JPH0667903A - 擬似的タスクスワッピング方式 - Google Patents

擬似的タスクスワッピング方式

Info

Publication number
JPH0667903A
JPH0667903A JP22231592A JP22231592A JPH0667903A JP H0667903 A JPH0667903 A JP H0667903A JP 22231592 A JP22231592 A JP 22231592A JP 22231592 A JP22231592 A JP 22231592A JP H0667903 A JPH0667903 A JP H0667903A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
task
version
information
tasks
swapping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22231592A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuro Fujita
悦郎 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CSK Corp filed Critical CSK Corp
Priority to JP22231592A priority Critical patent/JPH0667903A/ja
Publication of JPH0667903A publication Critical patent/JPH0667903A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばiRMX−86の如くタスクスワッピ
ング機能を元来有しないOS上で起動するマルチタスク
システムにおけるオンライン中のタスクスワッピングの
実現を、CRT等からのキー操作でオンライン中のタス
クのバージョン変更をアプリケーションプログラムのレ
ベルで可能にした擬似的タスクスワッピング方式を提供
することにある。 【構成】 タスクスワッピング機能を有しないOS上に
おいて、複数のタスクと、前記各タスクの複数バージョ
ンの有無情報とバージョンが複数有る場合の稼働情報と
からなるバージョン情報を各タスク毎に登録するバージ
ョン管理ファイルと、前記バージョン管理ファイルに対
して前記バージョン情報を参照することによってタスク
間のメッセージ通信を制御するメッセージ管理タスクと
を具備し、タスクのバージョン変更をアプリケーション
プログラムのレベルで行なえるようにした擬似的タスク
スワッピング方式。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばiRMX−86
の如くタスクスワッピング機能を有しないOS上で起動
するマルチタスクシステムにおけるオンライン中のタス
クスワッピングを実現するための擬似的タスクスワッピ
ング方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のタスクA、B、C…から
構成されるシステム上において、タスクBからタスク
B’に変更(いわゆるタスクスワッピング)させていた
場合、万一このタスクB’に何らかの障害が発生した場
合には、タスクBに戻すか、あるいは発生した障害を修
正するといった何れにしてもロードモジュールを生成し
直して対処するといった手間、時間の掛かる作業を要し
煩雑であった。又、各タスク間の起動並びに通信操作を
例にとると、各タスク間にメールボックスを配置してこ
のメールボックスに対してメッセージ通信を行なって起
動をかけるといった手法で行なわれていた。
【0003】又、上記したタスクスワッピングはOSが
サポートする機能の一つであり、元来その機能を有して
いないOS上での実現は不可能であった。従って、タス
クスワッピング機能の無いOS上でのタスクの変更、改
良を要する場合はコンパイル、リンクを経てロードモジ
ュールを再生成し、ロードをし直すといった非常に煩雑
な作業を経なればならなかった。
【0004】即ち、図5に示す如く、OSのシステム構
成をタスクA、B、CからタスクA、B1、Cに変更
(あるいはその逆の変更)を行なう毎にロードモジュー
ルを生成し直すとなるとシステムを停止しなければ実施
できないので、オンライン中のタスクの変更、改良操作
は非常に効率が悪いものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点を解決するためのものであり、その目的は、例え
ばiRMX−86の如くタスクスワッピング機能を元来
有しないOS上で起動するマルチタスクシステムにおけ
るオンライン中のタスクスワッピングの実現を、CRT
等からのキー操作でオンライン中のタスクのバージョン
変更をアプリケーションプログラムのレベルで可能にし
た擬似的タスクスワッピング方式を提供することにあ
る。
【0006】
【発明の開示】上記本発明の目的は、タスクスワッピン
グ機能を有しないOS上において、複数のタスクと、前
記各タスクの複数バージョンの有無情報とバージョンが
複数有る場合の稼働情報とからなるバージョン情報を各
タスク毎に登録するバージョン管理ファイルと、前記バ
ージョン管理ファイルに対して前記バージョン情報を参
照することによってタスク間のメッセージ通信を制御す
るメッセージ管理タスクとを具備し、タスクのバージョ
ン変更をアプリケーションプログラムのレベルで行なえ
るようにしたことを特徴とする擬似的タスクスワッピン
グ方式によって達成される。
【0007】又、前記メッセージ管理タスクを各タスク
毎に具備することが好ましい。
【0008】
【作用】即ち、本発明にあっては上記の如く、タスクの
起動及び/又はメッセージ通信を管理・制御するメッセ
ージ管理タスクを設けると共に、このメッセージ管理タ
スクがアクセスするバージョン管理ファイルに各タスク
が複数のバージョンを有するか否かの有無情報並びにバ
ージョンが複数有る場合にどのバージョンが稼働中であ
るかといった稼働情報を各タスク毎に登録しておくこと
によって、システムを停止させることなく、タスクのバ
ージョン変更を行うことが出来、タスクスワッピング機
能を有しないOS上においてもタスクスワッピングと同
じ機能を擬似的に持たせることができる。
【0009】このようにバージョン管理ファイルに登録
してある各タスクのバージョン情報を用いて各タスク間
の起動、メッセージ通信管理を行なえるのでオンライン
中にあってもタスクのバージョン変更を容易に行うこと
ができる。
【0010】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係る擬似的タスク
スワッピング方式の一実施例を示すもので、図1は本シ
ステムの機能構成図、図2、図3及び図4は動作説明図
である。図1中、Xは例えばiRMX−86等のタスク
スワッピング機能を具備しないOSであり、複数のタス
クA、Bを有している。そしてこの各タスクA、Bはそ
れぞれ複数のバージョン(例えば、タスクBを例にとれ
ばタスクB1)を具備するものである。
【0011】1は、各タスク間に介在・配置され両タス
ク間のメッセージ通信機能を有するメッセージ管理タス
クである。2は、バージョン管理ファイルであって、各
タスクA、Bが複数のバージョンA1、B1を有するか
否かの有無情報D1並びにバージョンが複数有る場合に
どのバージョンが稼働中であるかといった稼働情報D2
を各タスク毎に登録しておくものである。そして、これ
らのバージョン情報D(有無情報D1、稼働情報D2)
は前記メッセージ管理タスク1によって適宜参照されて
各タスクA、B間のメッセージ通信(起動/停止通信、
データ通信)に供されるものである。
【0012】3はこのOSに接続される外部入力装置
(CRT並びにキーボード)である。以下、図2、図3
及び図4の動作説明図を用いて本発明の基本動作につい
て説明する。即ち、 図2にはタスクの変更のない処理について示す。
【0013】即ち、タスクAからタスクBへ並びにタス
クBからタスクCへのメッセージ通信(起動/停止通
信、データ通信)を送信する場合にはメッセージ管理タ
スク1を介してタスクB並びにタスクCのバージョン情
報D(有無情報D1、稼働情報D2)をバージョン管理
ファイル2から適宜参照し利用することで各タスク間で
の適切なメッセージ通信が達成されるものである。 次に図3にはシステム構成をタスクA、タスクB
(使用せず)、タスクB1並びにタスクCとするものを
示し、タスクBをタスクB1にバージョン変更する処理
について示す。
【0014】即ち、タスクAからメッセージ管理タスク
1へメッセージ通信が送信されると、メッセージ管理タ
スク1はバージョン管理ファイル2からタスクBのバー
ジョン情報Dを参照する。先ず、有無情報D1によりス
ワップ可能なタスクB1を有しているかがチェックさ
れ、タスクB1を有していることが確認されると、どち
らのタスク(タスクBあるいはタスクB1)を稼働させ
るか(あるいはどちらが稼働中か)を稼働情報D2を基
にバージョン変更が選択される。そしてタスクAからタ
スクB1へ並びにタスクB1からタスクCへのメッセー
ジ通信(起動/停止通信、データ通信)がそれぞれ行な
われるものである。 次に図4には、前記図3とは逆にシステム構成をタ
スクA、タスクB、タスクB1(使用せず)並びにタス
クCとし、タスクB1からタスクBへ戻す(バージョン
変更)処理について示す。
【0015】即ち、タスクAからメッセージ管理タスク
1へメッセージ通信が送信されると、メッセージ管理タ
スク1はバージョン管理ファイル2からタスクBの稼働
情報D2を参照し、タスクBが選択される。そしてタス
クAからタスクBへ並びにタスクBからタスクCへのメ
ッセージ通信(起動/停止通信、データ通信)がそれぞ
れ行なわれるものである。
【0016】以上説明してきたように、システムを構成
する各タスクA、B、C…のバージョン情報D(有無情
報D1、稼働情報D2)が登録されたバージョン管理フ
ァイル2から必要なバージョン情報Dを参照することに
よってメッセージ管理タスク1による各タスクA、B、
Cのバージョン変更が可能となり、各タスク間のメッセ
ージ通信(起動/停止通信、データ通信)もスムースに
行なうことができる。
【0017】
【効果】本発明にあっては、上記の如く、タスクの起動
及び/又はメッセージ通信を管理・制御するメッセージ
管理タスクを設けると共に、このメッセージ管理タスク
がアクセスするバージョン管理ファイルに各タスクのバ
ージョン情報を登録しておき、適宜参照して制御・管理
に利用することによって、システムを停止させることな
く、タスクのバージョン変更をスムースに行うことが出
来、タスクスワッピング機能を有しないOS上において
もタスクスワッピングと同じ機能を擬似的に持たせるこ
とができる。
【0018】このように各タスクの持つバージョン情報
をバージョン管理ファイルに登録しておき、適宜に利用
できるのでオンライン中にあってもタスクのバージョン
変更を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能構成図である。
【図2】本発明の動作説明図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】本発明の動作説明図である。
【図5】従来例における動作説明図である。
【符号の説明】
X タスクスワッピング機能を具備し
ないOS A、B、C タスク A1、B1、C1 タスクのバージョン D バージョン情報 D1 (バージョンの)有無情報 D2 (バージョンの)稼働情報 1 メッセージ管理タスク 2 バージョン管理ファイル 3 外部入力装置(CRT並びにキー
ボード)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タスクスワッピング機能を有しないOS
    上において、複数のタスクと、前記各タスクの複数バー
    ジョンの有無情報とバージョンが複数有る場合の稼働情
    報とからなるバージョン情報を各タスク毎に登録するバ
    ージョン管理ファイルと、前記バージョン管理ファイル
    に対して前記バージョン情報を参照することによってタ
    スク間のメッセージ通信を制御するメッセージ管理タス
    クとを具備し、タスクのバージョン変更をアプリケーシ
    ョンプログラムのレベルで行なえるようにしたことを特
    徴とする擬似的タスクスワッピング方式。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ管理タスクを各タスク毎
    に具備したことを特徴とする請求項1記載の擬似的タス
    クスワッピング方式。
JP22231592A 1992-08-21 1992-08-21 擬似的タスクスワッピング方式 Pending JPH0667903A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22231592A JPH0667903A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 擬似的タスクスワッピング方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22231592A JPH0667903A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 擬似的タスクスワッピング方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0667903A true JPH0667903A (ja) 1994-03-11

Family

ID=16780436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22231592A Pending JPH0667903A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 擬似的タスクスワッピング方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0667903A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112384404A (zh) * 2018-09-13 2021-02-19 Lg 电子株式会社 车辆的无线电池管理系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112384404A (zh) * 2018-09-13 2021-02-19 Lg 电子株式会社 车辆的无线电池管理系统
CN112384404B (zh) * 2018-09-13 2024-01-16 Lg 电子株式会社 车辆的无线电池管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2692609B2 (ja) マルチタスクのプログラムデバッグ方法とその装置
KR20040105685A (ko) 연산 처리 시스템, 컴퓨터 시스템 상에서의 태스크 제어방법, 및 컴퓨터 프로그램
JP2001249907A (ja) 起動処理方式
JPS60136833A (ja) オペレ−テイングシステムの切替え方式
WO1997013206B1 (en) Method and apparatus for controlling change propagation at run-time
JPH0667903A (ja) 擬似的タスクスワッピング方式
JPS6342293B2 (ja)
JPH0563824B2 (ja)
JP2590872B2 (ja) タスクスケジュール方法
JPH113231A (ja) ソフトウェア処理方法
JPH07319833A (ja) リモートコマンドシステム
JPH02310733A (ja) 汎用端末機システムにおけるプログラムの実行制御方式
JPH05241861A (ja) オペレーティングシステムの空きメモリ管理方式
JPH04336639A (ja) データ書き込み方法
JPH11161506A (ja) 情報処理装置のディスパッチ方法、情報処理装置及びその記録媒体
JPH056318A (ja) Posコントローラ内アプリケーシヨンプログラムのダイナミツクロード方式
JPS63201723A (ja) ジョブ処理システム
JPH04248628A (ja) 情報ファイル・システムの排他制御方法
JPH1091510A (ja) 共有ファイル更新制御方式
JPH07234850A (ja) マルチプロセッサの装置と方法
JPH0374724A (ja) インストール検証装置
JPH0546452A (ja) コミツトメント制御システム
JPH04102960A (ja) マルチcpu制御方式
JPH1153241A (ja) データベース排他制御方法及びシステム及びデータベース排他制御プログラムを格納した記憶媒体
JPS6344240A (ja) プログラム処理制御方式