JPH0668851B2 - バイアス磁界印加装置 - Google Patents

バイアス磁界印加装置

Info

Publication number
JPH0668851B2
JPH0668851B2 JP25537484A JP25537484A JPH0668851B2 JP H0668851 B2 JPH0668851 B2 JP H0668851B2 JP 25537484 A JP25537484 A JP 25537484A JP 25537484 A JP25537484 A JP 25537484A JP H0668851 B2 JPH0668851 B2 JP H0668851B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
bias magnetic
disc
pickup
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP25537484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61133069A (ja
Inventor
和靖 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP25537484A priority Critical patent/JPH0668851B2/ja
Publication of JPS61133069A publication Critical patent/JPS61133069A/ja
Publication of JPH0668851B2 publication Critical patent/JPH0668851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は垂直磁化式の光磁気記録方式におけるディスク
状記録媒体に対するバイアス磁界印加装置に関するもの
である。
従来技術 従来、垂直磁化敷光磁気記録装置に用いられるバイアス
磁界印加方式には、バイアス磁界移動式と固定式とがあ
り、前記移動式のものにおいては、ディスク上の情報を
記録や消去する位置に応じてバイアス磁界印加用のヘッ
ドをディスクの半径方向に移動させなければならないの
で移動機構が複雑となり、磁気記録装置の大型化をまね
く欠点を有していた。
従来技術として、第7図及び第8図に示すような固定バ
イアス磁界印加装置が知られている(特開昭57−176505
号広報参照)。
第7図に示すものは、ディスク2の外周に大型のコイル
4を設置し、ディスク2の全域にわたってバイアス磁界
を加える方式が用いられている。
これは、移動ヘッドを用いる方式に比べて複雑な移動機
構を要しない利点があるが、ディスク2の外周に設ける
コイルが大型化し、ディスクへの情報の記録又は消去に
必要な磁界強度を得る為には大きな電力を必要とし、コ
イルの発熱や、電源の大型化をまねき、更に、一様な磁
界強度が得にくいなど多くの問題点が生じている。
これらの問題を改善すべくなされたものが第8図に示す
ものであって、バイアス磁界に発生手段として永久磁石
5をディスク2の半径方向に延在して並置し、モータ6
によって永久磁石5を回転して所望の磁界強度や磁界の
方向を調整する事により、前記従来技術の問題点である
ヘッドの移動機構や大型コイルによる電力損失を解消し
ようとするものであるが、大型な永久磁石を要する事や
永久磁石を回転する為の機構部分を必要とする点など、
依然未解決の問題点を有しており、実用的なバイアス磁
界印加方式としては、改良の余地を有する。
発明の目的 本発明は、上述した従来の垂直磁化式光磁気記録装置の
バイアス磁界印加方式の問題に鑑み、ディスク交換式の
装置に対し簡単なバイアス磁界の移動機構を提供とする
と共に、大型コイル等による大きな電力損失を生ぜず
に、最小限の構成部品で均質なバイアス磁界を発生する
実用的なバイアス磁界印加装置を提供することを目的と
するものである。
発明の概要 本発明のバイアス磁界印加装置は、水平及び上下方向に
移動し得るディスクカートリッジ搬送体とバイアス磁界
発生コイルと光ピックアップとにより記録媒体上に情
報、再生又は消去を行うようにした光磁気記録再生装置
において、 前記ディスクカートリッジ搬送体上に前記バイアス磁界
発生コイルが固定されたコイル保持体を載置し、前記デ
ィスクカートリッジ搬送体が下降したとき前記コイル保
持体が前記光ピックアップと一体化すると共に、前記デ
ィスクカートリッジ搬送体が上昇したとき前記一体化が
解除されるように構成したことを特徴とするものであ
る。
実施例 以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す部分断要部斜視図で
ある。
38はディスククランプ支持板で、側方に突出する4本の
ガイドピン39が設けられ、ディスクジャケット搬送体32
のカム部35と図示しない装置の側板に設けられたガイド
溝41によって上下の動きを制御されるようになってい
る。
36はディスククランプ支持体38の下面に設けられたディ
スククランプを示す。
114は、後述する摺動板61に固着され、この摺動板61を
介してディスククランプ支持板38に移動自在に保持され
た後述するバイアス磁界発生部を示している。61は後述
するバイアス磁界発生用コイルを固着したコイル保持体
としての摺動板で、その両側面に、前記ディスククラン
プ支持板38の中央部に設けた長孔を挟んで摺動する2本
のガイドアーム61a,61bより成る2対の摺動支持部が形
成されており、ディスククランプ支持板38の長孔に摺動
自在に嵌合され、その一端に設けられた突起部61cとデ
ィスククランプ支持板38の一端に設けられた突起部38a
との間には引張りバネ62が掛渡されており、他端には後
述するピックアップ装置63に設けられた係合ピン64と係
合する透孔61dが形成されている。この係合により、摺
動板61とピックアップ装置63は一体化される。
そして、前記ディスククランプ支持板38は、ディスクジ
ャケット搬送体32との間にスプリング42で連結され、更
にディスクジャケット搬送体32には、図示しない装置の
固定部に固定されたスプリング43が連結されている。
第2図は、前記摺動板61に固着したバイアス磁界発生部
114の分解斜視図で、ヨーク114aとコイル114bとからな
り、ヨーク114a内にコイル114bを嵌入又は接着して固定
し、コイル114bを下に向けて摺動板に取付けるものであ
る。
図から明らかなように、ヨーク114aは中心部に突起114d
が突出した有底円筒形状を呈しており、ヨーク外周壁と
円柱とにより、凹溝114cが構成されており、その凹溝11
4cにドーナツ状の環状コイル114bが嵌装されるようにな
っているのである。
第3図は、摺動板61とピックアップ装置63との連動機構
を示す要部斜視図である。
121はピックアップ装置63(以下単にピックアップとい
う)を載置したキャリッジで2本のガイド軸122及び123
に案内されており、ガイド軸122側には高精度軸受を嵌
入した2つのガイド腕124を有し、ガイド軸123側にはコ
の字状の開口部を有するガイド腕125を有し、キャリッ
ジ121は図示しないディスクの半径方向に移動するよう
になっている。
そして、前記ピックアップ63には、フォーカシング,ト
ラッキング機構を備えたアクチュエータ部105と、バイ
アス磁界発生用コイルを設けた摺動部材61の透孔61dに
係合する系合ピン64が設けられている。
そこで、第1図及び第3図を参照しながら、本実施例の
機構の作用を説明する。
まず、ディスクを内蔵した周知のディスクジャケット31
をディスクジャケット搬送体32に第1図の矢印方向から
挿入すると、該搬送体32には第1図における左方向に移
動し、まず、その側面に突出したガイドピン33が装置側
板の逆L形のガイド溝34の水平部に沿って移動する。同
時にディスククランプ支持板38の側方に突出させたガイ
ドピン39がディスクカートリッジ搬送体32に設けられて
いるカム部35の傾斜部及び装置側面に設けられているガ
イド溝41に沿って移動し、ディスククランプ支持板38は
次第に下降を始める。
ディスクカートリッジ搬送体32のガイドピン33がガイド
溝34の水平部端に来た時、ディスククランプ支持板38の
ガイドピン39もスプリング42に引かれてディスクカート
リッジ搬送体32のカム部35の最低部に至り、ディスクク
ランプ支持板38の下面に設けられたディスククランプ36
がディスクジャケット31内のディスクに対して所定の位
置にセットされる。しかる後、更にディスククランプ支
持板38とディスクジャケット搬送体32は、スプリング43
に引かれガイドピン39と33を介してガイド溝41と34に沿
って垂直に下降し、図示しない位置決め手段により、ピ
ックアップ63のアクチュエータ部105との間隔を決めら
れ、クランプ作用も完了してディスクに対して記録又は
消去作用の準備が完了するのであるが、この時、同時に
摺動板61もディスククランプ支持板38と共に下降するの
で、摺動板61の端部に設けられた係合用の透孔61dがピ
ックアップ63の係合ピン64に係合して、摺動板61とピッ
クアップ63が一体化し、バイアス磁界発生部114を固着
した摺動板61の動きがピックアップの動きに連動するよ
うになるのである。即ち第3図において、摺動板61が下
降することによりキャリッジ121上のピックアップ63に
設けられている係合ピン64が摺動板61の透孔61dに嵌合
するのである。この時、摺動板61はディスクカートリッ
ジ搬送体32と共に上昇し、摺動板61の透孔61dとピック
アップ63の係合ピン64との係合(摺動板61とピックアッ
プ63との一体化)が解除される。
なお、50はエジエクタで、これを押すことにより、ディ
スクジャケット搬送体32は上昇し、旧位置に復帰するも
のである。
第4図は、摺動板とピックアップ装置との連動機構の他
の係合手段を示す斜視図で、61eは摺動板61に設けた係
合突起、63bはピックアップ63に設けたフォーク状突起
より成る受け部である。
なお、フォーク状突起より成る受け部63bの代わりに前
記係合突起61eに係合する透孔或いは凹部による受け部
を形成してもよい。
しかして、前述のようにディスククランプ支持板38の降
下に伴い摺動板61も降下して、その係合突起61eがピッ
クアップ63に設けられたフォーク状受け部63bに係合
し、摺動板61とピックアップ63は一体化することにな
り、摺動板61はピックアップ63の動きに連動するように
なるのである。
なお、他の符号は第3図と同じ機能を有する部分を示し
ているので説明は省略する。
第5図及び第6図は、本発明の実施例におけるピックア
ップのアクチュエータ部105と前記摺動板61に設けたバ
イアス磁界発生部114の要部断面を示すもので、第5図
は摺動板61のディスク106を挟んでアクチュエータ部105
と対向する位置にバイアス磁界発生用コイル114bを設け
たものであり、矢印は、その磁界分布を示している。
第6図は、比較的に大きなバイアス磁界を必要とする時
に有利な構成を示す他の実施例で、アクチュエータ部10
5の対物レンズ105aの周囲にもバイアス磁界発生用コイ
ル107bを設けたもので、第5図のものと同一強さのバイ
アス磁界を必要とする場合には各々のコイルに要する電
力は半分でよいので、発熱量も小さくて効率的である。
発明の効果 本発明のバイアス磁界印加装置は、水平及び上下方向に
移動し得るディスクカートリッジ搬送体とバイアス磁界
発生コイルと光ピックアップとにより記録媒体上に情報
の記録、再生又は消去を行うようにした光磁気記録再生
又は消去を行うようにした光磁気記録再生装置におい
て、前記ディスクカートリッジ搬送体上に前記バイアス
磁界発生コイルが固定されたコイル保持体(例えば、前
記実施例で説明した摺動板61)を載置し、前記ディスク
カートリッジ搬送体が下降したとき前記コイル保持体が
前記光ピックアップと一体化すると共に、前記ディスク
カートリッジ搬送体が上昇したとき前記一体化が解除さ
れるように構成したことを特徴とするから、従来の垂直
磁界式光磁気記録装置のバイアス磁界印加装置に較べ
て、大型コイルを必要とせずに、したがって消費電力も
小さくバイアス磁界の必要な領域にのみ均等なバイアス
磁界を印加することが出来るので、発熱や電源の大型化
等の問題も解消され、構成部品数も少なく、場所をとら
ずにコンパクトなバイアス磁界印加装置を得ることが出
来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す部分断面要部斜視図、
第2図は摺動板に固定したバイアス磁界発生部114の分
解斜視図、第3図は摺動板とピックアップ装置との連動
機構を示す要部斜視図、第4図は摺動板とピックアップ
装置との他の連動機構を示す要部斜視図、第5図及び第
6図は本発明の実施例におけるピックアップのアクチュ
エータ部とバイアス磁界発生部の要部断面図と磁界分布
を示す図である。第7図及び第8図は、それぞれ従来技
術を示す要部説明図である。 106…ディスク状記録媒体 32…ディスクジャケット搬送体 38…ディスククランプ支持板 63…ピックアップ装置 61…摺動板 114b,107b…バイアス磁界発生用コイル 61d…透孔 64…受け部 105a…対物レンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平及び上下方向に移動し得るディスクカ
    ートリッジ搬送体とバイアス磁界発生コイルと光ピック
    アップとにより記録媒体上に情報の記録、再生又は消去
    を行うようにした光磁気記録再生装置において、 前記ディスクカートリッジ搬送体上に前記バイアス磁界
    発生コイルが固定されたコイル保持体を載置し、前記デ
    ィスクカートリッジ搬送体が下降したとき前記コイル保
    持体が前記光ピックアップと一体化すると共に、前記デ
    ィスクカートリッジ搬送体が上昇したとき前記一体化が
    解除されるように構成したことを特徴とするバイアス磁
    界印加装置。
JP25537484A 1984-12-03 1984-12-03 バイアス磁界印加装置 Expired - Lifetime JPH0668851B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25537484A JPH0668851B2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03 バイアス磁界印加装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25537484A JPH0668851B2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03 バイアス磁界印加装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61133069A JPS61133069A (ja) 1986-06-20
JPH0668851B2 true JPH0668851B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=17277875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25537484A Expired - Lifetime JPH0668851B2 (ja) 1984-12-03 1984-12-03 バイアス磁界印加装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668851B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61284801A (ja) * 1985-06-10 1986-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光磁気記録再生装置
JPH0792942B2 (ja) * 1986-08-13 1995-10-09 キヤノン株式会社 光磁気記録装置
JPS63217504A (ja) * 1987-03-06 1988-09-09 Nec Corp 光磁気デイスク用磁界印加装置
JPS6455701A (en) * 1987-08-26 1989-03-02 Nec Corp Magnetic field impressing electromagnet for magneto-optical disk
JP2638015B2 (ja) * 1987-12-10 1997-08-06 ソニー株式会社 光磁気デイスク装置
JPH0227552A (ja) * 1988-07-17 1990-01-30 Nakamichi Corp ディスクドライブ装置
NL8900751A (nl) * 1989-03-28 1990-10-16 Philips Nv Inrichting voor het inschrijven en/of uitlezen van een magneto-optische informatiedrager.

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61133069A (ja) 1986-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH064415Y2 (ja) レンズ駆動装置
US4993009A (en) Opto-magnetic recording apparatus with a bias magnetic field generating means movable parallel to a recording surface of a recording medium
KR900004661B1 (ko) 정보처리장치
JPH0668851B2 (ja) バイアス磁界印加装置
KR850001481B1 (ko) 비데오 기록-재생 장치용 렌즈 조립체
JPS61137201A (ja) バイアス磁界印加装置
JPH1021568A (ja) 光学ピックアップ装置及び光学ピックアップ装置の製造方法
JPH0612586B2 (ja) デイスクロ−デイング装置
JPS62109267A (ja) 光学式記録再生装置
JPS61123003A (ja) バイアス磁界印加装置
JPH0739058Y2 (ja) 光学式情報記録再生装置におけるピックアップ装置
KR100277967B1 (ko) 광 기록재생장치의 광픽업 엑추에이터
JPH0617203Y2 (ja) 光磁気ディスクローディング装置
JPH0677329B2 (ja) 光学式記録再生装置
JP2534976Y2 (ja) 対物レンズアクチユエータ
JPH08147726A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS63298821A (ja) 光学ヘッド
JPH0337183Y2 (ja)
JPH0624047Y2 (ja) ディスク型記録媒体再生装置の再生部取付機構
JP2568770Y2 (ja) 光学式ピツクアツプ装置
JPS61123002A (ja) バイアス磁界印加装置
JP3004103U (ja) ディスクカートリッジアダプタ
JPS61107540A (ja) 光学系の支持装置
JPH01303654A (ja) 光磁気記録装置
JPH0352125A (ja) 対物レンズ駆動装置