JPH0668395A - 駐車場管理システム - Google Patents
駐車場管理システムInfo
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- JPH0668395A JPH0668395A JP23074491A JP23074491A JPH0668395A JP H0668395 A JPH0668395 A JP H0668395A JP 23074491 A JP23074491 A JP 23074491A JP 23074491 A JP23074491 A JP 23074491A JP H0668395 A JPH0668395 A JP H0668395A
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Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、駐車場管理側と駐車場利用者との
相互間で連絡を取れるようにすることで駐車場の効率的
運用とサービス面の向上を図ることができる駐車場管理
システムの提供をするものである。 【構成】上記構成よりなる本発明に係る駐車場管理シス
テムによれば、駐車場の管理側と駐車場の利用者とが相
互に連絡がとれ、しかも、車の駐車位置を知らせる表示
手段を有する携帯用端末機を駐車場に備えるシステム構
成とすることにより、駐車場の効率的運用とサービス面
の向上を図ることができる。
相互間で連絡を取れるようにすることで駐車場の効率的
運用とサービス面の向上を図ることができる駐車場管理
システムの提供をするものである。 【構成】上記構成よりなる本発明に係る駐車場管理シス
テムによれば、駐車場の管理側と駐車場の利用者とが相
互に連絡がとれ、しかも、車の駐車位置を知らせる表示
手段を有する携帯用端末機を駐車場に備えるシステム構
成とすることにより、駐車場の効率的運用とサービス面
の向上を図ることができる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無免許で使用できる
特定小電力設備を使用したデータ伝送装置に係わり、特
に、運転者が、デパート,スーパー,催し会場,遊園地
等の駐車場の車庫番号や車を駐車してきた場所を確認す
る際や駐車場管理者が駐車場の有効活用とサービス性の
向上を図る場合などに使用される駐車場管理システムに
関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、デパート,スーパー,催
し会場,遊園地等の駐車場では、車で乗り付ける際に
は、駐車場の入り口において、入車時刻と車庫番号が書
かれたチケットが手渡され、運転者は指定された車庫番
号に車両を運転していって駐車し、デパートの所望する
売場へ出掛けたり、あるいは催し会場の場合は目的の会
場に出かけるようになっている。また、遊園地などの場
合には、目的の遊び場所へ出向いていくことになる。そ
して、運転者は、デパートやスーパーで所望する買物を
済ませた後に駐車場で渡された駐車券に売場での買物を
証明する印を押印して貰い、駐車場の出口でその券を渡
すようになっている。駐車場を管理する人は、その券を
手渡されたときにその車庫番号が空車になったことを確
認し、次に入車してきた車をその空いた車庫番号を駐車
券に記入し、その車の運転者はその車庫番号を探し入車
するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合には、デパートやスーパーで買物を済ませた運転者
が車に帰車する際に、運転者が自分の車を駐車した場所
が判らなくなって探し回ったり、あるいは駐・停車の時
間が所定時間以内に定められていたとしても、商談中な
どついうっかり話に夢中になり、所定時間をオーバーし
てしまうことがよくあった。また、都会では、駐車場不
足は深刻な問題となっているが、従来のシステムでは、
駐車場が混乱状況にあっても駐車場を管理する側と運転
者との相互間に連絡するシステムが採られていないの
で、駐車場の効率的な運用がなかなかなされないで、せ
っかく来た御客を長時間待たせることになり、売上面を
阻害するばかりではなくサービス面で問題が生じてい
た。この発明は、上記課題を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、買物や遊びに来た運転
者が車の駐車した場所に迷ったりしないで正確かつ、迅
速に戻れ、駐車場管理者と駐車場利用者との相互間で連
絡を取れるようにすることで駐車場の効率的運用とサー
ビス面の向上を図ることができる駐車場管理システムの
提供をするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、「 【請求項1】」記載の発明では、 駐車場の入口に設け
られた車両検出手段と、上記駐車場の空いている車庫番
号をリサーチするための検索手段と、この検索手段に連
繋され、かつ、各車庫毎に配設されて車庫の位置を通報
する送・受信手段と、上記車庫検出手段に連繋されて、
車両の入庫時間や出庫時間ならびに駐車料金などを登録
・管理するための管理コントロール手段と、上記送・受
信手段と交信可能に設けられ、その送・受信手段から送
付される指令信号や上記管理コントロール手段からの情
報を入出力制御する制御手段を有し、かつ、その制御手
段により制御される各種情報を表示するとともに車両の
駐車した位置情報を知らせる表示手段を有する携帯用端
末機と、を備えていることを特徴とする。また、「 【請求項2】」記載の発明では、上記携帯用端末機に
は、上記制御手段に連繋され、その制御手段からの指令
を受け上記送・受信手段から送付される指令信号や上記
管理コントロール手段からの情報が送信されていること
を知らせるための音声あるいは、振動および画像表示な
どの伝達手段が設けられていることを特徴とする。 【0005】 【作用】上記構成よりなる「 【請求項1】」記載の発明によれば、駐車場の管理側と
駐車場の利用者とが相互に連絡がとれ、しかも、駐車場
の管理側からの各種情報や駐車場に駐車してきた車の駐
車位置を知らせる表示手段を有する携帯用端末機を駐車
場に備えるシステム構成とすることにより、駐車場の効
率的運用とサービス面の向上を図ることができることに
なる。また、「 【請求項1】」記載の発明よれば、上記制御手段に連繋
され、その制御手段からの指令を受け上記送・受信手段
から送付される指令信号や上記管理コントロール手段か
らの情報が送信されていることを知らせるための音声あ
るいは、振動および画像表示などの伝達手段が設けられ
ているため、携帯用端末機を所有するユーザーに必要な
伝達事項を正確に知らせることができる。 【0006】 【実施例】以下、本発明に係る駐車場管理システムの一
実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係
る駐車場管理システムの使用状態の概要を示す斜視図、
図2は本発明装置に用いられる管理室の概要を示す斜視
図、図3は、本発明に係る駐車場管理システムの使用状
態の全体概要を示すシステム図、図4は携帯用送・受信
装置における内部構成の詳細を示す回路ブロック図であ
る。図1に示すように、本発明の駐車場管理システムA
は、例えば、「特定小電力無線設備」,「第2世代コー
ドレス電話」として家庭用,構内用に主に用いられる双
方向の通信システムであり、そのシステムの概要は、管
理室側に設置されるコントロール装置1およびパーキン
グメータの代わりに使用される固定側情報連絡装置(固
定側送・受信装置)Rと、利用者側で受信手段として用
いられ、携帯して持ち歩くために携帯可能に形成された
携帯用情報受信装置(携帯用送・受信装置)Tとから概
略構成されている。上記固定用送・受信装置Rは、例え
ば、デパート,催し会場,遊園地等の駐車場にパーキン
グメータ用として設けられ、図示しないCD,磁気カー
ド等の記録媒体をケース本体30のカード投入口6に挿
入することにより電源がオンし、携帯用送・受信装置T
が操作可能になるように構成されているとともに携帯用
送・受信装置Tのカード投入口6へのカード投入により
電源がオンされるとロックが解除される取付け支柱31
上部に装備されたケースカバー30aが設けられてい
る。上記固定用送・受信装置Rと上記携帯用送・受信装
置(端末機)Tは、この実施例では、ケースそのものの
外形とプリンタ部,マイク部とが異なるだけで、その主
要部分はほぼ同等の部材で構成されているため、携帯用
送・受信装置Tを主に説明する。上記携帯用送・受信装
置Tは、携帯用としてシャツのポケットなどに挿入可能
にコンパクトな筐体状に構成され、その表面側中央部右
端に後述するブザー他の音声ICのスピーカ部2が設け
られ、その上方中央部にディスプレイ装置5が配設され
ている。上記ディスプレイ装置5の上方中央の位置に上
記音声ICに音声を記録するためのマイク部3が設けら
れている。また、そのマイク部3上方にスイッチ部7が
配設され、更にその上方の上端面側の一部にアンテナ9
が回動可能で、かつ、伸縮可能に植設されている。上記
ディスプレイ装置5の下部側は、操作部11が形成さ
れ、その下方にプリンタ部4が設けられている。このプ
リンタ部4は、後で説明する制御部により制御されてコ
ンピュータで計算された料金を打ち出し伝票にするもの
で、ペーパーロール部4aとラインプリンタなどによる
印字部4bとペーパーカッタ部4cとから構成されてい
る。上記ディスプレイ装置5は、液晶表示体を主体とし
て構成され、上方部が時刻表示部5a,下方部が文字記
号などで表示される連絡情報表示部5b、その両表示部
を照らし出すバックライト部5cにて構成されている。
上記スイッチ部7は、電源スイッチ部7aと上記各表示
部5a,5bで表示する情報を変換するためのモード変
換スイッチ部7bと、上記電源スイッチ部7aがオンさ
れると点灯する電源入力表示用ランプ7cとから構成さ
れている。また、モード変換スイッチ部7bをオン・オ
フすることにより、上記操作部11を構成するテンキー
11a,或いは文字記号入力部11bからの入力選択が
可能なようになっている。上記端末機Tには、記入デー
タとして日付,曜日,入庫・出庫時間,現在時間,金
額,車庫呼出キー番号などの情報が入力され、その他に
売場で買物した際の購入証明カードが挿入されるカード
挿入部6が設けられている。更に、上記コントロール装
置1を図2により説明すると、上記コントロール装置1
は、駐車場入口の管理室に設けられたホストコンピュー
タ60とこのホストコンピュータ60が連繋されるメイ
ンコンピュータ61とインターフェースを介して接続さ
れるアンテナ62a備えた連絡用通信機62と上記携帯
用送・受信装置Tがセッティングされ電源から充電が行
われるセット充電部63とCCDなどの撮像素子からな
る車両検出器64とから構成されている。図中60aは
ホストコンピュータ60のディスプレイ,60bは上記
各種情報や変更事項などをメインコンピュータ61に入
力するためのキーボード部である。上記管理室の出口と
入口は、ほぼ同様なように構成されているが、出口と入
口を兼用していても同様な操作と取扱いがなされる。上
記携帯用端末機Tの内部回路の詳細を図4の回路ブロッ
ク図により説明すると、操作部11は、制御部12に接
続され、この制御部12は上記送受信装置の無線部10
に接続されている。そして、図に示すように、携帯用端
末機Tのアンテナ9は、デュプレクス回路13a,高周
波増幅器13を介して復調器14に接続されている。ま
た、復調器14は、図示しないインターフェイス回路を
介して制御部12のCPU12aに連繋されている。こ
のCPU12aは、メインコンピュータ61にも連繋さ
れていて、復調器14からメインコンピュータ61の指
令信号が入力されると、予めPROM12bに設定され
ているプログラムに基づいて音声IC2aに記録されて
いる所望する音声信号を音声出力手段であるスピーカ3
に対して出力制御したり、必要とされる帰車時間や連絡
情報をディスプレイ装置5から表示するとともにマイク
8から入力され記憶された音声IC2aの音声信号の出
力制御を行うように構成されている。また、CPU12
aは、操作部11とも連繋されており、テンキー11a
や文字記号入力部11bから入力される情報をRAM1
2cに書込み制御するように設定されている。上記復調
器14のもう一方の出力側は、波形成形回路15,チャ
ンネルコーダー16を介して音声・画像コーデック回路
17に接続されている。更に、音声・画像コーデック回
路17は、音声・画像コーデック回路17を介してチャ
ンネルコーダー18,ロールオフフィルター回路19,
変調器20,電力増幅器21,デュプレックス回路13
aを介してCPU12aにより制御コントロールされた
音声・画像の信号をアンテナ9を介して固定用送受信装
置Aに送信するようにデジタル方式により構成されてい
る。図中21aは、タイミングコントロール回路、22
は、シンセサイザーである。次に、以上のように構成さ
れた本発明管理システムの作用を図1乃至図4および図
5,図6に示す各CPUのアルゴリズムに基づいて説明
する。まず、図5に示すように、車が駐車場に入ってく
ると、車両検出センサ64が車の入車を検出して検出信
号をホストコンピュータ60を介してメインコンピュー
タ61に出力する。そうすると、ホストコンピュータ6
0とメインコンピュータ61は、スタート状態になる。
こうして、ステップ101では、メインコンピュータ6
1に内蔵された図示しないCPUによりメインコンピュ
ータ61のメモリに記憶されているが車の空き情報と空
いている車庫番号が検索される。つぎに、ステップ10
2では、メインコンピュータ61のメモリを検索した結
果、車の空き情報と空いている車庫番号がない(NO)
と判断した場合にはステップ103に移行し、このステ
ップ103では、メインコンピュータ61のメモリ内の
別のアドレスに記憶されている待ち時間情報をホストコ
ンピュータ60に対して出力する。ステップ104で
は、ホストコンピュータ60側では、メインコンピュー
タ61のCPUにて出力制御された待ち時間情報を入力
して、ホストコンピュータ60のディスプレイ60aか
ら表示する。また、ステップ102でCPUにて検索さ
れた結果が、車の空き情報と空いている車庫番号がある
(YES)と判断された場合には、CPUの制御により
検索されたその車の空き情報と空いている車庫番号をC
PUの制御によりメインコンピュータ61のメモリより
抽出してホストコンピュータ60に対して車の空き情報
と空いている車庫番号の情報が出力される。そこで、ス
テップ105においては、ホストコンピュータ60側に
メインコンピュータ61のCPUにて出力制御されたそ
の空いている車庫番号を入力するとともに、ホストコン
ピュータ60のディスプレイ60aからその空いている
車庫番号が映し出し、ENDとなる。その後、管理室で
は、ディスプレイ60aに写し出された、その車庫番号
の周波数設定の携帯用端末機Tを管理室の管理人が運転
者に指示し、その運転者は、指定された番号の携帯用端
末Tnを管理室前面に配設されたセット充電部63にて
受け取る。つぎに、図6に示したアルゴリズムに基づい
て、携帯用端末機Tnの操作を説明する。携帯用端末機
Tnの電源スイッチ部7aをオンすると、携帯用端末機
Tnはスタート状態となる。つぎに、ステップ201で
は、携帯用端末機Tnのモード変換スイッチ部7bを操
作する。例えば、駐車時間設定モードを選択し、操作部
11のテンキー11aを操作して駐車予定時間をRAM
12cにインプットし、それが終了すると設定時間にし
たがって駐車時間のカウントが開始される。ステップ2
02では、RAM12cにインプットされた駐車予定時
間がCPU12aの制御により、管理室の連絡用送・受
信機62にその信号が入力されるとともにホストコンピ
ュータ60を介してメインコンピュータ61のメモリ内
に駐車予定時間が記憶される。ステップ203では、メ
インコンピュータ61のメモリ内に記憶された駐車予定
時間からメインコンピュータ61では帰車予定時間を演
算したあと入庫時間と帰車予定時間の信号をホストコン
ピュータ60に入力する。そこで、ステップ204に移
行し、ステップ204では、ホストコンピュータ60に
入力された入庫時間と帰車予定時間の信号をディスプレ
イ60aからその入庫時間と帰車予定時間を写し出し、
それと同時にホストコンピュータ60に連繋された連絡
用無線機62がその入庫時間と帰車予定時間の信号を携
帯用端末機Tnと受信機Rに送信する。そこで、ステッ
プ205に移り、携帯用端末機TnのCPU12cの制
御によりRAM12cに入庫した車両の入庫時間と帰車
予定時間が書き込まれるとともに、携帯用端末機Tnと
受信機Rのディスプレイ装置5に入庫時間と帰車予定時
間が表示され、次に携帯用端末機TnのPROM12b
にプログラムされた車庫番号の位置案内情報が携帯用端
末機Tnのディスプレイ装置5から表示され、その情報
を基に運転車は指定された車庫番号のところに車を移動
させ駐車することになる。こうして、運転者はポケット
に携帯用端末機Tnを入れ、この例では、図4に示すよ
うにデパートの売場へ出向き、所望する売場での買物を
する。この売場では、駐車場利用者は、購入証明のカー
ドを貰い、携帯用端末機Tnの挿入部6に挿入する。こ
こで、ステップ206に移行し、上記携帯用端末機Tn
のCPU12aの制御により、カードの挿入があった否
かを判断する。ステップ206でカードの挿入が確認さ
れ(YES)の場合には、買物情報が携帯用端末機Tn
のRAM12cに記憶され、同時にアンテナ9から各売
場において駐車場利用者が買物をした金額がホストコン
ピュータ60に連繋された連絡用無線機62に送信さ
れ、その買物情報がメインコンピュータ61に入力され
る。また、ステップ206にて買物がなされていない場
合には、カード挿入なし(NO)と判断され、つぎのス
テップ207に移行する。そこで、ステップ208で
は、メインコンピュータ61が駐車場利用者が買物をし
た金額を随時集計して、メモリ内に記憶しておく。ま
た、ステップ209では、駐車場利用者が帰車予定時間
をオーバーするようなときには、予め携帯用端末機Tn
の操作部11を操作してその旨を事前に連絡用無線機6
2に送信しておくと、メインコンピュータ61では、当
初の帰車予定時間の変更がなされているかいないかの判
断をする。ステップ209で、時間変更信号が入力され
ていて(YES)の場合にはステップ210に移行し、
当初の帰社予定時間の変更を行ないホストコンピュータ
60のディスプレイ60aから表示し、同時に連絡用無
線機62のアンテナ62aを介して携帯用端末機Tnに
変更された帰車時間情報が送信され、RAM12cに記
憶される。なお、その際に携帯用端末機Tnの操作部1
1を操作して病気やその他の何か緊急連絡等の事項につ
いても、その旨を事前に連絡用無線機62に送信してお
くと、ホストコンピュータ60のディスプレイ60aか
ら表示され、管理人室ではその情報に基づいて適当な対
応をすることができる。また、ステップ209で時間変
更がなされない場合(NO)は、ステップ211に移行
する。つぎに、ステップ211では、駐車場使用者が買
物に夢中になったり、帰車時間を忘れて超過して設定時
間をオーバーしているかいないかが判断される。ステッ
プ211で、設定時間がオーバーしていない場合(N
O)は、ステップ209に戻り、時間のカウントが引続
きなされる。また、時間超過の場合(YES)には、ス
テップ212に移行し、メインコンピュータ60の指令
により、連絡用無線機62から携帯用端末機Tnへ帰車
指令信号が送信される。そこで、携帯用端末機Tnの制
御部12のCPU12aの制御により、PROM12c
にプログラムされている順序で、音声IC8aによりブ
ザーや音声などによる時間超過の伝達が駐車場使用者に
通知されることになる。そこで、ステップ213に移行
する。ステップ213では、駐車場使用者が携帯用端末
機Tnの操作部11とモード変換部7bを操作して駐車
場案内を選択すると、CPU12aでは信号が入力され
ているかいないかを判断する。操作部11で駐車場の道
案内情報モードが選択され指令信号が入力されると、C
PU12aは、携帯用端末機TnのPROM12bにプ
ログラミングされている道案内情報を出力し、ディスプ
レイ装置5から道案内情報を表示し、ENDとなる。そ
こで、そのディスプレイ装置5の道案内情報を基に駐車
場利用者は、駐車場の指定された車庫番号に駐車してい
る車に迷うことなく迅速に戻れることになる。また、駐
車場使用者が道案内情報が要らない、すなわちモード変
換部7bを操作しない場合は、CPU12aでは道案内
情報のモード選択人号が入力されないので入力なし(N
O)と判断し、ディスプレイ装置5からは道案内情報が
表示されずにそのままENDとなる。さらに、所定の車
庫番号に駐車している自分の車に戻ると、受信機Rがそ
れを検出して連絡用無線機62に送信し、駐車場のその
車庫番号は空いた番号として管理される。次に、駐車場
利用者が、自分の車を運転して駐車場の出口に来て、携
帯用端末機Tnを管理人に渡すと、管理人は、携帯用端
末機Tnの操作部11とモード変換部7bを操作してメ
インコンピュータ61に出庫時間情報を送ると、メイン
コンピュータ61では、利用駐車料金を演算し、駐車料
金の金額を携帯用端末機Tnのプリンタ部4から打ち出
し、そうして打ち出した伝票を駐車場利用者に渡して、
駐車場利用者が駐車料金を支払うことになる。その後、
管理人は携帯用端末機Tnをセット充電部63に戻すと
その携帯用端末機Tnに記憶されている内容はクリアー
され、充電がなされることになる。こうして、管理室で
は、常に正確な駐車場の空き情報を把握しておき、駐車
場利用者に効率的なサービスが行われることになる。ま
た、この実施例では、携帯用端末機Tnにスピーカ3が
設けられていて、帰車時間や緊急連絡事項を、買物中の
駐車場利用者にブザーや音声により連絡することがで
き、より徹底したサービスと管理運営がなされることに
なるほか、送受信回路にデジタル方式が用いられている
ため、送受信される情報データの信号が極力安定した信
号として再生されることになり、正確な情報のやり取り
が成されることになる。。なお、この実施例では、屋内
用として家庭用,構内用の双方向性の通信方式について
述べたが、屋外用として使用する場合に片方向性の通信
方式を採る場合には、デュプレックス回路13aの代わ
りに片方向性の送受信回路を採ってもよいことは勿論で
ある。また、この実施例では、駐車場に固定用送受信機
Rを設置した構成で説明をしているが、管理室に備えら
れている連絡用通信機62だけを使用するような構成と
しても同等の作用効果を有し、その場合には固定用送受
信機Rが不要になり、安価なシステム構成とすることが
できる。図7は、この発明管理システムの第2実施例を
示すもので、この場合には、送受信のための回路として
アナログ回路が用いられている。なお、第一実施例で説
明した同等の部材には、同一の符号を付してその説明を
省略する。この実施例では、アナログ回路からなる送信
部51及び受信部52が用いられ、このため変調手段と
してモデム54とデータ処理信号回路55が連繋されて
いるとともに、発信手段としてPLL周波数シンセサイ
ザ53が連繋されている。これらの制御は、第一実施例
と同様に制御部12によって行われるように構成されて
いる。この実施例においても、ほぼ第一実施例と同様の
作用効果を奏することになる。 【0007】 【本発明の効果】上述した構成より明らかなように、ま
ず、 【請求項1】記載の発明によれば、駐車場の管理側と駐
車場の利用者とが相互に連絡がとれ、しかも、駐車場の
管理側からの各種情報や駐車場に駐車してきた車の駐車
位置を知らせる表示手段を有する携帯用端末機を駐車場
に備えるシステム構成とすることにより、駐車場の効率
的運用とサービス面の向上を図ることができることにな
る。さらに 【請求項2】記載の発明よれば、上記制御手段に連繋さ
れ、その制御手段からの指令を受け上記送・受信手段か
ら送付される指令信号や上記管理コントロール手段から
の情報が送信されていることを知らせるための音声ある
いは、振動および画像表示などの伝達手段が設けられて
いるため、携帯用端末機を所有するユーザーに必要な伝
達事項を正確に知らせることができることになるなど諸
々の効果を奏することになる。 【0008】
特定小電力設備を使用したデータ伝送装置に係わり、特
に、運転者が、デパート,スーパー,催し会場,遊園地
等の駐車場の車庫番号や車を駐車してきた場所を確認す
る際や駐車場管理者が駐車場の有効活用とサービス性の
向上を図る場合などに使用される駐車場管理システムに
関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば、デパート,スーパー,催
し会場,遊園地等の駐車場では、車で乗り付ける際に
は、駐車場の入り口において、入車時刻と車庫番号が書
かれたチケットが手渡され、運転者は指定された車庫番
号に車両を運転していって駐車し、デパートの所望する
売場へ出掛けたり、あるいは催し会場の場合は目的の会
場に出かけるようになっている。また、遊園地などの場
合には、目的の遊び場所へ出向いていくことになる。そ
して、運転者は、デパートやスーパーで所望する買物を
済ませた後に駐車場で渡された駐車券に売場での買物を
証明する印を押印して貰い、駐車場の出口でその券を渡
すようになっている。駐車場を管理する人は、その券を
手渡されたときにその車庫番号が空車になったことを確
認し、次に入車してきた車をその空いた車庫番号を駐車
券に記入し、その車の運転者はその車庫番号を探し入車
するようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
場合には、デパートやスーパーで買物を済ませた運転者
が車に帰車する際に、運転者が自分の車を駐車した場所
が判らなくなって探し回ったり、あるいは駐・停車の時
間が所定時間以内に定められていたとしても、商談中な
どついうっかり話に夢中になり、所定時間をオーバーし
てしまうことがよくあった。また、都会では、駐車場不
足は深刻な問題となっているが、従来のシステムでは、
駐車場が混乱状況にあっても駐車場を管理する側と運転
者との相互間に連絡するシステムが採られていないの
で、駐車場の効率的な運用がなかなかなされないで、せ
っかく来た御客を長時間待たせることになり、売上面を
阻害するばかりではなくサービス面で問題が生じてい
た。この発明は、上記課題を解決するためになされたも
ので、その目的とするところは、買物や遊びに来た運転
者が車の駐車した場所に迷ったりしないで正確かつ、迅
速に戻れ、駐車場管理者と駐車場利用者との相互間で連
絡を取れるようにすることで駐車場の効率的運用とサー
ビス面の向上を図ることができる駐車場管理システムの
提供をするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、「 【請求項1】」記載の発明では、 駐車場の入口に設け
られた車両検出手段と、上記駐車場の空いている車庫番
号をリサーチするための検索手段と、この検索手段に連
繋され、かつ、各車庫毎に配設されて車庫の位置を通報
する送・受信手段と、上記車庫検出手段に連繋されて、
車両の入庫時間や出庫時間ならびに駐車料金などを登録
・管理するための管理コントロール手段と、上記送・受
信手段と交信可能に設けられ、その送・受信手段から送
付される指令信号や上記管理コントロール手段からの情
報を入出力制御する制御手段を有し、かつ、その制御手
段により制御される各種情報を表示するとともに車両の
駐車した位置情報を知らせる表示手段を有する携帯用端
末機と、を備えていることを特徴とする。また、「 【請求項2】」記載の発明では、上記携帯用端末機に
は、上記制御手段に連繋され、その制御手段からの指令
を受け上記送・受信手段から送付される指令信号や上記
管理コントロール手段からの情報が送信されていること
を知らせるための音声あるいは、振動および画像表示な
どの伝達手段が設けられていることを特徴とする。 【0005】 【作用】上記構成よりなる「 【請求項1】」記載の発明によれば、駐車場の管理側と
駐車場の利用者とが相互に連絡がとれ、しかも、駐車場
の管理側からの各種情報や駐車場に駐車してきた車の駐
車位置を知らせる表示手段を有する携帯用端末機を駐車
場に備えるシステム構成とすることにより、駐車場の効
率的運用とサービス面の向上を図ることができることに
なる。また、「 【請求項1】」記載の発明よれば、上記制御手段に連繋
され、その制御手段からの指令を受け上記送・受信手段
から送付される指令信号や上記管理コントロール手段か
らの情報が送信されていることを知らせるための音声あ
るいは、振動および画像表示などの伝達手段が設けられ
ているため、携帯用端末機を所有するユーザーに必要な
伝達事項を正確に知らせることができる。 【0006】 【実施例】以下、本発明に係る駐車場管理システムの一
実施例を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係
る駐車場管理システムの使用状態の概要を示す斜視図、
図2は本発明装置に用いられる管理室の概要を示す斜視
図、図3は、本発明に係る駐車場管理システムの使用状
態の全体概要を示すシステム図、図4は携帯用送・受信
装置における内部構成の詳細を示す回路ブロック図であ
る。図1に示すように、本発明の駐車場管理システムA
は、例えば、「特定小電力無線設備」,「第2世代コー
ドレス電話」として家庭用,構内用に主に用いられる双
方向の通信システムであり、そのシステムの概要は、管
理室側に設置されるコントロール装置1およびパーキン
グメータの代わりに使用される固定側情報連絡装置(固
定側送・受信装置)Rと、利用者側で受信手段として用
いられ、携帯して持ち歩くために携帯可能に形成された
携帯用情報受信装置(携帯用送・受信装置)Tとから概
略構成されている。上記固定用送・受信装置Rは、例え
ば、デパート,催し会場,遊園地等の駐車場にパーキン
グメータ用として設けられ、図示しないCD,磁気カー
ド等の記録媒体をケース本体30のカード投入口6に挿
入することにより電源がオンし、携帯用送・受信装置T
が操作可能になるように構成されているとともに携帯用
送・受信装置Tのカード投入口6へのカード投入により
電源がオンされるとロックが解除される取付け支柱31
上部に装備されたケースカバー30aが設けられてい
る。上記固定用送・受信装置Rと上記携帯用送・受信装
置(端末機)Tは、この実施例では、ケースそのものの
外形とプリンタ部,マイク部とが異なるだけで、その主
要部分はほぼ同等の部材で構成されているため、携帯用
送・受信装置Tを主に説明する。上記携帯用送・受信装
置Tは、携帯用としてシャツのポケットなどに挿入可能
にコンパクトな筐体状に構成され、その表面側中央部右
端に後述するブザー他の音声ICのスピーカ部2が設け
られ、その上方中央部にディスプレイ装置5が配設され
ている。上記ディスプレイ装置5の上方中央の位置に上
記音声ICに音声を記録するためのマイク部3が設けら
れている。また、そのマイク部3上方にスイッチ部7が
配設され、更にその上方の上端面側の一部にアンテナ9
が回動可能で、かつ、伸縮可能に植設されている。上記
ディスプレイ装置5の下部側は、操作部11が形成さ
れ、その下方にプリンタ部4が設けられている。このプ
リンタ部4は、後で説明する制御部により制御されてコ
ンピュータで計算された料金を打ち出し伝票にするもの
で、ペーパーロール部4aとラインプリンタなどによる
印字部4bとペーパーカッタ部4cとから構成されてい
る。上記ディスプレイ装置5は、液晶表示体を主体とし
て構成され、上方部が時刻表示部5a,下方部が文字記
号などで表示される連絡情報表示部5b、その両表示部
を照らし出すバックライト部5cにて構成されている。
上記スイッチ部7は、電源スイッチ部7aと上記各表示
部5a,5bで表示する情報を変換するためのモード変
換スイッチ部7bと、上記電源スイッチ部7aがオンさ
れると点灯する電源入力表示用ランプ7cとから構成さ
れている。また、モード変換スイッチ部7bをオン・オ
フすることにより、上記操作部11を構成するテンキー
11a,或いは文字記号入力部11bからの入力選択が
可能なようになっている。上記端末機Tには、記入デー
タとして日付,曜日,入庫・出庫時間,現在時間,金
額,車庫呼出キー番号などの情報が入力され、その他に
売場で買物した際の購入証明カードが挿入されるカード
挿入部6が設けられている。更に、上記コントロール装
置1を図2により説明すると、上記コントロール装置1
は、駐車場入口の管理室に設けられたホストコンピュー
タ60とこのホストコンピュータ60が連繋されるメイ
ンコンピュータ61とインターフェースを介して接続さ
れるアンテナ62a備えた連絡用通信機62と上記携帯
用送・受信装置Tがセッティングされ電源から充電が行
われるセット充電部63とCCDなどの撮像素子からな
る車両検出器64とから構成されている。図中60aは
ホストコンピュータ60のディスプレイ,60bは上記
各種情報や変更事項などをメインコンピュータ61に入
力するためのキーボード部である。上記管理室の出口と
入口は、ほぼ同様なように構成されているが、出口と入
口を兼用していても同様な操作と取扱いがなされる。上
記携帯用端末機Tの内部回路の詳細を図4の回路ブロッ
ク図により説明すると、操作部11は、制御部12に接
続され、この制御部12は上記送受信装置の無線部10
に接続されている。そして、図に示すように、携帯用端
末機Tのアンテナ9は、デュプレクス回路13a,高周
波増幅器13を介して復調器14に接続されている。ま
た、復調器14は、図示しないインターフェイス回路を
介して制御部12のCPU12aに連繋されている。こ
のCPU12aは、メインコンピュータ61にも連繋さ
れていて、復調器14からメインコンピュータ61の指
令信号が入力されると、予めPROM12bに設定され
ているプログラムに基づいて音声IC2aに記録されて
いる所望する音声信号を音声出力手段であるスピーカ3
に対して出力制御したり、必要とされる帰車時間や連絡
情報をディスプレイ装置5から表示するとともにマイク
8から入力され記憶された音声IC2aの音声信号の出
力制御を行うように構成されている。また、CPU12
aは、操作部11とも連繋されており、テンキー11a
や文字記号入力部11bから入力される情報をRAM1
2cに書込み制御するように設定されている。上記復調
器14のもう一方の出力側は、波形成形回路15,チャ
ンネルコーダー16を介して音声・画像コーデック回路
17に接続されている。更に、音声・画像コーデック回
路17は、音声・画像コーデック回路17を介してチャ
ンネルコーダー18,ロールオフフィルター回路19,
変調器20,電力増幅器21,デュプレックス回路13
aを介してCPU12aにより制御コントロールされた
音声・画像の信号をアンテナ9を介して固定用送受信装
置Aに送信するようにデジタル方式により構成されてい
る。図中21aは、タイミングコントロール回路、22
は、シンセサイザーである。次に、以上のように構成さ
れた本発明管理システムの作用を図1乃至図4および図
5,図6に示す各CPUのアルゴリズムに基づいて説明
する。まず、図5に示すように、車が駐車場に入ってく
ると、車両検出センサ64が車の入車を検出して検出信
号をホストコンピュータ60を介してメインコンピュー
タ61に出力する。そうすると、ホストコンピュータ6
0とメインコンピュータ61は、スタート状態になる。
こうして、ステップ101では、メインコンピュータ6
1に内蔵された図示しないCPUによりメインコンピュ
ータ61のメモリに記憶されているが車の空き情報と空
いている車庫番号が検索される。つぎに、ステップ10
2では、メインコンピュータ61のメモリを検索した結
果、車の空き情報と空いている車庫番号がない(NO)
と判断した場合にはステップ103に移行し、このステ
ップ103では、メインコンピュータ61のメモリ内の
別のアドレスに記憶されている待ち時間情報をホストコ
ンピュータ60に対して出力する。ステップ104で
は、ホストコンピュータ60側では、メインコンピュー
タ61のCPUにて出力制御された待ち時間情報を入力
して、ホストコンピュータ60のディスプレイ60aか
ら表示する。また、ステップ102でCPUにて検索さ
れた結果が、車の空き情報と空いている車庫番号がある
(YES)と判断された場合には、CPUの制御により
検索されたその車の空き情報と空いている車庫番号をC
PUの制御によりメインコンピュータ61のメモリより
抽出してホストコンピュータ60に対して車の空き情報
と空いている車庫番号の情報が出力される。そこで、ス
テップ105においては、ホストコンピュータ60側に
メインコンピュータ61のCPUにて出力制御されたそ
の空いている車庫番号を入力するとともに、ホストコン
ピュータ60のディスプレイ60aからその空いている
車庫番号が映し出し、ENDとなる。その後、管理室で
は、ディスプレイ60aに写し出された、その車庫番号
の周波数設定の携帯用端末機Tを管理室の管理人が運転
者に指示し、その運転者は、指定された番号の携帯用端
末Tnを管理室前面に配設されたセット充電部63にて
受け取る。つぎに、図6に示したアルゴリズムに基づい
て、携帯用端末機Tnの操作を説明する。携帯用端末機
Tnの電源スイッチ部7aをオンすると、携帯用端末機
Tnはスタート状態となる。つぎに、ステップ201で
は、携帯用端末機Tnのモード変換スイッチ部7bを操
作する。例えば、駐車時間設定モードを選択し、操作部
11のテンキー11aを操作して駐車予定時間をRAM
12cにインプットし、それが終了すると設定時間にし
たがって駐車時間のカウントが開始される。ステップ2
02では、RAM12cにインプットされた駐車予定時
間がCPU12aの制御により、管理室の連絡用送・受
信機62にその信号が入力されるとともにホストコンピ
ュータ60を介してメインコンピュータ61のメモリ内
に駐車予定時間が記憶される。ステップ203では、メ
インコンピュータ61のメモリ内に記憶された駐車予定
時間からメインコンピュータ61では帰車予定時間を演
算したあと入庫時間と帰車予定時間の信号をホストコン
ピュータ60に入力する。そこで、ステップ204に移
行し、ステップ204では、ホストコンピュータ60に
入力された入庫時間と帰車予定時間の信号をディスプレ
イ60aからその入庫時間と帰車予定時間を写し出し、
それと同時にホストコンピュータ60に連繋された連絡
用無線機62がその入庫時間と帰車予定時間の信号を携
帯用端末機Tnと受信機Rに送信する。そこで、ステッ
プ205に移り、携帯用端末機TnのCPU12cの制
御によりRAM12cに入庫した車両の入庫時間と帰車
予定時間が書き込まれるとともに、携帯用端末機Tnと
受信機Rのディスプレイ装置5に入庫時間と帰車予定時
間が表示され、次に携帯用端末機TnのPROM12b
にプログラムされた車庫番号の位置案内情報が携帯用端
末機Tnのディスプレイ装置5から表示され、その情報
を基に運転車は指定された車庫番号のところに車を移動
させ駐車することになる。こうして、運転者はポケット
に携帯用端末機Tnを入れ、この例では、図4に示すよ
うにデパートの売場へ出向き、所望する売場での買物を
する。この売場では、駐車場利用者は、購入証明のカー
ドを貰い、携帯用端末機Tnの挿入部6に挿入する。こ
こで、ステップ206に移行し、上記携帯用端末機Tn
のCPU12aの制御により、カードの挿入があった否
かを判断する。ステップ206でカードの挿入が確認さ
れ(YES)の場合には、買物情報が携帯用端末機Tn
のRAM12cに記憶され、同時にアンテナ9から各売
場において駐車場利用者が買物をした金額がホストコン
ピュータ60に連繋された連絡用無線機62に送信さ
れ、その買物情報がメインコンピュータ61に入力され
る。また、ステップ206にて買物がなされていない場
合には、カード挿入なし(NO)と判断され、つぎのス
テップ207に移行する。そこで、ステップ208で
は、メインコンピュータ61が駐車場利用者が買物をし
た金額を随時集計して、メモリ内に記憶しておく。ま
た、ステップ209では、駐車場利用者が帰車予定時間
をオーバーするようなときには、予め携帯用端末機Tn
の操作部11を操作してその旨を事前に連絡用無線機6
2に送信しておくと、メインコンピュータ61では、当
初の帰車予定時間の変更がなされているかいないかの判
断をする。ステップ209で、時間変更信号が入力され
ていて(YES)の場合にはステップ210に移行し、
当初の帰社予定時間の変更を行ないホストコンピュータ
60のディスプレイ60aから表示し、同時に連絡用無
線機62のアンテナ62aを介して携帯用端末機Tnに
変更された帰車時間情報が送信され、RAM12cに記
憶される。なお、その際に携帯用端末機Tnの操作部1
1を操作して病気やその他の何か緊急連絡等の事項につ
いても、その旨を事前に連絡用無線機62に送信してお
くと、ホストコンピュータ60のディスプレイ60aか
ら表示され、管理人室ではその情報に基づいて適当な対
応をすることができる。また、ステップ209で時間変
更がなされない場合(NO)は、ステップ211に移行
する。つぎに、ステップ211では、駐車場使用者が買
物に夢中になったり、帰車時間を忘れて超過して設定時
間をオーバーしているかいないかが判断される。ステッ
プ211で、設定時間がオーバーしていない場合(N
O)は、ステップ209に戻り、時間のカウントが引続
きなされる。また、時間超過の場合(YES)には、ス
テップ212に移行し、メインコンピュータ60の指令
により、連絡用無線機62から携帯用端末機Tnへ帰車
指令信号が送信される。そこで、携帯用端末機Tnの制
御部12のCPU12aの制御により、PROM12c
にプログラムされている順序で、音声IC8aによりブ
ザーや音声などによる時間超過の伝達が駐車場使用者に
通知されることになる。そこで、ステップ213に移行
する。ステップ213では、駐車場使用者が携帯用端末
機Tnの操作部11とモード変換部7bを操作して駐車
場案内を選択すると、CPU12aでは信号が入力され
ているかいないかを判断する。操作部11で駐車場の道
案内情報モードが選択され指令信号が入力されると、C
PU12aは、携帯用端末機TnのPROM12bにプ
ログラミングされている道案内情報を出力し、ディスプ
レイ装置5から道案内情報を表示し、ENDとなる。そ
こで、そのディスプレイ装置5の道案内情報を基に駐車
場利用者は、駐車場の指定された車庫番号に駐車してい
る車に迷うことなく迅速に戻れることになる。また、駐
車場使用者が道案内情報が要らない、すなわちモード変
換部7bを操作しない場合は、CPU12aでは道案内
情報のモード選択人号が入力されないので入力なし(N
O)と判断し、ディスプレイ装置5からは道案内情報が
表示されずにそのままENDとなる。さらに、所定の車
庫番号に駐車している自分の車に戻ると、受信機Rがそ
れを検出して連絡用無線機62に送信し、駐車場のその
車庫番号は空いた番号として管理される。次に、駐車場
利用者が、自分の車を運転して駐車場の出口に来て、携
帯用端末機Tnを管理人に渡すと、管理人は、携帯用端
末機Tnの操作部11とモード変換部7bを操作してメ
インコンピュータ61に出庫時間情報を送ると、メイン
コンピュータ61では、利用駐車料金を演算し、駐車料
金の金額を携帯用端末機Tnのプリンタ部4から打ち出
し、そうして打ち出した伝票を駐車場利用者に渡して、
駐車場利用者が駐車料金を支払うことになる。その後、
管理人は携帯用端末機Tnをセット充電部63に戻すと
その携帯用端末機Tnに記憶されている内容はクリアー
され、充電がなされることになる。こうして、管理室で
は、常に正確な駐車場の空き情報を把握しておき、駐車
場利用者に効率的なサービスが行われることになる。ま
た、この実施例では、携帯用端末機Tnにスピーカ3が
設けられていて、帰車時間や緊急連絡事項を、買物中の
駐車場利用者にブザーや音声により連絡することがで
き、より徹底したサービスと管理運営がなされることに
なるほか、送受信回路にデジタル方式が用いられている
ため、送受信される情報データの信号が極力安定した信
号として再生されることになり、正確な情報のやり取り
が成されることになる。。なお、この実施例では、屋内
用として家庭用,構内用の双方向性の通信方式について
述べたが、屋外用として使用する場合に片方向性の通信
方式を採る場合には、デュプレックス回路13aの代わ
りに片方向性の送受信回路を採ってもよいことは勿論で
ある。また、この実施例では、駐車場に固定用送受信機
Rを設置した構成で説明をしているが、管理室に備えら
れている連絡用通信機62だけを使用するような構成と
しても同等の作用効果を有し、その場合には固定用送受
信機Rが不要になり、安価なシステム構成とすることが
できる。図7は、この発明管理システムの第2実施例を
示すもので、この場合には、送受信のための回路として
アナログ回路が用いられている。なお、第一実施例で説
明した同等の部材には、同一の符号を付してその説明を
省略する。この実施例では、アナログ回路からなる送信
部51及び受信部52が用いられ、このため変調手段と
してモデム54とデータ処理信号回路55が連繋されて
いるとともに、発信手段としてPLL周波数シンセサイ
ザ53が連繋されている。これらの制御は、第一実施例
と同様に制御部12によって行われるように構成されて
いる。この実施例においても、ほぼ第一実施例と同様の
作用効果を奏することになる。 【0007】 【本発明の効果】上述した構成より明らかなように、ま
ず、 【請求項1】記載の発明によれば、駐車場の管理側と駐
車場の利用者とが相互に連絡がとれ、しかも、駐車場の
管理側からの各種情報や駐車場に駐車してきた車の駐車
位置を知らせる表示手段を有する携帯用端末機を駐車場
に備えるシステム構成とすることにより、駐車場の効率
的運用とサービス面の向上を図ることができることにな
る。さらに 【請求項2】記載の発明よれば、上記制御手段に連繋さ
れ、その制御手段からの指令を受け上記送・受信手段か
ら送付される指令信号や上記管理コントロール手段から
の情報が送信されていることを知らせるための音声ある
いは、振動および画像表示などの伝達手段が設けられて
いるため、携帯用端末機を所有するユーザーに必要な伝
達事項を正確に知らせることができることになるなど諸
々の効果を奏することになる。 【0008】
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係る駐車場管理システムの使用状態の
概要を示す斜視図である。 図2は本発明装置に用いられる管理室の概要を示す斜視
図である。 図3は、本発明に係る駐車場管理システムの使用状態の
全体概要を示すシステム図である。 図4は本発明に係る駐車場管理システムの第一実施例に
使用する携帯用送信機と受信装置における内部構成の詳
細を示す回路ブロック図である。 図5は駐車場管理システムの各制御手段のアルゴリズム
を示すフローチャートである。 図6は駐車場管理システムの携帯用送信機のアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。 図7は本発明に係る駐車場管理システムの第二実施例に
使用する携帯用送・受信装置における内部構成の詳細を
示す回路ブロック図である。 【符号の説明】 1 … コントロール装置 2 … スピーカ部 3 … マイク 4 … プリンタ部 5 … ディスプレイ装置 7 … スイッチ部 10… 無線部 10a… 発信部 10b… 受信部 11 … 操作部 12 … 制御部 12a… CPU 12b… PROM 12C… RAM T … 携帯用端末機 R … 受信機
概要を示す斜視図である。 図2は本発明装置に用いられる管理室の概要を示す斜視
図である。 図3は、本発明に係る駐車場管理システムの使用状態の
全体概要を示すシステム図である。 図4は本発明に係る駐車場管理システムの第一実施例に
使用する携帯用送信機と受信装置における内部構成の詳
細を示す回路ブロック図である。 図5は駐車場管理システムの各制御手段のアルゴリズム
を示すフローチャートである。 図6は駐車場管理システムの携帯用送信機のアルゴリズ
ムを示すフローチャートである。 図7は本発明に係る駐車場管理システムの第二実施例に
使用する携帯用送・受信装置における内部構成の詳細を
示す回路ブロック図である。 【符号の説明】 1 … コントロール装置 2 … スピーカ部 3 … マイク 4 … プリンタ部 5 … ディスプレイ装置 7 … スイッチ部 10… 無線部 10a… 発信部 10b… 受信部 11 … 操作部 12 … 制御部 12a… CPU 12b… PROM 12C… RAM T … 携帯用端末機 R … 受信機
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】駐車場の入口に設けられた車両検出手段
と、 上記駐車場の空いている車庫番号をリサーチするための
検索手段と、 この検索手段に連繋され、かつ、各車庫毎に配設されて
車庫の位置を通報する送・受信手段と、 上記車庫検出手段に連繋されて、車両の入庫時間や出庫
時間ならびに駐車料金などを登録・管理するための管理
コントロール手段と、 上記送・受信手段と交信可能に設けられ、その送・受信
手段から送付される指令信号や上記管理コントロール手
段からの情報を入出力制御する制御手段を有し、かつ、
その制御手段により制御される各種情報を表示するとと
もに車両の駐車した位置情報を知らせる表示手段を有す
る携帯用端末機と、 を備えていることを特徴とする駐車場管理システム。 【請求項2】上記携帯用端末機には、上記制御手段に連
繋され、その制御手段からの指令を受け上記送・受信手
段から送付される指令信号や上記管理コントロール手段
からの情報が送信されていることを知らせるための音声
あるいは、振動および画像表示などの伝達手段が設けら
れていることを特徴とする 【請求項1】記載の駐車場管理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23074491A JPH0668395A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 駐車場管理システム |
US07/805,941 US5266947A (en) | 1991-02-28 | 1991-12-12 | Parking data transfer system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23074491A JPH0668395A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 駐車場管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668395A true JPH0668395A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16912617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23074491A Pending JPH0668395A (ja) | 1991-02-28 | 1991-06-05 | 駐車場管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668395A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100305919B1 (ko) * | 1998-11-09 | 2001-11-30 | 홍원표 | 주차 관리 시스템 |
JP2003150726A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-05-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 駐車場仲介システム |
US6823317B1 (en) | 1996-04-02 | 2004-11-23 | Axxian Technologies Inc | Urban parking system |
JP2009048645A (ja) * | 2001-07-26 | 2009-03-05 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 駐車場仲介システム |
CN101859445A (zh) * | 2010-06-07 | 2010-10-13 | 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 | 一种停车费用的交付和结算方法及系统 |
CN102034365A (zh) * | 2010-11-28 | 2011-04-27 | 河海大学常州校区 | 一种车载智能停车诱导系统 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP23074491A patent/JPH0668395A/ja active Pending
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USRE43245E1 (en) | 1996-04-02 | 2012-03-13 | Axxian Technologies Inc. | Urban parking system |
KR100305919B1 (ko) * | 1998-11-09 | 2001-11-30 | 홍원표 | 주차 관리 시스템 |
JP2003150726A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-05-23 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 駐車場仲介システム |
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CN102034365A (zh) * | 2010-11-28 | 2011-04-27 | 河海大学常州校区 | 一种车载智能停车诱导系统 |
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