
【0005】 この考案はこのような問題点の有効な解決手段の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのため、運転室の人為的な変速要求に応じてトランスミッションのギヤシフ トおよび発進時を除くクラッチの断続操作をこれらのアクチュエータを駆動して 自動的に行う車両の自動変速装置において、人為的な変速要求を電気信号に変換 して出力する変速操作手段としてクラッチペダルのペダルアームを支点にするよ うにペダルパッドを揺動自在に設けると共に、ペダルパッドの裏側にパッドの一 側への揺動によってオンするシフトアップSWと、同じく他側への揺動によって オンするシフトダウンSWを配設する一方、ペダルパッドをクラッチのマニュア ル操作時にシフトアップSWとシフトダウンSWをオンさせない中立位置に固定 するロック手段を設ける。
【0007】
【作用】
これによれば、変速時のシフトアップおよびシフトダウンについてはクラッチ ペダルで手を使わずに、つまり両手でハンドルを握りながら操作できることにな る。また、リバースとニュートラルについてはクラッチペダルと別途に設けられ るが、これらを2つのプッシュボタンとしてハンドル回りに配置すれば、レバー 式のシフタを完全に廃止することが可能になる。
【0008】
【実施例】
図1はディーゼルエンジン車両への適用例を示す装置全体の構成図で、燃料噴 射ポンプ1にはコントロールレバーをアクセル開度に応じて駆動すると共に、エ ンジン回転を要求回転と一致させるように制御する電子ガバナ装置2が、機械式 クラッチ3にはクラッチの断続操作を行うクラッチアクチュエータ4が、多段歯 車式トランスミッション5にはギヤシフト機構を駆動するギヤシフトアクチュエ ータ6のほか、メインギヤ前後のスプリットギヤとレンジギヤをそれぞれシフト 操作するスプリットアクチュエータ7とレンジアクチュエータ8が設けられる。
【0009】 これらのアクチュエータの制御に必要な運転状態の検出手段として、アクセル ペダル9にはエンジン負荷に相当するペダル踏み角(アクセル開度)を検出する アクセルセンサ10が、クラッチ3にはフライホイールからエンジンの回転速度 を検出するエンジン回転センサ11と、クラッチのストローク位置を検出するク ラッチストロークセンサ12が、トランスミッション5には実際のシフト位置を 検出するポジションセンサ13と、プロペラシャフトに連結のメインシャフトの 回転速度を検出するメインシャフト回転センサ14(車速センサとして機能する )が取り付けられる。
【0010】 また、トランスミッション5のメイン側とサブ側にはメインシャフト上を遊転 するメインギヤをシンクロ領域でメインシャフトに噛み合わせるため、メインギ ヤに常時噛合するカウンタシャフトの回転速度を検出するカウンタシャフト回転 センサ14a,14bが設けられる。クラッチペダル15にはペダルを踏むとオ ンするペダルSW16に加えて、後述するハンドル回りのリバースSW17,ニ ュートラルSW18と共に運転室での人為的な変速要求を電気信号に変換して出 力する変速操作手段を構成するシフトアップSW19,シフトダウンSW20が 配設される。
【0011】 これらの検出信号に基づいてアクチュエータの駆動を制御するのがエンジンコ ントロールユニット21とトランスミッションコントロールユニット22で、こ れらは運転室の人為的な変速要求(シフト操作のSW信号)に応じてエンジン回 転速度を要求回転に制御しながら、トランスミッションの要求シフト段へのギヤ シフトおよび発進時を除くクラッチの断続を実行するようになっている。
【0012】 ところで、クラッチペダル15は図2〜図4のようにペダルアーム23を支点 にペダルパッド24が揺動自由に支持され、パッド24の裏側にパッドの一側へ の揺動によってオンするシフトアップSW19と、同じく他側への揺動によって オンするシフトダウンSW20が取り付けられる。ペダルパッド24をクラッチ のマニュアル操作時にシフトアップSW19とシフトダウンSW20をオンさせ ない中立位置に固定するロック手段として、図示しないがパッド24とスイッチ ブラケット25の間に左右の対称位置で同期的に伸縮作動する一対のロックアク チュエータ(ソレノイド)が設けられる。リバースSW17とニュートラルSW 18については図2,図5のようにプッシュボタン式に2つ並べてハンドルコラ ム26の側部に組み付けられる。
【0013】 このような構成により、クラッチペダル15の片側を踏むとペダルパッド24 が踏み力で揺動するため、その揺動方向に応じてシフトアップSW19とシフト ダウンSW20を選択的にオンさせることができる。つまり、変速時のシフトア ップ,シフトダウン操作はクラッチペダル15で手を使わずに、ハンドルを両手 で握りながら容易に行うことが可能になる。また、クラッチペダル15は発進時 にマニュアル操作されるが、その際にロックアクチュエータが作動するため、ペ ダルの踏み力でペダルパッド24が揺動してシフトアップSW19,シフトダウ ンSW20をオンさせるようなこともない。
【0014】 リバースSW17とニュートラルSW18についてもハンドルコラム26の側 部でプッシュボタン式に組み付けることで、レバー式シフタ(室内スペースの有 効利用を妨げたり、座席間を移動する際の邪魔になる)の完全な廃止を実現でき るのである。なお、クラッチペダル15に必要があればペダルパッド24を中立 位置に付勢するリターンスプリングを設けると良い。
【0015】
【考案の効果】
以上要するにこの考案によれば、運転室の人為的な変速要求に応じてトランス ミッションのギヤシフトおよび発進時を除くクラッチの断続操作をこれらのアク チュエータを駆動して自動的に行う車両の自動変速装置において、人為的な変速 要求を電気信号に変換して出力する変速操作手段としてクラッチペダルのペダル アームを支点にするようにペダルパッドを揺動自在に設けると共に、ペダルパッ ドの裏側にパッドの一側への揺動によってオンするシフトアップSWと、同じく 他側への揺動によってオンするシフトダウンSWを配設する一方、ペダルパッド をクラッチのマニュアル操作時にシフトアップSWとシフトダウンSWをオンさ せない中立位置に固定するロック手段を設けたので、発進時のクラッチ操作を損 なうことなく、走行中のシフトアップ,シフトダウン操作をクラッチペダルで手 を使わずに、つまり両手でハンドルを握りながら容易に行えるという効果が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速装置の全体構成図である。
【図2】運転席の側面図である。
【図3】クラッチペダルの一部斜視図である。
【図4】クラッチペダルの作動説明図である。
【図5】リターンSWおよびニュートラルSWの斜視図
である。
【符号の説明】
3 クラッチ 4 クラッチアクチュエータ 5 トランスミッション 6 ギヤシフトアクチュエータ 12 クラッチストロークセンサ 13 ポジションセンサ 14a メインシャフト回転センサ 14b,14c カウントシャフト回転センサ 15 クラッチペダル 17 リバースSW 18 ニュートラルSW 19 シフトアップSW 20 シフトダウンSW 22 トランスミッションコントロールユニット 23 ペダルアーム 24 ペダルパッド 26 ハンドルコラム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室の人為的な変速要求に応じてトラ
    ンスミッションのギヤシフトおよび発進時を除くクラッ
    チの断続操作をこれらのアクチュエータを駆動して自動
    的に行う車両の自動変速装置において、人為的な変速要
    求を電気信号に変換して出力する変速操作手段としてク
    ラッチペダルのペダルアームを支点にするようにペダル
    パッドを揺動自在に設けると共に、ペダルパッドの裏側
    にパッドの一側への揺動によってオンするシフトアップ
    SWと、同じく他側への揺動によってオンするシフトダ
    ウンSWを配設する一方、ペダルパッドをクラッチのマ
    ニュアル操作時にシフトアップSWとシフトダウンSW
    をオンさせない中立位置に固定するロック手段を設けた
    ことを特徴とする車両の自動変速装置。
JP1115493U 1993-03-15 1993-03-15 車両の自動変速装置 Pending JPH0668953U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1115493U JPH0668953U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 車両の自動変速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1115493U JPH0668953U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 車両の自動変速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0668953U true JPH0668953U (ja) 1994-09-27

Family

ID=11770109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1115493U Pending JPH0668953U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 車両の自動変速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668953U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8403093B2 (en) 2004-07-26 2013-03-26 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Speed change controller for saddle-ride type vehicles
JP2013185605A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Aisin Ai Co Ltd 車両用自動変速機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8403093B2 (en) 2004-07-26 2013-03-26 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Speed change controller for saddle-ride type vehicles
JP2013185605A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Aisin Ai Co Ltd 車両用自動変速機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4601369A (en) Vehicle electronic control method
JPH11141663A (ja) 自動車のオートマティックトランスミッションを制御するための装置
US6637281B2 (en) Shift-assisting device for a transmission
WO1983000847A1 (en) Control system for multiple power sources
JP4150481B2 (ja) オートバイのためのエンジン変速機アセンブリ
JPH0668953U (ja) 車両の自動変速装置
JP4469079B2 (ja) 車両用自動変速装置
JP4396468B2 (ja) 移動車両の変速制御装置
JPH0512507Y2 (ja)
JPH02159422A (ja) 自動変速機のクラッチ制御装置
JP4469077B2 (ja) 車両用自動変速装置
JPS6237559A (ja) 自動トランスミッション
JP4634724B2 (ja) 自動変速装置
JP4778208B2 (ja) 自動変速装置
JP2585159Y2 (ja) 車両のシフトレバー装置
JPH0512250U (ja) 車両の自動変速装置
JPH0236748Y2 (ja)
JPH0516454Y2 (ja)
JPH0571537U (ja) トランスミッションの自動変速機
JPH0514040Y2 (ja)
JPH0522674Y2 (ja)
JPH0434104Y2 (ja)
JPH067962Y2 (ja) 車両の自動クラッチ制御装置
JPH0443386Y2 (ja)
JPH0622658U (ja) 変速機の変速制御装置