JPH0668667U - 掃除機 - Google Patents

掃除機

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JPH0668667U
JPH0668667U JP009098U JP909893U JPH0668667U JP H0668667 U JPH0668667 U JP H0668667U JP 009098 U JP009098 U JP 009098U JP 909893 U JP909893 U JP 909893U JP H0668667 U JPH0668667 U JP H0668667U
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JP
Japan
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belt
dust
sensitive adhesive
adhesive rubber
pressure
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Pending
Application number
JP009098U
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English (en)
Inventor
口 雄 三 樋
Original Assignee
樋口 雄三
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウレタン系感圧粘着ゴムで成る無端状のゴミ
取りベルトが掛け回された清掃用ローラを床面に押し当
てて回転させながら床面上のゴミを捕集する際に、感圧
粘着ゴムが床面に強く接着してローラが転がり難くなら
ないようにすると共に、感圧粘着ゴムの表面に接着され
たゴミをその粘着力を低下させることなく除去しやすく
することを目的としている。 【構成】 ウレタン系感圧粘着ゴム1で成るゴミ取りベ
ルト2の表面に多数の凹凸8,12が形成され、その凸部
8はローラ3を床面10に押し当てて転がすときに生ずる
圧縮変形によって凹部12と面一になる程度の高さに形成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウレタン系感圧粘着ゴムで成る無端状のゴミ取りベルトが掛け回さ れた清掃用ローラを回転させて床,絨毯,カーペット上のゴミや埃をベルト表面 に接着させて捕集する掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローラの表面にウレタン系感圧粘着ゴム層を形成した掃除機は、そのゴム層の 表面に付着したゴミを水洗いしただけで簡単に洗い落とすことができ、その表面 を乾燥させると再び粘着力が回復するという特徴を有しているが、ホテルやオフ ィスビル等の広い床面を掃除する場合は、ロールの水洗と乾燥を頻繁に行なわな ければならず、その都度作業が中断してしまい、作業能率が低いという問題があ った。
【0003】 このため、本出願人は、作業を中断することなく、広い床面を連続的に清掃す ることのできる掃除機を提案した(特開平3−47229号公報参照)。これは 、図2に示すようにウレタン系感圧粘着ゴム1でなる無端状のゴミ取りベルト2 が掛け回された清掃用ローラ3を回転させて床面上を移動するボディ4内に、清 掃用ローラ3から退出したゴミ取りベルト2を通す洗浄液タンク5と、洗浄液タ ンクに通されたゴミ取りベルト2の表面に付着したゴミをブラッシングして洗い 落とす回転ブラシ6と、清掃用ローラ3に送られるゴミ取りベルト2の表面に付 着した洗浄液の水分を除去する乾燥装置7が設けられている。
【0004】 この掃除機によれば、まず清掃用ローラ3に送られて床面上のゴミを付着した ゴミ取りベルト2が洗浄液タンク5に通されて、その表面に付着したゴミが回転 ブラシ6で洗い落とされた後、ベルト2の表面に付着した洗浄液の水分が乾燥装 置7で乾燥され、粘着力を回復して連続的に清掃用ローラ3に送られる。 したがって、広い床面を清掃する場合でも、清掃作業を中断する必要がなく、 作業能率が向上する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ビルの室内や廊下等の床面は鏡の表面のように非常につるつる とした平滑面になっているので、その表面にゴミ取りベルト2のウレタン系感圧 粘着ゴム1が強く接着してローラ3が転がり難くなって掃除がしづらいという問 題があった。
【0006】 また、ゴミ取りベルト2で捕集したゴミの中には、ウレタン系感圧系粘着ゴム 1の表面に埋まり込むように接着されて、回転ブラシ6でブラッシングしても除 去することができないものもあり、このようなゴミが多く付着すると粘着力が完 全に回復しなくなるという新たな問題を生ずる。
【0007】 この場合において、ゴミ取りベルト2に対するブラシ6の接触圧を高くすれば ゴミを除去しやすくなるが、接触圧を高くすると、ゴミ取りベルト2が磨耗した り傷付いて耐久性が低下してしまう。 そこで、本考案は、平滑な床面も掃除しやすく、ブラシの接触圧が低くても、 ゴミ取りベルトの表面に付着したゴミを確実に取り去ることができ、粘着力が低 下しないようにすることを技術的課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、ウレタン系感圧粘着ゴムで成る無端状 のゴミ取りベルトが掛け回された清掃用ローラを床面に押し当てて回転させなが ら床面上を移動すると共に、清掃用ローラの回転に伴ってそのローラから退出す るゴミ取りベルトを洗浄液タンク内に通して感圧粘着ゴムの表面に付着したゴミ をその表面に摺接するブラシで洗い落とす掃除機において、前記ブラシが摺接す るウレタン系感圧粘着ゴムの表面に多数の凹凸が形成され、その凸部はローラを 床面に押し当てて転がすときに生ずる圧縮変形によって凹部と面一になる程度の 高さに形成されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案によれば、ウレタン系感圧粘着ゴムの表面に多数の凹凸があり、凹部の 接地圧が小さくなるので、平滑な床面を掃除するときもその床面に押し当てた清 掃用ローラを滑らかに転がすことができ、ビル等の床面の掃除がしやすくなる。 また、清掃用ローラを床面等に押し当てて転がすと、ゴミ取りベルトのウレタ ン系感圧粘着ゴムが圧縮変形し、凸部と凹部が面一になって床面と接触するので 平らなベルトと同様にゴミを捕集することができる。
【0010】 そして、ゴミ取りベルトが清掃用ローラから退出すると、圧縮変形していたウ レタン系感圧粘着ゴムが元の形状に戻り、潰れていた凸部が隆起して復元するの で、凸部と凹部に跨がって付着されたゴミが凹部から浮き上がり、ブラッシング したときにそのゴミが確実に除去される。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。 図1は本考案に係る掃除機の概略構成図、図2は全体構成図、図3(a)〜( c)はゴミ取りベルトの断面図、図4は他の実施例を示す概略構成図である。な お、図2の構成と重複する部分については、同一符号を付して詳細説明を省略す る。
【0012】 本例においては、ウレタン系感圧粘着ゴム1で成るゴミ取りベルト2の表面に 、ベルト2の長手方向に沿って平行に延びる複数の凸条8がベルト2の幅方向に 沿って所定のピッチで形成され、その裏面に硬質ゴム,金属,プラスチック又は 各種繊維で形成された補強用ベルト9が重ねられている。
【0013】 また、前記凸条8は、清掃用ローラ3を床面10に押し当てて転がす時に生ず るベルト2の圧縮変形によって潰れ、その上面11と、凸条8間に生ずる凹溝1 2の溝底13とが面一となって床面10に接触する程度の高さに選定されると共 に、ゴミ取りベルト3が床面10から離れて凸条8が復元された時に、隣接する 凸条8の上面11と凹溝12の溝底13に跨がって付着したゴミが凹溝12の溝 底13から浮き上がるように形成されている。
【0014】 その具体例として、例えば補強用ベルト9の表面に厚さ3mmのウレタン系感圧 粘着ゴム層を形成する場合に、ゴミ取りベルト2の幅方向に形成される各凸条8 の幅が3mm, その間に介在する凹溝12の幅が3mm, 高さが0.5mm 程度に選定さ れている。 なお、凸条8の幅や高さ、凹溝12の溝幅は任意に選定することができるが、 凸条8間に介在される凹溝12の溝幅を拡げる場合はそれに応じて凸条8の高さ も高く選定し、溝幅を狭める場合はそれに応じて低くする。
【0015】 また、凸条8や凹溝12の幅が広すぎると、ゴミが、隣接する凸条8の上面1 2に跨がって付着せずに、一つの凸条8の上面11や一つの凹溝12の溝底13 に付着してしまい、したがって、ゴミ取りベルト3が床面10から離れて凸条8 が復元されても凹溝12の溝底13からゴミが浮き上がり難くなる。 さらに、凸条8の幅が1mm未満になると、その機械的な強度が弱くなって耐久 性が損なわれ、直ぐに千切れたり磨耗してしまう。 このような結果から、凸条8の幅は1〜5mm, 凹溝12の幅は1〜5mm, ピッ チ2〜10mmに選定するのが最も好ましい。
【0016】 なお、図2において、15は洗浄液タンク内の洗浄液を濾過するフィルタ、1 6は洗浄液タンク5内の洗浄液を循環ポンプ17によりオーバーフロータンク1 8に供給する給水管、19はオーバーフロータンク18内に送給された洗浄液を ブラシ14の上方からベルト2の表面に流しかける水膜板である。
【0017】 以上が、本考案の一例構成であって次にその作用について説明する。 まず、図3(a)に示すような凸条8,8・・が形成されたゴミ取りベルト2 が掛け回された清掃用ローラ3を床面10に押し当てて転がすと、ゴミ取りベル ト2は床面10と接するときに掃除機の自重により圧縮変形して、図3(b)に 示すように、凸条8が潰れ、凸条8の上面11と凹溝12の溝底13とが面一に なって床面10と接触される。
【0018】 即ち、ゴミ取りベルト2の凸条8が圧縮変形して表面が面一になるので、平ら なゴミ取りベルトで平滑面を掃除するときと同様に、床面10上のゴミ20を確 実に捕集することができる。 また、このとき、凹溝12の部分の接地圧は凸条8の部分の接地圧に比して小 さいので、ローラ3を円滑に転がすことができる。
【0019】 そして、ゴミ取りベルト2が床面から離れると、圧縮変形して潰れていた凸条 8が図3(c)に示すように復元して隆起するので、ゴミ20がウレタン系感圧 系粘着ゴム1の表面に埋まり込むように接着されても、隣接する凸条8の上面1 1,11に跨がって付着したり、凸条8の上面11と凹溝12の溝底13に跨が って付着していれば、そのゴミ20は溝底13の部分から浮き上がる。
【0020】 次いで、ゴミ取りベルト2を洗浄液タンク5に浸漬すると、ウレタン系感圧粘 着ゴム1の粘着力が低下し、しかも、その表面に付着したゴミ20は既に溝底1 3から浮き上がっているので、回転ブラシ6によってブラッシングすることによ り容易に且つ確実にベルト2の表面からゴミを除去することができ、したがって 、ゴミ取りベルト2の粘着力が低下することもない。
【0021】 この回転ブラシ6は、ゴミ取りベルト2の表面に摺接された状態でその長手方 向に沿って回転されるものであれば、無端ベルト状のものに限らず、円柱状のも のであってもよく、さらに、回転ブラシ6に替えてベルト2の表面に摺接される 固定ブラシを用いてもよい。
【0022】 なお、凸条8がゴミ取りベルト2の長手方向に沿って平行に延びているが、凸 条8がゴミ取りベルト2の長手方向に沿って一定の角度で斜め向きに延びている 場合や、幅方向に沿って平行に延びている場合であってもよい。 また、凸条8は図3に示すような矩形状のものに限らず、カマボコ形のように 曲面で形成してもよい。特に、凸条をベルト2の幅方向に沿って形成する場合は 、回転ブラシ6の回転方向と凹溝の方向が90度になるので、凸状を曲面で形成 することにより凹溝内に付着したゴミを回転ブラシで除去しやすくなる。
【0023】 また、ゴミ取りベルト2の表面に形成される凹凸として、凸条8及びその間に 生ずる凹溝12に限らず、多数の突起や凹みを分散形成する場合や、所定のマト リックス状に配列する場合であってもよい。 この場合、凹凸の稜線が滑らかな曲線になるように形成すると、小さな突起で もベルト表面から千切れにくく、また凹み内に付着したゴミもブラシ6により簡 単に除去することができる。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、清掃用ローラを床面等に押し当てて転が すと、ゴミ取りベルトが圧縮変形することにより凸部が潰れて、その上面と、凹 部が面一となって床面と接触するので平らなベルトと同様にゴミを捕集すること ができ、ベルトが床面から離れると、圧縮変形していたベルトが元の形状に戻り 、潰れていた凸部が隆起するので、隣接する凸部と凹部に跨がって付着されたゴ ミが凹部から浮き上がり、ブラッシングしたときにそのゴミが除去し易く、ゴミ 取りベルトの粘着力が低下しないという優れた効果を有すると同時に、ゴミ取り ベルトの表面に形成された凹凸により、平滑な床面を掃除するときもその床面に 押し当てた清掃用ローラが滑らかに転がるという大変優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る掃除機の一例を示す概略構成
図。
【図2】 その全体構成図。
【図3】 ゴミ取りベルトの断面図。
【符号の説明】
1・・・ウレタン系感圧粘着ゴム 2・・・ゴミ取
りベルト 3・・・清掃用ローラ 5・・・洗浄液
タンク 6・・・回転ブラシ 7・・・乾燥装
置 8・・・凸条 10・・・床面 11・・・凸条の上面 12・・・凹溝 13・・・溝底

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウレタン系感圧粘着ゴム(1)で成る無
    端状のゴミ取りベルト(2)が掛け回された清掃用ロー
    ラ(3)を床面(10)に押し当てて回転させながら床面
    上を移動すると共に、清掃用ローラ(3)の回転に伴っ
    てそのローラ(3)から退出するゴミ取りベルト(2)
    を洗浄液タンク(5)内に通して感圧粘着ゴム(2)の
    表面に付着したゴミをその表面に摺接するブラシ(6)
    で洗い落とす掃除機において、前記ブラシ(6)が摺接
    するウレタン系感圧粘着ゴム(1)の表面に多数の凹凸
    (8,12)が形成され、その凸部(8)はローラ(3)
    を床面(10)に押し当てて転がすときに生ずる圧縮変形
    によって凹部(12)と面一になる程度の高さに形成され
    ていることを特徴とする掃除機。
  2. 【請求項2】 前記凹凸が、ゴミ取りベルト(2)の長
    手方向に延びる複数の凸条(8)とその間に生ずる凹溝
    (12)とからなり、前記凸条(8)がベルト(2)の幅
    方向に所定のピッチで形成された請求項1記載の掃除
    機。
JP009098U 1993-03-05 1993-03-05 掃除機 Pending JPH0668667U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001006906A1 (fr) * 1999-07-27 2001-02-01 Ryuta Mino Procede de nettoyage de tapis et analogue et instrument de nettoyage
KR100909271B1 (ko) * 2007-08-22 2009-07-27 이태석 벨트식 청소기
CN114952875A (zh) * 2021-12-18 2022-08-30 广州城建职业学院 一种新型可调节式会展人工智能机器人

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