JPH066819A - ディスプレイ装置のドライブ回路 - Google Patents

ディスプレイ装置のドライブ回路

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JPH066819A
JPH066819A JP18463392A JP18463392A JPH066819A JP H066819 A JPH066819 A JP H066819A JP 18463392 A JP18463392 A JP 18463392A JP 18463392 A JP18463392 A JP 18463392A JP H066819 A JPH066819 A JP H066819A
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Yoichi Uchiumi
陽一 内海
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に一定の色温度の白色を再現することがで
きるディスプレイ装置のドライブ回路を提供する。 【構成】 3原色R,G,B信号はクランプ回路1〜3
によりクランプされる。利得制御回路4〜6は3原色信
号それぞれを利得調整する。リミッタ回路14〜16は
係数器17〜19によってドライブ調整電圧に比例係数
を掛けた電圧を制限電圧とし、3原色信号をそれぞれ利
得制御回路4〜6による利得の設定値に比例させて制限
する。レベルシフト回路7〜9は3原色信号それぞれの
黒レベルを規定する。そして、ドライブアンプ10〜1
2は3原色信号それぞれを増幅してCRT13に供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3原色R(赤),G
(緑),B(青)信号の信号レベルを調整すると共にそ
の3原色信号をドライブして陰極線管(CRT)等の画
像表示装置に供給するディスプレイ装置のドライブ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】3原色R,G,B信号を用いて画像を表
示するディスプレイ装置においては、基準となる白色を
得るため、R,G,Bの発光あるいは反射特性に応じて
R,G,B信号の信号経路の利得を調整し、信号レベル
の比率を設定している。図3は3原色R,G,B信号の
信号レベルを調整すると共にその3原色信号をドライブ
するための、従来のディスプレイ装置のドライブ回路の
一例を示すブロック図である。ここでは、画像表示装置
としてCRTを用いた場合について示している。
【0003】図3において、3原色R,G,B信号はそ
れぞれクランプ回路1〜3に入力されてクランプされ、
黒レベルの情報が維持される。このクランプ回路1〜3
によるクランプは、R,G,B信号が容量結合で入力さ
れて直流分が失われている場合に、後段の利得制御回路
4〜6の間口をとるために行うものであり、直流分が伝
送され、黒レベルの情報が維持されている場合には必要
がない。
【0004】クランプ回路1〜3より出力されたR,
G,B信号は利得制御回路4〜6に入力される。これら
利得制御回路4〜6には可変抵抗R1〜R3よりなるド
ライブ調整ボリュームによってドライブ調整電圧が入力
されており、R,G,B信号それぞれの利得を個別に調
整され、3原色間の利得の比率が設定される。利得制御
回路4〜6より出力されたR,G,B信号はレベルシフ
ト回路7〜9に入力され、再度クランプされて直流再生
される。
【0005】ここで、レベルシフト回路7〜9には可変
抵抗R4〜R6よりなるカットオフ調整ボリュームによ
ってカットオフ調整電圧が入力され、R,G,B信号そ
れぞれについて直流再生の基準電圧を個別に制御するこ
とにより、CRT13のR,G,Bそれぞれに対応する
電子銃がビームを流し始め、蛍光体が光り出す電圧(カ
ットオフ電圧)が設定される。これにより、R,G,B
信号それぞれの黒レベルが規定される。実際にはこの黒
レベル調整の後、前述の利得制御回路4〜6によってド
ライブ調整を行い、白レベルを規定する。これにより、
色再現の基準となる白色が決まる。
【0006】そして、レベルシフト回路7〜9より出力
されたR,G,B信号はそれぞれドライブアンプ10〜
12により増幅され、CRT13に供給される。なお、
通常では白色の色温度は9300K(ケルビン)近辺に
なるようR,G,B信号の利得を設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CRT13
に用いているR,G,B蛍光体の品種による色度点の違
いや電子銃の電圧電流特性のばらつき等により、R,
G,B信号の利得は1:1:1にはならない場合が多
い。従って、上述した従来のディスプレイ装置のドライ
ブ回路では、レベルの大きな信号に対しては、利得を大
きく設定した経路のドライブアンプで信号が飽和してし
まう。1色でも飽和すれば、白色は本来設定したものと
は異なってしまう。また、ユーザーコントロール等によ
って画像を明るく設定しようとした場合にも、利得の高
い経路の順に信号が飽和し、白色が本来設定したものと
は異なってしまう。本発明はこのような問題点に鑑みな
されたものであり、3原色R,G,B信号それぞれで設
定された利得が異なっても、常に一定の色温度の白色を
再現することができるディスプレイ装置のドライブ回路
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、黒レベルの情報が維持さ
れた3原色信号が入力され、前記3原色信号それぞれを
利得調整して出力する第1〜第3の利得制御回路と、前
記第1〜第3の利得制御回路より出力される3原色信号
をそれぞれ前記第1〜第3の利得制御回路による利得の
設定値に比例させて制限する第1〜第3のリミッタ回路
と、前記第1〜第3のリミッタ回路より出力される3原
色信号それぞれの黒レベルを規定する第1〜第3のレベ
ルシフト回路とを有して構成されることを特徴とするデ
ィスプレイ装置のドライブ回路を提供するものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明のディスプレイ装置のドライブ
回路について、添付図面を参照して説明する。図1は本
発明のディスプレイ装置のドライブ回路の一実施例を示
すブロック図、図2は本発明のディスプレイ装置の一実
施例を説明するための特性図である。なお、図1におい
て、図3と同一部分には同一符号を付し、その説明を省
略する。
【0010】図1において、本発明により新たに加えた
のは、利得制御回路4〜6とレベルシフト回路7〜9と
の間に設けられたリミッタ回路14〜16及び係数器1
7〜19である。本発明においては、係数器17〜19
によってドライブ調整電圧に比例係数を掛けた電圧をリ
ミッタ回路14〜16の制限電圧とし、このリミッタ回
路14〜16によって、利得制御回路4〜6より出力さ
れた3原色R,G,B信号を利得制御回路4〜6による
利得の設定値に比例させて制限することにより、上記し
た従来の技術の問題点を解決するものである。
【0011】ここで、図2を用いて係数器17〜19に
よる比例係数について説明する。図2(A)はドライブ
調整電圧と利得との特性を、図2(B)はドライブ調整
電圧と制限電圧との特性を示している。ドライブ調整電
圧対利得及びドライブ調整電圧対制限電圧は、リニアな
特性であるとする。図2(A)において、ドライブ調整
電圧対利得の傾きをKD 、利得の最小値をG0 とする
と、 GR =KD ・VDR+G0 …(1) GG =KD ・VDG+G0 …(2) GR /GG =(KD ・VDR+G0 )/(KD ・VDG+G0 ) …(3) である。
【0012】また、図2(B)において、ドライブ調整
電圧対制限電圧の傾きをKL 、制限電圧の最小値をVL0
とすると、 VLR=KL ・VDR+VL0 …(4) VLG=KL ・VDG+VL0 …(5) VLR/VLG=(KL ・VDR+VL0)/(KL ・VDG+VL0) …(6) である。
【0013】ここで、KL =K・KD とおくと、(6)
式より、 VLR/VLG={K(KD ・VDR+VL0/K)}/{K(KD ・VDG+VL0/K )} …(7) となる。上記のように、リミッタ回路14〜16によっ
て、利得制御回路4〜6より出力された3原色R,G,
B信号を利得制御回路4〜6による利得の設定値に比例
させて制限させるためには、VLR/VLG=GR /GG と
すればよいので、(3)式及び(7)式より、 {K(KD ・VDR+VL0/K)}/{K(KD ・VDG+VL0/K)}=(KD ・VDR+G0 )/(KD ・VDG+G0 ) …(8) となる。従って、VL0/K=G0 、K=VL0/G0 とな
る。
【0014】これより、KL =KD ・VL0/G0 となる
ような係数KL をドライブ調整電圧に掛け、これをリミ
ッタ回路14〜16の制限電圧とすれば、利得制御回路
4〜6による利得の設定値に比例させて利得制御回路4
〜6の出力電圧を制限することができる。
【0015】このように、本発明のディスプレイ装置の
ドライブ回路では、利得制御回路4〜6により設定され
た利得が3原色R,G,B信号それぞれで異なっても、
リミッタ回路14〜16がその利得の設定値に比例させ
て利得制御回路4〜6の出力電圧を制限するので、3原
色R,G,B信号のいずれかがレベルの大きな信号であ
っても、その信号のみが飽和して白色の色温度が変化し
まうことはない。
【0016】以上、本発明について好適な実施例を挙げ
て説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の
変更が可能である。本実施例ではドライブ調整電圧,カ
ットオフ調整電圧をドライブ調整ボリューム,カットオ
フ調整ボリュームにより得るよう構成したが、これらの
電圧をマイコンより与えてもよいし、画像表示装置はC
RTに限定されず、液晶表示素子等でもよく、3原色
R,G,B信号の比率を制御して基準となる白色を設定
する画像表示装置に用いて有効である。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のデ
ィスプレイ装置のドライブ回路は、利得制御回路とレベ
ルシフト回路との間にリミッタ回路を設け、利得制御回
路で設定された利得に比例させて3原色信号のレベルを
制限するよう構成したので、利得制御回路により設定し
た利得が3原色信号それぞれで異なっていても、白色の
色温度が変化することはなく、常に一定の色温度の白色
を再現することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示すブロック図である。
【図2】一実施例を示す説明するための特性図である。
【図3】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 クランプ回路 4〜6 利得制御回路 7〜9 レベルシフト回路 10〜12 ドライブアンプ 13 CRT 14〜16 リミッタ回路 17〜19 係数器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】ここで、図2を用いて係数器17〜19に
よる比例係数について説明する。図2(A)はドライブ
調整電圧とドライブ出力電圧(以下、出力電圧)との特
性を、図2(B)はドライブ調整電圧と制限電圧との特
性を示している。ドライブ調整電圧対出力電圧及びドラ
イブ調整電圧対制限電圧は、リニアな特性であるとす
る。図2(A)において、ドライブ調整電圧対出力電圧
の傾きをKD、出力電圧の最小値をVOとすると、 VR=KD・VDR+O …(1) VG=KD・VDG+O …(2) VRVG=(KD・VDR+VO)/(KD・VDG+VO) …(3) である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで、KL=K・KDとおくと、(6)
式より、 VLR/VLG={K(KD・VDR+VLO/K)}/{K(KD・VDG +VLO/K)} …(7) となる。上記のように、リミッタ回路14〜16によっ
て、利得制御回路4〜6より出力された3原色R,G,
B信号を利得制御回路4〜6による出力電圧の設定値に
比例させて制限させるためには、VLR/VLG=VR
VGとすればよいので、(3)式及び(7)式より、 {K(KD・VDR+VLO/K)}/{K(KD・VDG+VLO/K)} =(KD・VDR+VO)/(KD・VDG+VO) …(8) となる。従って、K=VLO/VOとなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】これより、KL=KD・VLO/VOとな
るような係数KLをドライブ調整電圧に掛け、これをリ
ミッタ回路14〜16の制限電圧とすれば、利得制御回
路4〜6による利得の設定値に比例させて利得制御回路
4〜6の出力電圧を制限することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒レベルの情報が維持された3原色信号が
    入力され、前記3原色信号それぞれを利得調整して出力
    する第1〜第3の利得制御回路と、 前記第1〜第3の利得制御回路より出力される3原色信
    号をそれぞれ前記第1〜第3の利得制御回路による利得
    の設定値に比例させて制限する第1〜第3のリミッタ回
    路と、 前記第1〜第3のリミッタ回路より出力される3原色信
    号それぞれの黒レベルを規定する第1〜第3のレベルシ
    フト回路とを有して構成されることを特徴とするディス
    プレイ装置のドライブ回路。
JP18463392A 1992-06-19 1992-06-19 ディスプレイ装置のドライブ回路 Expired - Lifetime JP2661469B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100509593B1 (ko) * 2000-02-08 2005-08-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 표시패널의 구동방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100509593B1 (ko) * 2000-02-08 2005-08-23 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 표시패널의 구동방법

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