JPH0668876U - シャープペンシル - Google Patents
シャープペンシルInfo
- Publication number
- JPH0668876U JPH0668876U JP1112493U JP1112493U JPH0668876U JP H0668876 U JPH0668876 U JP H0668876U JP 1112493 U JP1112493 U JP 1112493U JP 1112493 U JP1112493 U JP 1112493U JP H0668876 U JPH0668876 U JP H0668876U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- ramp
- center shaft
- driver
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転操作だけで筆記先の出没、芯送り動作を
行うことができる機構を有するシャープペンシルを提供
する。 【構成】 先軸1及び先中軸2に、回転可能で軸方向移
動不能なドライバ─10と、ドライバー10に対し回転
不能で着脱可能に取り付けられる後軸5と、ドライバー
内にドライバー10に対し回転不能で軸方向移動可能に
挿入される後中軸4と、先,後中軸2,4のいずれか一
方に、傾斜路7を設け、他方に、傾斜路7に摺合される
突部8を設け、後中軸4が先軸1及び先中軸2に向かっ
て軸方向に前進することによって芯送り機構3も軸方向
に前進可能となる。
行うことができる機構を有するシャープペンシルを提供
する。 【構成】 先軸1及び先中軸2に、回転可能で軸方向移
動不能なドライバ─10と、ドライバー10に対し回転
不能で着脱可能に取り付けられる後軸5と、ドライバー
内にドライバー10に対し回転不能で軸方向移動可能に
挿入される後中軸4と、先,後中軸2,4のいずれか一
方に、傾斜路7を設け、他方に、傾斜路7に摺合される
突部8を設け、後中軸4が先軸1及び先中軸2に向かっ
て軸方向に前進することによって芯送り機構3も軸方向
に前進可能となる。
Description
【0001】
本考案は、後軸の回転を軸方向移動に変換する機構を備えたシャープペンシル に関する。
【0002】
従来、例えばボールペンでは、回転−軸方向移動変換機構を備えたものがあり 、後軸を回転することによりその回転方向に応じて筆記先が出没させるだけで使 用に供することができる。一方、シャープペンシルにおいては、筆記先を後軸の 回転により突出してから、ノック操作により芯送り機構を作動させ筆記先より芯 を突出させて使用に供する構成となっている。
【0003】
上記従来のシャープペンシルの場合、回転−軸方向移動変換機構だけでなく、 ノック操作により作動する芯送り機構を必要とし、構造が複雑で、しかも回転操 作からノック操作に切替えねばならず、簡便性に欠け高価になるという課題があ る。
【0004】 本考案は、かかる課題に鑑み、構造が簡単で簡便性に優れ、安価に実施するこ とができるシャープペンシルを提供することを目的とする。
【0005】
本考案筆記具は上記の課題を解決するため、先軸1と、先軸1内に取り付けら れた先中軸2と、先中軸2内に挿設された芯送り機構3と、先軸1及び先中軸2 に対し回転可能で軸方向移動不能に設けられるドライバー10と、ドライバー1 0に対し回転不能かつ着脱可能に取り付けられる後軸5と、ドライバー内にドラ イバー10に対し回転不能で軸方向移動可能に挿入される後中軸4と、先,後中 軸2,4のいずれか一方に設けられた、始,終端部7A,7Bにかけて軸線に対 して斜めに伸びる傾斜路7と,他方に設けられた傾斜路7に摺合される突部8と 、を備え、後中軸4が先軸1及び先中軸2に向かって軸方向に前進することによ って芯送り機構3も軸方向に前進可能にする。
【0006】 芯送り機構3は、後部に伸びる芯タンク3gを含むこともできるが、芯送り機 構3の継手3h’の後部周壁が芯を収納できるように後方に伸びて、後中軸4の 中空部分と共に芯収納部を構成することもできる。 また、傾斜路7の始,終端部7A,7Bに突部8が嵌入,脱出する際の感触を 高めるべく路幅を縮小するとよい。
【0007】 傾斜路7は、第1の傾斜路71 ,73 と第2の傾斜路72 ,74 からなり、第 1の傾斜路71 ,73 の始端部71 A,73 Aを第2の傾斜路72 ,74 の始端 部72 A,74 Aとするように第1の傾斜路71 ,73 の反対側に第2の傾斜路 72 ,74 を連設することができる。 また、傾斜路7の始端部7Aを後方へ開放するとよく、傾斜路7の始端部7A を閉スリット2Bを介して後方へ開放することも可能であるが、傾斜路7の終端 部7Bを閉,開スリット2B,2Cを介して後方へ開放することも可能である。
【0008】 さらに、傾斜路7が形成された嵌入片17と、嵌入片17と略同じ大きさの開 口18を先,後中軸2,4のいずれかに設け、開口18に嵌入片17を嵌入する ことによって先,後中軸2,4のいずれかに傾斜路7を設けることとすることも できる。
【0009】
後軸5を回転するとドライバー10を介して後中軸4が回転し、後中軸4又は 先中軸2のいずれか一方に設けられた突部8が他方に設けられた傾斜路7の始端 部7Aより出て傾斜路7に沿って前進する。これによって後中軸4が先軸1及び 先中軸2に向かって前進移動を行い、この後中軸4の前進移動によって、さらに 芯送り機構3が前進して、先軸1の先端より筆記先(スライダの先パイプ又は芯 先)3aを押出す。
【0010】 傾斜路7が、第1の傾斜路71 と第2の傾斜路72 からなり、第1の傾斜路7 1 の始端部71 Aを第2の傾斜路72 の始端部72 Aとするように第1の傾斜路 71 の反対側に第2の傾斜路72 を連設してなるときには、突部8が第1の傾斜 路71 に沿って始端部71 Aから終端部71 Bの間で移動することにより、筆記 先(スライダの先パイプ及び/又は芯先)3aを押出し、筆記に供することがで きる。また、突部8が第2の傾斜路72 の終端部72 Bに嵌入した所で、シャー プペンシルのチャックを開放状態に保持することができ、筆記先を先軸1の中に 押し入れることができる。
【0011】 芯送り機構3が、後部に芯タンク3gを有する時には、後中軸4が前進する際 に芯タンク3gを一緒に押し出して前進させる。 また、芯送り機構3が、後部周壁が伸びた継手3h’を有し、後中軸4が芯タ ンクをなす時には、後中軸4が前進する際に、継手3h’を一緒に押し出して前 進させる。
【0012】
図1は本考案シャープペンシルの1実施例の構成を示す縦断面図である。 まず、その構成を説明する。図1において1は先軸、2は先軸1内に取付けた 先中軸であり、先中軸2の外周には環状溝2aが設けられ、この環状溝2aの中 には先中軸2に対して回転可能に環状係合部材14が取り付けられている。
【0013】 環状係合部材14の外周にはさらに環状溝14aが設けられ、この環状溝14 aにドライバー10の先端付近に形成された突起10aが嵌合される。これによ り、ドライバー10は、環状係合部材14と一体に動作し、先中軸2に対して回 転可能で軸方向移動不能に取り付けられる。 先中軸2内には芯送り機構3が挿設される。芯送り機構3は、筆記先(スライ ダの先パイプ)3a、スライダ3b、チャック3c、リング3d、チャックスプ リング3e、クッションスプリング3f、芯タンク3g、継手3hを含み、公知 の芯送り機構を構成している。
【0014】 ドライバー10には、後軸5がドライバー10に対し回転不能かつ着脱可能に 取り付けられる。芯を補充する際には、後軸5を外し、芯タンク3gの後部から 芯を挿入することができる。 ドライバー10内には、ドライバー10に対し回転不能で軸方向移動可能な後 中軸4が挿入される。即ち、後中軸4の外周に、多数の軸方向溝11が形成され 、ドライバー10の内周に、多数の軸方向溝11に嵌合する複数の突条12が設 けられている。軸方向溝11の数を突条12の数より遙かに多くしておけば、両 者の嵌合をより一層し易くなるので好ましい。軸方向の溝11と突条12はそれ ぞれ前記とは逆にドライバー10と後中軸4に設けてもよく、軸方向溝11と突 条12の数は一方を多く、他方を少なくすることにより嵌合作業を迅速に行うこ とができる。
【0015】 また、先中軸2の後端から後中軸4にかけてリターンスプリング15が配置さ れ、後中軸4を先中軸2に対して軸方向後方へ付勢している。後中軸4の後端に は、消しゴム受台4Aが螺合される。9は消しゴム受台4Aに挿入される消しゴ ムである。 芯送り機構3の芯タンク3gは、後中軸4の中空部分を伸び、消しゴム受台4 Aに軸方向に所定間隔dを置いて終端となる。この間隔dは、後方で芯送り機構 3を押圧するとチャック3cが半開となり芯すべりが起こるので、この芯すべり を防止するために芯タンク3gの末端部と消しゴム受台4Aとの間に設けた遊び となる。
【0016】 先中軸2には、両端部を周方向に形成して始,終端部7A,7Bとする傾斜孔 7が、後中軸4には傾斜孔7に摺合される突部8が設けられている。傾斜孔7と 突部8は前記とは逆にそれぞれ後中軸4と先中軸2に設けてもよい。 図3は、図1のシャープペンシルの場合の傾斜路と突部との関係を示すための 、先中軸2の一部展開図で、傾斜路7は、第1の傾斜路71 と第2の傾斜路72 から構成される。第1の傾斜路71 の始端部71 Aが第2の傾斜路72 の始端部 72 Aとなるように第1の傾斜路71 の反対側に第2の傾斜路72 を連設してい る。尚、第2の傾斜路72 の終端部72 Bは、突部8が嵌入,脱出する際の感触 を高めるため、孔径を縮小しており、突部8が終端部72 Bの中で係止すること ができる。一方、第1の傾斜路71 の終端部71 Bは、突部8が始端部71 Aに 戻り易くするため、孔径を変えない方が好ましい。
【0017】 また、傾斜孔7の始端部7A(71 A、72 A)は図4(A)に示すように閉 スリット2Bを介して後方へ開放されており、組立の際には、開放端より閉スリ ット2Bを介して突部8を押込み始端部7Aに嵌入する。この場合、突部8を始 端部7Aにセットし易くなり、かつ突部8が始端部7Aにセットされた後は後方 に抜け出ることはない。又、図4(B)に示すように傾斜孔7の始端部7Aが開 ,閉スリット2C,2Bを介して後方へ開放されていても、同様の作用効果を奏 する。さらに、図4(C)は、傾斜孔7が穿設された嵌入片17を先中軸2と別 部材で構成した例である。同時に先中軸2の対応する部分には、嵌入片17と略 同じ大きさの開口18が閉スリット2Bと連結して設けられる。先中軸2を組み 立てる際に、嵌入片17に開口18を嵌入し、先軸1の中に挿入する。外側は先 軸1及びドライバー10が包囲しているため、一度嵌入した嵌入片17が操作中 に外れることはない。このように構成すれば、傾斜孔7を直接先中軸2に穿設す る必要がないので、製造が容易になる。
【0018】 次に上記構成の本実施例の作用を説明する。後軸5を回転するとドライバー1 0及び後中軸4が回転し、後中軸4の突部8が第1の傾斜孔71 の始端部71 A より出て第1の傾斜孔71 に沿って前進する。後中軸4の前進が距離dを越えて 進むと、後中軸4と一体に前進する消しゴム9の前面が芯送り機構3の芯タンク 3gに当接し、芯タンク3gを一緒に前進させる。突部8が中間部71 Cまで移 動すると、芯送り機構3のチャック3cが前進して芯出しを行う。さらに、スプ リングの力に抗して後軸5を回転させて、突部8を第1の傾斜孔71 の終端部7 1 Bに到達するまで移動すると、チャック3cがスライダ3bを前方へ押すこと により筆記先(スライダの先パイプ)3aが先軸1の先端より押し出される。後 軸5から手を放せば、チャックスプリング3e及びリターンスプリング15の復 元力によってチャック3c以下芯タンク3g及び後中軸4は軸方向後方へ押し戻 され、先パイプを押し出した状態に保持したまま、突部8は始端部71 A(72 A)の位置に戻る。従って、この状態で筆記に供することができる。さらに、芯 を出すときには、後軸5を往復回転させて、突部8を第1の傾斜孔71 の始端部 71 Aと中間部71 C間で往復移動させることにより先パイプ3aより芯が所定 長さ送出される。
【0019】 なお、図3に示すAの範囲は先パイプ3aより芯を所定長さずつ送出する範囲 であり、図3に示すBの範囲は先パイプ3aの出没動作範囲である。 先パイプ3aを先軸1の中へ引き込ませる場合には、後軸5を逆回転させて、 突部8を第2傾斜孔72 の終端部72 Bに嵌入させる。この状態で、先パイプ3 aを先軸1の方へ押すと、チャック3cが芯を開放した状態に保持されているの で、先パイプ3aは軸方向に移動可能になり先軸1の中へ収納される。
【0020】 次に、第2実施例の縦断面図を図2に示す。尚、第1実施例と同一の部材は、 同一の符号を付し、その説明を省略する。 本実施例の芯送り機構3は、筆記先(スライダの先パイプ)3a、スライダ3 b、チャック3c、リング3d、チャックスプリング3e、クッションスプリン グ3f、継手3h’を含む。継手3h’の後部周壁は、芯を収納できるように、 後中軸4の中空部分を後方に伸びて、後中軸4の内径縮小部4aの端面4bに対 して軸方向に所定間隔dを置いて終端となる。この間隔dは第1実施例と同じく 芯すべりを防止するための遊びである。
【0021】 後中軸4の内径縮小部4aは、後中軸4の後部に形成されており、その周壁は 継手3h’の後部周壁と連なり、芯収納部の一部となる。 また、後中軸4の後端には直接消しゴム9が挿入されるが、第1実施例と同様 に消しゴム受台4Aを設けることもできる。 本実施例では、後軸5を回転することによってドライバー10と後中軸4が回 転し、後中軸4の突部8が傾斜孔7に沿って前進する。後中軸4の前進が距離d を越えて進むと、内径縮小部4aの端面4bが継手3h’の後端に当接し、継手 3h’を一緒に前進させる。これによって第1実施例と同様に、芯の送り出し、 筆記先3aの押し出しを行うことができる。後軸5から手を放せば、チャックス プリング3e及びリターンスプリング15の復元力によってチャック3c以下継 手3h’、後中軸4は軸方向後方に押し戻される。
【0022】 先パイプ3aの収納についても第1実施例と同様に後軸5を逆回転させること によって実現することができる。 本実施例では、芯タンクの代わりに継手3h’と後中軸4の内面を芯タンク用 の空間として利用できるため、芯タンクの部品が省略でき、部品点数を減らすこ とができるという効果を有する。尚、後中軸4と継手3h’を図に示したように 、継手3h’の後端と後中軸4とが当接するように構成するだけでなく、継手3 h’の側部に外方へ突出する段部を設け、この段部が後中軸4の前端に当接する ように構成することも可能である。
【0023】 尚、上記各実施例においては、筆記先3aとしてスライダの先パイプのものに ついて説明したが、先パイプが出没せず固定式のシャープペンシルの場合には、 筆記先3aとして芯先が対応する。この場合には、図5(A)に示したように傾 斜路7を始端部73 Aから終端部73 Bまで形成すれば良く、突部8をこの間で 往復移動させることにより筆記先3aである芯先が所定長さ送られる。また、図 5(B)に示したようにさらに第2の傾斜路74 (始端部74 A、終端部74 B )を備えておくと、突部8を終端部74 Bに嵌入してチャックを開放状態に保持 でき、芯先3aを先軸1の中へ押し入れることができるので、芯を収納する際に 操作が便利である。
【0024】 また、本考案においては、傾斜路7が図例のような傾斜孔でもよいが、傾斜溝 であっても差し支えない。 本考案にあっては、両端部を始,終端部とする傾斜路と、該傾斜路に摺合する 突部による回転−軸方向変換機構を採用することにより簡単な構造で、簡便性に 優れ安価に実施できるシャープペンシルとすることができる。
【0025】
上述のように本考案によれば、先軸1と、先軸1内に取り付けられた先中軸2 と、先中軸2内に挿設された芯送り機構3と、先軸1及び先中軸2に対し回転可 能で軸方向移動不能に設けられるドライバー10と、ドライバー10に対し回転 不能かつ着脱可能に取り付けられる後軸5と、ドライバー内にドライバー10に 対し回転不能で軸方向移動可能に挿入される後中軸4と、先,後中軸2,4のい ずれか一方に設けられた、始,終端部7A,7Bにかけて軸線に対して斜めに伸 びる傾斜路7と,他方に設けられた傾斜路7に摺合される突部8と、を備え、後 中軸4が先軸1及び先中軸2に向かって軸方向に前進することによって芯送り機 構3も軸方向に前進可能にすることにより簡易な構造で、回転操作だけで筆記先 の出没,筆記先よりの芯送り動作等の種々の動作を行うことができ、簡便性に優 れ安価に実施することができる。
【図1】本考案シャープペンシルの1実施例の構成を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】本考案シャープペンシルの他の実施例の構成を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図3】図1の実施例の傾斜路と突部との関係を示す先
中軸の一部展開図である。
中軸の一部展開図である。
【図4】(A)は図1に示す1実施例の要部の構成を示
す説明図、(B)は同じくその他の例の要部の構成を示
す説明図、(C)は同じくその他の例の要部の構成を示
す説明図である。
す説明図、(B)は同じくその他の例の要部の構成を示
す説明図、(C)は同じくその他の例の要部の構成を示
す説明図である。
【図5】傾斜路と突部との関係を示す先中軸の一部展開
図である。
図である。
1 先軸 2 先中軸 2a 環状係合部 2B 閉スリット 2C 開スリット 3 芯送り機構 3g 芯タンク 3h’継手 4 後中軸 5 後軸 7 傾斜路 71 ,73 第1の傾斜路 72 ,74 第2の傾斜路 7A(71 A,72 A,73 A,74 A) 始端部 7B(71 B,72 B,73 B,74 B) 終端部 8 突部 9 消しゴム 10 ドライバー 10a 突起 11 軸方向溝 12 突条 17 嵌入片 18 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 海老沼 忠義 埼玉県川越市大字鯨井138番地 株式会社 壽川越工場内
Claims (9)
- 【請求項1】 先軸(1)と、先軸(1)内に取り付け
られた先中軸(2)と、先中軸(2)内に挿設された芯
送り機構(3)と、先軸(1)及び先中軸(2)に対し
回転可能で軸方向移動不能に設けられるドライバー(1
0)と、ドライバー(10)に対し回転不能かつ着脱可
能に取り付けられる後軸(5)と、ドライバー内にドラ
イバー(10)に対し回転不能で軸方向移動可能に挿入
される後中軸(4)と、先,後中軸(2,4)のいずれ
か一方に設けられた、始,終端部(7A,7B)にかけ
て軸線に対して斜めに伸びる傾斜路(7)と,他方に設
けられた傾斜路(7)に摺合される突部(8)と、を備
え、後中軸(4)が先軸(1)及び先中軸(2)に向か
って軸方向に前進することによって芯送り機構(3)も
軸方向に前進可能であることを特徴とするシャープペン
シル。 - 【請求項2】 芯送り機構(3)は、後部に伸びる芯タ
ンク(3g)を含むことを特徴とする請求項1記載のシ
ャープペンシル。 - 【請求項3】 芯送り機構(3)の継手(3h’)の後
部周壁が芯を収納できるように後方に伸びて、後中軸
(4)の中空部分と共に芯収納部を構成することを特徴
とする請求項1記載のシャープペンシル。 - 【請求項4】 傾斜路(7)の始,終端部(7A,7
B)に突部(8)が嵌入,脱出する際の感触を高めるべ
く路幅を縮小することを特徴とする請求項1ないし3の
いずれかに記載の筆記具。 - 【請求項5】 傾斜路(7)は、第1の傾斜路(71 ,
73 )と第2の傾斜路(72 ,74 )からなり、第1の
傾斜路(71 ,73 )の始端部(71 A,7 3 A)を第
2の傾斜路(72 ,74 )の始端部(72 A,74 A)
とするように第1の傾斜路(71 ,73 )の反対側に第
2の傾斜路(72 ,74 )を連設してなる請求項1ない
し4のいずれかに記載の筆記具。 - 【請求項6】 傾斜路(7)の始端部(7A)を後方へ
開放するようにしたことを特徴とする請求項1ないし5
のいずれかの筆記具。 - 【請求項7】 傾斜路(7)の始端部(7A)を閉スリ
ット(2B)を介して後方へ開放するようにしたことを
特徴とする請求項1ないし6のいずれかの筆記具。 - 【請求項8】 傾斜路(7)の終端部(7B)を閉,開
スリット(2B,2C)を介して後方へ開放するように
したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかの筆
記具。 - 【請求項9】 傾斜路(7)が形成された嵌入片(1
7)と、嵌入片(17)と略同じ大きさの開口(18)
を先,後中軸(2,4)のいずれかに設け、開口(1
8)に嵌入片(17)を嵌入することによって先,後中
軸(2,4)のいずれかに傾斜路(7)を設けることを
特徴とする請求項1ないし8記載の筆記具。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011124U JP2606698Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | シャープペンシル |
DE69308191T DE69308191T2 (de) | 1992-12-03 | 1993-11-16 | Schreibgerät |
EP93118514A EP0600299B1 (en) | 1992-12-03 | 1993-11-16 | Writing instrument |
ES93118514T ES2097961T3 (es) | 1992-12-03 | 1993-11-16 | Instrumento para escribir. |
US08/384,582 US5547301A (en) | 1992-12-03 | 1995-01-17 | Writing instrument with rotatable advancement and retraction |
US08/925,877 US5810496A (en) | 1992-12-03 | 1997-09-09 | Writing instrument |
US09/016,672 US5961237A (en) | 1992-12-03 | 1998-01-30 | Writing instrument |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011124U JP2606698Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | シャープペンシル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668876U true JPH0668876U (ja) | 1994-09-27 |
JP2606698Y2 JP2606698Y2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=11769271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993011124U Expired - Fee Related JP2606698Y2 (ja) | 1992-12-03 | 1993-03-15 | シャープペンシル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606698Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP1993011124U patent/JP2606698Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606698Y2 (ja) | 2000-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5022774A (en) | Writing tool with eraser dispenser | |
US5547301A (en) | Writing instrument with rotatable advancement and retraction | |
US5836707A (en) | Side knock type mechanical pencil | |
JP3963768B2 (ja) | 複合筆記具 | |
JPH0668876U (ja) | シャープペンシル | |
JP2605617Y2 (ja) | 筆記具 | |
JP2566093Y2 (ja) | 複式筆記具 | |
JP3761504B2 (ja) | サイドノック式シャープペンシル | |
JP2560149Y2 (ja) | 複式筆記具 | |
JPS6127199B2 (ja) | ||
JP2605986Y2 (ja) | 筆記具 | |
JP3542868B2 (ja) | 複式筆記具 | |
JPH0528689U (ja) | 複式筆記具 | |
JPH09254585A (ja) | 複式筆記具 | |
JPH11334283A (ja) | 後端ノック式筆記具 | |
EP0863023A2 (en) | Double-chuck mechanical pencil | |
JPH10287088A (ja) | 複式筆記具 | |
JP2566103Y2 (ja) | 複式筆記具 | |
JPH0516385U (ja) | 複式筆記具 | |
JPS6337271Y2 (ja) | ||
JP2566099Y2 (ja) | 複式筆記具 | |
JP2003220796A (ja) | 消しゴム繰り出し装置 | |
JP2534040B2 (ja) | 複合筆記具 | |
JPS6349495A (ja) | 複合筆記具 | |
JP3286510B2 (ja) | 複合筆記具における筆記機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |