JPH0668328U - コネクタハウジング - Google Patents
コネクタハウジングInfo
- Publication number
- JPH0668328U JPH0668328U JP009446U JP944693U JPH0668328U JP H0668328 U JPH0668328 U JP H0668328U JP 009446 U JP009446 U JP 009446U JP 944693 U JP944693 U JP 944693U JP H0668328 U JPH0668328 U JP H0668328U
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- terminal accommodating
- rear holder
- terminal
- housing
- connector housing
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4367—Insertion of locking piece from the rear
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、電気回路に使用され、主に基板用
コネクタに適用される後部保持具を備えたコネクタハウ
ジングに関し、ハウジングに対する後部保持具の装着が
確実で端子の保持力が高く、端子の自動挿着工程に適応
できるコネクタハウジングを提供することを目的とす
る。 【構成】 ハウジング2内の端子収容室5に挿入した端
子9を後部保持具1によって一括係止するようにしたコ
ネクタハウジングであって、後部保持具1の枠体3に仕
切板4を架設し、仕切板4に各端子収容室5に対応する
案内突起6を並設し、端子収容室5の隔壁7に設けた切
欠溝8に案内突起6を嵌入することにより、端子9の挿
入を円滑に実施できるようにしている。
コネクタに適用される後部保持具を備えたコネクタハウ
ジングに関し、ハウジングに対する後部保持具の装着が
確実で端子の保持力が高く、端子の自動挿着工程に適応
できるコネクタハウジングを提供することを目的とす
る。 【構成】 ハウジング2内の端子収容室5に挿入した端
子9を後部保持具1によって一括係止するようにしたコ
ネクタハウジングであって、後部保持具1の枠体3に仕
切板4を架設し、仕切板4に各端子収容室5に対応する
案内突起6を並設し、端子収容室5の隔壁7に設けた切
欠溝8に案内突起6を嵌入することにより、端子9の挿
入を円滑に実施できるようにしている。
Description
【0001】
本考案は、電気回路に使用され、主として基板用コネクタに適用されるコネク タハウジングに関する。
【0002】
従来、基板用コネクタに適用されるコネクタハウジングとしては、たとえば実 開昭50−78982号公報に記載された、図6に示すようなコネクタハウジン グKがある。
【0003】 コネクタハウジングKは、上下2段に配列された端子収容室aを有するハウジ ングbとハウジングbに嵌合する枠状の後部保持具cとから成り、図7に示すよ うに、端子収容室a内に挿入された端子dを、後部保持具cの周壁内側に設けた 係止突起eによってハウジングa内に係止するようにしている。
【0004】 しかしながら、上記のコネクタハウジングKの構造においては、端子収容室a および後部保持具cには、端子の挿入を円滑にする部材が設けられていないので 、端子収容室aの隔壁に端子dが衝合して挿入が阻害されることがあり、また、 後部保持具cは枠状に形成されているため、剛性が弱く、ハウジングbから外れ 易く、また端子dの保持力が不十分であるなどの問題点を有している。
【0005】
本考案は、上記の問題点に着目してなされたもので、端子収容室に対する端子 の挿着が円滑に実施でき、ハウジングに対する後部保持具の装着が確実で保持力 が高く、端子の自動挿着工程に適応できるコネクタハウジングを提供することを 課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を達成するため、本考案は、ハウジング内部に複数の端子収容室を 並設し、各端子収容室に挿入した端子を後部保持具によって一括係止するように したコネクタハウジングであって、前記後部保持具の枠体に前記各端子収容室に 対応する案内突起を設け、前記端子収容室の隔壁に該案内突起と係合する切欠溝 を形成してなることを特徴とする。
【0007】 また、後部保持具の枠体には、端子収容室の配列に対応する仕切板を架設し、 該仕切板に各端子収容室に対応する案内突起を設けることが好ましい(請求項2 )。
【0008】
本考案によれば、後部保持具の枠体にハウジングの端子収容室に対応して案内 突起を設けているため、ハウジングに対し後部保持具の枠体の一部を嵌入して端 子収容室内に端子の挿着を行う際に、案内突起に沿って端子が導入されるので、 端子収容室の隔壁に端子が衝合して挿入が阻害されることがなくなり、端子収容 室内に容易かつ確実に端子を挿入することが可能となり、自動挿着工程への適応 性が向上する。
【0009】 また、複数の端子収容室を上下に複数段重ねて配列したハウジングに対しては 、後部保持具の枠体に端子収容室の配列段を区分する仕切板を架設して、この仕 切板に端子収容室に対応する案内突起を設けることにより、各端子収容室内に端 子を円滑に挿入することができると共に、後部保持具の剛性が増大して変形し難 くなるのでハウジングに対する装着性および端子の保持力が向上する。
【0010】
図1は、本考案の実施例に係わるコネクタハウジングAを構成する後部保持具 1とハウジング2を示す斜視図である。 後部保持具1は、合成樹脂材を成形加工により形成された枠体3から成り、枠 体3の対向する側壁3a、3a′間に仕切板4を架設して枠体3を上下に2分し た構造を有している。 仕切板4には、ハウジング2の端子収容室5に対応して、上下に案内突起6を 並設している。
【0011】 枠体3の側壁3a′には係止爪3bを設けて、ハウジング2の係止孔2bと係 合させて後部保持具1とハウジング2とを係止するようにしている。3cは、ハ ウジング2内に後部保持具1を嵌着した際に、端子収容室5内に挿入された端子 の後部を係止するための係止板である。
【0012】 ハウジング2は、箱状の外郭2aの内部に複数の端子収容室5を上下2列に分 離して並設している。上側の端子収容室5の隔壁7と下側の端子収容室5の隔壁 7′は、互いに隔離して仕切板4を挿入しうる間隙tを設けている。隔壁7、7 ′には、仕切板4の案内突起6を嵌入する切欠溝8を設けている。
【0013】 図2は、ハウジング2内に後部保持具1を仮係止した状態の説明図であり、隔 壁7の切欠溝8内に仕切板4の案内突起6を一部嵌入した状態を示している。 この状態においては、端子収容室5の切欠溝8内に仕切板4の案内突起6が一 部嵌入しており、案内突起6の上面6aと隔壁7とが略同一高さとなるようにし ているため、図3に示すように、端子9の挿入時には、端子9が案内突起6の上 に接触した状態で端子収容室5内に挿入されるため、端子9の先端部9aが隔壁 7の端部7aに衝合することがなく円滑に挿入が行われる。また、誤って端子を 上下逆位置で挿入しようとすると、端子9の後足9bが案内突起6に衝合するの で、誤挿入を未然に防止できる。
【0014】 図4は、本考案の他の実施例に係わる後部保持具9の斜視図である。 後部保持具9は、前記ハウジング2に装着するもので、枠体10の側壁10a 、10a′間に、案内突起11を並設した仕切板12を架設すると共に、天井壁 10bと、底壁10cの内側に、前記ハウジング2の各端子収容室5に対応して それぞれ突条13を並設している。突条13を設ける位置は、図5に示すように 、仕切板12の案内突起11と互い違いとなる位置に設けている。 突条13を設けることにより、端子挿入時における前記後部保持具1の利点に 加えて端子の斜め挿入を防止することができるので、さらに端子挿入工程の作業 性が向上する。
【0015】 上記の実施例においては、端子収容室2を上下2段に配列したコネクタハウジ ングAの場合について説明したが、コネクタハウジング内に端子収容室を3段以 上複数段配列し、後部保持具にも端子収容室の配列段に対応して仕切板を複数枚 架設してもよい。
【0016】 また、コネクタハウジング内に複数の端子収容室を単に横方向に並設したのみ のコネクタハウジングに対しては、後部保持具に仕切板を設けず、後部保持具の 枠体の内側に前記仕切板4の案内突起6と同様の案内突起を設け、端子収容室に 設けた切欠溝と係合させるようにしてもよい。
【0017】
本考案のコネクタハウジングは、後部保持具の枠体に設けた案内突起に沿って 端子が導入されるため、端子収容室内に容易かつ確実に端子を挿入することが可 能となり、自動挿着工程への適応性が向上する。 また、複数の端子収容室を複数段重ねて配列したハウジングに対しては、案内 突起を設けた仕切板を後部保持具の枠体に架設しているため、各端子収容室内に 端子を容易に挿入することができると共に、後部保持具の剛性が強化され、ハウ ジングに対する後部保持具の装着性が良く端子の保持力も向上するので、多極コ ネクタに好適であるなどの利点を有する。
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【0014】 図4は、本考案の他の実施例に係わる後部保持具14の斜視図である。 後部保持具14は、前記ハウジング2に装着するもので、枠体10の側壁10 a、10a′間に、案内突起11を並設した仕切板12を架設すると共に、天井 壁10bと、底壁10cの内側に、前記ハウジング2の各端子収容室5に対応し てそれぞれ突条13を並設している。突条13を設ける位置は、図5に示すよう に、仕切板12の案内突起11と互い違いとなる位置に設けている。 突条13を設けることにより、端子挿入時における前記後部保持具1の利点に 加えて端子の斜め挿入を防止することができるので、さらに端子挿入工程の作業 性が向上する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【0015】 上記の実施例においては、端子収容室5を上下2段に配列したコネクタハウジ ングAの場合について説明したが、コネクタハウジング内に端子収容室を3段以 上複数段配列し、後部保持具にも端子収容室の配列段に対応して仕切板を複数枚 架設してもよい。
【図1】本考案の実施例に係わるコネクタハウジングの
後部保持具とハウジングを示す斜視図である。
後部保持具とハウジングを示す斜視図である。
【図2】図1のハウジングに後部保持具を仮係止した状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
【図3】図2の後部保持具の仕切板上から端子収容室内
へ端子を挿入する工程の説明図である。
へ端子を挿入する工程の説明図である。
【図4】本考案の他の実施例に係わる後部保持具の斜視
図である。
図である。
【図5】図4の後部保持具の正面図である。
【図6】従来のコネクタハウジングの斜視図である。
【図7】図6のコネクタハウジングに端子を挿入した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
A コネクタハウジング 1 後部保持具 2 ハウジング 3 枠体 4 仕切板 5 端子収容室 6 案内突起 7、7′ 隔壁 8 切欠溝 9 端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジング内部に複数の端子収容室を並
設し、各端子収容室に挿入した端子を後部保持具によっ
て一括係止するようにしたコネクタハウジングであっ
て、 前記後部保持具の枠体に前記各端子収容室に対応する案
内突起を設け、前記端子収容室の隔壁に該案内突起と係
合する切欠溝を形成してなることを特徴とするコネクタ
ハウジング。 - 【請求項2】 後部保持具の枠体に端子収容室の配列に
対応する仕切板を架設し、該仕切板に各端子収容室に対
応する案内突起を設けてなることを特徴とする請求項1
に記載のコネクタハウジング。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009446U JP2580711Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | コネクタハウジング |
US08/205,633 US5441427A (en) | 1993-03-08 | 1994-03-04 | Connector housing |
US08/486,288 US5820417A (en) | 1993-03-08 | 1995-06-07 | Connector housing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993009446U JP2580711Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | コネクタハウジング |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668328U true JPH0668328U (ja) | 1994-09-22 |
JP2580711Y2 JP2580711Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=11720526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993009446U Expired - Fee Related JP2580711Y2 (ja) | 1993-03-08 | 1993-03-08 | コネクタハウジング |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5441427A (ja) |
JP (1) | JP2580711Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009128378A1 (ja) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | タイコ エレクトロニクス アンプ株式会社 | 防水構造及び防水コネクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2728397A1 (fr) * | 1994-12-19 | 1996-06-21 | Framatome Connectors Int | Connecteur a grille de verrouillage secondaire des bornes |
WO2009156800A1 (en) * | 2008-06-25 | 2009-12-30 | Fci | Cable connector and method of assembling the same |
US9484660B2 (en) * | 2014-11-13 | 2016-11-01 | Tyco Electronics Corporation | Electrical connector |
JP6785261B2 (ja) * | 2018-05-11 | 2020-11-18 | 矢崎総業株式会社 | コネクタユニット |
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JPH0779025B2 (ja) * | 1990-03-08 | 1995-08-23 | 矢崎総業株式会社 | コネクタにおける端子金具の係止機構 |
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-
1993
- 1993-03-08 JP JP1993009446U patent/JP2580711Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-04 US US08/205,633 patent/US5441427A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2009259620A (ja) * | 2008-04-17 | 2009-11-05 | Tyco Electronics Amp Kk | 防水構造及び防水コネクタ |
JP4553953B2 (ja) * | 2008-04-17 | 2010-09-29 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | 防水構造及び防水コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2580711Y2 (ja) | 1998-09-17 |
US5441427A (en) | 1995-08-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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