JPH0668764A - ダンパー - Google Patents

ダンパー

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JPH0668764A
JPH0668764A JP4224297A JP22429792A JPH0668764A JP H0668764 A JPH0668764 A JP H0668764A JP 4224297 A JP4224297 A JP 4224297A JP 22429792 A JP22429792 A JP 22429792A JP H0668764 A JPH0668764 A JP H0668764A
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JP
Japan
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damper
chamber
holes
chambers
holding member
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Application number
JP4224297A
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English (en)
Inventor
Kiwamu Shibata
究 柴田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Priority to US08/046,984 priority patent/US5389905A/en
Priority to CA002094197A priority patent/CA2094197C/en
Priority to FR9304766A priority patent/FR2690562B1/fr
Priority to DE4313184A priority patent/DE4313184C2/de
Publication of JPH0668764A publication Critical patent/JPH0668764A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/30Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature
    • H01H50/305Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature damping vibration due to functional movement of armature

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リレーやスイッチ等の機器から発生する衝突
音や振動の低減および低コスト・小型化が可能であると
ともに、複雑なダンパー特性を実現でき、広範なリレー
やスイッチ等の機器に対応できるダンパーを提供する。 【構成】 仕切り板11の一面(表面)に、2個の半球
ドームが形成された保持部材12を各半球ドームが各貫
通孔11aを覆うように貼付して第1室12aと第2室
12bを形成し、仕切り板11の他面(裏面)に、1個
の半球ドームが形成された保持部材13を半球ドームが
2個の貫通孔11aを覆うように貼付して第3室13a
を形成している。適量の粘性油14を3つの室12a,
12b,13aおよび2個の貫通孔11aで構成される
空間内に密閉してあり、2個の貫通孔11aが粘性油1
4の流通経路となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばリレー,スイ
ッチ等に適用するダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のダンパーを適用したリレーの構成
を図6に示す。図6において、101は継鉄、102は
接極子、103はコイル、104は鉄心、105は復帰
ばね、106はボビン、107はダンパー、107aは
ピストン、107a′は連結部、107bはシリンダ、
108は可動接点、109a,109bは可動接点、1
10は可動接点ばねである。
【0003】図6に示すように、107aはピストンお
よび107bはシリンダで保持部材が構成された従来の
ダンパー107を適用したリレーやスイッチは、可動部
材の衝突により音や振動を発生する。したがって、これ
らが家庭用電気機器や自動車等に組み込まれた場合、そ
の衝突音や振動が好ましくないため、近年、ダンパーに
よりこの衝突をやわらげる提案が種々なされている。例
えば特願平4−103038号に示されるダンパーの構
成を図7に示す。
【0004】図7(a) は提案例のダンパーの断面図、
(b) はその平面図である。図7において、41は1個の
貫通孔41aを形成した樹脂製の仕切り板、42,43
は薄肉シート状の保持部材、42a,43aはそれぞれ
半球ドーム状の第1室,第2室、44は流体である。こ
のダンパー20は、仕切り板41の一面(表面)に、1
個の半球ドームが形成された保持部材42を半球ドーム
が貫通孔41aを覆うように貼付して第1室42aを形
成し、仕切り板41の他面(裏面)に、1個の半球ドー
ムが形成された保持部材43を半球ドームが貫通孔41
aを覆うように貼付して第2室43aを形成している。
そして、適量の流体44を2つの室42a,43aおよ
び1個の貫通孔41aで構成される空間内に密閉してあ
り、1個の貫通孔41aが流体44の流通経路となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図7に示す提案例
の構成によれば、衝突音の低減に非常に効果を奏し、公
知の図6に示すようなピストンおよびシリンダの保持部
材で構成されたダンパーに比して、ピストンとシリンダ
の嵌合精度やシーリング材を必要とせず、コストを低く
し、ダンパーに必要な空間を小さくできるために機器を
小型化できる等の特徴をもつ。しかしながら、保持部材
42,43により構成される室が2つの室42a,43
aであり、また室を連通する流通経路が貫通孔41aの
1つであるために、複雑なダンパー特性を必要とする機
器には対応できない等の問題点がある。
【0006】この発明の目的は、上記問題点に鑑み、リ
レーやスイッチ等の機器から発生する衝突音や振動の低
減および低コスト・小型化が可能であるとともに、複雑
なダンパー特性を実現でき、広範なリレーやスイッチ等
の機器に対応できるダンパーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のダンパーは、
複数の貫通孔を形成した仕切り板と、この仕切り板の両
面に複数の室を形成するために貫通孔を覆い室を形成す
るように周縁部を貼付した薄肉シート状の保持部材と、
仕切り板と保持部材の間に形成される複数の室に封入し
た流体とを備え、複数の貫通孔の各貫通孔が複数の室の
各室を連通し流体の流通経路となるようにしている。
【0008】
【作用】この発明の構成によれば、リレー,スイッチ等
の衝突部を有する機器に適用し、可動部材と固定部材の
衝突時に、ダンパー内の流体が複数室間を複数の流通経
路(貫通孔)を移動し、この流体の移動時の抵抗により
衝突速度および衝撃力が緩和されるのでリレー,スイッ
チ等の衝突音を大幅に低減できる。しかも、流体を薄肉
シート状の保持部材により密閉する構造としたことによ
り、構造が簡素でシーリング部材を必要とせず、ダンパ
ー外形寸法を小さくでき、形状の自由度も高いため、組
み込んだ機器が低コストで小型化できる。
【0009】さらに、保持部材より構成される室を複数
とし、各室を連通する流通経路となる貫通孔の総数を複
数としたため、複雑なダンパー特性を実現でき、広範な
機器に適用できる。このようにコスト高,大型化といっ
た弊害を招来することなく、広範なリレーやスイッチ等
の他機器より発生する衝突音や振動を効果的に低減でき
る。
【0010】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの発明の第1の実施例のダンパーの構成を
示し、(a) はその平面(表面)図、(b) はその断面図、
(c) はその平面(裏面)図である。図1において、10
は第1の実施例のダンパーであり、11は2個の貫通孔
11aを形成した樹脂製の仕切り板、12,13は例え
ば25μmのポリエチレン樹脂シートからなる薄肉シー
ト状の保持部材、12a,12b,13aはそれぞれ半
球ドーム状の第1室,第2室,第3室、14は例えばシ
リコンオイル等の粘性油(流体)である。
【0011】このダンパー10は、仕切り板11の一面
(表面)に、2個の半球ドームが形成された保持部材1
2を各半球ドームが各貫通孔11aを覆うように貼付し
て第1室12aと第2室12bを形成し、仕切り板11
の他面(裏面)に、1個の半球ドームが形成された保持
部材13を半球ドームが2個の貫通孔11aを覆うよう
に貼付して第3室13aを形成している。そして、適量
の粘性油14を3つの室12a,12b,13aおよび
2個の貫通孔11aで構成される空間内に密閉してあ
り、2個の貫通孔11aが粘性油14の流通経路とな
る。
【0012】このダンパー10を適用したリレー(電磁
継電器)について図2,図3を参照しながら説明する。
図2はそのリレーの分解斜視図、図3はその動作説明図
である。すなわち、このリレーは、ベース59にヨーク
71を固定し、固定鉄心73上にコイル枠74を設置
し、コイル枠74にカード81を支持している。
【0013】まずベース59は、中央の鉄心載置部44
の一側に仕切り壁61を立設し、その外側に主接点ブロ
ック62が配置される。すなわち、端子付固定接点板5
2を端子孔64bに固定するとともに、可動接点板51
の基端部を固定した端子5を端子孔64aに固定してい
る。53は可動接点、54,58は磁性体、56は編組
導線、57は固定接点である。
【0014】また、鉄心載置部44の他側に補助接点ブ
ロック63を配置している。すなわち、段部45を設け
段部45に補助用の端子付固定接点板65および可動接
点板68の基端部を固定した端子69をそれぞれ端子孔
64c,64dに貫着している。66は固定接点、67
は可動接点である。ヨーク71は、鉄心載置部44に載
置される平板部71bと、平板部71bの一端より垂直
に折曲された連結片71aと、平板部71bの他端の両
側より同方向に折曲された一対のヨーク片72と、連結
片71aの中央孔に基端73aが連結され先端75が一
対のヨーク片72の間に位置する固定鉄心73とからな
る。
【0015】固定鉄心73の先端75にダンパー10を
設けている。また、ヨーク71の平板部71b上にコイ
ルブロック60のコイル枠74を設置し、固定鉄心73
をコイル枠74に貫通し、その基端部73aを連結片7
1aの中央孔に連結している。コイル枠74は外周にコ
イル76を巻装するとともに、コイル枠74の一方のフ
ランジ77にはコモンおよび一対のコイル端子78を有
するとともにフランジ77の凸部77aに軸孔79を形
成している。
【0016】カードブロック80のカード81の一端の
軸84をコイル枠74の軸孔79に回動自在に嵌合して
カード81を支持し、カード81の他端部に固定鉄心7
3の先端75とヨーク片72との間に位置する一対の接
極子82を設けるとともに接極子82の間に永久磁石8
3を介在している。また、カード81の両側部に可動接
点板51の係合部85および補助の可動接点板68を押
圧する突起89を設けている。なお、ダンパー10は一
対の接極子82の間に位置している。
【0017】90はカバーである。このリレーは、コイ
ル端子78を通してコイル76に通電すると、ヨーク7
1の固定鉄心73を通してヨーク71に磁束が流れ固定
鉄心73の先端75とヨーク片72とが異磁極をもち、
その間の接極子82の永久磁石83による磁極と吸引力
が作用して、一対の接極子82がコイル76への通電方
向により、交互に固定鉄心73の先端75に吸引され、
ダンパー10を介して衝突する。この動作により、カー
ド81が軸84を中心に回動し、カード81の回動によ
り可動接点板51,68が開閉動作する。このときの可
動接点53と固定接点57(以下「主接点」という)の
開閉動作に対応するダンパー10の動作を、図3を参照
しながら以下に説明する。
【0018】図3(a) は主接点が開状態のときのダンパ
ー10の状態を示す。図3(b) は接極子82がストロー
ク途中であり、主接点が投入される直前の状態であり、
ダンパー10の第1室12aが接極子82に衝突し、第
1室12a内の粘性油14が第1室12aから貫通孔1
1aを通り第3室13aに移動する。この粘性油14の
移動時に生じる抵抗により主接点どうし(可動接点53
と固定接点57)の衝突速度が低減されるため、主接点
どうしの衝突時に発生する衝突音を低減できる。なお、
第1室12aと第3室13aを連通する貫通孔11aの
径は、主接点どうしの衝突速度を電気特性が劣化しない
程度に低下させるように設計されている。
【0019】図3(c) は主接点が投入された後、接極子
82と固定鉄心の先端75の衝突直前の状態であり、ダ
ンパー10の第2室12bが接極子82に衝突し、第2
室12b内の粘性油14が第2室12bから貫通孔11
aを通り第3室13aに移動する。このとき、粘性油1
4が第2室12bから第3室13aへの移動時に生じる
抵抗が、第1室12aから第3室13への移動時に生じ
る抵抗に加わり、接極子82と固定鉄心の先端75の衝
突速度が大幅に低減されるため、接極子82と固定鉄心
の先端75の衝突時に発生する衝突音や振動を大幅に低
減できる。
【0020】図3(d) は主接点が閉状態で、接極子82
と固定鉄心の先端75が衝突時のダンパー10の状態を
示す。図3(e) は主接点が開離し、接極子82が図3
(a) 〜(d) の場合と反対方向に移動するストローク途中
の状態であり、ダンパー10の第3室13aが接極子8
2に衝突し、第3室13a内の粘性油14が第3室13
aから2つの貫通孔11aを通り分離して第1室12a
および第2室12bに移動する。このとき、粘性油14
が第3室13aから分離して第1室12a,第2室12
bへの移動時に生じる抵抗により、接極子82と固定鉄
心の先端75の衝突速度が大幅に低減されるため、接極
子82と固定鉄心の先端75の衝突時に発生する衝突音
や振動を大幅に低減できる。
【0021】なお、このダンパー10は電磁石以外のス
イッチ等の衝突部を有する機器にも適用できる。以上の
ようにこの実施例によれば、リレー,スイッチ等の衝突
部を有する機器に適用し、可動部材(接極子82)と固
定部材(固定鉄心の先端75)の衝突時に、ダンパー1
0内の流体(粘性油14)が複数室間を複数の流通経路
(貫通孔11a)を移動し、この流体の移動時の抵抗に
より衝突速度および衝撃力が緩和されるのでリレー,ス
イッチ等の衝突音を大幅に低減できる。しかも、流体
(粘性油14)を薄肉シート状の保持部材12,13に
より密閉する構造としたことにより、構造が簡素でシー
リング部材を必要とせず、ダンパー外形寸法を小さくで
き、形状の自由度も高いため、組み込んだ機器が低コス
トで小型化できる。
【0022】さらに、保持部材12,13より構成され
る室を複数とし、各室を連通する流通経路となる貫通孔
11aの総数を複数としたため、複雑なダンパー特性を
実現でき、広範な機器に適用できる。このようにコスト
高,大型化といった弊害を招来することなく、広範なリ
レーやスイッチ等の他機器より発生する衝突音や振動を
効果的に低減できる。
【0023】図4はこの発明の第2の実施例のダンパー
の構成を示し、(a) はその平面(表面)図、(b) はその
断面図、(c) はその平面(裏面)図である。図4におい
て、20は第2の実施例のダンパーであり、21は2個
の貫通孔21aを形成した樹脂製の仕切り板、22,2
3は例えば40μmのポリプロピレン樹脂シートからな
る薄肉シート状の保持部材、22a,23aはそれぞれ
半球ドーム状の第1室,第2室、24は例えば接点潤滑
等の粘性油(流体)である。
【0024】このダンパー20は、仕切り板21の一面
(表面)に、1個の半球ドームが形成された保持部材2
2を半球ドームが2個の貫通孔21aを覆うように貼付
して第1室22aを形成し、仕切り板21の他面(裏
面)に、1個の半球ドームが形成された保持部材23を
半球ドームが2個の貫通孔21aを覆うように貼付して
第2室23aを形成している。そして、適量の粘性油2
4を2つの室22a,23aおよび2個の貫通孔21a
で構成される空間内に密閉してあり、2個の貫通孔21
aが粘性油24の流通経路となる。
【0025】この実施例のダンパー20も第1の実施例
のダンパー10との効果を得ることができる。図5はこ
の発明の第3の実施例のダンパーの構成を示し、(a) は
その平面(表面)図、(b) はその断面図、(c) はその平
面(裏面)図である。図5において、30は第3の実施
例のダンパーであり、31は3個の貫通孔31aを形成
した樹脂製の仕切り板、32,33は例えば40μmの
ポリプロピレン樹脂シートからなる薄肉シート状の保持
部材、32a,32b,33aはそれぞれ半球ドーム状
の第1室,第2室,第3室、34は例えば空気等の気体
(流体)である。
【0026】このダンパー10は、仕切り板31の一面
(表面)に、2個の半球ドームが形成された保持部材3
2を、1つの半球ドームが1個の貫通孔31aを覆い、
他の1つの半球ドームが2個の貫通孔31aを覆うよう
に貼付して第1室32aと第2室32bを形成し、仕切
り板31の他面(裏面)に、1個の半球ドームが形成さ
れた保持部材33を半球ドームが3個の貫通孔31aを
覆うように貼付して第3室33aを形成している。そし
て、適量の気体34を3つの室32a,32b,33a
および3個の貫通孔31aで構成される空間内に密閉し
てあり、3個の貫通孔31aが気体34の流通経路とな
る。
【0027】この実施例のダンパー30も第1,第2の
実施例のダンパー10,20と同様の効果を得ることが
できる。なお、上記第1,第3の実施例において、仕切
り板11,31の片面の2つの室12a・12b,32
a・32bを1つの保持部材12,32により構成する
ようにしたが、1つの室を構成する1個の半球ドームが
形成された保持部材を2つ用いて構成するようにしても
よい。
【0028】また、上記第1〜第3の実施例において、
室の数および貫通孔の数は限定されるものではなく、複
数であればよい。
【0029】
【発明の効果】この発明のダンパーは、リレー,スイッ
チ等の衝突部を有する機器に適用し、可動部材と固定部
材の衝突時に、ダンパー内の流体が複数室間を複数の流
通経路(貫通孔)を移動し、この流体の移動時の抵抗に
より衝突速度および衝撃力が緩和されるのでリレー,ス
イッチ等の衝突音を大幅に低減できる。しかも、流体を
薄肉シート状の保持部材により密閉する構造としたこと
により、構造が簡素でシーリング部材を必要とせず、ダ
ンパー外形寸法を小さくでき、形状の自由度も高いた
め、組み込んだ機器が低コストで小型化できる。
【0030】さらに、保持部材より構成される室を複数
とし、各室を連通する流通経路となる貫通孔の総数を複
数としたため、複雑なダンパー特性を実現でき、広範な
機器に適用できる。このようにコスト高,大型化といっ
た弊害を招来することなく、広範なリレーやスイッチ等
の他機器より発生する衝突音や振動を効果的に低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のダンパーの構成図で
ある。
【図2】第1の実施例のダンパーを適用したリレーの分
解斜視図である。
【図3】図2に示すリレーに適用した第1の実施例のダ
ンパーの動作説明図である。
【図4】この発明の第2の実施例のダンパーの構成図で
ある。
【図5】この発明の第3の実施例のダンパーの構成図で
ある。
【図6】従来のダンパーを適用したリレーの構成図であ
る。
【図7】提案例のダンパーの構成図である。
【符号の説明】
10,20,30 ダンパー 11,21,31 仕切り板 11a,21a,31a 貫通孔 12,13,22,23,32,33 保持部材 12a,22a,32a 第1室 12b,23a,32b 第2室 13a,33a 第3室 14,24 粘性油(流体) 34 気体(流体)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来のリレーやスイッチは、可動部材の
衝突により音や振動を発生する。したがって、これらが
家庭用電気機器や自動車等に組み込まれた場合、その衝
突音や振動が好ましくないため、近年、ダンパーにより
この衝突をやわらげる提案が種々なされている。従来の
ダンパーを適用したリレーの構成を図6に示す。図6に
おいて、101は継鉄、102は接極子、103はコイ
ル、104は鉄心、105は復帰ばね、106はボビ
ン、107はダンパー、107aはピストン、107
a′は連結部、107bはシリンダ、108は可動接
点、109a,109bは可動接点、110は可動接点
ばねである。図6に示すように、ピストンおよびシリン
ダで構成された従来のダンパーは、外形が大きく、また
ピストンとシリンダに非常に高い寸法精度を必要とする
という欠点があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この問題点を解決するために、例えば特願
平4-103038号に示されるダンパーが提案されている。こ
ダンパーの構成を図7に示す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図7に示す提案例
ダンパーによれば、衝突音の低減に非常に効果を奏
し、公知の図6に示すようなピストンおよびシリンダの
保持部材で構成されたダンパーに比して、ピストンとシ
リンダの嵌合精度やシーリング材を必要とせず、コスト
を低くし、ダンパーに必要な空間を小さくできるために
機器を小型化できる等の特徴をもつ。しかしながら、保
持部材42,43により構成される室が2つの室42
a,43aであり、また室を連通する流通経路が貫通孔
41aの1つであるために、複雑なダンパー特性を必要
とする機器には対応できない等の問題点がある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】まずベース59は、中央の鉄心載置部94
の一側に仕切り壁61を立設し、その外側に主接点ブロ
ック62が配置される。すなわち、端子付固定接点板5
2を端子孔64bに固定するとともに、可動接点板51
の基端部を固定した端子55を端子孔64aに固定して
いる。53は可動接点、54,58は磁性体、56は編
組導線、57は固定接点である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、鉄心載置部94の他側に補助接点ブ
ロック63を配置している。すなわち、段部95を設け
段部95に補助用の端子付固定接点板65および可動接
点板68の基端部を固定した端子69をそれぞれ端子孔
64c,64dに貫着している。66は固定接点、67
は可動接点である。ヨーク71は、鉄心載置部94に載
置される平板部71bと、平板部71bの一端より垂直
に折曲された連結片71aと、平板部71bの他端の両
側より同方向に折曲された一対のヨーク片72と、連結
片71aの中央孔に基端73aが連結され先端75が一
対のヨーク片72の間に位置する固定鉄心73とからな
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔を形成した仕切り板と、こ
    の仕切り板の両面に前記複数の室を形成するために前記
    貫通孔を覆い前記室を形成するように周縁部を貼付した
    薄肉シート状の保持部材と、前記仕切り板と前記保持部
    材の間に形成される複数の室に封入した流体とを備え、 前記複数の貫通孔の各貫通孔が前記複数の室の各室を連
    通し前記流体の流通経路となるダンパー。
JP4224297A 1992-04-22 1992-08-24 ダンパー Pending JPH0668764A (ja)

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US08/046,984 US5389905A (en) 1992-04-22 1993-04-15 Damper, electromagnet assembly employing the damper, and relay employing the electromagnet assemblies
CA002094197A CA2094197C (en) 1992-04-22 1993-04-16 Damper, electromagnet assembly employing the damper, and relay employing the electromagnet assemblies
FR9304766A FR2690562B1 (fr) 1992-04-22 1993-04-22 Amortisseur, ensemble d'electro-aimant utilisant cet amortisseur, et relais utilisant l'ensemble d'electro-aimant.
DE4313184A DE4313184C2 (de) 1992-04-22 1993-04-22 Dämpfungsanordnung für eine Schaltvorrichtung

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