JPH07501535A - ラセミ2−アミノナフチリジン誘導体の製造方法 - Google Patents
ラセミ2−アミノナフチリジン誘導体の製造方法Info
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- JPH07501535A JPH07501535A JP5509892A JP50989293A JPH07501535A JP H07501535 A JPH07501535 A JP H07501535A JP 5509892 A JP5509892 A JP 5509892A JP 50989293 A JP50989293 A JP 50989293A JP H07501535 A JPH07501535 A JP H07501535A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D471/04—Ortho-condensed systems
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ラセミ2−アミノナフチリジン誘導体の製造方法本発明は式:
の生成物の左旋性異性体を塩基性媒体中でラセミ化開環させ式:のラセミ2−ア
ミノナフチリジン誘導体を製造する方法に関する。
米国特許第4.960.779号明細書は式(II)の生成物および類似体生成
物を記載し、これらは顕著な不安緩解薬、催眠薬、抗痙彎薬、抗癲痴薬、および
筋弛緩薬としての性質を有する。
米国特許第4.960.779号明細書によれば、式(II)の生成物の光学異
性体の分離はキラル相のクロマトグラフィーにより行うことがてきる。しかし、
この製造法の産業的応用は必ずしも都合がよいものとは限らない。
式(n)の生成物の右旋性異性体は、塩化チオニルを使用して随意に塩化メチレ
ンのような有機溶媒中にイミダゾールまたはピリジンのようなカンプリング試薬
の存在下で、式(I)の生成物の右旋性異性体を環化することにより得ることも
できる。
式(I)の生成物の右旋性異性体をキラルな塩基を使用して対応するラセミ化合
物を分割することにより得ることができる。このために以下の一連の操作を行う
ことが特に有利である・■)キラルな塩基またはキラルな酸との塩の形成2)1
種の光学異性体の沈殿、次いで
3)適当なキラルな塩基またはキラルな酸と、随意にもう1つの塩を形成した後
に、沈殿塩の濾過に由来する沈殿塩からまたは母液のいずれかからの式(I)の
生成物の右旋性異性体の分離。
このように式(I)のラセミ生成物と(+)−エフェドリンとの塩を、95%エ
タノールのような適当な有機溶媒中で形成することが可能である。式(I)の右
旋性生成物は、塩酸のような強酸を使用してその塩から遊離される。
式(I)の生成物とノンコニンとの塩を、95%エタノールのような適当な媒質
中で調製することも可能である。式(I)の左旋性生成物とシンる)は、ンンコ
ニンンで転換されて不溶性塩を形成する。式(1)の右旋性異性体は、例えば塩
酸のような強酸を使用してその塩から遊離される。
式(1)のラセミ生成物は塩基性媒質中で式(I[)のラセミ化合物のピロリジ
ノン環を開環させることにより得られる。ピロリジノン環の開環は一般的に無機
塩基を使用して、0から50°Cの間の温度、好ましくは0から30℃の間の温
度で行う。
式(11)の生成物の左旋性異性体(これは実質的に不活性である)は、式(I
)のラセミ生成物に転換でき、次に上記の記載された方法に従い式(n)の生成
物の右旋性異性体に転換できることがここに見い出され、そしてこのことが本発
明の主題を形成する。
本発明によれば式(II)の生成物の左旋性異性体を式(1)のラセミ生成物に
転換でき、これはピリジンのような塩基性有機溶媒中の水酸化ナトリウムのよう
な無機塩基の作用により、0から50℃の間の温度、好ましくは約20℃で行う
。
式(II)の生成物の左旋性異性体は、式(I)の生成物の左旋性異性体を環化
することにより得ることもでき、これはイミダゾールまたはピリジンのようなカ
ップリング試薬の存在下で塩化チオニルを使用して塩化メチレンのような有機溶
媒中で行う。
式(1)の生成物の左旋性異性体は、例えば式(I)の生成物の右旋性異性体と
(+)−エフェドリンとの塩の結晶化の母液から得ることができる。
式(I)の生成物の左旋性異性体を、結晶化のエタノール性母液の濃縮後、以下
の実施例は制限を与えるものではないことを意図し、本発明が如何に実施できる
かを示すものである。
75gの2−[2−(7−クロロ−1,8−ナフチリジニル)]−3−(5−メ
チル−2−オキソヘキシル)−1−イソインドリノンの左旋性異性体(その鏡像
体の含有量は92.3%)、1500c+a”のピリジン、および225cm”
の2N水酸化ナトリウム水溶液を2リツトルの反応器に、約20℃の温度で導入
する。撹拌を23時間行い、次に減圧下(15mmの水銀圧;2kPa)でピリ
ジンの蒸留を行い、この間の反応混合物の温度を20℃未満に維持する。187
5co+’の蒸留水を次に加え、得られた不溶性物質を濾過により分ける。水相
を150cn+3の4N塩酸を加えてpH=3゜8に酸性化する。得られた懸濁
液を濾過する。沈殿を525CI113の蒸留水で5回洗浄し、次に減圧下(1
5帥の水銀圧:2kPa)で乾燥する。
このようにして、73.8gの2−+2−[7−クロロ−1,8−ナフチリジン
−2−イル)アミノコ−6−メチル−3−オキソヘプチル)安息香酸がベージュ
色の形態で得られ、その旋光度はゼロである。
2−[2−(7−クロロ−1,8−ナフチリジニル)]−3−(5−メチル−2
−オキソヘキシル)−1−イソインドリノンの左旋性異性体を以下のように得る
ことができる。
362、6 gの2−(2−ET−クロロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)
アミノコ−6−メチル−3−オキソヘプチル)安息香酸と141gの(+)−エ
フェドリンとの造塩化からのエタノール性濾液1760cm3(1540g)を
、次に3500cm3の塩化メチレンを加えて希釈する。有機相を1040cm
3の0.5N塩酸で、次に1000Cff13の脱イオン水て洗浄する。有機相
を大気圧下で濃縮し、約2200cm3の容量とする。
得られた生成物を、イミダゾール(222,8g)の存在下で塩化チオニル(9
6,9g)を使用して左旋性異性体である2−[2−(7−クロロ−1,8−ナ
フチリジニル)]−3−(5−メチル−2−オキソヘキシル)−1−イソインド
リノンに転換する。159.4gの2−[2−(7−クロロ−1,8−ナフチリ
ジニル)]−3−(5−メチル−2−オキソヘキシル)−1−イソインドリノン
の左旋性異性体がこのようにして白色生成物として得られ、その鏡像異性体の含
有量は92.3%である。
実施例2
実施例1に記載された条件下で製造した2−12−[7−クロロ−1,8−ナフ
チリジン−2−イル)アミノコ−6−メチル−3−オキソヘプチル)安息香酸と
(+)−エフェドリンとの造塩化由来のエタノール性濾液(1760cm3)か
ら、塩化メチレンで希釈したエタノール性濃縮物の抽出から2224gの酸性水
相を回収する。水性相を50CI113のION水酸化ナトリウムを添加するこ
とにより塩基性化し、そのi&10100Q’の塩化メチレンで2回抽出する。
ジクロロメタン相(2614g)を大気圧下、1000cm3のエタノール存在
下で蒸留する。
526gのエタノール性溶液はこのように回収され、13.5%(W/w)の(
+)−エフェドリンを含有する。旋光度は+43.4° (C=5に、IN塩酸
)である。
実施例3
2−+2−[7−クロロ−1,8−ナフチリジン−2−イル)アミノコ−6−メ
チル−3−オキソヘプチル)安、−香酸と(+)−エフェドリンとの塩120g
を2350cm3の塩化メチレンに溶解する。有機相を400Cm3の0.5N
塩酸、そのv1400cm3の水で洗浄する。併わしだ水性相は実施例2の条件
下で処理して、(+)−エフェドリンのエタノール性溶液を生成し、これはさら
なる造塩化操作に使用される。
補正書の写しく翻訳文)提出口 (特許法第184条の8)平成6年6月2日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ▲数式、化学式、表等があります▼ の生成物の左旋性異性体を塩基性媒質中でラセミ化開現することによる式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のうセミ2−アミノナフチリジン誘導体の製造方法。 2.上記方法が塩基性有機溶媒中の無機塩基存在下で行うことを特徴とする請求 の範囲第1項記載の製造方法。 3.無機塩基が水酸化ナトリウムであることを特徴とする請求の範囲第2項記載 の製造方法。 4.塩基性有機溶媒がピリジンであること限特徴とする請求の範囲第2項記載の 製造方法。 5.上記方法が0から50℃の間の温度で行われることを特徴とする請求の範囲 第1ないし4項のいずれか1項に記載の方法。 6.上記方法が約20℃の温度で行われること限特徴とする請求の範囲第1ない し5項のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
FR91/14983 | 1991-12-04 | ||
FR9114983A FR2684673B1 (fr) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | Procede de preparation d'un derive de l'amino-2 naphtyridine racemique. |
PCT/FR1992/001122 WO1993011125A1 (fr) | 1991-12-04 | 1992-12-02 | Procede de preparation d'un derive de l'amino-2 naphtyridine racemique |
Publications (1)
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JPH07501535A true JPH07501535A (ja) | 1995-02-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5509892A Pending JPH07501535A (ja) | 1991-12-04 | 1992-12-02 | ラセミ2−アミノナフチリジン誘導体の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07501535A (ja) |
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FR (1) | FR2684673B1 (ja) |
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Family Cites Families (1)
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FR2607503B1 (fr) * | 1986-12-02 | 1989-02-24 | Rhone Poulenc Sante | Nouveaux derives de l'isoindolinone, leur preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent |
-
1991
- 1991-12-04 FR FR9114983A patent/FR2684673B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-12-02 CA CA 2121690 patent/CA2121690A1/fr not_active Abandoned
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- 1992-12-02 JP JP5509892A patent/JPH07501535A/ja active Pending
- 1992-12-02 WO PCT/FR1992/001122 patent/WO1993011125A1/fr not_active Application Discontinuation
Also Published As
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---|---|
EP0625152A1 (fr) | 1994-11-23 |
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