JPH0668847U - 反転式印判 - Google Patents

反転式印判

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JPH0668847U
JPH0668847U JP1694393U JP1694393U JPH0668847U JP H0668847 U JPH0668847 U JP H0668847U JP 1694393 U JP1694393 U JP 1694393U JP 1694393 U JP1694393 U JP 1694393U JP H0668847 U JPH0668847 U JP H0668847U
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coil spring
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outer frame
reversing shaft
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JP1694393U
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勝徳 山田
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シヤチハタ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 短辺側脚部2に制御スリット4、内面に案内
突起5を設け、長辺側脚部3の一部を開放するとともに
その下端面に窓6、上方にインキカートリッジ7を保持
させる内枠体1と、ガイド溝11を設けた短辺側面12
に長孔13を設けた外枠体10と、印字体20を保持さ
せる印判主体16と、印判主体16を保持する反転軸1
4及びコイルバネ21とからなり、前記内枠体1のガイ
ド溝11を前記外枠体10にコイルバネ21を介して被
装した反転式印判。 【効果】 本考案は印判主体16の垂直板17の基部近
傍に突部19を設け反転軸14に嵌着保持させたのでコ
イルバネ21の力を小さくでき、さらに組み立てが容易
でかつ部品点数を少なくできるので安価にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印判本体の上部にインキパッドを有し、印字体を180度反転させ 捺印する反転式の印判に関する。
【従来の技術】
従来この種の反転式の印判は米国特許第4432281号、同4841860 号、同4970964号、特開平1−218881号等にて公知である。 この種の印判は印判本体とインキパッドとをコイルバネにて常時接触させ、捺 印時には印判本体をほぼ180度反転させるとともに捺印するものである。この コイルバネは印判本体とインキパッドを接触保持させるため弾性の強いバネであ る。さて、これらの反転式印判は、印判を反転させるための制御板を内枠体に保 持させ、反転軸を外枠体に固定させて組み立てている。 これらは、制御板が必要であり、部品点数が増加しコストアップするとともに 制御板の厚さ分だけ印字体を小さくしなければならない欠点があった。 よって、米国特許2939390号、同2950676号にて、これらの欠点 を解消するため、制御板を使用しないで、軸を捺印方向対して垂直方向の長孔を 外枠体に設け軸を可動自在に保持させた回転印が提案されている。しかし、軸が 外枠体の長孔から抜けないようにワッシャー等をつけなければならない。このワ ッシャーは常時長孔の側面と接触し、かつ捺印時には軸の動きとともに長孔の側 面と接触しながら動くので、捺印時の荷重を必要以上にかけねばならない。よっ てコイルバネの力を強くしなければならない。更に、コイルバネを強くすると、 インキカートリッジに捺印後印面が強く衝突し、インキ吸蔵体からインキが飛び 散ることがある。このためコイルバネはできる限り小さい力のものがよい。 更に、印判として組み立てた後、印面を交換したい時には軸を外し分解しなけ ればならない欠点があった。又、ワッシャーと長孔側面との接触音等が発生して いた。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、従来の技術におけるコイルバネの力が大きく、かつ、組み立て上、 組み立て難い欠点、及び、印判のサイズが印面に比し大きくなってしまう欠点を 解消し、安価に、かつ、使用時の音を小さくできる反転式印判を提供する。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題を解決するために印判主体16と反転軸14を着脱自在とし たことにより解決する。
【0004】
【作用】
印判主体16の垂直板17の基部近傍に突部19をもって、異形部15を中央 部に設けた反転軸14とを着脱自在とした。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1、図2、図3、図4にて具体的に説明する。 1、は内枠体であり、箱状で長辺側脚3は一部分開放されている。内枠体1の 短辺側脚2のほぼ中央縦方向に制御スリット4及びその内側には案内突起5を設 けてある。下端面には印字体より大きい窓6を設けるとともに、上方にはインキ カートリッジ7を保持させている。 10、は外枠体で、箱状で短辺側面12には長孔13、内側両端部にはガイド 溝11を設けてある。外枠体10と内枠体1とはガイド溝11にて両者スライド 可動することができる。21はコイルバネで外枠体10を常時上方向に押し上げ ている。 14、は反転軸でほぼ中央部に異形部15を設けた。この異形部15は反転軸 の直径より僅かに小さくしてある。また他の形状としては、板状、もしくは直径 を太くしてもよく、即ち、中央部は反転軸の両端部とは断面形状が異形状であれ ばよい。この異形部により、反転軸14の抜けるのを防止する。 16、は印判主体であり、印字体20を保持している。垂直板17を反転軸1 4の直径より大きい間隔で平行に2ケ立設し、スリット18にて3分割してある 。垂直板17の内側下端部近傍には突部19を設け、反転軸14と印判主体16 とを着脱自在にできる。又内枠体1の案内突起5は2ケの垂直板17の間隙を上 下動する。印字体20は印字体表面だけ厚さ0.5mmほどの多孔質体であるも のあるいは非多質体のもの等である。 インキカートリッジ7のインキ吸蔵体8はフェルト、スポンジ等にインキを含 浸させてあり、更に、つまみ部9を設け、インキカートリッジ7を取り替える時 指をインキで汚さないためのものである。
【0006】 以上の各構成要素を印判とする組み立て方法を説明する。 内枠体1の上部にコイルバネ21を置き外枠体10のガイド溝11をもって被せ 、反転軸14を外枠体10の長孔13、内枠体1の制御スリット4に挿入し、内 枠体1と外枠体10を組合せる。反転軸14はコイルバネ21により長孔13、 制御スリット4に仮保持される。次に印判主体16を印字体を下向きにしかつ、 案内突起5を垂直板17の間隙に挿入して内枠体1の窓6の中に置く。外枠体1 0をコイルバネ21に抗して下方に押し反転軸14が垂直板17を通り、異形部 15の位置を合わせて更に強く外枠体10を押圧すると突部19を乗り越え、印 判主体16と反転軸14とが嵌着保持され印判となる。次に、インキカートリッ ジ7を内枠体1に挿入し組み立て完了する。 尚、コイルバネ21の反発力が小さいとインキの付着が不充分となり鮮明捺印 ができないので、印字体20の単位面積あたりの接触押圧力を基準にバネの強さ を決定する。
【0007】
【効果】
以上の通り、本考案は印判主体16の垂直板17の基部近傍に突部19を設け 、かつ反転軸14の中央部を異形部15にし、印判主体16の突部19にて反転 軸14に嵌着保持させるので、反転軸14と、外枠体10の長孔13との接触面 積を最低限にしたので、コイルバネの力を小さくでき捺印荷重を小さくできた。 又、組み立てにおいては、ワッシャー等が不要であるため簡単であり、かつコス トも安価に製造できると共に、使用時に発生する音を小さくできた。
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の一部正面断面図
【図2】本考案の実施例の一部側面断面図
【図3】印判主体と反転軸の分解斜視図
【図4】他の反転軸の斜視図
【0009】
【符号の説明】
1 内枠体 10 外枠体 14 反転軸 16 印判主体 17 垂直板 19 突部 21 コイルバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短辺側脚部2に制御スリット4、内面に
    案内突起5を設け、長辺側脚部3の一部を開放するとと
    もにその下端面に窓6、上方にインキカートリッジ7を
    保持させる内枠体1と、ガイド溝11を設けた短辺側面
    12に長孔13を設けた外枠体10と、印字体20を保
    持させる印判主体16と、印判主体16を保持する反転
    軸14及びコイルバネ21とからなり、前記内枠体1の
    ガイド溝11を前記外枠体10にコイルバネ21を介し
    て被装し、制御スリット4、長孔13を貫通する反転軸
    14に印判主体16を保持させた反転式印判において、
    前記印判主体16には垂直板17を印字体20の反対側
    に2ケ並列に立設し、かつその基部近傍に突部19を設
    け、他方反転軸14の中央部に異形部15を設けるとと
    もに突部19にて反転軸14に印判主体16を嵌着保持
    させたことを特徴とする反転式印判。
JP1993016943U 1993-03-12 1993-03-12 反転式印判 Expired - Fee Related JP2599062Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255515A (ja) * 2008-01-18 2009-11-05 Plus Stationery Corp スタンプ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009255515A (ja) * 2008-01-18 2009-11-05 Plus Stationery Corp スタンプ装置

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JP2599062Y2 (ja) 1999-08-30

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