JPH066829B2 - 構造物クラツクへ補修材を注入する方法 - Google Patents

構造物クラツクへ補修材を注入する方法

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JPH066829B2
JPH066829B2 JP61023583A JP2358386A JPH066829B2 JP H066829 B2 JPH066829 B2 JP H066829B2 JP 61023583 A JP61023583 A JP 61023583A JP 2358386 A JP2358386 A JP 2358386A JP H066829 B2 JPH066829 B2 JP H066829B2
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crack
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、建築物その他の構造物に生じたクラツク、空
隙等(以下の記載及び特許請求の範囲の項においてはこ
れらを「クラツク」と総称する。)に樹脂等からなる流
動性ある接着剤、コーキング材、シーリング材等の補修
材を注入する方法に関する。
従来の技術とその問題点 従来、構造物のクラックへ補修材を注入する方法とし
て、例えば特開昭56−2367号公報に開示されてい
るように、補修すべき構造物に、予め補修材注入用管部
と補修材貯留部(膨脹可能なゴムパイプ又はバネ力下の
ピストンを摺動自在に内蔵したシリンダ)を連設した装
置を取り付け、そのあと該装置を介して構造物クラツク
へ補修材の加圧注入を開始し、構造物側の抵抗が大きく
なると補修材供給はそのままつづけるがこれを前記貯留
部へ逃がして構造物に対する補修材圧力を緩和し、前記
貯留部に補修材が十分たまると補修材の供給をストツプ
して、あとは該貯留部の圧力でそこから補修材注入を続
行する方法があった。
しかしながら、このような方法では、補修材が、注入所
期は勿論、その後も続けて構造物へ流入するので、たと
え補修材貯留部の容積が予め分っていても、最終的にど
の程度の量の補修材が注入されたのか分らないという問
題がある。
このような問題の解決策として、補修材を一旦気密容器
内に所定量注入し、且つその場合、容器内気体を圧縮し
つつ注入し、そのあと該容器内圧縮気体圧力にて該容器
内補修材を、補修すべきクラツクに連通するように構造
物に設けた補修材導入用部を介して、該クラツクへ注入
する方法が考えられる。このようにすると使用した容器
中の補修材の減り具合からクラツクへ注入された補修材
量を容易に知ることができる。また容器それ自体は構造
が極めて簡単なもので足りるから、合成樹脂等で容易安
価に製作できる利点がある。しかしながら、容器中の補
修材量が減少するにつれて容器内気圧も低下するので、
そうなるとクラツクへの補修材注入速度が極度に低下し
たり、クラツク側の抵抗が大きいと容器内にまだ補修材
が残っているにも拘らず該注入がストツプしてしまうと
いうおそれがある。また容器内気圧が当初の大気圧まで
戻ると、もはやクラツクへの補修材注入圧力は無くなる
ので、クラツクへ連通するように設けた前述の補修材導
入用管部が長いときには該管部内に補修材が残って不経
済である。
そこで本発明の目的は、構造物クラツクへの補修材注入
量を容易に知ることができ、クラツクへの補修材注入を
確実に、経済的に行える構造物のクラツクへ補修材を注
入する方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明の上記目的は、気密容器内に、大気圧より高圧の
気体と補修材とを注入し、該容器内に、高圧気体注入に
よる気体圧縮と、補修材注入による気体圧縮とによる補
修材押出しに必要な気体圧力を貯えた後、この貯えた気
体圧力にて、上記容器内の補修材を、補修すべきクラッ
クに連通するように構造物に設けた補修材導入用管部を
介して、該クラツクへ注入することを特徴とする構造物
のクラツクへ補修材を注入する方法により達成される。
前記気密容器に大気圧より高圧の気体を注入するステツ
プと、該容器内に補修材を注入するステツプとは、どち
らが先行してもよく、場合によっては同時的に進行して
もよい。同時的に進行する場合には注入する高圧気体に
より補修材を同時に容器内に引き入れるようにしてもよ
い。
前記気密容器へ注入する大気圧より高圧の気体として
は、圧縮空気、チツ素ガス、炭酸ガス等様々のものを適
宜使用できる。この注入ガスの圧力は、使用する補修材
の粘度、量、構造物クラツクの規模、容器容積等に応じ
て適宜決定すればよいが、クラツクへ補修材を急激に押
し込み構造物のより一層の破壊を招くような高圧、容器
内補修材を出しきったあと気体がクラツクへ深く浸入す
るような高圧は避けるべきである。
前記容器は、当初前記補修材導入用管部と別個にカート
リツジ式に構成されていてあとで該管部に接続できるよ
うになっていても、或いは該管部に当初から連設されて
いてもよい。
前者の場合には容器口部に適当な弁を、後者の場合には
容器と前記導入用管部との接続域に容器を補修材供給側
又は構造物クラツク側へ択一的に切換接続するコツク乃
至弁を設けることが考えられる。
実 施 例 以下本発明の実施例方法を、該方法の実施に使用する装
置側と共に図面を参照しつつ説明する。
本発明方法実施に使用する補修材注入装置の1つとして
次の装置を挙げることができる。
「構造物に支持される補修材導入用管部と該管部に接続
されるべき補修材保持部とからなり、前記導入用管部は
一端に構造物に固着されるべき座部を有するとともに他
端に補修材保持部への接続部を有し、前記補修材保持部
は補修材を収容するための気密容器と該容器下端部の弁
装置を備え、該弁装置は前記導入用管部他端の接続部に
接続可能であり、該接続によって弁体が動かされて弁が
開くようになっている補修材注入装置」である。
前記気密容器の主中心線は前記弁装置を前記接続部へ接
続したとき前記導入用管部の中心線方向を横切る方向に
配置されるようになっていることが好ましい。
斯かる装置の具体例は第1図に示されている。第1図の
装置は、補修材導入用管部(1)と、これに接続される
べき補修材保持部(2)とからなっている。
管部(1)は、合成樹脂製であり、一端に円形の座部
(11)を、他端に補修材保持部への接続部(12)を
備えている。接続部(12)は筒状で、管部(1)の中
心線(l)と直交する方向に延びていて、外周に雄ネジ
(121)を有する。接続部(12)の頂面は平坦にな
っており、そこから下方へ向けて数個の切欠き部(12
2)が延びている。座部(11)は等間隔配置での複数
の孔(111)を備えている。
補修材保持部(2)は、下端部に弁装置(21)を有す
る筒状の容器(22)からなっている。
容器(22)は合成樹脂製の透明又は半透明の容器であ
り、下端のテーパは細筒部(221)を除いて密閉され
ている。
細筒部(221)の中心線は容器の主中心線(P)から
ずれて容器外周の延長域近くにおかれており、容器壁は
この細筒部へ向けて下り傾斜している。細筒部(22
1)の外周には雄ネジ(222)が設けられている。容
器(22)の表面には、この容器内の補修材量を示す目
盛(223)が設けられている。
弁装置(21)は上部に容器細筒部(221)が螺合し
た雌ネジ孔(221)を、下部に前述の導入用管部
(1)における接続部(12)へ螺合する雌ネジ孔(2
12)を有し、中部には円板形弁体(213)とスプリ
ング(214)を有している。弁体(213)は上下動
可能であり、通常はスプリング(214)で弁座(21
5)へ接触せしめられ、弁を閉じている。雌ネジ(21
2)の上下長さは、接続部(12)の上下長さより短く
しておく。
斯かる装置を用いて本発明方法を実施すると次のように
なる。
まず導入用管部(1)の座部(11)を、補修すべき構
造物(3)の露出したクラツク(4)上に適当な接着剤
で固着し、露出したクラツクのうち座部(11)でおお
われない部分は適当な目止め材でおおう。他方容器(2
2)内へ弁装置(21)を介して圧縮空気を注入し、容
器内気圧を大気圧より若干高圧(例えばゲージ圧約0.
3〜1.0kg/cm2)とする。次に容器(22)内へ所
定量の補修材を容器内空気圧上昇に抗して注入する。こ
の注入も弁装置(21)を介して行なう。容器(22)
内には、高圧気体(圧縮空気)注入による気体圧縮と、
補修材注入による気体圧縮とにより、気体圧力が貯えら
れる。
もっとも当然のことであるが、補修材を先に容器(2
2)内へ注入して、そのあとで圧縮空気を注入しても、
これらを同時的に行ってもよい。
圧縮空気の注入、補修材の注入は、それら供給装置の供
給口部で弁体(213)を押して弁を開きつつ行なう。
このようにして補修材を注入された容器(22)を弁装
置(21)を介して管部(1)の接続部(12)へ螺合
接続し、弁装置の弁体(213)を接続部(12)によ
り押し上げて弁を開き、容器(22)内補修材を容器内
圧縮空気圧力にて流出させ、弁体(213)の横から接
続部(12)の切欠き部(122)を通過させ、構造物
クラツク(4)へ流入させる。容器(22)内は、容器
内が空になったときでも、高圧気体(圧縮空気)注入に
もとづき大気圧より若干高圧に保持されるため、容器内
補修材はクラツクがまだ補修材を受け入れる余地のある
ときは全量容器から流出してクラツクへ確実に流入す
る。管部(1)内の補修材が略前量クラツクへ入った頃
容器(22)内気圧が略大気圧に戻る。
容器(22)は管部(1)に直線的に接続されているの
ではなく、管部(1)の中心線(l)を横切る方向に配
置されているので、容器内空気が先に管部(1)へ流れ
込み補修材の注入がうまく行えないということはない。
極端な場合として第2図に示すように天井のクラツクを
補修する場合でも、同図に示す如き容器(22)の接続
配置状態で補修材(M)の注入が可能である。
容器(22)が空になると別個に用意した新たな容器を
管部(1)へ接続すればよい。
このように補修材注入作業が完了すると、使用した容器
の数及び最後に用いた容器中の補修材使用量から構造物
への補修材注入量を知ることができる。
なお、1つの容器(22)中の補修材の使用量は、該容
器に付した目盛(223)から、或いは容器使用前後の
重量差等から簡単に知り得る。
導入用管部(1)や保持部(2)は構造簡単故安価に製
作できるので使い捨ても可能である。
なお、例えば弁装置(21)に代え、よく知られている
ボール弁体使用の逆止弁タイプの弁を使用してもよく、
また、容器(22)の主中心線(P)は管部(1)の中
心線(l)方向に対し略90°の方向を向いているが、
90°に限定される必要はない。その角度はθは、例え
ば第2図に示す場合のように90°以下とした方が都合
のよい場合もある。
更に、補修材保持部(2)の管部(1)への接続をネジ
込み方式ではなく、例えば第3図に示すようなさし込み
嵌着装置(5)によってもよい。
この方式はネジ込みのための保持部(2)の回動が困難
な狭いスペースの場合に便利である。
更に、第4図に示すように容器(22)下端部の弁装置
(21’)を容器(22)の主中心線(P)に対して角
度をなして設けておき、管部(1)における接続部(1
2’)を管部中心線(l)方向と略一致させ、管部
(1)に対し中心線(l)方向から保持部(2)を接続
できるようにしてもよい。
更に本発明方法実施に使用する補修材注入装置の今1つ
の代表的装置として次の装置を挙げることができる。
すなわち「構造物表面に取り付けられるべき座部、該座
部に連接された補修材導入部、補修材供給口部、及び該
導入部と供給口部との間に分岐状に接続された気密容器
並びに該容器を前記導入部又は供給口部へ選択的に連通
させるための該導入部と供給口部との設けられたコツク
乃至弁を備えた構造物補修材注入装置」である。
前記コツクは、例えば3方口2位置コツクである。
斯かる装置の1具体例が第5図及び第6図に示されてい
る。
第5図及び第6図の注入装置(1A)は、補修すべきク
ラツク等が発生している構造物(3A)の表面に接着剤
等適当な手段にて取り付けられる座部(11A)と、こ
れに連設された導入管部(12A)と、補修材供給部
(13A)と、管部(12A)及び口部(13A)間に
接続されたコツク(14A)と、該コツク(14A)を
介して管部(12A)及び口部(13A)間に分岐状に
接続された気密容器(15A)とを備えている。
コツク(14A)は3方向(141A、142A、14
3A)、2位置コツクであり、口(141A)は補修材
供給口部(13A)に、口(142A)は導入管部(1
2A)に臨んでおり、口(143A)には容器(15
A)が螺着される。容器(15A)はコツク栓体(14
4A)の90°回動にて供給口部(13A)又は管部
(12A)に選択的に連通せしめられる。口部(13
A)は逆止弁(20A)を備えており、逆止弁(20
A)は、補修材供給口部(13A)中の補修材通路(2
01A)に嵌着した円筒形が望ましい弁筒(202
A)、弁筒(202A)に遊嵌したロツド(203
A)、ロツド(203A)の座部(11A)側の一端に
設けられた断面円形が望ましい弁体(204A)、ロツ
ド他端部に遊嵌されたコイルバネ(205A)を備えて
いる。
弁体(204A)は、円柱部(206A)とそれに続く
円錐部(207A)とからなり、少なくとも円錐部の錐
面はゴム等のコーテイングその他の手段にてゴム弾性材
からなっている。バネ(205A)は、その両端がロツ
ド(203A)端と、弁筒(202A)端に支持されお
り、弁体の円錐部(207A)の錐面を弁筒(202
A)端に密着させるようにロッド(203A)を偏倚さ
せている。
容器(15A)は不透明でもよいが、内部補修材量を目
視できるように透明または半透明材で製作されることが
好ましく、また、補修材量を指示する目盛が設けられて
いることが好ましい。
斯かる装置(1A)を用いて本発明方法を実施すると次
のようになる。
まず斯かる注入装置(1A)を構造物(3A)のクラツ
ク(31A)のある部分に接着剤にて固定し、栓体(1
44A)は容器(15A)を供給口部(13A)に連通
させる位置としておく、この状態で供給口部(13A)
に図外の圧縮空気供給装置の口金を当接し、圧縮空気圧
力にて弁(20A)を開きつつ、容器(15A)へ圧縮
空気を供給し、容器内気圧を大気圧より若干高くする。
次に供給口部(13A)にグリースガンの如き補修材加
圧供給ガン乃至ポンプの口金(4A)を当接し、補修材
を供給開始する。
補修材は容器(15A)へ供給され、容器内気圧が上昇
する。なお、この場合も、補修材を先に注入し、圧縮空
気をあとで注入してもよいし、これらを同時的に行って
もよい。容器(15A)内に所望量の補修材が充填され
ると、栓体(144A)を90°回し、容器(15A)
を構造物側へ連通させる。他方、ポンプ口金(4A)を
外す。容器内補修材を、容器内気圧にて構造物クラツク
(31A)内へ徐々に、且つ十分確実に注入する。なお
装置(1A)の周辺の露出クラツク等は予めパテ等で塞
いでおく。
第5図及び第6図に示す装置の変形例として第7図から
第14図に示すようなコツク乃至弁を用いた装置を例示
できる。
第7図及び第8図のコツク(34A)、第9図のコツク
(35A)、第10図のコツク(36A)、第11図の
コツク(37A)並びに第12図のコツク(38A)
は、いずれも3方口を有し、コツク栓体は2位置をとる
ものである。
第7図から第12図に示す各コツクの口部(341A、
351A、361A、371A、381A)は、いずれ
も図外の補修材供給口部と一体的に形成されるか、或い
は、該補修材供給口部に直接又は適当な公知継手を介し
て接続される。
また各コツクのもう一つの口部(342A、352A、
362A、372A、382A)は、いずれも図外の補
修材導入管部と一体的に形成されるか、或いは、該導入
部に直接又は適当な公知継手を介して接続される。各コ
ツクの更にもう一つの口部(343A、353A、36
3A、373A、383A)には、アキユムレータとし
ての気密容器(344A、354A、364A、374
A、384A)がそれぞれ接続される。
容器を前記図外の補修材導入部又は補修材供給口部へ選
択的に連通させるには、第7図及び第8図のコツク(3
4A)の場合、栓体(345A)を矢印A方向に回動さ
せ、第9図のコツク(35A)の場合、栓体(355
A)を矢印B方向に上下動させ、第10図のコツク(3
6A)の場合、栓体(365A)を矢印C方向に回動さ
せ、第11図のコツク(37A)の場合、栓体(375
A)をピン(375’A)にて矢印Dの方向に摺動さ
せ、第12図のコツク(38A)の場合、栓体(385
A)を矢印E方向に揺動させるとよい。
第13図及び第14図に示すコツク(24A)は、導入
管部(22A)とその反対側の図外供給口部との間に直
列に接続された主管部(241A)と、主管部の直角に
接続された案内筒(242A)と、案内筒(242A)
にその軸線方向に摺動可能に嵌着される中筒(243
A)にして、その上端(244A)開口が中筒(243
A)の上下操作及びその軸線まわりの180°回動操作
にて、導入管部(22A)又は供給口部側(23A)に
選択的に連通されるように下端部(245A)が主筒部
(241A)内面に当接し得るように切り欠かれている
該中筒(243A)とを備えている。前記主筒部(24
1A)は導入管部(22A)と一体に形成されている。
なお必要に応じ中筒抜止手段を更に設け得る。
容器(25A)は、コツク中筒(243A)の上端(2
44A)に一体に連接されている。
第13図は容器(25A)が補修材導入管部(22A)
と連通している状態を、第14図は容器(25A)が補
修材供給側(23A)に連通している状態を示してい
る。
発明の効果 かくの如く本発明によれば、構造物クラツクへの補修材
注入量を容易に知ることができる上に、容器が空になっ
た後でも、容器内には、尚大気圧よりも高い気体圧力が
残存するようになしたので、従来に比べクラツクへの補
修材注入を確実に経済的に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例方法を該方法実施のための装
置例と共に示す説明図、第2図は第1図に示す装置によ
る本発明の他の実施例説明図、第3図及び第4図はそれ
ぞれ第1図に示す装置の変形例の1部の断面図、第5図
は本発明の更に他の実施例方法を該方法実施のための装
置例と共に示す説明図、第6図は第5図に示す装置の斜
面図、第7図から第14図はそれぞれ第5図に示す装置
の変形例の要部を示す図である。 (22)、(15A)、(344A)、(354A)、
(364A)、(374A)、(384A)、(25
A)……気密容器、 (M)…補修材、 (3)、(3A)…構造物、 (4)、(31A)…クラツク、 (1)、(12A)、(22A)…補修材導入管部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密容器内に、大気圧より高圧の気体と補
    修材とを注入し、該容器内に、高圧気体注入による気体
    圧縮と、補修材注入による気体圧縮とにより補修材押出
    しに必要な気体圧力を貯えた後、この貯えた気体圧力に
    て、上記容器内の補修材を、補修すべきクラックに連通
    するように構造物に設けた補修材導入用管部を介して、
    該クラックへ注入することを特徴とする構造物のクラッ
    クへ保守材を注入する方法。
JP61023583A 1986-01-08 1986-02-04 構造物クラツクへ補修材を注入する方法 Expired - Lifetime JPH066829B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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