JPH08273723A - ボードロック付き電気コネクタ - Google Patents
ボードロック付き電気コネクタInfo
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- JPH08273723A JPH08273723A JP8097447A JP9744796A JPH08273723A JP H08273723 A JPH08273723 A JP H08273723A JP 8097447 A JP8097447 A JP 8097447A JP 9744796 A JP9744796 A JP 9744796A JP H08273723 A JPH08273723 A JP H08273723A
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- housing
- cavity
- locking
- board
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/7064—Press fitting
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボードロックの補修及び交換が容易な、ボー
ドロック付き電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 ボードロック4は金属板から打ち抜き形
成され、仮想の中心回転軸10の周りに略対称な形状と
なっている。中央フランジ13の軸方向両側にはコネク
タ1のハウジング2と係合するポスト18及び取り付け
るべき基板と係合するポスト9が形成されている。中央
フランジ13には一側にロッキングランス15、16が
形成され、ハウジング2のキャビティ21に挿入された
際、キャビティ21に設けた錠止肩25、26の1つと
ロッキングランス15、16の1つが係合する。係合し
たロッキングランスは工具により容易に係合を解除でき
る。
ドロック付き電気コネクタを提供すること。 【解決手段】 ボードロック4は金属板から打ち抜き形
成され、仮想の中心回転軸10の周りに略対称な形状と
なっている。中央フランジ13の軸方向両側にはコネク
タ1のハウジング2と係合するポスト18及び取り付け
るべき基板と係合するポスト9が形成されている。中央
フランジ13には一側にロッキングランス15、16が
形成され、ハウジング2のキャビティ21に挿入された
際、キャビティ21に設けた錠止肩25、26の1つと
ロッキングランス15、16の1つが係合する。係合し
たロッキングランスは工具により容易に係合を解除でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気コネクタに関
し、特に基板に取り付けられるボードロックを具えたボ
ードロック付き電気コネクタに関する。
し、特に基板に取り付けられるボードロックを具えたボ
ードロック付き電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】米国特許第5,074,8
07号公報には、電気コンタクトと、ハウジングが取り
付けられる基板に結合される導電性のボードロックとを
含む電気コネクタが開示されている。各ボードロックの
取付けポストは、プリント板を貫通する開口に受容され
る様に構成されている。ボードロックの他の部分は、上
方に延びて絶縁ハウジングの一部と摩擦係合して、ボー
ドロックがハウジングに組付けられる。ボードロックの
横に突出したバーブ(刺)が、ハウジングのキャビティ
の内側と係合して、ボードロックがハウジングに保持さ
れる。ボードロックをハウジングに組付けるのに困難な
場合がある。ボードロックが、ハウジングのキャビティ
に沿って組付けられると、バーブがハウジングに食い込
むようになっている。バーブはボードロックをハウジン
グに固定する為の固定部となる。ボードロックには、高
い摩擦係合が必要である。ボードロックは、曲がった状
態に取り付けられることがあり、この場合ハウジングか
ら取り外して再び取り付けられなければならない。バー
ブによって取り外しに抵抗が生じるのでボードロックの
交換は困難である。
07号公報には、電気コンタクトと、ハウジングが取り
付けられる基板に結合される導電性のボードロックとを
含む電気コネクタが開示されている。各ボードロックの
取付けポストは、プリント板を貫通する開口に受容され
る様に構成されている。ボードロックの他の部分は、上
方に延びて絶縁ハウジングの一部と摩擦係合して、ボー
ドロックがハウジングに組付けられる。ボードロックの
横に突出したバーブ(刺)が、ハウジングのキャビティ
の内側と係合して、ボードロックがハウジングに保持さ
れる。ボードロックをハウジングに組付けるのに困難な
場合がある。ボードロックが、ハウジングのキャビティ
に沿って組付けられると、バーブがハウジングに食い込
むようになっている。バーブはボードロックをハウジン
グに固定する為の固定部となる。ボードロックには、高
い摩擦係合が必要である。ボードロックは、曲がった状
態に取り付けられることがあり、この場合ハウジングか
ら取り外して再び取り付けられなければならない。バー
ブによって取り外しに抵抗が生じるのでボードロックの
交換は困難である。
【0003】米国特許第5,074,807号公報によ
れば、ボードロックの取り外しが要求されている。例え
ば、損傷を受けたボードロックの交換、或いはハウジン
グに組み付けた際に曲がってしまったボードロックの交
換等の場合である。この特許公報によると、各ボードロ
ックは中央キャビティを有し、これによってボードロッ
クが横に撓み可能としている。ボードロックが撓むと、
ボードロックはハウジングとの摩擦係合が解除される。
座屈したボードロックは、ハウジングから容易に取り外
すことができる。しかし、横方向への変形は、例えばボ
ードロックがプリント板の開口に押し込まれる際のよう
な望ましくない時に生じる慮れがあるという欠点があ
る。更に、変形したボードロックは損傷しており、再使
用することはできない。
れば、ボードロックの取り外しが要求されている。例え
ば、損傷を受けたボードロックの交換、或いはハウジン
グに組み付けた際に曲がってしまったボードロックの交
換等の場合である。この特許公報によると、各ボードロ
ックは中央キャビティを有し、これによってボードロッ
クが横に撓み可能としている。ボードロックが撓むと、
ボードロックはハウジングとの摩擦係合が解除される。
座屈したボードロックは、ハウジングから容易に取り外
すことができる。しかし、横方向への変形は、例えばボ
ードロックがプリント板の開口に押し込まれる際のよう
な望ましくない時に生じる慮れがあるという欠点があ
る。更に、変形したボードロックは損傷しており、再使
用することはできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のボードロック付
き電気コネクタは、コンタクトを有する絶縁ハウジン
グ、及び該絶縁ハウジングのキャビティに少なくとも1
個のボードロックを有し、該ボードロックにより基板に
取り付けられるボードロック付き電気コネクタにおい
て、前記キャビティには、前記絶縁ハウジングに設けら
れた開口と連通する錠止肩を対向位置に設け、前記ボー
ドロックは、前記キャビティ内で2つの方向のうちいず
れかを向いたとき前記錠止肩のいずれか1つと係合し、
且つ前記開口から挿入される工具により係合が解除可能
なロッキングランスを有することを特徴とする。
き電気コネクタは、コンタクトを有する絶縁ハウジン
グ、及び該絶縁ハウジングのキャビティに少なくとも1
個のボードロックを有し、該ボードロックにより基板に
取り付けられるボードロック付き電気コネクタにおい
て、前記キャビティには、前記絶縁ハウジングに設けら
れた開口と連通する錠止肩を対向位置に設け、前記ボー
ドロックは、前記キャビティ内で2つの方向のうちいず
れかを向いたとき前記錠止肩のいずれか1つと係合し、
且つ前記開口から挿入される工具により係合が解除可能
なロッキングランスを有することを特徴とする。
【0005】実施形態によると、ボードロックはハウジ
ングの対応するキャビティに取り付けられる。ハウジン
グの各キャビティには開口が形成され、各開口の内壁に
はキャビティの対応する側部に近接して第1及び第2の
錠止肩が形成されている。各ボードロックは対応するキ
ャビティ内で2つの方向のいずれかに向き、ボードロッ
クの不適切な組立てを防止することができる。その際、
ボードロックが2つの方向のうち第1方向を向くとき、
第1ロッキングランスが第1肩と係合し、ボードロック
が2つの方向のうち第2方向を向くとき第2ロッキング
ランスが第2肩と係合して、ボードロックの不適切な組
立てが阻止される。ボードロックは次の方法により容易
に取り外すことができる。最初に、棒状の工具を開口に
沿って挿入し、対応するロッキングランスをボードロッ
クの板厚面内で弾性的に撓めて、錠止肩からボードロッ
クを外すことができる。ロッキングランスが外されてい
る間にボードロックが取り外される。
ングの対応するキャビティに取り付けられる。ハウジン
グの各キャビティには開口が形成され、各開口の内壁に
はキャビティの対応する側部に近接して第1及び第2の
錠止肩が形成されている。各ボードロックは対応するキ
ャビティ内で2つの方向のいずれかに向き、ボードロッ
クの不適切な組立てを防止することができる。その際、
ボードロックが2つの方向のうち第1方向を向くとき、
第1ロッキングランスが第1肩と係合し、ボードロック
が2つの方向のうち第2方向を向くとき第2ロッキング
ランスが第2肩と係合して、ボードロックの不適切な組
立てが阻止される。ボードロックは次の方法により容易
に取り外すことができる。最初に、棒状の工具を開口に
沿って挿入し、対応するロッキングランスをボードロッ
クの板厚面内で弾性的に撓めて、錠止肩からボードロッ
クを外すことができる。ロッキングランスが外されてい
る間にボードロックが取り外される。
【0006】以下、本発明の好適実施形態について、添
付図を参照して詳細に説明する。
付図を参照して詳細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、絶縁ハウジング、このハ
ウジング内の電気コンタクト及び導電性のボードロック
を有するボードロック付き電気コネクタ(以下、単にコ
ネクタという)である。図2は図1のコネクタの側面図
である。図3は、図2のコネクタの底面図である。図4
は、図2のコネクタに取り付けられる前のボードロック
の拡大斜視図である。図5は、図4のボードロックの側
面図である。図6は、図1のコネクタの部分拡大平面図
である。図7は、部分的に断面した図2のコネクタの部
分拡大側面図である。図8は、図3のコネクタの部分拡
大底面図である。図9は部分的に破断した、図2のコネ
クタの端面図である。
ウジング内の電気コンタクト及び導電性のボードロック
を有するボードロック付き電気コネクタ(以下、単にコ
ネクタという)である。図2は図1のコネクタの側面図
である。図3は、図2のコネクタの底面図である。図4
は、図2のコネクタに取り付けられる前のボードロック
の拡大斜視図である。図5は、図4のボードロックの側
面図である。図6は、図1のコネクタの部分拡大平面図
である。図7は、部分的に断面した図2のコネクタの部
分拡大側面図である。図8は、図3のコネクタの部分拡
大底面図である。図9は部分的に破断した、図2のコネ
クタの端面図である。
【0008】図1、図2及び図3を参照すると、コネク
タ1は、絶縁性のハウジング2、このハウジング2内に
導電性のコンタクト3、及びハウジング2から突出する
導電性のボードロック4を有する。ハウジング2は一体
成形のプラスチック等の樹脂製である。ハウジング2の
頂面5は少なくとも1個のプラグ受容開口6を有する。
このプラグ受容開口6は、図示しない相手方のプラグの
外形形状に適合する形状を有する。図1に示す如く、各
プラグ受容開口6は異なる形状を有し、異なる相補形の
プラグと嵌合するようになっている。コンタクト3は金
属ブランク(金属板)から打ち抜き形成され、コンタク
ト3の電気的導電性を阻害する酸化物の形成を阻止する
ように既知の方法によりめっきされる。コンタクト3
は、各プラグ受容開口6に露出するようにハウジングに
配置される。各プラグ受容開口6のコンタクト3は、受
容される図示しないプラグと嵌合するように構成されて
いる。図2に於いて、ハウジング2の底面8から外方に
突出するコンタクト3のポスト7は、図示しないプリン
ト板の対応する取付け開口と係合する。更に、コネクタ
2の詳細についてはIEEEーP1394の工業基準に
規定されている。
タ1は、絶縁性のハウジング2、このハウジング2内に
導電性のコンタクト3、及びハウジング2から突出する
導電性のボードロック4を有する。ハウジング2は一体
成形のプラスチック等の樹脂製である。ハウジング2の
頂面5は少なくとも1個のプラグ受容開口6を有する。
このプラグ受容開口6は、図示しない相手方のプラグの
外形形状に適合する形状を有する。図1に示す如く、各
プラグ受容開口6は異なる形状を有し、異なる相補形の
プラグと嵌合するようになっている。コンタクト3は金
属ブランク(金属板)から打ち抜き形成され、コンタク
ト3の電気的導電性を阻害する酸化物の形成を阻止する
ように既知の方法によりめっきされる。コンタクト3
は、各プラグ受容開口6に露出するようにハウジングに
配置される。各プラグ受容開口6のコンタクト3は、受
容される図示しないプラグと嵌合するように構成されて
いる。図2に於いて、ハウジング2の底面8から外方に
突出するコンタクト3のポスト7は、図示しないプリン
ト板の対応する取付け開口と係合する。更に、コネクタ
2の詳細についてはIEEEーP1394の工業基準に
規定されている。
【0009】各ボードロック4は底面8から突出する。
底面8は段差8’を有し、コンタクト3が突出する底面
8を底上げしている。各ボードロック4は、図4及び図
5に示す形状を有する。各ボードロック4は一体の構成
であり、ボードロック4と同じ板厚を有する一体の金属
板から打ち抜き形成される。ボードロック4の細長いポ
スト9を含む第1部分は、ボードロック4の仮想の中心
回転軸10に沿って突出する。ポスト9の開口11によ
って狭い弾性的に撓む側部が形成され、図示しないプリ
ント板の図示しない取付け開口の内面と弾性的に摩擦係
合する。ポスト9の逆向きの側縁から横にバーブ12が
突出し取付け開口の内面と係合してポスト9が取付け開
口から偶発的に抜けるのを阻止している。
底面8は段差8’を有し、コンタクト3が突出する底面
8を底上げしている。各ボードロック4は、図4及び図
5に示す形状を有する。各ボードロック4は一体の構成
であり、ボードロック4と同じ板厚を有する一体の金属
板から打ち抜き形成される。ボードロック4の細長いポ
スト9を含む第1部分は、ボードロック4の仮想の中心
回転軸10に沿って突出する。ポスト9の開口11によ
って狭い弾性的に撓む側部が形成され、図示しないプリ
ント板の図示しない取付け開口の内面と弾性的に摩擦係
合する。ポスト9の逆向きの側縁から横にバーブ12が
突出し取付け開口の内面と係合してポスト9が取付け開
口から偶発的に抜けるのを阻止している。
【0010】ポスト9はボードロック4の中央フランジ
13から板厚面内で下方に延びている。中央フランジ1
3は中心回転軸10から横に2方向に突出し、中心回転
軸10の周りに対称に位置する横に整列した1対の水平
肩14を形成している。中央フランジ13の厚さを貫通
する3つの側面を有するスリット17によって第1ロッ
キング(錠止)ランス15及び第2ロッキング(錠止)
ランス16が形成される。第1及び第2ロッキングラン
ス15、16は、ボードロック4から打ち出されて厚み
面の外側に斜めに突出する。第1及び第2ロッキングラ
ンス15、16は厚み面の方へ接近し、或いは遠ざかる
ように弾性的に撓み可能である。更に第1及び第2ロッ
キングランス15、16は中心回転軸10から横に対称
に離隔している。
13から板厚面内で下方に延びている。中央フランジ1
3は中心回転軸10から横に2方向に突出し、中心回転
軸10の周りに対称に位置する横に整列した1対の水平
肩14を形成している。中央フランジ13の厚さを貫通
する3つの側面を有するスリット17によって第1ロッ
キング(錠止)ランス15及び第2ロッキング(錠止)
ランス16が形成される。第1及び第2ロッキングラン
ス15、16は、ボードロック4から打ち出されて厚み
面の外側に斜めに突出する。第1及び第2ロッキングラ
ンス15、16は厚み面の方へ接近し、或いは遠ざかる
ように弾性的に撓み可能である。更に第1及び第2ロッ
キングランス15、16は中心回転軸10から横に対称
に離隔している。
【0011】第2部分は中央フランジから上方向に延び
る細長い、ポスト18を含む。第2のポスト18は中心
回転軸10即ち中心に沿って延びる。ボードロック4の
厚み面内で横に延びるバーブ(刺)19は、ポスト18
の逆向きの側から延びている。ポスト18を貫通する中
央の開口20によって、ポスト18の側部が狭く弾性的
に撓むようになり、前述した方法でハウジング2と係合
する。
る細長い、ポスト18を含む。第2のポスト18は中心
回転軸10即ち中心に沿って延びる。ボードロック4の
厚み面内で横に延びるバーブ(刺)19は、ポスト18
の逆向きの側から延びている。ポスト18を貫通する中
央の開口20によって、ポスト18の側部が狭く弾性的
に撓むようになり、前述した方法でハウジング2と係合
する。
【0012】図6、図7及び図8によると、ボードロッ
ク受容キャビティ(以下単にキャビティという)21は
底面8と連通し、底面8から上方に延びる。キャビティ
21は、図8に示す如く中央フランジ13を受容する為
に狭い、スリット状の幅を有している。キャビティ21
の逆向きの底部22は、ハウジング2の内部にあり、中
央フランジ13がキャビティ21に沿って挿入されたと
きに、水平肩14が当接して挿入を制限する停止部とな
る。キャビティ21の狭幅部23は逆向きの底部22か
ら上方へ延びる。キャビティ21の狭幅部23は、ボー
ドロック4の第2ポスト18を受容する。
ク受容キャビティ(以下単にキャビティという)21は
底面8と連通し、底面8から上方に延びる。キャビティ
21は、図8に示す如く中央フランジ13を受容する為
に狭い、スリット状の幅を有している。キャビティ21
の逆向きの底部22は、ハウジング2の内部にあり、中
央フランジ13がキャビティ21に沿って挿入されたと
きに、水平肩14が当接して挿入を制限する停止部とな
る。キャビティ21の狭幅部23は逆向きの底部22か
ら上方へ延びる。キャビティ21の狭幅部23は、ボー
ドロック4の第2ポスト18を受容する。
【0013】図6及び図7を参照すると、各キャビティ
21はハウジング2の第1の開口24と交わる。開口2
4はハウジング2の頂面5からキャビティ21の方へ延
びる。開口24は、キャビティ21の両側に連通する。
開口24はキャビティ21の底部22まで延びて交差す
る。開口24はキャビティ21の底部22の下まで延び
る。開口24の内部の底部は底部22から離隔して第1
錠止肩25及び第2錠止肩26を形成する。第1及び第
2錠止肩25、26はキャビティ21の対向側面に近接
し、1個の開口24によって形成される。
21はハウジング2の第1の開口24と交わる。開口2
4はハウジング2の頂面5からキャビティ21の方へ延
びる。開口24は、キャビティ21の両側に連通する。
開口24はキャビティ21の底部22まで延びて交差す
る。開口24はキャビティ21の底部22の下まで延び
る。開口24の内部の底部は底部22から離隔して第1
錠止肩25及び第2錠止肩26を形成する。第1及び第
2錠止肩25、26はキャビティ21の対向側面に近接
し、1個の開口24によって形成される。
【0014】各ボードロック4は、対応するキャビティ
21に組み付けることができる。その際ボードロック4
は第2のポスト18をキャビティ21に向けて挿入され
る。ポスト18が挿入されると、キャビティ21の狭幅
部23に係合し、バーブ19がキャビティ21の狭幅部
23の対向する側壁に締まり嵌めされる。中央フランジ
13はキャビティ21内に配置される。中央フランジ1
3をキャビティ21に沿って挿入すると、キャビティ2
1の対向する側面によってロッキングランス15、16
の1つは、ボードロック4の板厚面内に弾性的に撓めら
れて狭幅のキャビティ21に沿って通過することが可能
となる。ボードロック4がキャビティ21に挿入され
て、例えば図9に示す如く、完了間近になると、ロッキ
ングランス15、16の1つは開口24に対向するよう
になる。ロッキングランス15、16の対応する1つは
ボードロック4の板厚面から外方に弾発的に開口24内
で復帰し、ボードロック4がハウジング2から抜け出な
いようにしている。
21に組み付けることができる。その際ボードロック4
は第2のポスト18をキャビティ21に向けて挿入され
る。ポスト18が挿入されると、キャビティ21の狭幅
部23に係合し、バーブ19がキャビティ21の狭幅部
23の対向する側壁に締まり嵌めされる。中央フランジ
13はキャビティ21内に配置される。中央フランジ1
3をキャビティ21に沿って挿入すると、キャビティ2
1の対向する側面によってロッキングランス15、16
の1つは、ボードロック4の板厚面内に弾性的に撓めら
れて狭幅のキャビティ21に沿って通過することが可能
となる。ボードロック4がキャビティ21に挿入され
て、例えば図9に示す如く、完了間近になると、ロッキ
ングランス15、16の1つは開口24に対向するよう
になる。ロッキングランス15、16の対応する1つは
ボードロック4の板厚面から外方に弾発的に開口24内
で復帰し、ボードロック4がハウジング2から抜け出な
いようにしている。
【0015】ボードロック4が対応するキャビティ21
に不適切に組み付けられないように、各ボードロック4
は各キャビティ21内に挿入される間、2つの方向(中
心回転軸に対しての反転方向)のいずれかに向くことが
できる。これは、前述の2つの方向のうち第1の方向に
ボードロック4が向くとき、第1錠止肩25に第1ロッ
キングランス15が錠止され、ボードロック4が2方向
のうちに第2の方向を向く時、第2ロッキングランス1
6が第2錠止肩26に錠止されることによりなされ、こ
れによってボードロック4の不適切な組み付けが防止さ
れる。
に不適切に組み付けられないように、各ボードロック4
は各キャビティ21内に挿入される間、2つの方向(中
心回転軸に対しての反転方向)のいずれかに向くことが
できる。これは、前述の2つの方向のうち第1の方向に
ボードロック4が向くとき、第1錠止肩25に第1ロッ
キングランス15が錠止され、ボードロック4が2方向
のうちに第2の方向を向く時、第2ロッキングランス1
6が第2錠止肩26に錠止されることによりなされ、こ
れによってボードロック4の不適切な組み付けが防止さ
れる。
【0016】ボードロック4はロッキングランス15、
16のうち対応する1個によって、ハウジング2に固定
される。これによりボードロック4を補修及び交換の
際、容易に解除し、引き抜くことができる。細長い棒状
の工具を開口24に沿ってハウジング2の頂面5から挿
入し、ロッキングランス15、16の対応する1つをボ
ードロック4の板厚面内に撓めてボードロック4とハウ
ジング2との係合を解除し、係合が外れたボードロック
4がキャビティ21から外へ抜け出ることが可能とな
る。
16のうち対応する1個によって、ハウジング2に固定
される。これによりボードロック4を補修及び交換の
際、容易に解除し、引き抜くことができる。細長い棒状
の工具を開口24に沿ってハウジング2の頂面5から挿
入し、ロッキングランス15、16の対応する1つをボ
ードロック4の板厚面内に撓めてボードロック4とハウ
ジング2との係合を解除し、係合が外れたボードロック
4がキャビティ21から外へ抜け出ることが可能とな
る。
【0017】図7及び図8を参照すると、キャビティ2
1は底面8の対応する第2開口27に沿って延びる。対
応する第2開口27は上方に延びる。第2開口27はキ
ャビティ21の両側の対向する側面に沿っている。図7
に示す如く、開口27の底面は、対応するキャビティ2
1の底部22によって形成される。第2開口27は対応
するキャビティ21に沿う幅広部分を形成し、ボードロ
ック4が前述の2つの方向のうち第2方向に向いたと
き、第1ロッキングランス25はハウジング2と錠止せ
ずに、前述の幅広部分に沿って受容されるようになって
いる。同様に、ボードロック4が前述の2つの方向のう
ち第1の方向に向いたとき、第2ロッキングランス26
はハウジング2と錠止することなく、前述の幅広部分に
沿って受容される。従って、ハウジング2から対応する
ボードロック4を取り外すのに、ロッキングランス1
5、16のうち1つのみを撓めるだけでよい。
1は底面8の対応する第2開口27に沿って延びる。対
応する第2開口27は上方に延びる。第2開口27はキ
ャビティ21の両側の対向する側面に沿っている。図7
に示す如く、開口27の底面は、対応するキャビティ2
1の底部22によって形成される。第2開口27は対応
するキャビティ21に沿う幅広部分を形成し、ボードロ
ック4が前述の2つの方向のうち第2方向に向いたと
き、第1ロッキングランス25はハウジング2と錠止せ
ずに、前述の幅広部分に沿って受容されるようになって
いる。同様に、ボードロック4が前述の2つの方向のう
ち第1の方向に向いたとき、第2ロッキングランス26
はハウジング2と錠止することなく、前述の幅広部分に
沿って受容される。従って、ハウジング2から対応する
ボードロック4を取り外すのに、ロッキングランス1
5、16のうち1つのみを撓めるだけでよい。
【0018】本実施形態によれば、電気コネクタとボー
ドロックは、互いに錠止することができ、これによって
ボードロックの除去及び交換が容易となる。
ドロックは、互いに錠止することができ、これによって
ボードロックの除去及び交換が容易となる。
【0019】本実施形態によると更に、ボードロックは
ボードロックを異なる方向に向けた状態でハウジングの
キャビティ内で係合することができる。ボードロックは
対応するキャビティ内で2つの方向のいずれかに向ける
ことができ、ボードロックの不適切な組立てを防止する
とができる。
ボードロックを異なる方向に向けた状態でハウジングの
キャビティ内で係合することができる。ボードロックは
対応するキャビティ内で2つの方向のいずれかに向ける
ことができ、ボードロックの不適切な組立てを防止する
とができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のボードロック付き電気コネクタ
のボードロックは、ハウジングのキャビティ内で2つの
方向のうちいずれかを向いたとき、キャビティ内の対向
する錠止肩のいずれか1つと係合するロッキングランス
を有する。この係合したロッキングランスは、錠止肩と
連通するハウジングの開口から挿入される工具により解
除されるので次の効果を奏する。
のボードロックは、ハウジングのキャビティ内で2つの
方向のうちいずれかを向いたとき、キャビティ内の対向
する錠止肩のいずれか1つと係合するロッキングランス
を有する。この係合したロッキングランスは、錠止肩と
連通するハウジングの開口から挿入される工具により解
除されるので次の効果を奏する。
【0021】即ち、ボードロックは補修、或いは交換す
る必要性に応じて簡単に取り外すことができ、ハウジン
グ及びボードロックを損傷することがない。また組み付
けも容易であり、一連の作業に要する工数も低減でき
る。
る必要性に応じて簡単に取り外すことができ、ハウジン
グ及びボードロックを損傷することがない。また組み付
けも容易であり、一連の作業に要する工数も低減でき
る。
【0022】更に、ボードロックは2方向のどの向きで
挿入してもハウジングに確実に取り付けることができ、
組み付け作業性がよく取り付け時の向きの違いによる誤
挿入の問題もない。
挿入してもハウジングに確実に取り付けることができ、
組み付け作業性がよく取り付け時の向きの違いによる誤
挿入の問題もない。
【図1】 電気コンタクト及びボードロックを含む、ボ
ードロック付き電気コネクタの平面図である。
ードロック付き電気コネクタの平面図である。
【図2】 図1のボードロック付き電気コネクタの平面
図である。
図である。
【図3】 図2のコネクタの底面図である。
【図4】 図2のコネクタに取り付けられる前のボード
ロックの拡大斜視図である。
ロックの拡大斜視図である。
【図5】 図4のボードロックの側面図である。
【図6】 図1のコネクタの部分拡大側面図である。
【図7】 部分的に破断した、図2のコネクタの部分拡
大側面図である。
大側面図である。
【図8】 図3のコネクタの部分拡大底面図である。
【図9】 部分的に破断した、図2のコネクタの端面図
である。
である。
1 ボードロック付き電気コネクタ 2 絶縁ハウジング 3 コンタクト 4 ボードロック 15、16 ロッキングランス 21 キャビティ 24 開口 25、26 錠止肩
Claims (1)
- 【請求項1】コンタクトを有する絶縁ハウジング、及び
該絶縁ハウジングのキャビティに少なくとも1個のボー
ドロックを有し、該ボードロックにより基板に取り付け
られるボードロック付き電気コネクタにおいて、 前記キャビティには、前記絶縁ハウジングに設けられた
開口と連通する錠止肩を対向位置に設け、 前記ボードロックは、前記キャビティ内で2つの方向の
うちいずれかを向いたとき前記錠止肩のいずれか1つと
係合し、前記開口から挿入される工具により係合を解除
可能なロッキングランスを有することを特徴とするボー
ドロック付き電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/414,688 US5551891A (en) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | Electrical connector with boardlock retention feature |
US08/414688 | 1995-03-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08273723A true JPH08273723A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=23642507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8097447A Pending JPH08273723A (ja) | 1995-03-31 | 1996-03-27 | ボードロック付き電気コネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5551891A (ja) |
EP (1) | EP0735626A3 (ja) |
JP (1) | JPH08273723A (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6000955A (en) | 1997-12-10 | 1999-12-14 | Gabriel Technologies, Inc. | Multiple terminal edge connector |
US6024602A (en) * | 1998-01-13 | 2000-02-15 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Right angle card edge connector with horizontally mounted board locks |
US5989064A (en) * | 1998-03-18 | 1999-11-23 | The Whitaker Corporation | Board lock |
US6086417A (en) * | 1998-11-18 | 2000-07-11 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Electrical connector with fastening device |
US6471544B1 (en) * | 2001-06-25 | 2002-10-29 | Ovilux Corporation | Fixing structure for connecting a connector and a printed circuit board |
JP2003059558A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Tokai Rika Co Ltd | プリント基板用コネクタ |
US6796835B2 (en) * | 2002-07-11 | 2004-09-28 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd | Electrical connector with board lock |
TW549634U (en) * | 2002-11-15 | 2003-08-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
JP4498914B2 (ja) * | 2004-12-27 | 2010-07-07 | 矢崎総業株式会社 | 固定金具 |
JP5581983B2 (ja) * | 2010-11-11 | 2014-09-03 | 住友電装株式会社 | 基板用コネクタ |
JP2012190561A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-10-04 | Fujitsu Ltd | コネクタ固定金具およびコネクタ |
EP3471520B1 (en) * | 2017-10-10 | 2021-10-06 | Vitesco Technologies GmbH | Printed circuit board mounting arrangement |
US11658426B2 (en) * | 2017-10-31 | 2023-05-23 | J.S.T. Corporation | IDCC connection system and process |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4907987A (en) * | 1988-11-04 | 1990-03-13 | Amp Incorporated | Connector with barbed boardlock |
US5074807A (en) * | 1990-12-03 | 1991-12-24 | Amp Incorporated | Component holding device |
US5171165A (en) * | 1991-06-28 | 1992-12-15 | Foxconn International | Electrical connector incorporating an improved hold-down device for securing to a printed circuit board, or the like |
US5145407A (en) * | 1991-11-25 | 1992-09-08 | Amp Incorporated | Mounting device for components |
GB9223064D0 (en) * | 1992-11-04 | 1992-12-16 | Redpoint Limited | Improvements in electrical component mounting |
US5336111A (en) * | 1993-09-28 | 1994-08-09 | The Whitaker Corporation | Boardlock for an electrical connector |
-
1995
- 1995-03-31 US US08/414,688 patent/US5551891A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-03-21 EP EP96301951A patent/EP0735626A3/en not_active Withdrawn
- 1996-03-27 JP JP8097447A patent/JPH08273723A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5551891A (en) | 1996-09-03 |
EP0735626A2 (en) | 1996-10-02 |
EP0735626A3 (en) | 1998-02-04 |
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