JPH05234489A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JPH05234489A
JPH05234489A JP18237891A JP18237891A JPH05234489A JP H05234489 A JPH05234489 A JP H05234489A JP 18237891 A JP18237891 A JP 18237891A JP 18237891 A JP18237891 A JP 18237891A JP H05234489 A JPH05234489 A JP H05234489A
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JP
Japan
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magnetic pole
pole plate
plate block
plates
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP18237891A
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English (en)
Inventor
Masami Hori
正美 堀
Norikimi Kaji
紀公 梶
Hiromi Nishimura
広海 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH05234489A publication Critical patent/JPH05234489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁極板ブロック及び保持部材の相対位置を精
度よく確保できるようにする。 【構成】 磁極板ブロック1 が、所定の空隙を有して対
向する第1及び第2の磁極板11,12 とその両磁極板11,1
2 の間に介装される永久磁石13とを成形体14でもって保
持して形成されるとともに、保持部材5 が、接点部4 を
保持する保持溝の開口方向を磁極板ブロック1 の両磁極
板11,12 の対向方向に直交して形成されるよう、2重成
形により磁極板ブロック1 と共に一体成形されている。
また、磁極板ブロック1 に、保持部材5 の成形材が流入
する流入部、詳しくは切欠14a を成形体14に、穴12c を
他方片12b にそれぞれ設けている。従って、保持部材5
は、その流入部に流入した成形材により磁極板ブロック
1 とより強固に一体化されることになり、その相対位置
は、精度よく確保できるものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁リレーとして、以下のものが
存在し、それを図4乃至図6に基づいて説明する。
【0003】このものは、対向する第1及び第2の磁極
板11,12 とその両磁極板11,12 の間に介装される永久磁
石13とを成形体14でもって保持した磁極板ブロック1
と、先端部2aが両磁極板11,12 間において両磁極板11,1
2 の一方に選択的に当接するよう基端部2bが回動自在に
支持された接極子2 と、接極子2 に外囲して巻回された
コイル3 と、接極子2 に応動して開閉される接点部4
と、接点部4 を保持する保持部材5 と、を有して構成さ
れている。
【0004】さらに磁極板ブロック1 及び保持部材5 を
詳説する。磁極板ブロック1 は、図5に示すように、平
板状の第1の磁極板11と、一方片12a 及び他方片12b で
L字状をなす第2の磁極板12の一方片12a と、を所定の
空隙1aを有して対向させ、その対向間における一端部に
それぞれの磁極板を異極に磁化するよう永久磁石13を介
装させ、その状態でもってこれら各部材が成形体14でも
って一体成形して固着することにより形成されている。
【0005】保持部材5 は、図6に示すように、成形材
料により、図4に示した接点部4 を構成する固定接点板
4a,4b 及び可動片支持板4cをそれぞれ圧入固定して保持
するための保持溝5a,5b,5cが共に同一面側に開口して形
成されている。そして、この保持部材5 は、接極子2 に
応動して接点部4 が開閉されるよう、保持溝5a,5b,5cの
開口方向を磁極板ブロック1 の両磁極板11,12 の対向方
向に直交させた状態で配設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーにあっては、接極子2 は、その先端部2aが磁極板ブ
ロック1 の両磁極板11,12 間において両磁極板11,12 の
一方に選択的に当接するとともに、その接極子2 に応動
して保持部材5 の保持溝5a,5b,5cに保持された接点部4
が開閉されるようになっているから、接点部4 の開閉性
能は、接極子2 の動作ストロークとなる両磁極板11,12
の対向空隙1aの間隔と、保持部材5 に設けた接点部4 の
保持溝5a,5b,5cの磁極板ブロック1 に対する相対位置精
度と、によって大きく影響される。
【0007】そこで、両磁極板11,12 の対向空隙1aの間
隔は、磁極板ブロック1 を成形体14でもって一体成形し
て形成する際、両磁極板11,12 間に所定の板厚に設定さ
れたスペーサを挟んで両磁極板11,12 の対向方向に型開
きする金型を使用することにより、正確に製作できる。
【0008】しかしながら、磁極板ブロック1 と保持部
材5 との相対位置は、これら2個の部材が別個に製作さ
れて後に配設されるので、その位置決めによっては精度
が悪い場合もある。また、これら2個の部材を別個でな
く、一度に成形して製作することも可能ではあるが、保
持部材5 に設ける接点部4 の保持溝5a,5b,5cは、その開
口方向を磁極板ブロック1 の両磁極板11,12 の対向方向
に直交させた状態に形成する必要があるから、金型も互
いに直交する方向に型開きさせねばならず複雑なものに
なってしまう。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、磁極板ブロック及び保持
部材の位置精度をより容易に確保できる電磁リレーを提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、所定の空隙を有して対
向する第1及び第2の磁極板とその両磁極板の間に介装
される永久磁石とを成形体でもって保持した磁極板ブロ
ックと、先端部が両磁極板間において両磁極板の一方に
選択的に当接するよう基端部が回動自在に支持された接
極子と、接極子に外囲して巻回されたコイルと、接極子
に応動して開閉される接点部と、接点部を保持するため
に開口方向を両磁極板の対向方向に直交して形成された
保持溝を設けた保持部材と、を有する電磁リレーにおい
て、前記保持部材が2重成形により前記磁極板ブロック
と共に一体成形されてなる構成にしている。
【0011】また、請求項2記載のものは、前記磁極板
ブロックに、前記保持部材の成形材が流入する流入部を
設けた構成にしている。
【0012】
【作用】請求項1記載のものは、磁極板ブロックが、所
定の空隙を有して対向する第1及び第2の磁極板とその
両磁極板の間に介装される永久磁石とを成形体でもって
保持して形成されるとともに、保持部材が、接点部を保
持する保持溝の開口方向を磁極板ブロックの両磁極板の
対向方向に直交させて形成されるよう、2重成形により
磁極板ブロックと共に一体成形されてなる構成にしてい
るから、接点部の開閉性能に影響する両磁極板の対向空
隙の間隔と、保持部材に設けた接点部の保持溝の磁極板
ブロックに対する相対位置とは、精度よく確保できると
ともに、2重成形の際の金型は、保持溝の開口方向に型
開きさせるだけでよいので、複雑なものとはならない。
【0013】また、請求項2記載のものは、前記磁極板
ブロックに、前記保持部材の成形材が流入する流入部を
設けた構成にしているから、保持部材は、流入部に流入
した成形材により磁極板ブロックとより強固に一体化さ
れることになり、従ってその相対位置は、さらに精度よ
く確保できるものとなる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に基づいて
以下に説明する。なお、従来例と実質的に同一の部材に
は、同一の符号を付してある。
【0015】1 は磁極板ブロックで、図3に示すよう
に、平板状の第1の磁極板11と、一方片12a 及び他方片
12b でL字状をなす第2の磁極板12の一方片12a と、を
所定の空隙1aを有して対向させ、その対向間における一
端部にそれぞれの磁極板を異極に磁化するよう永久磁石
13を介装させ、その状態でもってこれら各部材が成形体
14でもって一体成形して固着することにより形成されて
いる。
【0016】そして、第2の磁極板12の一方片12a の両
側端面に位置する成形体14には、切欠14a がそれぞれ設
けられ、また他方片12b の略中央部には、穴12c を有す
る突起が設けられている。この切欠14a 及び穴12c は、
後述する2重成形における保持部材5 の成形材が流入す
る流入部となるものである。
【0017】2 は接極子で、先端部2aが両磁極板11,12
間において両磁極板11,12 の一方に選択的に当接するよ
う基端部2bが回動自在に支持されるとともに、先端部2a
にはカード2cが固着されている。
【0018】3 はコイルで、接極子2 にコイル枠を介し
て外囲されている。このとき、接極子2 は、コイル枠の
巻胴中空部にて揺動可能になっている。
【0019】4 は接点部で、対向する固定接点をそれぞ
れに固着した固定接点板4a,4b と、カード2cに係合され
て接極子2 に応動する可動片の基端部を支持する可動片
支持板4cとからなっている。
【0020】5 は保持部材で、磁極板ブロック1 の成形
体14と同じ又は別の成形材料により、開口方向を磁極板
ブロック1 の両磁極板11,12 の対向方向に直交させた保
持溝5a,5b,5cが形成されるよう、その直交方向に型開き
可能な金型内に前記磁極板ブロック1 を挿着するととも
に、2重成形により、磁極板ブロック1 と共に一体成形
されてなっている。このとき、磁極板ブロック1 の成形
体14に設けた切欠14a及び他方片12b の略中央部に設け
た穴12c には、成形材が流入することにより保持部材5
が磁極板ブロック1 に強固に一体化されることになる。
【0021】そして、保持溝5a,5b,5cには、接点部4 の
固定接点板4a,4b 及び可動片支持板4cをそれぞれ圧入固
定して保持され、接極子2 に応動して接点部4 が開閉さ
れるようになっている。
【0022】6 はベースで、金属磁性材料により、平板
状に形成され、複数の端子ピン6aがガラス等の絶縁体に
より支持されて気密固定されている。このベース6 の一
端には、第2の磁極板12の他方片12b の端部が固着さ
れ、また他端には、一端部で接極子2 の基端部2bを回動
自在に支持する磁性体のヨーク6bの他端部が固着され、
複数の端子ピン6aのそれぞれの一端には、接点部4 の固
定接点板4a,4b と可動片支持板4cとコイル3 とが適宜接
続されている。
【0023】7 はカバーで、金属磁性材料により、一方
を開口して箱型状に形成され、その開口縁部をベース6
の外縁部に溶接等で気密固定されるとともに、内部には
不活性ガスが封入されおり、いわゆるハーメチックシー
ル構造になっている。
【0024】次いで、この電磁リレーの動作を説明する
と、コイル3 を励磁して接極子2 の先端部2aを第1の磁
極板11と同極にすると、接極子2 は、両磁極板11,12 と
の反発及び吸引作用により、基端部2bをヨーク6bで回動
自在に支持されながら揺動して先端部2aが第2の磁極板
12の一方片12a に当接し、接極子2 に固着されたカード
2cにより、接点部4 の可動片が押圧される。また、コイ
ル3 の励磁を切ると、永久磁石13が閉磁路を形成するよ
う、上記と逆の動作をして元の状態に復帰し、接点部4
の開閉が行われる。
【0025】かかる電磁リレーにあっては、磁極板ブロ
ック1 が、所定の空隙を有して対向する第1及び第2の
磁極板11,12 とその両磁極板11,12 の間に介装される永
久磁石13とを成形体14でもって保持して形成されるとと
もに、保持部材5 が、接点部4 の固定接点板4a,4b 及び
可動片支持板4cをそれぞれ保持する保持溝5a,5b,5cの開
口方向を磁極板ブロック1 の両磁極板11,12 の対向方向
に直交させて形成されるよう、2重成形により磁極板ブ
ロック1 と共に一体成形されてなる構成にしているか
ら、接点部4 の開閉性能に影響する両磁極板11,12 の対
向空隙の間隔と、保持部材5 に設けた接点部4 の保持溝
5a,5b,5cの磁極板ブロック1 に対する相対位置とは、精
度よく確保できるとともに、2重成形の際の金型は、保
持溝5a,5b,5cの開口方向に型開きさせるだけでよいの
で、複雑なものとはならない。
【0026】さらに、磁極板ブロック1 に、保持部材5
の成形材が流入する流入部、詳しくは切欠14a を成形体
14に、穴12c を他方片12b にそれぞれ設けているから、
保持部材5 は、その流入部に流入した成形材により磁極
板ブロック1 とより強固に一体化されることになり、従
ってその相対位置は、さらに精度よく確保できるものと
なる。
【0027】なお、本実施例では、磁極板ブロック1
に、保持部材5 の成形材が流入する流入部を設けた場合
を示したが、この流入部が存在しない場合でも、磁極板
ブロック1 と保持部材5 との固着力が低下するものの、
2重成形は可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載のものは、磁極板ブロック
が、所定の空隙を有して対向する第1及び第2の磁極板
とその両磁極板の間に介装される永久磁石とを成形体で
もって保持して形成されるとともに、保持部材が、接点
部を保持する保持溝の開口方向を磁極板ブロックの両磁
極板の対向方向に直交させて形成されるよう、2重成形
により磁極板ブロックと共に一体成形されてなる構成に
しているから、接点部の開閉性能に影響する両磁極板の
対向空隙の間隔と、保持部材に設けた接点部の保持溝の
磁極板ブロックに対する相対位置とは、精度よく確保で
きるとともに、2重成形の際の金型は、保持溝の開口方
向に型開きさせるだけでよいので、複雑なものとはなら
ない。
【0029】また、請求項2記載のものは、前記磁極板
ブロックに、前記保持部材の成形材が流入する流入部を
設けた構成にしているから、保持部材は、流入部に流入
した成形材により磁極板ブロックとより強固に一体化さ
れることになり、従ってその相対位置は、さらに精度よ
く確保できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の磁極板ブロックを示す斜視図である。
【図4】従来例を示す正面図である。
【図5】同上の磁極板ブロックを示す斜視図である。
【図6】同上の保持部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 磁極板ブロック 11 第1の磁極板 12 第2の磁極板 12c 穴 (流入部) 13 永久磁石 14 成形体 14a 切欠 (流入部) 2 接極子 2a 先端部 2b 基端部 3 コイル 4 接点部 5 保持部材 5a 保持溝 5b 保持溝 5c 保持溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の空隙を有して対向する第1及び第
    2の磁極板とその両磁極板の間に介装される永久磁石と
    を成形体でもって保持した磁極板ブロックと、先端部が
    両磁極板間において両磁極板の一方に選択的に当接する
    よう基端部が回動自在に支持された接極子と、接極子に
    外囲して巻回されたコイルと、接極子に応動して開閉さ
    れる接点部と、接点部を保持するために開口方向を両磁
    極板の対向方向に直交して形成された保持溝を設けた保
    持部材と、を有する電磁リレーにおいて、 前記保持部材が2重成形により前記磁極板ブロックと共
    に一体成形されてなることを特徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 前記磁極板ブロックに、前記保持部材の
    成形材が流入する流入部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の電磁リレー。
JP18237891A 1991-07-23 1991-07-23 電磁リレー Pending JPH05234489A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014197490A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 アンデン株式会社 電磁継電器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014197490A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 アンデン株式会社 電磁継電器

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