JPH0667692B2 - キヤツプの締め忘れ防止装置 - Google Patents

キヤツプの締め忘れ防止装置

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JPH0667692B2
JPH0667692B2 JP61087020A JP8702086A JPH0667692B2 JP H0667692 B2 JPH0667692 B2 JP H0667692B2 JP 61087020 A JP61087020 A JP 61087020A JP 8702086 A JP8702086 A JP 8702086A JP H0667692 B2 JPH0667692 B2 JP H0667692B2
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恒郎 山岡
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液化ガスやガソリン等を貯蔵するタンクの給
入口に装着されるキャップの締め忘れ防止装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来技術において、例えば自動車燃料タンクに装着され
るガスキャップは、第6図に示すようにガスキャップa
に鎖bを取り付け、鎖bの端部b1を燃料タンク側に固定
するか、あるいは第7図に示すようにガスキャップaの
栓部a1に樹脂バンドcの環状部c1を装着し、端部c2をビ
ス等を用いて車体側に固定する(USP 4320853号公報参
照)等の手段がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような手段では締め忘れに気付かない場合
があり、自動車の走行時に燃料が洩れ無駄にするという
問題点がある。
よって本発明は、かかる問題点に着目してなされたもの
で、キャップを締め忘れた場合に、これを知ることがで
きるように被駆動部材、例えば警報器や表示灯等を作動
して警報を発するようにしたキャップの締め忘れ防止装
置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明によりなされた、本体側
に設けられる給入口に挿着されて給入口を栓する回動自
在のキャップの締め忘れ防止装置は、前記キャップにス
イッチ作動部材、本体側に開閉自在に枢着されたリッド
に被スイッチを作動部材を設け、且つ該被スイッチ作動
部材と直列にイグニッションスイッチを接続すると共に
前記キャップの締め忘れを警報する被駆動部材を設け、
前記キャップが締められているとき、前記リッドの閉時
に前記スイッチ作動部材が前記被スイッチ作動部材を作
動し、該作動時に前記イグニッションスイッチのオンに
応じて前記被駆動部材を作動せず、前記キャップが締め
忘れられているとき、前記リッドの閉時に前記スイッチ
作動部材が前記被スイッチ作動部材を作動せず、該被作
動時に前記イグニッションスイッチのオンに応じて前記
被駆動部材を作動させて警報を発するようにしたことを
特徴としている。
〔作用〕
上記構成において、給入口に挿着されて給入口を栓する
回動自在のキャップにスイッチ作動部材、本体側に開閉
自在に枢着されたリッドに被スイッチ作動部材をそれぞ
れ設け、キャップが締められているとき、リッドの閉時
にスイッチ作動部材が被スイッチ作動部材を作動し、キ
ャップが締め忘れられているとき、リッドの閉時にスイ
ッチ作動部材が被スイッチ作動部材を作動しない。そし
て、被スイッチ作動部材と直列に接続したイグニッショ
ンスイッチが被スイッチ作動部材の作動時にオンしても
被駆動部材を作動させないが、被スイッチ作動部材の非
作動時にはイグニッションスイッチのオンに応じて被駆
動部材が作動して警報を発し、キャップが締め忘れられ
ていることを知らせる。
以下本発明を各実施例毎に添付の図面に従って詳細に説
明する。
〔第1実施例〕 実施例は特に自動車の車体1に装着される実施例であ
り、第1図は本発明装置の要部を示す縦断面図、第2図
は本発明装置のリッド2側の縦断面図、第3図は本発明
装置が例えば自動車の車体1に設置される部位の側面図
である。
図において、車体1の給油口3に装着されるガスキャッ
プ4と、車体1の外部への給油口3及びガスキャップ4
の露出を防ぐため、ガスキャップ4に対向して車体1に
開閉自在に設置されるリッド2が具備される。
本発明装置のスイッチ作動部材5が磁石5′の場合、ガ
スキャップ4の頭部4aに磁石5′を設けると共に、ガス
キャップ4に対向するリッド2の内側にこの磁石5′の
磁気に感応して作動するリードスイッチ6′等の被スイ
ッチ作動部材6を設け、この被スイッチ作動部材6の作
動によりガスキャップ4の締め忘れを検知し、被駆動部
材13,14,18を作動させる。
なお、7はガスキャップ4の栓部4bに環設されるシール
用Oリングである。
以上の構成において、スイッチ作動部材5としては永久
磁石あるいは磁性ゴム等を使用することができ、ガスキ
ャップ4の頭部4aに埋込み等により装着される。又、こ
のスイッチ作動部材5と対向する位置に配設される磁気
に感応して作動する被スイッチ作動部材6としては、図
示したリードスイッチ6′のほか、公知の磁電変換素子
を使用することができる。
第2図はリードスイッチ6′をリッド2に装着したとき
の状態を示したリッド2側の拡大縦断面である。すなわ
ち、ガスキャップ4に対向するリッド2の内側に支持枠
2aを固着し、リードスイッチ6′を接続してなるプリン
ト基板8を収納した樹脂ケース9を支持枠2aにビス10等
により固定し、リードスイッチ6′のリード6aを電線11
により後述する検知回路C(第4図)ないしC′(第5
図)に接続する。
このリードスイッチ6′としては、磁力が近接したとき
接点がONとなるタイプのA接点(常開)リードスイッチ
6A、又は磁力が近接したとき接点がOFFとなるタイプの
B接点(常閉)リードスイッチ6Bの何れでも使用するこ
とができる。
又、樹脂ケース9内にはシリコンゴム、ポリウレタンゴ
ム等の充填材12を充填してリードスイッチ6′を完全防
水に保護することにより、降雨、洗車等により水がかか
っても、又、ガソリンに接触しても漏電、絶縁不良等を
生ずることがなく、さらに振動、衝撃に対する耐久性に
ついても向上させることができる。
第4図に被スイッチ作動部材としてA接点リードスイッ
チ6Aを使用した場合の検知回路の一例を、第5図にB接
点リードスイッチ6Bを使用しさらにガスキャップを締め
忘れたとき警報を発するようにした検知回路の一例を示
した。
先ず第4図において13はイグニッションアンドスタータ
スイッチ(以下単にイグニッションSWという)、14はエ
ンジンスタート、15は電源を示し、これらとリードスイ
ッチ6Aとにより閉回路を形成する。
又、第5図において16はタイマー回路、17はタイマー回
路16と連動しているリレー接点、18は被駆動部材であ
り、これらとイグニッションSW13、リードスイッチ6Bと
により図示の閉回路を形成する。
警告を発する被駆動部材18は、ブザー18′、音声、点滅
灯、ディスプレー表示等を使用することができる。
次に第1実施例の作用について説明する。
第1図においてガスキャップ4を燃料タンクの給油口3
に締めた状態でリッド2を閉じた正常状態の場合、リー
ドスイッチ6Aの接点はガスキャップ4に設けた磁石5′
の磁気に感応してONとなり、第4図においてイグニッシ
ョンSW13をONとしたとき閉回路が導通する。一方、ガス
キャップ4を締め忘れたときはリードスイッチ6Aの接点
はOFF状態のままであり、イグニッションSW13をONとし
ても閉回路が導通しない。従ってこの回路の導通の有無
により容易にガスキャップ4の締め忘れの有無を検知す
ることができる。又、この回路に第4図の如くエンジン
スタータ14を介在させるときは、ガスキャップを締め忘
れた場合エンジンの始動を停止させることもできる。
又、第5図において、イグニッションSW13をONとした状
態でガスキャップ4が締められていれば、リッド2を閉
じてリードスイッチ6Bが磁石5′に近接するとその接点
は磁気に感応してOFFとなり、タイマー回路16は作動し
ない。従ってリレー接点17もOFFとなりブザー18′は作
動しない。
一方、イグニッションSW13をONとした状態でガスキャッ
プ4を締め忘れてリッド2を閉じたときは、リードスイ
ッチ6Bの接点はONのままであるためタイマー回路16が作
動し、設定された時間だけリレー接点17がONとなり、ブ
ザー18′に通電される。従ってこの警報によりガスキャ
ップ4の締め忘れが検知される。
又、燃料をタンクに貯蔵するときはイグニッションSW13
をOFFとしておくのでガスキャップ4が外された状態で
リードスイッチ6Bの接点がONとなってもブザー18′は作
動しない。
以上によればガスキャップの締め忘れの有無と共にリッ
ド2の開閉の有無についても検知することができる。
〔第2実施例〕 第2実施例は被スイッチ作動部材が押圧によってスイッ
チが閉成する感圧センサー、例えば圧電ゴムを使用した
場合であり、第8図は本発明装置の第2実施例の要部を
示す縦断面図、第9図は第2実施例に具備される感圧セ
ンサー6″の装着状態を示す縦断面図である。
図において給油口3に装着されるガスキャップ4と、車
体1の外部への給油口3及びガスキャップ4の露出を防
ぐためガスキャップ4に対向して車体1に開閉自在に設
置されるリッド2が具備される。
しかして第2実施例の装置は、ガスキャップ4の頭部4a
にスイッチ作動部材5として例えば凸部5″を設けると
共に、ガスキャップ4に対向するリッド2の内側に凸部
5″との衝接加圧により導通する感圧センサー6″を設
け、感圧センサー6″の導通の有無によりガスキャップ
4の締め忘れの有無を検知するように構成される。
なお、7はガスキャップ4の栓部4bに環設されるシール
用Oリングである。
以上の構成において、ガスキャッフ4の頭部4aに設けら
れる凸部5″はガスキャップ4の頭部4a上面に適宜形状
の突起を装着して形成するが、ガスキャップ成形時に頭
部4a上面の一部又は全部を適宜形状に膨出成形する等の
手段により形成される。
又、感圧センサー6″としては、圧力の印加によって導
電性を生ずる例えばポリフッ化ビニリデンゴム等からな
る圧電ゴム6″aの両側面に電極6″bを添着配設した
ものが使用される。
第9図に感圧センサー6″をリッド2に装着した状態の
断面図を示した。すなわち、ガスキャップ4に対向する
リッド2の内側に押え枠19を固着し、押え枠19に絶縁ゴ
ム20により全体を被覆してなる上記の感圧センサー6″
を装着し、電極6″bを図示しない電線により後述する
検知回路C″(第10図)に接続する。この場合、絶縁ゴ
ム被覆の上面に突起部20aを形成させ、この突起部20aを
リッド2を閉じたとき前記ガスキャップ4の頭部4aに設
けた凸部5″により衝接加圧されるように形成されるこ
とが望ましい。又、絶縁ゴム20としてシリコーン、ポリ
ウレタン等の耐水性のよい材料を使用すると、感圧セン
サー6″を完全防水に保護することができ、降雨、洗車
等により水がかかっても、ガソリンに接触しても漏電、
絶縁不良を生ずることがなく、さらに振動、衝撃に対す
る耐久性についても向上させることができる。
第10図に第2実施例においてガスキャップを締め忘れた
場合に警報を発するようにした検知回路の一例を示し
た。
第10図において、13はイグニッションSW、15は電源、2
1,22は固定抵抗器、16はタイマー回路、17はタイマー回
路16と連動しているリレー接点、18は被駆動部材、23は
PNPトランジスタであり、これらと感圧センサー6″に
より図示の閉回路に形成される。
この場合、被駆動部材18としては、ブザー18′、音声、
点滅灯、ディスプレー表示等適宜の手段を使用すること
ができる。
次に第2実施例の作用について説明する。
先ず第8図及び第9図において、ガスキャップ4を燃料
タンクの給油口3に締め、リッド2を閉じた正常状態の
場合は、ガスキャップ頭部の凸部5″がゴム被覆の突起
20aを介して感圧センサー5″に力が加わり、圧電ゴム
6″aの抵抗値が低下して電極6″b間は導電し通電状
態となるため、ガスキャップ4の締め忘れのないことが
検知される。
一方、ガスキャップ4を締め忘れた場合には、リッド2
を閉じても感圧センサー6″に圧力が印加されないた
め、感圧センサー6″は導通することがなく、従って回
路への通電もないのでガスキャップ4の締め忘れがあっ
たことが検知される。又、この回路にエンジンスタータ
を接続することにより、ガスキャップ4の締め忘れがあ
ったときはエンジンの始動を停止させることもできる。
次にガスキャップ4の締め忘れを警報により検知させる
場合は第10図に示される回路が使用される。
すなわち、イグニッションSW13をONとした状態で、ガス
キャップ4を締め忘れリッド2を閉じたときは、感圧セ
ンサー6″の圧電ゴム6″aは圧力の印加がなく高抵抗
値のまま非導通の状態となっているので、PNPトランジ
スタ23のベースは低電位となり、エミッター、コレクタ
ー間が導通してタイマー回路16に電圧が印加され、タイ
マー回路16と連動しているリレー接点17がONとなり、ブ
ザー18′により予めタイマー回路により設定した時間だ
け警報を発する。一方、ガスキャップ4の締め忘れがな
いときは、リッド2を閉じたとき感圧センサ6″がガス
キャップ頭部4aの凸部5″により加圧された導通状態と
なり、PNPトランジスタ23の回路は導通がなく、従って
タイマー回路16及びリレー接点17が作動しないのでブザ
ー18′も作動しない。
又、燃料を燃料タンクに充填するときは、イグニッショ
ンSW13をOFF状態としておくので、ガスキャップ4を外
した状態でもタイマー回路16やブザー18′に電圧が印加
されないので警報を発することはない。
以上においては、ガスキャップの締め忘れの有無につい
ての作用を説明したが、リッドの閉め忘れがあった場合
についても同様にして検知することができる。しかも、
圧電ゴムによる感圧センサーにおいては作動不良や接点
の摩耗が生じない。
〔第3実施例〕 次に本発明装置の第3実施例を第11図,第12図,第13図
について説明する。
図において、給油口3に装着されるガスキャップ4と、
車体1の外部への給油口3及びガスキャップ4の露出を
防ぐためガスキャップ4に対向して車体1に開閉自在に
設置されるリッド2が具備される。
しかして第3実施例の装置は、ガスキャップ4の頭部4a
にスイッチ作動部材5として例えば凸部5を設けると
共に、ガスキャップ4に対向するリッド2の内側に、凸
部5との衝接加圧により作動する被スイッチ作動部材
6としてメカニカルスイッチを設け、メカニカルスイッ
チの作動によりガスキャップ4の締め忘れの有無を検知
するように構成される。
なお、7はガスキャップ4の栓部4bに環接されるシール
用Oリングである。
以上の構成において、ガスキャップ4の頭部4aに設けら
れる凸部5は、ガスキャップ4の頭部4a上面に適宜形
状の突起を装着して形成するが、ガスキャップ成形時に
頭部4a上面の一部又は全部を適宜形状に膨出成形する等
の手段により形成される。
又、リッド2の内側に設けられる被スイッチ作動部材6
のメカニカルスイッチとしては、圧力の印加の有無によ
りON,OFF作動するタイプのスイッチであればよく、例え
ばマイクロスイッチ、押釦スイッチ、タッチスイッチ、
コードスイッチ、リミットスイッチ等が使用される。
第12図に被スイッチ作動部材6として、常閉押釦スイッ
チ6をリッド2に装着した状態の縦断面図を示した。
すなわち、ガスキャップ4に対向するリッド2の内側に
装着用ブラケット24を固着し、ブラケット24内に押釦ス
イッチ6が装着される。押釦スイッチ6は、筒壁6
1、筒壁61の一端に形成された押釦の案内筒壁62、案内
筒壁62に摺動自在に挿入された押釦63、筒壁61の他端に
形成された保持具64、保持具64に保持されたスプリング
65並びに一対の金属接片66、スプリング65により付勢さ
れて押釦63に接し、スプリング65の伸縮に応じて一対の
金属接片66と接離する 状金属片67等から構成されるもので、11は一対の金属接
片66に接続される電線である。
この押釦スイッチ6は、 状金属片67が常時スプリング65に付勢されて金属接片66
と接触しONの状態となっており、押釦63の押圧により 状金属片67が金属接片66と離れてOFFの状態となる。
第13図に第3実施例においてガスキャップを締め忘れた
場合に警報を発するようにした検知回路の一例を示し
た。
第13図において、13はイグニッションSW、16はタイマー
回路、17はタイマー回路16に連動しているリレー接点、
18は被駆動部材、15は電源であり、押釦スイッチ6に
より閉回路が形成される。
この場合、被駆動部材18としては、ブザー18′音声、点
滅灯、ディスプレー表示等を使用することができる。
次に、第3実施例の作用をメカニカルスイッチとして上
記の常閉押釦スイッチ6を使用した場合を一例として
説明する。
先ず第11図及び第12図において、ガスキャップ4を燃料
タンクの給油口3に締めた状態で、リッド2を閉じた正
常状態の場合は、ガスキャップ頭部4aの凸部5が押釦
スイッチ6の押釦63を押圧し、スイッチ接点はOFFと
なる。一方、ガスキャップ4を締め忘れた場合には、リ
ッド2を閉じても押釦63が作動せず、スイッチ接点はON
の状態のままであるから、このON−OFF信号を公知の手
段を用いて検知することによりガスキャップ4の締め忘
れの有無を検知することができる。又、検知回路にエン
ジンスタータを接続することにより、ガスキャップの締
め忘れがあったときはエンジンの始動を停止させること
もできる。
次に、ガスキャップの締め忘れを警報により検知する場
合は、第13図に示す検知回路Cが使用される。
すなわち、イグニッションSW13をONとした状態で、ガス
キャップ4を締め忘れてリッド2を閉じたときは、常閉
の押釦スイッチ6作動されることなくONの状態となっ
ており、タイマー回路16に電圧が印加され、タイマー回
路16と連動しているリレー接点17がONとなり、ブザー1
8′により予めタイマー回路において設定した時間だけ
警報を発する。一方、ガスキャップ4の締め忘れがない
ときは、押釦スイッチ6が作動してOFFとなり、タイ
マー回路16及びリレー接点17が作動しないので警報を発
しない。
又、燃料を燃料タンムに充填するときは、イグニッショ
ンSW13をOFF状態としておくので、ガスキャップ4を外
した状態でもタイマー回路16やブザー18′に電圧が印加
されることがなく、警報を発することはない。
以上においては、ガスキャップ4の締め忘れの有無につ
いての作用を説明したが、リッド2の締め忘れがあった
場合についても同様にして検知することができる。また
メカニカルスイッチを設けることにより微調整が不要と
なり取り付けを容易にすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、キャップの締めが
忘れられスイッチ作動部材により被スイッチ作動部材が
作動されていないときには、イグニッションスイッチの
オンに応じて被駆動部材が作動して警報を発し、この警
報によってキャップの締め忘れを知らせるので、キャッ
プの締め忘れを防止することができる。
また、被スイッチ作動部材の非作動状態は、リッドが開
されているときにも生じるので、キャップが締められて
いても、リッドが開かれているときには、イグニッショ
ンスイッチのオンに応じて被駆動部材が作動して警報を
発し、リッドの閉じ忘れをキャップの締め忘れとして知
らせることになり、リッドの締め忘れも防止することが
できる。
特に、警報を発する被駆動部材の駆動を、被スイッチ作
動部材が作動されていないことのみによらず、イグニッ
ションスイッチがオンしたときに行うようにしているた
め、リッドが開けられる共にキャップが給入口から抜か
れる給油時に被スイッチ作動部材が非作動状態になるこ
とがあっても、給油時には、通常イグニッションスイッ
チがオフされているので、無用の警報が発せられること
がないという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の各実施例であって、第1図は第1実施例の
縦断面図、第2図は第1実施例のリッド側の拡大縦断面
図、第3図は自動車における本発明の設置部位の側面
図、第4図及び第5図は本発明の第1実施例における検
知回路図の一例、第6図及び第7図は従来のガスキャッ
プの取付斜視図、第8図は本発明の第2実施例の縦断面
図、第9図は第2実施例のリッド側の拡大縦断面図、第
10図は第2実施例の検知回路図の一例、第11図は本発明
の第3実施例の縦断面図、第12図は第3実施例のリッド
側の拡大縦断面図、第13図は第3実施例の検知回路図の
一例を示す。 1……車体、2……リッド、3……給油口、4……ガス
キャップ、4a……頭部、5……スイッチ作動部材、5′
……磁石、5″,5……凸部、6……被スイッチ作動部
材、6′……リードスイッチ、6″……感圧センサー、
6……押釦スイッチ、16……タイマー回路、18……被
駆動部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体側に設けられる給入口に挿着されて給
    入口を栓する回動自在のキャップの締め忘れ防止装置に
    おいて、 前記キャップにスイッチ作動部材、本体側に開閉自在に
    枢着されたリッドに被スイッチ作動部材を設け、且つ該
    被スイッチ作動部材と直列にイグニッションスイッチを
    接続すると共に前記キャップの締め忘れを警報する被駆
    動部材を設け、 前記キャップが締められているとき、前記リッドの閉時
    に前記スイッチ作動部材が前記被スイッチ作動部材を作
    動し、該作動時に前記イグニッションスイッチのオンに
    応じて前記被駆動部材を作動せず、 前記キャップが締め忘れられているとき、前記リッドの
    閉時に前記スイッチ作動部材が前記被スイッチ作動部材
    を作動せず、該非作動時に前記イグニッションスイッチ
    のオンに応じて前記被駆動部材を作動させて警報を発す
    るようにした ことを特徴とするキャップの締め忘れ防止装置。
JP61087020A 1986-04-17 1986-04-17 キヤツプの締め忘れ防止装置 Expired - Lifetime JPH0667692B2 (ja)

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