JPH0667883B2 - 光学活性1−(2,5−ジメトキシフエニル)−2−アミノ−1−プロパノ−ルの製造方法 - Google Patents
光学活性1−(2,5−ジメトキシフエニル)−2−アミノ−1−プロパノ−ルの製造方法Info
- Publication number
- JPH0667883B2 JPH0667883B2 JP61314258A JP31425886A JPH0667883B2 JP H0667883 B2 JPH0667883 B2 JP H0667883B2 JP 61314258 A JP61314258 A JP 61314258A JP 31425886 A JP31425886 A JP 31425886A JP H0667883 B2 JPH0667883 B2 JP H0667883B2
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- dimethoxyphenyl
- propanol
- amino
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は光学活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)
−2−アミノ−1−プロパノールの製造方法に関する。
−2−アミノ−1−プロパノールの製造方法に関する。
<従来の技術> 本発明の対象とする光学活性1−(2,5−ジメトキシ
フェニル)−2−アミノ−1−プロパノールは不斉修飾
金属水酸化物の不斉配位子として重要な化合物であり
(例えば、特開昭61−68471号公報)、ラセミ体
に光学分割剤として光学活性酒石酸あるいは光学性ジベ
ンゾイル酒石酸を作用させることにより光学分割して製
造されることも良く知られている(例えばJ.Med.,11(4)
833(1968))。
フェニル)−2−アミノ−1−プロパノールは不斉修飾
金属水酸化物の不斉配位子として重要な化合物であり
(例えば、特開昭61−68471号公報)、ラセミ体
に光学分割剤として光学活性酒石酸あるいは光学性ジベ
ンゾイル酒石酸を作用させることにより光学分割して製
造されることも良く知られている(例えばJ.Med.,11(4)
833(1968))。
<発明が解決しようとする問題点> しかしながら、光学分割剤として酒石酸、ジベンゾイル
酒石酸を用いる従来法では煩雑な操作を必要とするのみ
ならず、得られたものの光学純度が約60%程度と充分
ではなく、高い光栄純度のものを得るためには、さらに
煩雑な操作を必要とし、しかも分割収率も低い等の工業
的な問題点を有していた。
酒石酸を用いる従来法では煩雑な操作を必要とするのみ
ならず、得られたものの光学純度が約60%程度と充分
ではなく、高い光栄純度のものを得るためには、さらに
煩雑な操作を必要とし、しかも分割収率も低い等の工業
的な問題点を有していた。
<問題点を解決するための手段> 本発明者らはこのような状況に鑑み、より効率的な光学
活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ
−1−プロパノールの製造方法を見い出すべく鋭意検討
を重ねた結果、光学分割剤として光学活性N−アセチル
ロイシンという特定の化合物を用いれば極めて簡単な操
作で容易にしかも高い光学純度で目的物が得られること
を見い出すとともに、さらに種々の検討を加え、本発明
を完成した。
活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ
−1−プロパノールの製造方法を見い出すべく鋭意検討
を重ねた結果、光学分割剤として光学活性N−アセチル
ロイシンという特定の化合物を用いれば極めて簡単な操
作で容易にしかも高い光学純度で目的物が得られること
を見い出すとともに、さらに種々の検討を加え、本発明
を完成した。
すなわち本発明は(±)−1−(2,5−ジメトキシフ
ェニル)−2−アミノ−1−プロパノールを光学分割し
て光学活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−
アミノ−1−プロパノールを製造する方法において、光
学分割剤として光学活性N−アセチルロイシンを用いる
ことを特徴とする光学活性1−(2,5−ジメトキシフ
ェニル)−2−アミノ−1−プロパノールの工業的に優
れた製造方法を提供するものである。
ェニル)−2−アミノ−1−プロパノールを光学分割し
て光学活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−
アミノ−1−プロパノールを製造する方法において、光
学分割剤として光学活性N−アセチルロイシンを用いる
ことを特徴とする光学活性1−(2,5−ジメトキシフ
ェニル)−2−アミノ−1−プロパノールの工業的に優
れた製造方法を提供するものである。
本発明の被分割剤である1−(2,5−ジメトキシフェ
ニル)−2−アミノ−1−プロパノールは、その1位お
よび2位に2個の不斉炭素原子が存在することから、エ
リスロ型とスレオ型の立体異性体が存在するが、エリス
ロ型を用いるのが好ましい。これ等は鉱酸塩、例えば塩
酸塩、硫酸塩であっても使用できる。
ニル)−2−アミノ−1−プロパノールは、その1位お
よび2位に2個の不斉炭素原子が存在することから、エ
リスロ型とスレオ型の立体異性体が存在するが、エリス
ロ型を用いるのが好ましい。これ等は鉱酸塩、例えば塩
酸塩、硫酸塩であっても使用できる。
また光学分割剤である光学活性N−アセチルロイシンと
してはL−体またはD−体が用いられる。その被分割剤
に対する使用量は被分割剤の光学純度によっても若干変
動するが、例えば、D−体とL−体の等量混合物である
ラセミ体の場合は、通常等モル程度用いられるが、0.5
モル倍程度まで削減することもできる。
してはL−体またはD−体が用いられる。その被分割剤
に対する使用量は被分割剤の光学純度によっても若干変
動するが、例えば、D−体とL−体の等量混合物である
ラセミ体の場合は、通常等モル程度用いられるが、0.5
モル倍程度まで削減することもできる。
光学分割せしめるに当り、遊離の被分割剤を用いる場合
は遊離の光学活性N−アセチルロイシンを、被分割剤が
鉱酸塩である場合は該N−アセチルロイシンのアルカリ
塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩などを通常作用さ
せ。
は遊離の光学活性N−アセチルロイシンを、被分割剤が
鉱酸塩である場合は該N−アセチルロイシンのアルカリ
塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩などを通常作用さ
せ。
また光学分割の際に用いられる溶媒としては、例えば
水、メタノール、エタノール等の低級アルコール、アセ
トン等の脂肪族低級ケトンなどの有機溶媒を含有する水
性溶媒が挙げられる。光学分割は例えば、上記溶媒中で
被分割剤と光学活性N−アセチルロイシンを室温乃至加
温下に攪拌あるいは静置することにより実施できる。
水、メタノール、エタノール等の低級アルコール、アセ
トン等の脂肪族低級ケトンなどの有機溶媒を含有する水
性溶媒が挙げられる。光学分割は例えば、上記溶媒中で
被分割剤と光学活性N−アセチルロイシンを室温乃至加
温下に攪拌あるいは静置することにより実施できる。
ここで光学分割剤としてN−アセチルロイシンのL−体
を用いた場合には、1−(2,5−ジメトキシフェニ
ル)−2−アミノ−1−プロパノールの(−)一体とN
−アセチル−L−ロイシンの塩が難溶性のジアステレオ
マーとして、また(+)−体とN−アセチル−L−ロイ
シンの塩が易溶性のジアステレオマーとして得られる。
を用いた場合には、1−(2,5−ジメトキシフェニ
ル)−2−アミノ−1−プロパノールの(−)一体とN
−アセチル−L−ロイシンの塩が難溶性のジアステレオ
マーとして、また(+)−体とN−アセチル−L−ロイ
シンの塩が易溶性のジアステレオマーとして得られる。
一方、光学分割剤としてN−アセチルロイシンのD−体
を用いた場合には、(+)一体とN−アセチル−D−ロ
イシンの塩が難溶性のジアステレオマーとして、(−)
−体と−N−アセチル−D−ロイシンの塩が易溶性のジ
アステレオマーとして得られる。
を用いた場合には、(+)一体とN−アセチル−D−ロ
イシンの塩が難溶性のジアステレオマーとして、(−)
−体と−N−アセチル−D−ロイシンの塩が易溶性のジ
アステレオマーとして得られる。
かくして得られるジアステレオマーは、例えば水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリにより容易に分
解され、トルエン、ジエチルエーテル、クロロホルム等
の有機溶媒で抽出することにより、有機層から高純度の
光学活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−ア
ミノ−1−プロパノールが得られる。
トリウム、水酸化カリウム等のアルカリにより容易に分
解され、トルエン、ジエチルエーテル、クロロホルム等
の有機溶媒で抽出することにより、有機層から高純度の
光学活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−ア
ミノ−1−プロパノールが得られる。
一方、有機溶媒で抽出した残りの水層を塩酸、硫酸等の
鉱酸で酸性にすることにより、光学活性N−アセチルロ
イシンが結晶として析出する。かかる結晶を別するこ
とにより、ラセミ化することなしに光学活性N−アセチ
ルロイシンが回収することができ、このものは光学分割
剤として再使用することができる。
鉱酸で酸性にすることにより、光学活性N−アセチルロ
イシンが結晶として析出する。かかる結晶を別するこ
とにより、ラセミ化することなしに光学活性N−アセチ
ルロイシンが回収することができ、このものは光学分割
剤として再使用することができる。
<発明の効果> 本発明の方法は従来の光学活性1−(2,5−ジメトキ
シフェニル)−2−アミノ−1−プロパノールの製造に
比し、純度、収率の両面において遥かに優れ、しかも操
作が容易であることから特に工業的製造として有用であ
る。
シフェニル)−2−アミノ−1−プロパノールの製造に
比し、純度、収率の両面において遥かに優れ、しかも操
作が容易であることから特に工業的製造として有用であ
る。
<実施例> 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1.(±)−エリスロ−1−(2,5−ジメトキ
シフェニル)−2−アミノ−1−プロパノール塩酸塩1.
24g(5ミリモル)の水20m溶液にN−アセチル
−L−ロイシン0.866g(5ミリモル)の0.5N−カ
セイソーダ10m溶液を室温で加え6時間静置すると
(−)−エリスロ−1(2,5−ジメトキシフェニル)
−2−アミノ−1−プロパノールのN−アセチル−L−
ロイシン塩の結晶が析出した。結晶を取すると0.47
gが得られた。
シフェニル)−2−アミノ−1−プロパノール塩酸塩1.
24g(5ミリモル)の水20m溶液にN−アセチル
−L−ロイシン0.866g(5ミリモル)の0.5N−カ
セイソーダ10m溶液を室温で加え6時間静置すると
(−)−エリスロ−1(2,5−ジメトキシフェニル)
−2−アミノ−1−プロパノールのN−アセチル−L−
ロイシン塩の結晶が析出した。結晶を取すると0.47
gが得られた。
▲〔α〕24 D▼−30.66°(C0.80,水) 次にカセイソーダ水溶液を加えて分解し、クロロホルム
で抽出すると0.256gの(−)−エリスロ−1−
(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1−プ
ロパノールが得られた。
で抽出すると0.256gの(−)−エリスロ−1−
(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1−プ
ロパノールが得られた。
▲〔α〕25 D▼−27.59°(C1.0,水)(HCl塩) 糖誘導体のジアステレオマーに導き、高速液体クロマト
グラフィーで光学純度を分析すると96.7%であった。
グラフィーで光学純度を分析すると96.7%であった。
実施例2.(±)−エリスロ−1−(2,5−ジメトキ
シフェニル)−2−アミノ−1−プロパノール塩酸塩1.
24g(5ミリモル)の水15m溶液にN−アセチル
−L−ロイシン0.433g(2.5ミリモル)の0.5N
−カセイソーダが5m溶液を室温で加え5時間静置す
ると(−)−エリスロ−1−(2.5−ジメトキシフェ
ニル)−2−アミノ−1−プロパノールのN−アセチル
−L−ロイシン塩の結晶が析出した。結晶を取すると
0.354gが得られた。
シフェニル)−2−アミノ−1−プロパノール塩酸塩1.
24g(5ミリモル)の水15m溶液にN−アセチル
−L−ロイシン0.433g(2.5ミリモル)の0.5N
−カセイソーダが5m溶液を室温で加え5時間静置す
ると(−)−エリスロ−1−(2.5−ジメトキシフェ
ニル)−2−アミノ−1−プロパノールのN−アセチル
−L−ロイシン塩の結晶が析出した。結晶を取すると
0.354gが得られた。
▲〔α〕24 D▼−31.29°(C0.85,水) 次にカセイソーダ水溶液で分解し、クロロホルムで抽出
すると0.191gの(−)−エリスロ−1−(2,5−
ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1−プロパノール
が得られた。
すると0.191gの(−)−エリスロ−1−(2,5−
ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1−プロパノール
が得られた。
実施例1と同様に光学純度を分析すると97.0%であっ
た。
た。
▲〔α〕24 D▼−27.68°(C1.1,水)(HCl塩)
Claims (1)
- 【請求項1】(±)−1−(2,5−ジメトキシフェニ
ル)−2−アミノ−1−プロパノールを光学分割して光
学活性1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミ
ノ−1−プロパノールを製造する方法において、光学分
割剤として光学活性N−アセチルロイシンを用いること
を特徴とする光学活性1−(2,5−ジメトキシフェニ
ル)−2−アミノ−1−プロパノールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314258A JPH0667883B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 光学活性1−(2,5−ジメトキシフエニル)−2−アミノ−1−プロパノ−ルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314258A JPH0667883B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 光学活性1−(2,5−ジメトキシフエニル)−2−アミノ−1−プロパノ−ルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165348A JPS63165348A (ja) | 1988-07-08 |
JPH0667883B2 true JPH0667883B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=18051184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61314258A Expired - Lifetime JPH0667883B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 光学活性1−(2,5−ジメトキシフエニル)−2−アミノ−1−プロパノ−ルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667883B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101522621B (zh) * | 2006-08-18 | 2012-11-14 | 先灵公司 | 拆分手性哌啶醇的方法和使用它合成吡唑并[1,5-a]嘧啶衍生物的方法 |
FR2927900B1 (fr) * | 2008-02-27 | 2010-09-17 | Clariant Specialty Fine Chem | Procede de preparation d'alpha-aminoacetals optiquement actifs. |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61314258A patent/JPH0667883B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JournaloftheTennesseeAcademyofScience,49(4),134〜141(1974) |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63165348A (ja) | 1988-07-08 |
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