JPH0668075A - フォントデータ格納方式 - Google Patents
フォントデータ格納方式Info
- Publication number
- JPH0668075A JPH0668075A JP4217827A JP21782792A JPH0668075A JP H0668075 A JPH0668075 A JP H0668075A JP 4217827 A JP4217827 A JP 4217827A JP 21782792 A JP21782792 A JP 21782792A JP H0668075 A JPH0668075 A JP H0668075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- font
- character
- flag
- text buffer
- alphanumeric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 短時間で効率の良いデータ格納処理を可能と
し、これによりコピー処理やペースト処理をも効率的に
行うことを可能とする。 【構成】 フォント書式の異なる文字列の文字データを
テキストバッファに格納する方式において、前記テキス
トバッファは、前記文字列の各文字コードを格納する文
字コードエリアA1,A2,…と、このエリアの先頭に
設けられ前記文字列の全てのフォント書式コードを一括
して格納するフォント書式エリアAHとを有する。
し、これによりコピー処理やペースト処理をも効率的に
行うことを可能とする。 【構成】 フォント書式の異なる文字列の文字データを
テキストバッファに格納する方式において、前記テキス
トバッファは、前記文字列の各文字コードを格納する文
字コードエリアA1,A2,…と、このエリアの先頭に
設けられ前記文字列の全てのフォント書式コードを一括
して格納するフォント書式エリアAHとを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DTP(Desk Top Pub
lishing)等においてフォント書式の異なる文字列を表示
する場合に使用されるテキストバッファに対するフォン
トデータ格納方式に関する。
lishing)等においてフォント書式の異なる文字列を表示
する場合に使用されるテキストバッファに対するフォン
トデータ格納方式に関する。
【0002】
【従来の技術】DTP等においては、フォント書式の異
なる多種類のフォントを用い、ひらがな文字や英文字等
が混在した文書を作成し、画面表示またはプリントアウ
トする場合が多い。従来、例えば、図10に示すよう
に、フォント書式の異なる英数字とひらがな文字から成
る文字列“abcあいうdefえお”を画面表示または
プリントアウトさせるためには、以下のようにしてテキ
ストバッファにデータを格納していた。
なる多種類のフォントを用い、ひらがな文字や英文字等
が混在した文書を作成し、画面表示またはプリントアウ
トする場合が多い。従来、例えば、図10に示すよう
に、フォント書式の異なる英数字とひらがな文字から成
る文字列“abcあいうdefえお”を画面表示または
プリントアウトさせるためには、以下のようにしてテキ
ストバッファにデータを格納していた。
【0003】今、英数字のフォント名が“Times
(タイムズ)”であり、ひらがな文字のフォント名が
“Ryumin(リューミン;明朝体)であるとする。
この場合、テキストバッファには、図11に示すよう
に、フォント名の変わり目のエリアにフォント名を示す
フォントIDを格納しておき、このフォント名の後に、
そのフォント名の文字コードを格納する。図11におい
ては、先頭エリアに英数字“abc”のフォント名“T
imes”を示すコードを格納し、その次のエリアから
“abc”各英数字のコードを格納する。次にひらがな
文字“あいう”のフォント名“Ryumin”を示すコ
ードを格納し、その次のエリアからひらがな文字“あい
う”の各ひらがな文字コードを格納する。さらに英数字
“def”のフォント名コード“Times”を格納
し、その次に各英数字コードを格納する。このように、
フォント名が変わる都度、各文字コード列の先頭エリア
にフォント名を格納するようしていた。
(タイムズ)”であり、ひらがな文字のフォント名が
“Ryumin(リューミン;明朝体)であるとする。
この場合、テキストバッファには、図11に示すよう
に、フォント名の変わり目のエリアにフォント名を示す
フォントIDを格納しておき、このフォント名の後に、
そのフォント名の文字コードを格納する。図11におい
ては、先頭エリアに英数字“abc”のフォント名“T
imes”を示すコードを格納し、その次のエリアから
“abc”各英数字のコードを格納する。次にひらがな
文字“あいう”のフォント名“Ryumin”を示すコ
ードを格納し、その次のエリアからひらがな文字“あい
う”の各ひらがな文字コードを格納する。さらに英数字
“def”のフォント名コード“Times”を格納
し、その次に各英数字コードを格納する。このように、
フォント名が変わる都度、各文字コード列の先頭エリア
にフォント名を格納するようしていた。
【0004】その手順を図12のフローチャートに基づ
いて更に詳説する。
いて更に詳説する。
【0005】初めにフラグ1およびフラグ2を“0”に
するとともに、テキストバッファをクリアする(ステッ
プST101)。
するとともに、テキストバッファをクリアする(ステッ
プST101)。
【0006】次にテキストバッファの先頭エリアに英数
字フォントIDを挿入する(ステップST102)。次
にオペレータにより文字が入力されるとその文字が英数
字か否かが判定される(ステップST103,ST10
4)。若し、入力文字が英数字であれば、フラグ2を
“0”にセット(ステップST105)し、フラグ1=
フラグ2を確認する。最初は、フラグ1=フラグ2=
“0”が成立する(ステップST106Y)ので、テキ
ストバッファに文字を追加していく(ステップST10
7)。そして、フラグ2の内容(この場合は“0”)を
フラグ1にセットした後、ステップST103に戻り、
再び文字入力を実行する(ステップST108)。
字フォントIDを挿入する(ステップST102)。次
にオペレータにより文字が入力されるとその文字が英数
字か否かが判定される(ステップST103,ST10
4)。若し、入力文字が英数字であれば、フラグ2を
“0”にセット(ステップST105)し、フラグ1=
フラグ2を確認する。最初は、フラグ1=フラグ2=
“0”が成立する(ステップST106Y)ので、テキ
ストバッファに文字を追加していく(ステップST10
7)。そして、フラグ2の内容(この場合は“0”)を
フラグ1にセットした後、ステップST103に戻り、
再び文字入力を実行する(ステップST108)。
【0007】英数字入力中に英数字以外の文字が入力さ
れた場合(ステップST104N)には、フラグ2を
“1”にセット(ステップST109)し、フラグ1=
フラグ2を確認する(ステップST106)。この場合
には、フラグ1≠フラグ2であり、かつフラグ2=
“1”である(ステップST106N,ST110N)
から、テキストバッファに漢字用フォントIDを追加す
る(ステップST111)。その後、テキストバッファ
に入力された漢字またはひらがな文字を追加し(ステッ
プST107)、フラグ2の内容(=“1”)をフラグ
1にセットした後、再びステップST103に戻る(ス
テップST108)。
れた場合(ステップST104N)には、フラグ2を
“1”にセット(ステップST109)し、フラグ1=
フラグ2を確認する(ステップST106)。この場合
には、フラグ1≠フラグ2であり、かつフラグ2=
“1”である(ステップST106N,ST110N)
から、テキストバッファに漢字用フォントIDを追加す
る(ステップST111)。その後、テキストバッファ
に入力された漢字またはひらがな文字を追加し(ステッ
プST107)、フラグ2の内容(=“1”)をフラグ
1にセットした後、再びステップST103に戻る(ス
テップST108)。
【0008】さらに次に入力された文字が英数字に変わ
っている場合(ステップST104Y)には、フラグ2
(=“1”)を“0”にセット(ステップST105)
し、フラグ1=フラグ2を確認する。このときには、フ
ラグ1≠フラグ2であり、かつフラグ2=“0”である
(ステップST106N,ST110Y)から、テキス
トバッファに英数字用フォントIDを追加する(ステッ
プST112)。その後、テキストバッファに入力され
た英数字を追加し(ステップST107)、フラグ2の
内容(=“1”)をフラグ1にセットした後、再びステ
ップST103に戻る(ステップST108)。
っている場合(ステップST104Y)には、フラグ2
(=“1”)を“0”にセット(ステップST105)
し、フラグ1=フラグ2を確認する。このときには、フ
ラグ1≠フラグ2であり、かつフラグ2=“0”である
(ステップST106N,ST110Y)から、テキス
トバッファに英数字用フォントIDを追加する(ステッ
プST112)。その後、テキストバッファに入力され
た英数字を追加し(ステップST107)、フラグ2の
内容(=“1”)をフラグ1にセットした後、再びステ
ップST103に戻る(ステップST108)。
【0009】このように複雑な処理を実行した後、テキ
ストバッファにフォントIDが格納されるのである。
ストバッファにフォントIDが格納されるのである。
【0010】図13には、フォントIDが“Ryumi
n”と“Times”から成る文字列「abcあいうd
efえおghiかきくjklけこmnoさしすoprせ
そ」を格納するファイル(MIFファイル)形式の従来
例を示す。図から理解されるように、フォントIDが変
更される都度、フォントIDを付加するので、その手順
は複雑なものとなっている。
n”と“Times”から成る文字列「abcあいうd
efえおghiかきくjklけこmnoさしすoprせ
そ」を格納するファイル(MIFファイル)形式の従来
例を示す。図から理解されるように、フォントIDが変
更される都度、フォントIDを付加するので、その手順
は複雑なものとなっている。
【0011】次に、表示された文字列の中でマウス等で
選択された部分のフォント書式をコピーして異なるフォ
ント書式(例えば、Helvetica,Gothi
c)から成る他の文字列へペーストする処理の従来例に
ついて説明する。
選択された部分のフォント書式をコピーして異なるフォ
ント書式(例えば、Helvetica,Gothi
c)から成る他の文字列へペーストする処理の従来例に
ついて説明する。
【0012】例えば、図10において、範囲Aの部分
「efえ」をコピーする場合には、英字の“ef”は
“Times”であり、ひらがなの“え”は“Ryum
in”であり、英数字フォントTimesと日本語フォ
ントRyuminをそれぞれ取り出さなければならな
い。図14は従来のフォントコピー処理の手順を示し、
図15は従来のフォント書式ペースト処理の手順を示し
ている。
「efえ」をコピーする場合には、英字の“ef”は
“Times”であり、ひらがなの“え”は“Ryum
in”であり、英数字フォントTimesと日本語フォ
ントRyuminをそれぞれ取り出さなければならな
い。図14は従来のフォントコピー処理の手順を示し、
図15は従来のフォント書式ペースト処理の手順を示し
ている。
【0013】図14において、先ず文字列の中からコピ
ーしたい部分を選択してテキストバッファ内へ取り込む
(ステップST121)。図10の例では、「efえ」
が取り込まれる。次に、バッファの中からフォントID
が検索、抽出される(ステップST122)。図10の
例では、“Times,Ryumin”が検索され抽出
される。この場合、英字の“ef”は“Times”で
あり、ひらがなの“え”は“Ryumin”であり、英
字フォントID“Times”と日本語フォントID
“Ryumin”をそれぞれ取り出さなければならな
い。こうして、英数字フォントIDおよび漢字フォント
IDが全て揃うと(ステップST123Y)、抽出した
フォントIDをテキストバッファのクリップボードに格
納する(ステップST124)。若し、選択部分のID
が見付からない場合には、テキストバッファを遡ってフ
ォントIDを抽出する(ステップST125)。
ーしたい部分を選択してテキストバッファ内へ取り込む
(ステップST121)。図10の例では、「efえ」
が取り込まれる。次に、バッファの中からフォントID
が検索、抽出される(ステップST122)。図10の
例では、“Times,Ryumin”が検索され抽出
される。この場合、英字の“ef”は“Times”で
あり、ひらがなの“え”は“Ryumin”であり、英
字フォントID“Times”と日本語フォントID
“Ryumin”をそれぞれ取り出さなければならな
い。こうして、英数字フォントIDおよび漢字フォント
IDが全て揃うと(ステップST123Y)、抽出した
フォントIDをテキストバッファのクリップボードに格
納する(ステップST124)。若し、選択部分のID
が見付からない場合には、テキストバッファを遡ってフ
ォントIDを抽出する(ステップST125)。
【0014】このようにしてコピーされたフォント情報
を他の文字列にペーストする場合は、図15において、
先ず、ペースト先の文字列の中からマウス等で選択され
た部分をバッファに取り込む(ステップST131)。
次に、この選択部分の英数字フォントIDおよび漢字フ
ォントIDを全て検索し抽出する(ステップST13
2)。次いで、バッファの先頭が英数字の場合(ステッ
プST133Y)には、英数字フォントIDをバッファ
の先頭に挿入する(ステップST134)。バッファの
先頭が英数字でない場合(ステップST133N)に
は、漢字フォントIDをバッファの先頭に挿入する(ス
テップST135)。
を他の文字列にペーストする場合は、図15において、
先ず、ペースト先の文字列の中からマウス等で選択され
た部分をバッファに取り込む(ステップST131)。
次に、この選択部分の英数字フォントIDおよび漢字フ
ォントIDを全て検索し抽出する(ステップST13
2)。次いで、バッファの先頭が英数字の場合(ステッ
プST133Y)には、英数字フォントIDをバッファ
の先頭に挿入する(ステップST134)。バッファの
先頭が英数字でない場合(ステップST133N)に
は、漢字フォントIDをバッファの先頭に挿入する(ス
テップST135)。
【0015】次に、バッファを走査しフォントIDを抽
出する(ステップST136)。抽出されたフォントI
Dが英数字フォントIDであれば(ステップST137
Y)、先にクリップボード内に保存されている英数字フ
ォントIDと交換する(ステップST138)。抽出さ
れたフォントIDが英数字フォントIDでなければ(ス
テップST137Y)、先にクリップボード内に保存さ
れている漢字フォントIDと交換する(ステップST1
39)。こうしてバッファの走査が終了すると(ステッ
プST140Y)、ステップST132の処理で抽出さ
れたフォントIDをバッファの最後尾に追加する(ステ
ップST141)。最後にこのようにして編集された選
択部分を当初のバッファの対応部分と入れ替える(ステ
ップST142)。これにより、選択部分が新たなフォ
ントIDを含むデータとなり、ペースト処理が終了す
る。
出する(ステップST136)。抽出されたフォントI
Dが英数字フォントIDであれば(ステップST137
Y)、先にクリップボード内に保存されている英数字フ
ォントIDと交換する(ステップST138)。抽出さ
れたフォントIDが英数字フォントIDでなければ(ス
テップST137Y)、先にクリップボード内に保存さ
れている漢字フォントIDと交換する(ステップST1
39)。こうしてバッファの走査が終了すると(ステッ
プST140Y)、ステップST132の処理で抽出さ
れたフォントIDをバッファの最後尾に追加する(ステ
ップST141)。最後にこのようにして編集された選
択部分を当初のバッファの対応部分と入れ替える(ステ
ップST142)。これにより、選択部分が新たなフォ
ントIDを含むデータとなり、ペースト処理が終了す
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のコ
ード格納方式によれば、図12のフローチャートおよび
図13に示したような複雑の入力処理手順を踏んでお
り、頻繁に英字・漢字が交互に現れてくるような文字列
の場合には、多くのフォント情報が必要となり、データ
格納処理に長い時間がかかり処理効率が悪いという問題
がある。また、図14および図15のフローチャートに
示したようなコピー処理およびペースト処理も複雑とな
り、効率的でない。
ード格納方式によれば、図12のフローチャートおよび
図13に示したような複雑の入力処理手順を踏んでお
り、頻繁に英字・漢字が交互に現れてくるような文字列
の場合には、多くのフォント情報が必要となり、データ
格納処理に長い時間がかかり処理効率が悪いという問題
がある。また、図14および図15のフローチャートに
示したようなコピー処理およびペースト処理も複雑とな
り、効率的でない。
【0017】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、短時間で効率の良いデータ格納処
理を可能とし、これによりコピー処理やペースト処理を
も効率的に行うことができるフォントデータの格納方式
を提供することにある。
であり、その目的は、短時間で効率の良いデータ格納処
理を可能とし、これによりコピー処理やペースト処理を
も効率的に行うことができるフォントデータの格納方式
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、フォント書式の異なる文字列の文字デー
タをテキストバッファに格納する方式において、前記テ
キストバッファは、前記文字列の各文字コードを格納す
る文字コードエリアと、このエリアの先頭に設けられ前
記文字列の全てのフォント書式コードを一括して格納す
るフォント書式エリアとを有することを特徴とする。
めに本発明は、フォント書式の異なる文字列の文字デー
タをテキストバッファに格納する方式において、前記テ
キストバッファは、前記文字列の各文字コードを格納す
る文字コードエリアと、このエリアの先頭に設けられ前
記文字列の全てのフォント書式コードを一括して格納す
るフォント書式エリアとを有することを特徴とする。
【0019】
【作用】上記構成によれば、フォント書式コード(フォ
ントID)が全てテキストバッファの先頭エリアに格納
されているので、フォント書式が異なる毎にフォントI
Dを挿入している従来に比較して、格納処理手順が簡単
になるとともに、コピー処理やペースト処理を効率良く
行うことができる。
ントID)が全てテキストバッファの先頭エリアに格納
されているので、フォント書式が異なる毎にフォントI
Dを挿入している従来に比較して、格納処理手順が簡単
になるとともに、コピー処理やペースト処理を効率良く
行うことができる。
【0020】
【実施例】図1は本発明方式が適用されたテキストバッ
ファの構成を示し、図1は本発明方式が適用されたパー
ソナルコンピュータの全体構成を示している。
ファの構成を示し、図1は本発明方式が適用されたパー
ソナルコンピュータの全体構成を示している。
【0021】初めに、このパーソナルコンピュータの全
体構成を説明すると、キーボードやマウス等から成る入
力部1と、入力されたデータを編集する編集処理部2
と、編集処理部2で編集されたデータ等を保存する保存
部3と、表示用データを作成する表示処理部4と、CR
Tを含み、作成された表示用データを画面表示するため
の画面処理部5と、プリンタを含み、作成された表示用
データから印刷用データを生成してプリントアウトする
印刷処理部6とから構成されている。前記編集処理部2
は、さらに、文書編集部21と図形処理部22とから成
り、また表示処理部4はテキスト表示処理部41と図形
表示処理部42とから成っている。
体構成を説明すると、キーボードやマウス等から成る入
力部1と、入力されたデータを編集する編集処理部2
と、編集処理部2で編集されたデータ等を保存する保存
部3と、表示用データを作成する表示処理部4と、CR
Tを含み、作成された表示用データを画面表示するため
の画面処理部5と、プリンタを含み、作成された表示用
データから印刷用データを生成してプリントアウトする
印刷処理部6とから構成されている。前記編集処理部2
は、さらに、文書編集部21と図形処理部22とから成
り、また表示処理部4はテキスト表示処理部41と図形
表示処理部42とから成っている。
【0022】図1に示すテキストバッファは、前記文書
編集部21内に設けられ、先頭エリア(フォント書式エ
リア)AHにフォント情報のポインタID(フォントI
D)を一括格納し、その後に続くエリアA1,A2,A
3,…に表示文字のコードを格納している。すなわち、
先頭エリアAHには、その後に続く表示文字列で使用さ
れるフォント情報のIDが全て格納されている。図の例
では、TimesとRyuminを格納している。
編集部21内に設けられ、先頭エリア(フォント書式エ
リア)AHにフォント情報のポインタID(フォントI
D)を一括格納し、その後に続くエリアA1,A2,A
3,…に表示文字のコードを格納している。すなわち、
先頭エリアAHには、その後に続く表示文字列で使用さ
れるフォント情報のIDが全て格納されている。図の例
では、TimesとRyuminを格納している。
【0023】図3は、このテキストバッファにフォント
IDを格納するための入力処理の手順を示している。
IDを格納するための入力処理の手順を示している。
【0024】先ずテキストバッファがクリアされ(ステ
ップST1)た後、テキストバッファの先頭エリアAH
にフォントIDが挿入される(ステップST2)。この
IDは、表示される文字列の全てのフォントIDを含ん
でいる。
ップST1)た後、テキストバッファの先頭エリアAH
にフォントIDが挿入される(ステップST2)。この
IDは、表示される文字列の全てのフォントIDを含ん
でいる。
【0025】次にテキストバッファのエリアA1,A
2,A3,…に順番に文字列のコードを入力していけば
良い(ステップST3〜ST4)。
2,A3,…に順番に文字列のコードを入力していけば
良い(ステップST3〜ST4)。
【0026】図4は、前記従来例の図13に対応するM
IFファイル形式を示しており、両図を比較すると良く
分かるように、本実施例ではその処理手順が極めて簡素
化され、そのデータ量が大幅に縮小される。
IFファイル形式を示しており、両図を比較すると良く
分かるように、本実施例ではその処理手順が極めて簡素
化され、そのデータ量が大幅に縮小される。
【0027】次にこのように格納されたテキストバッフ
ァの情報からその文字列を表示する処理を図5のフロー
チャートに基づいて説明する。この処理は表示処理部4
のテキスト表示処理部41で実行される。
ァの情報からその文字列を表示する処理を図5のフロー
チャートに基づいて説明する。この処理は表示処理部4
のテキスト表示処理部41で実行される。
【0028】初めに、フラグ1およびフラグ2をともに
“0”クリアし(ステップST11)、仮に、英数字フ
ォントを設定する(ステップST12)。次にテキスト
バッファから1文字を読み込み、これが英数字であれば
(ステップST14Y)、フラグ2=“0”を確認し
(ステップST15)、次いで、フラグ1=フラグ2を
条件として文字を表示する(ステップST17)。その
後、ステップST3に戻り、次に1文字をテキストバッ
ファから読み込む。このとき、読み込まれた文字が英数
字でなければ(ステップST14N)、フラグ2を
“1”にセットする(ステップST19)。次に、フラ
グ1=フラグ2を確認するが、このときには、フラグ1
≠フラグ2であり、かつフラグ2≠“1”であるので、
漢字フォントが設定される(ステップST16N,ST
20N,ST21)。そして、フラグ1の内容をフラグ
2にセットした後(ステップST22)、文字表示がさ
れる(ステップST17)。その後、ステップST3に
戻り、次に1文字をテキストバッファから読み込む。こ
のとき、読み込まれた文字が英数字であれば、フラグ2
を“0”にする(ステップST15)。次に、フラグ1
=フラグ2であるか否かを判定するが、このとき、前回
表示処理でフラグ1が“1”となっているので、ステッ
プST20に進む。ここでフラグ2=0が判別される
が、このときにはフラグ2=0となっているので、英数
字フォントが設定される(ステップST23)。そし
て、フラグ1の内容をフラグ2にセットした後(ステッ
プST22)、文字表示がされる(ステップST1
7)。その後、ステップST3に戻り、次に1文字をテ
キストバッファから読み込む。このようにして、フォン
ト情報に対応した文字列が表示されるのである。
“0”クリアし(ステップST11)、仮に、英数字フ
ォントを設定する(ステップST12)。次にテキスト
バッファから1文字を読み込み、これが英数字であれば
(ステップST14Y)、フラグ2=“0”を確認し
(ステップST15)、次いで、フラグ1=フラグ2を
条件として文字を表示する(ステップST17)。その
後、ステップST3に戻り、次に1文字をテキストバッ
ファから読み込む。このとき、読み込まれた文字が英数
字でなければ(ステップST14N)、フラグ2を
“1”にセットする(ステップST19)。次に、フラ
グ1=フラグ2を確認するが、このときには、フラグ1
≠フラグ2であり、かつフラグ2≠“1”であるので、
漢字フォントが設定される(ステップST16N,ST
20N,ST21)。そして、フラグ1の内容をフラグ
2にセットした後(ステップST22)、文字表示がさ
れる(ステップST17)。その後、ステップST3に
戻り、次に1文字をテキストバッファから読み込む。こ
のとき、読み込まれた文字が英数字であれば、フラグ2
を“0”にする(ステップST15)。次に、フラグ1
=フラグ2であるか否かを判定するが、このとき、前回
表示処理でフラグ1が“1”となっているので、ステッ
プST20に進む。ここでフラグ2=0が判別される
が、このときにはフラグ2=0となっているので、英数
字フォントが設定される(ステップST23)。そし
て、フラグ1の内容をフラグ2にセットした後(ステッ
プST22)、文字表示がされる(ステップST1
7)。その後、ステップST3に戻り、次に1文字をテ
キストバッファから読み込む。このようにして、フォン
ト情報に対応した文字列が表示されるのである。
【0029】次に、このようにして表示された文字列か
らフォントをコピーして他の文字列へペーストする処理
について説明する。
らフォントをコピーして他の文字列へペーストする処理
について説明する。
【0030】例えば、図6に示すように、文字列「ab
cdefgあいうえおかき」のフォントが“Ryumi
n”と“Times”で構成され、文字列「hijkl
mnさしすせそたち」のフォントが“Gothic”と
“Helvetica”で表示されている場合に、図中
斜線で囲む選択部分(表示画面中では反転部分)「fg
あい」のフォント書式をコピーして、「mnさしす」へ
ペーストする処理を例に説明する。
cdefgあいうえおかき」のフォントが“Ryumi
n”と“Times”で構成され、文字列「hijkl
mnさしすせそたち」のフォントが“Gothic”と
“Helvetica”で表示されている場合に、図中
斜線で囲む選択部分(表示画面中では反転部分)「fg
あい」のフォント書式をコピーして、「mnさしす」へ
ペーストする処理を例に説明する。
【0031】図7において、先ず、選択部分「fgあ
い」をテキストバッファに取り込み、テキストバッファ
の中からのフォントIDを検索して抽出する(ステップ
ST31,ST32,ST33)。このとき抽出された
フォントIDは“Times,Ryumin”である。
次に、抽出されたフォントIDをクリップボードに格納
する(ステップST34)。なお、若しフォントIDが
みつからない場合には、選択部分を遡ってフォントID
を抽出する(ステップST35)。
い」をテキストバッファに取り込み、テキストバッファ
の中からのフォントIDを検索して抽出する(ステップ
ST31,ST32,ST33)。このとき抽出された
フォントIDは“Times,Ryumin”である。
次に、抽出されたフォントIDをクリップボードに格納
する(ステップST34)。なお、若しフォントIDが
みつからない場合には、選択部分を遡ってフォントID
を抽出する(ステップST35)。
【0032】次に図8のペースト処理を実行すると、ペ
ースト先の選択部分「mnさしす」をバッファに取り込
み、そのテキストバッファのフォントIDを検索、抽出
する(ステップST41,42)。このとき抽出された
フォントIDは“Gothic,Helvetica”
である。次に前記クリップボードのフォントID(Ry
umin,Times))をテキストバッファの先頭に
挿入するとともに、抽出されたフォントID(Goth
ic,Helvetica)をテキストバッファの最後
尾に追加する(ステップST43,ST44)。そし
て、前記選択部分を先に格納されているテキストバッフ
ァの部分と入れ替える(ステップST45)。そのとき
のテキストバッファ内の構成を図9に示す。このよう
に、フォント書式の複写処理を極めて容易に行うことが
できる。
ースト先の選択部分「mnさしす」をバッファに取り込
み、そのテキストバッファのフォントIDを検索、抽出
する(ステップST41,42)。このとき抽出された
フォントIDは“Gothic,Helvetica”
である。次に前記クリップボードのフォントID(Ry
umin,Times))をテキストバッファの先頭に
挿入するとともに、抽出されたフォントID(Goth
ic,Helvetica)をテキストバッファの最後
尾に追加する(ステップST43,ST44)。そし
て、前記選択部分を先に格納されているテキストバッフ
ァの部分と入れ替える(ステップST45)。そのとき
のテキストバッファ内の構成を図9に示す。このよう
に、フォント書式の複写処理を極めて容易に行うことが
できる。
【0033】次に本発明のカタログ機能について説明す
る。
る。
【0034】このカタログ機能は、あるフォント書式に
対して名前を付けておき、テキストに対してその名前を
適用することで、簡単にフォントの変更ができるように
したものである。
対して名前を付けておき、テキストに対してその名前を
適用することで、簡単にフォントの変更ができるように
したものである。
【0035】例えば、フォント書式がGothic 1
0pt(10ポイントのゴシック文字)と、Helve
tica12 pt(12ポイントのヘルベチカ文字)
というフォント書式について、例えば“Body”とい
う名前で予め登録しておき、Ryumin 10pt
(10ポイントの明朝文字)TとTimes 12pt
(12ポイントのタイムズ文字)から成る文字列の選択
部分にフォント書式Gothic 10pt、Helv
etica12 ptをペーストするには、フォント書
式“Body”を指定して、文字列の選択部分にペース
トすれば良い。本発明の格納方式であれば、このような
カタログ機能を極めて容易に行うことができる。
0pt(10ポイントのゴシック文字)と、Helve
tica12 pt(12ポイントのヘルベチカ文字)
というフォント書式について、例えば“Body”とい
う名前で予め登録しておき、Ryumin 10pt
(10ポイントの明朝文字)TとTimes 12pt
(12ポイントのタイムズ文字)から成る文字列の選択
部分にフォント書式Gothic 10pt、Helv
etica12 ptをペーストするには、フォント書
式“Body”を指定して、文字列の選択部分にペース
トすれば良い。本発明の格納方式であれば、このような
カタログ機能を極めて容易に行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、短
時間で効率の良いデータ格納処理を可能とし、これによ
りコピー処理やペースト処理をも効率的に行うことがで
きる。
時間で効率の良いデータ格納処理を可能とし、これによ
りコピー処理やペースト処理をも効率的に行うことがで
きる。
【図1】本発明が適用されたテキストバッファの構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】本発明が適用されたパーソナルコンピュータの
全体構成を示す説明図である。
全体構成を示す説明図である。
【図3】テキストバッファへの入力格納処理の手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図4】本発明が適用されたMIFファイル形式を示す
説明図である。
説明図である。
【図5】本発明における画面表示処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】フォント書式のコピー処理およびペースト処理
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】本発明におけるフォント書式のコピー処理の手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図8】本発明におけるフォント書式のペースト処理の
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明におけるフォント書式のペースト処理実
行後のテキストバッファの構成を示す説明図である。
行後のテキストバッファの構成を示す説明図である。
【図10】画面上に表示されたフォント書式の異なる文
字列を示す説明図である。
字列を示す説明図である。
【図11】従来のテキストバッファの構成を示す説明図
である。
である。
【図12】従来におけるフォント書式入力処理の手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図13】従来におけるMIFファイル形式を示す説明
図である。
図である。
【図14】従来におけるフォント書式コピー処理の手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図15】従来におけるフォント書式ペースト処理の手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
1 入力部 2 編集処理部 3 文書保存部 4 表示処理部 5 画面表示処理部 6 印刷処理部 AH 先頭エリア(フォント書式エリア)
Claims (1)
- 【請求項1】 フォント書式の異なる文字列の文字デー
タをテキストバッファに格納する方式において、 前記テキストバッファは、前記文字列の各文字コードを
格納する文字コードエリアと、このエリアの先頭に設け
られ前記文字列の全てのフォント書式コードを一括して
格納するフォント書式エリアとを有することを特徴とす
るフォントデータ格納方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4217827A JPH0668075A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | フォントデータ格納方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4217827A JPH0668075A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | フォントデータ格納方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668075A true JPH0668075A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16710373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4217827A Pending JPH0668075A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | フォントデータ格納方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0668075A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004102398A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2004-11-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | テキストとレイアウト情報とを含んだ文書データを適切に出力できる文書データ出力装置 |
KR100936204B1 (ko) * | 2006-11-15 | 2010-01-11 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 카피 앤드 페이스트 처리 방법, 장치 및 기록 매체 |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP4217827A patent/JPH0668075A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004102398A1 (ja) * | 2003-05-14 | 2004-11-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | テキストとレイアウト情報とを含んだ文書データを適切に出力できる文書データ出力装置 |
KR100936204B1 (ko) * | 2006-11-15 | 2010-01-11 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 카피 앤드 페이스트 처리 방법, 장치 및 기록 매체 |
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