JPH066818A - 消磁コイルおよびその保持装置 - Google Patents

消磁コイルおよびその保持装置

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JPH066818A
JPH066818A JP16450292A JP16450292A JPH066818A JP H066818 A JPH066818 A JP H066818A JP 16450292 A JP16450292 A JP 16450292A JP 16450292 A JP16450292 A JP 16450292A JP H066818 A JPH066818 A JP H066818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
degaussing
coil
degaussing coil
connector
copper wires
Prior art date
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Pending
Application number
JP16450292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yugawa
雅裕 湯川
Toshihiko Kondo
俊彦 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP16450292A priority Critical patent/JPH066818A/ja
Publication of JPH066818A publication Critical patent/JPH066818A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受像機等に用いることのできる
消磁コイルに関するもので、取付け時の作業性の向上と
機種変化に即座に対応できる消磁コイルを提供すること
を目的としている。 【構成】 絶縁体を被覆した銅線3を束ね、その銅線に
対応する雄ピン3A,雌ピン3B同士をそれぞれ接続す
るためのコネクタ−1A,1Bを両端に備えた消磁コイ
ル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ受像機等に適用
して好適な消磁コイルおよびその保持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンのシャドウマスクが着磁し
た際、その影響でカソ−ドから投射された電子ビ−ムが
曲げられて、色むら等を起こす原因となる。現在、その
シャドウマスクの着磁を消磁するため、銅線をコイル状
に巻きその回りに絶縁テ−プを巻いて消磁コイルとし、
テレビジョン受像機のファンネル面に取付けるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在用いら
れている消磁コイルは形状が不安定であり取付けが非常
に困難であるだけでなく、機種が異なったりすると、そ
れに対応した異なった大きさ、形状のコイルを製造しな
ければならないという課題があった。また消磁コイルの
製造工程において絶縁テ−プを巻くのは多大な労力を要
した。
【0004】本発明は、このような従来の課題を解決
し、簡単にテレビジョン受像機に取付けることができ、
機種変化にもフレキシブルに対応し、かつ絶縁テ−プを
巻く手間をはぶいた消磁コイルおよびその保持装置を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の消磁コイルは表
面に絶縁体を被覆した銅線を束ね、その銅線に対応して
つながれているピン同士を接続するためのコネクタ−を
両端に備えたことを特徴とし、またその消磁コイルの取
付けは、複数の消磁コイルを互いに接続するためのコネ
クタ−を有し、そのコネクタ−を陰極線管に固定するよ
うにした消磁コイル保持装置によってテレビジョン受像
機への取付けを簡単にしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】このような本発明の消磁コイルによれば、コネ
クタ−同士を接続しル−プを作ることにより従来のコイ
ルと同じ効果が得られ、コネクタ−を接続するだけでコ
イルの取付けが可能であるため作業性が非常に向上する
ものである。また、あらかじめ長さの異なる本発明の消
磁コイルを何種類か作っておくことにより、それを組み
合わせれば、テレビジョン受像機の機種や大きさが変化
したとしてもフレキシブルに対応することが可能であ
る。さらに絶縁体で被覆された銅線を用いているため絶
縁テ−プを巻く手間をはぶくことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例の消磁コイルおよび
その保持装置について(図1から図3)を用いて説明す
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例における消磁コ
イルの斜視図、図2は、本発明の一実施例における消磁
コイル保持装置の斜視図、図3は、本発明の一実施例に
おける消磁コイルおよび消磁コイル保持装置の構成図で
ある。
【0009】図1、2において、1Aはコネクタ−、2
Aは絶縁体で被覆された銅線3と対応してつながってい
る雄ピンでコネクタ−1Aに固定されている、3は互い
に平行に配されおのおの絶縁体で被覆された銅線、同様
に1Bはコネクタ−、2Bは絶縁体で被覆された銅線3
と対応してつながっている雌ピンでコネクタ−1Bに固
定されている,4Aはピン3Aを挿入するための接続端
子、4Bはピン3Bを挿入される接続端子,5はコイル
保持装置本体であり、内部にて接続端子4Aと接続端子
4Bを導電体6でつないでいる、7は取付け用足でコイ
ル保持装置本体5に固定されている、8はぬけを防止す
るためのリング、9はぬけを防止するための突起で取り
付け用足6に固定されている、10はCRT取付け金
具、11はCRTをパネルに固定する際用いる取付け穴
でありCRT取付け金具10に設けられている。11は
コイル保持装置を固定するための取付け穴でありCRT
取付け金具10に設けられている。12はCRTを示し
ている。
【0010】上記構成において、まずコイル保持装置5
のCRT取付け金具10への取り付けを行う。この際、
取り付け用足7を取付け穴11の中に挿入する。ぬけを
防止するためのリング8、ぬけを防止するための突起9
によっていったん挿入された取り付け用足7ははずれる
ことなくCRT取付け金具10に固定され、消磁コイル
保持装置5がCRT取付け金具10に固定される。次に
雄ピン2Aを接続端子4Aに、雌ピン2Bを接続端子4
Bにそれぞれ挿入する。コイル保持装置5内部で接続端
子4Aと接続端子4Bを導電体6でつないでいるため、
挿入後はピン2Aとピン2Bが導電体を介してつながっ
ている形となり、ピン2Aとピン2Bは導通状態とな
る。この作業をCRTの4隅で行い、任意の形状にコネ
クタ−接続し、最後にル−プを形成するようにコネクタ
−同士を接続する。この際、1ケ所だけコネクタ−を1
ピンだけずらして接続することにより、従来の消磁コイ
ルと同じ構成、効果が得られる。この状態を図3に示
す。
【0011】図3において、5A,5B,5C、5Dは
それぞれ消磁コイル保持装置でありそれぞれCRTの4
隅にあるCRT取りつけ金具10に固定されている。3
A,3B,3C,3Dはそれぞれ消磁コイルであり両端
にコネクタ−を有している。さらに消磁コイル3A,3
B,3C,3Dは消磁コイル保持装置5A,5B,5
C、5Dにル−プを形成するようにコネクタ−で接続さ
れている。14、15はリ−ド線であり、消磁コイル3
Bのコネクタ−を1ピンだけずらして消磁コイル保持装
置5Dに接続したときの余りの接続端子から引いてきた
ものである。16はリ−ド線15、14を消磁回路に接
続するためのコネクタ−を示している。
【0012】かかる構成で消磁回路に接続するためのコ
ネクタ−16を消磁回路に接続し、減衰交流電流を流す
ことによりリ−ド線14を伝わってル−プを作って接続
されている消磁コイル3D,3A,3B,3C,の順に
繰り返し減衰交流電流が流れ、最後にリ−ド線15によ
って消磁回路もどされる。このように、減衰交流電流を
消磁コイルに流すことにより発生した磁界によりシャド
ウマスクの消磁がなされる。
【0013】かかる構成の消磁コイルとコイル保持装置
を用いることにより、従来、非常に労力を要した消磁コ
イルの取付け作業が簡素化し、また機種が変化したとし
ても、長さを変化させた本発明の消磁コイルを何種類か
作っておくことによりフレキシブルに対応することが可
能となる。さらに、絶縁テ−プを周囲に巻く必要もなく
なる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の消磁コイルによれ
ば、消磁コイルの取付けが簡素化するだけでなく、全て
コネクタ−で接続することによりコイルを形成すること
ができるため自動化にむけて作業性が非常に向上するも
のである。また、長さを変化させた本発明の消磁コイル
を何種類か作っておくことにより、テレビジョン受像機
の機種や大きさが変わった場合でも容易に対応すること
が可能であり、消磁コイルそのものが非常にフレキシブ
ルなものになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における消磁コイルの斜視図
【図2】本発明の一実施例における消磁コイル保持装置
の斜視図
【図3】本発明の一実施例における消磁コイルと消磁コ
イル保持装置の構成図
【符号の説明】
1A コネクタ− 2A 雄ピン 1B コネクタ− 2B 雌ピン 3 絶縁体で被服された銅線 3A 消磁コイル 3B 消磁コイル 3C 消磁コイル 3D 消磁コイル 4A ピン3Aを挿入するための接続穴 4B ピン3Bを挿入するための接続穴 5 消磁コイル保持装置 5A 消磁コイル保持装置 5B 消磁コイル保持装置 5C 消磁コイル保持装置 5D 消磁コイル保持装置 6 絶縁体 7 挿入足 8 ぬけ防止用リング 9 ぬけ防止用突起 10 CRT取付け金具 11 取付け穴 12 取付け穴 13 CRT 14 リ−ド線 15 リ−ド線 16 コネクタ−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体を被覆した銅線を束ね、その銅線
    に対応するピン同士を接続するためのコネクタ−を両端
    に備えた消磁コイル。
  2. 【請求項2】 消磁コイルを複数備え、これら消磁コイ
    ルを互いに接続するためのコネクタ−を有し、そのコネ
    クタ−を陰極線管に固定するようにした消磁コイル保持
    装置。
JP16450292A 1992-06-23 1992-06-23 消磁コイルおよびその保持装置 Pending JPH066818A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16450292A JPH066818A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 消磁コイルおよびその保持装置

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JP16450292A JPH066818A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 消磁コイルおよびその保持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH066818A true JPH066818A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15794380

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JP16450292A Pending JPH066818A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 消磁コイルおよびその保持装置

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JP (1) JPH066818A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5554145A (en) * 1994-02-28 1996-09-10 The Procter & Gamble Company Absorbent article with multiple zone structural elastic-like film web extensible waist feature

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