JPH0667434U - 環状部品の整列装置 - Google Patents

環状部品の整列装置

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JPH0667434U
JPH0667434U JP1563993U JP1563993U JPH0667434U JP H0667434 U JPH0667434 U JP H0667434U JP 1563993 U JP1563993 U JP 1563993U JP 1563993 U JP1563993 U JP 1563993U JP H0667434 U JPH0667434 U JP H0667434U
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哲也 山本
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神鋼電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 環状部品を横臥した姿勢で途絶えることな
く、確実に次工程に供給すること。 [構成] 振動パーツフィーダ11から環状部品mは棒
状部材12の第1傾斜部分31に串刺しにするように1
個宛供給される。これは棒状部材12の第2傾斜部32
へと至り、この大部分は振動フィーダ13の貫通孔内に
位置しているが、挿通されている環状部品mを介して棒
状部材12の主要部が支持されていて、この振動フィー
ダ13の振動により、環状部品mが棒状部材12に沿っ
て移送され、棒状部材12の垂直部33に至ると固定支
持体14内に累積して行き、この下端部から1個宛、横
臥した姿勢の環状部品mが次工程に供給する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は環状部品の整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】
図18は従来の環状部品の整列装置を示すものであるが、図において、例えば 金属で成る環状部品mが振動トラフ1により図示するように、立った姿勢で相連 接して移送されている。振動トラフ1は矢印aに示す方向に振動し、これにより この振動トラフ1に形成された断面がU字形状の溝内で図示するように環状部品 mが連接して移送されているのであるが、この振動トラフ1の先端部には段差を もって平面部2が形成されており、ここに1個宛傾倒することにより横臥した姿 勢で次工程に供給したいのであるが、振動トラフ1の溝1a内においてはm’で 示すように、横向きになった部品もあり、これはこの前後の立った姿勢の環状部 品mの開口に挟み込まれた状態となり、前後からプレッシャーを受けることによ り、一旦このような状態になると立った姿勢になることは非常に困難である。こ のような状態の部品は段差に至ると、例えば間に環状部品m’を挟み込んだ姿勢 で、3個が一体となって落下し、平面部2で示されているように1個宛横臥した 姿勢で供給することができない。これでは次工程に不都合が生じる。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
本考案は上述の問題に鑑みてなされ、環状部品を確実に1個宛横臥した姿勢で 次工程に供給することができる環状部品の整列装置を提供することを目的とする 。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
以上の目的は、移送方向に向って下向きに傾斜する第1傾斜部分、これに連接 し前記第1傾斜部分より小さな傾斜角で下向きに傾斜する第2傾斜部分、これに 連接しほぼ垂直方向に延びる垂直部分より成る棒状部材と、前記棒状部材の前記 第1傾斜部分の始端部に環状部品を1個宛挿通するように供給する振動パーツフ ィーダと、前記第2傾斜部分に前記環状部品を挿通した状態で該第2傾斜部分を 挿通させる貫通孔を有し、所定の振動角で振動する振動機と、前記垂直部分に前 記環状部品を挿通した状態で該垂直部分を挿通させる貫通孔を有する固定支持体 とから成り、該固定支持体の下方から前記環状部品を横臥した姿勢で1個宛次工 程に供給するようにしたことを特徴とする環状部品の整列装置、によって達成さ れる。
【0005】
【作用】
棒状部材の始端部、すなわち第1傾斜部分の始端部に振動パーツフィーダから 環状部品が1個宛供給され、これが串刺しの状態で第1傾斜部分、これに連接す る第2傾斜部分及び垂直部分に相連接した状態にした後に振動機を駆動すると、 棒状部分の第2傾斜部分はこれに挿通されている環状部品が、その貫通孔におい て該環状部品の下方部が振動力を受け、またこの振動方向が所定の振動角にある かがこの第2傾斜部分で搬送される。他方、垂直部分を挿通させている固定支持 体においては、部品が相連接した状態で挿通されていることにより、この下方か らは、いわばダルマ落としの状態で横臥した姿勢で1個宛次工程に供給すること ができると共に、棒状部材の第1傾斜部分には順次、振動パーツフィーダから1 個宛環状部品が供給される。よって、棒状部材の始端部から終端部においては、 環状部品が連接した状態で串刺しにされており、途絶えることなく次工程に横臥 した姿勢で供給することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例による環状部品の整列装置について図面を参照して説明 する。
【0007】 図1及び図2はこの装置の全体を示すものであるが、主として振動パーツフィ ーダ11、ほぼS字形に延びる棒状部材12、このほぼ中間部を挿通させている 直線振動フィーダ13及び棒状部材12の垂直部分33を挿通させている固定支 持体14からなっている。
【0008】 振動パーツフィーダ11は、架台15上に高さ調節ボルト16により高さ調節 可能に支持されており、また振動フィーダ34はフレーム17により同じく高さ 調節ボルト18により高さ調節可能に支持されている。そして最下流側の固定支 持体14は、フレーム19により所定の高さに取り付けられている。
【0009】 振動パーツフィーダ11は公知のように構成され、そのボウル20の内周壁部 にはスパイラルにトラック21が形成されており、その底壁部には可動コア20 aが一体的に固定され、これと下方のベースブロック25と等角度間隔に配設さ れた傾斜板ばね22により結合されており、ベースブロック25上には電磁コイ ル23を巻装された電磁石24が固定されている。このようにねじり振動駆動部 は構成されるのであるが、その全体は筒状のカバー26により被覆されており、 振動パーツフィーダ11全体は防振ゴム27によりフレーム15上に支持されて いる。
【0010】 直線振動フィーダ13も従来と同様に構成されているが、その可動体34の構 成が本考案の構造を有し、その底壁部に固定された板ばね取付ブロック35、下 方のベースブロック36と前後一対の傾斜板ばね37、38により結合されてい る。ベースブロック36上の直線振動フィーダ13の駆動部も従来と同様に構成 されているが、下方のベースブロック36上には電磁コイル41を巻装させて電 磁石42が固定されており、またこれと空隙をおいて可動コア40が板ばねブロ ック35に固定されている。以上のように構成される直線振動駆動部は筒体39 により被覆されている。
【0011】 本考案に係わる可動体34はほぼ直方形状を呈しているが、二つのブロック3 4a、34bとから成り、これらはボルト41により一体化されている。ブロッ ク34a、34bには半円形状の溝が形成されており、これらが図5に示すよう に、相当接した状態では断面が円形の貫通孔40を形成する。これに棒状部材1 2が図示するように挿通される。
【0012】 棒状部材12はほぼS字形状に延びるが、上流側から移送方向に向って下向き に傾斜する第1傾斜部分31及びこれより小さい傾斜角で移送方向に向って下向 き(本実施例では5〜10度)に傾斜する第2傾斜部分32及び最下流側の垂直 部分33からなっている。
【0013】 固定支持体14の構成は図6に明示されるが、円筒形状のブロック51から成 り、この中心軸に沿って断面が円形の貫通孔52が形成されている。この上端部 には、環状部品mをこの貫通孔52に導入し易いように逆円錐形状のテーパ51 aに形成されている。棒状部材12の端部は固定支持体14の下端部より、ある 高さの所で終わっており、またブロック51の下面にはスリット54が形成され ている。取付台53上に固定支持体14が固定されており、更にシリンダ装置6 0がこれに取り付けられており、その平板状の駆動体61は図示するようにブロ ック51のスリットの54に挿通自在に伸縮可能としている。
【0014】 振動パーツフィーダ11は上述の構造を有するものであるが、そのトラック2 1の排出端部は部品姿勢保持トラック29として構成されており、これの下流側 では押え板30が取り付けられていて、棒状部材12には確実に横臥した姿勢で 1個宛、串刺しで供給するようにしている。この部品姿勢保持トラック29の端 部には、平面形状がU字形状の切欠き29aが構成されており、これに棒状部材 12の第1傾斜部分31の始端部が臨んでいる。
【0015】 本考案の実施例による環状部品の整列装置は以上のように構成されるが、次に この作用について説明する。
【0016】 ボウル20内には多数の環状部品mが図2に示すように投入されているが、な お、図を分かり易くするために実際には、更に高密度で存在しているが、かなり 散在的にのみ示す。図1に示される電磁コイル23に交流を通電すると、可動コ ア20aとの間に交番磁気吸引力が発生し、これによりボウル20は公知のねじ り振動を発生する。よって、ボウル20内にはスパイラル状のトラック21が形 成されているが、これに沿って環状部品mが移送され、整列トラック部29では 単列、かつ単層で搬送され、この端部から図3に明示されるように棒状部材12 の第1傾斜部分31に嵌まり込む。
【0017】 本実施例の駆動開始前には、棒状部材12に予め多量の環状部品mがほぼ連接 した状態でその終端部から始端部近くまで串刺しにした状態で供給しておく。こ の後、上述したように振動パーツフィーダ11における電磁コイル23に交流を 通電すると、ねじり振動が発生し、順次図3に示すように棒状部材12の第1傾 斜部分31に環状部品mが装着されていくのであるが、他方、直線振動フィーダ 13においても電磁コイル41に交流が通電することにより、可動部34が図1 においてdで示す方向に直線振動を行なう。図4で示すように、環状部品mは棒 状部材12の第2傾斜部分32を挿通されているのであるが、この貫通孔40内 では環状部品mが重力によりその下端部が貫通孔40の底壁面に当接するか、あ るいは僅かな隙間をおいているが、これが振動により環状部品mが棒状部材12 の第2傾斜部分32に挿通されたまま振動により移送される。なお、棒状部材1 2はその全体は静止部において支持されていないが、この棒状部材12の第2傾 斜部分32で環状部品mが図4及び図5で示すように、ほぼ相連接した状態で串 刺しにされていることにより、間接的にその重量の大部分が支持されている。
【0018】 他方、棒状部材12の垂直部分33は図6に明示されるように、固定支持体1 4の垂直の貫通孔52内に環状部品mを相連接した状態で挿通させており、また この外周面と貫通孔52の内周壁面との間には僅かな隙間をおいているのみであ るから、いわばこれらの間に摩擦力が下降と共に生じて、弱いブレーキ作用が発 生し、よって全体としての形状はほぼS字形状であるが、上述の第2傾斜部分3 2での環状部品mを介しての貫通孔内での支持及びこの固定支持体14内での、 いわばブレーキ作用及び揺動しながら部品mの落下時での接触支持により、棒状 部材12の終端部は図6で示すように支持台53との間は若干の間隙をおいて保 持されることができる。
【0019】 シリンダ装置60は、所定のタイミングで駆動ロッド61を往復動させる。こ れにより、固定支持体14の下端部に形成されているスリット54内に、1個又 は2個の環状部品mが存在しているのであるが、駆動ロッド61の往復動により 、いわばダルマ落としの形で最下方の環状部品mを一点鎖線で示すように固定支 持体14の外方へと突出させる。この後、図示せずとも、例えば次工程としてロ ボットが配設されており、そのハンドの吸着保持によりこの環状部品mを所定の 位置に搬送する。
【0020】 なお、振動パーツフィーダ11は常時、駆動されていても良いが本実施例によ れば、棒状部材12の第1傾斜部分31に近接してセンサ100が設けられてお り、これは公知のように光源100aと、これに対向して設けられた受光素子1 00bとからなるが、この間に環状部品mが存在していなければ、光源100a からの光線を受光素子100bが受けることにより、環状部品mが存在していな いことを検知するのであるが、本実施例では部品の串刺し状態の下限センサとし て用いられ、振動パーツフィーダ11は間欠運転され、環状部品mが下限センサ 100より下流側でしか存在しない状態になると、これまで停止していた振動パ ーツフィーダ11の駆動を開始し、図3に示すように振動パーツフィーダ11の トラック21の排出端部に接続されている整列トラック29から順次、環状部品 mを第1傾斜部分31の始端部に挿通している。これにより、下限センサ100 が部品の検知を行なって所定の時間が経過すると、振動パーツフィーダ11を停 止するようにしている。以下、同様にして間欠運転を行なっている。
【0021】 本考案の実施例の構成及び作用は以上のとおりであるが、図6で特に明示され るように、確実に環状部品mを横臥した姿勢で1個宛次工程に供給することがで きるという効果を奏するものである。
【0022】 図9乃至図17は本考案の第2実施例による環状部品の整列装置を示すもので あるが、これを説明する前に図19を参照して、他従来例について説明する。図 19においてMは、所謂ホースクリップを示すものであるが、これは例えばゴム でなるホースを同じゴムで成るホース同士、あるいは金属でなるパイプとを結合 するために用いられるものであるが、かなり複雑な形状を呈しており、主たる部 分は円筒形状であるが、この径を拡径するために爪部Ma、Mbを備えており、 この部分を相接近するように挟圧すると、この円筒状部分の径が拡径するように して相接続すべきホースとホース、あるいはホースとパイプとを結合するための 該部品Mをホースに取り付けるようにしている。このようなホースクリップMを 上述のように、自動的にホースに結合するためには、所定の位置に横臥した姿勢 で供給しなければならないのであるが、これは例えば振動パーツフィーダにより 1個宛供給されている。その整列トラックV内に一対のロッドAa及びAbにそ の爪部Ma、Mbをぶら下げた形で振動により移送されて来るのであるが、この 端部に近接してシュートSが配設されており、ここを重力作用で滑走し上述した 結合位置へと搬送し、水平で横臥した姿勢とするのであるが、振動パーツフィー ダにおいて一対のロッドAa及びAbにその爪部Ma、Mbを懸吊させる整列は かなり面倒である。
【0023】 第2実施例は図19の従来例の欠点を除去するために成されたものであるが、 第1実施例に対応する部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略 する。
【0024】 図9において第2実施例の環状部品の整列装置は全体として70で示されてお り、ほぼS字形状の棒状部材には第1実施例と同様であり、この第1傾斜部分、 第2傾斜部分及びこれに関連する構成は可動体34の貫通孔Hの形状を除いて、 第1実施例と同様である。
【0025】 本実施例においても、図10及び図12で示すように直線振動フィーダ13の 可動体には棒状部材12にホースクリップMをほぼ相連接した状態で挿通してこ れを移送させる貫通孔Hを形成させている。他方、この棒状部材12の垂直部3 3に環状部品を挿通させて貫通させる固定支持体71はほぼ円筒形状であるが、 垂直の挿通孔71を形成しており、この形状は図14で一点鎖線で示すように、 ほぼトラック形状を呈している。固定支持体71の下端部にはスリット72が形 成されており、これに対向してシリンダ装置74が取り付けられていて、その駆 動ロッド75は図15に明示するように、スリット72内に一部挿通されている 。
【0026】 本実施例によれば、更にシリンダ装置74に対向してホースクリップ挟圧用シ リンダ装置79が設けられており、これには一対の駆動ロッド80a、80bが 相接近する方向又は相離隔するように駆動されるように構成されている。これに はアーム部81a、81bが一体的に固定されており、更にこれらの先端部には ホースクリップ挟圧板82a、82bが取り付けられている。更にアーム部81 a、81b間には、図16にその形状が明示されるコの字形状のホースクリップ 位置決め部材76が固定されている。更にアーム部81a、81bには整列して 小孔hが形成されており、また位置決め部材76にも小孔hに整列してh’が形 成されている。これら小孔h、h’に整列して光源77と受光体78が配設され 、これらによりホースクリップ検知装置を構成している。更に図15において7 3はホースを表わし、これが手動又は自動で垂直方向に移動可能としている。
【0027】 本考案の第2実施例は以上のように構成されているが、次にこの作用について 説明する。振動フィーダ13内では、図10に示すようにホースクリップMは棒 状部材に串刺しした状態で振動により移動されるのであるが、その爪部Ma、M bが重心位置の関係で下方にあり、貫通孔Hの底部に当接するか、若干の隙間を おいて挿通されており、従って振動フィーダ13の振動力を受けて棒状部材12 に沿って搬送される。そして固定支持体71に至ると、棒状部材12の垂直部3 3に挿通された状態では、固定支持体71の貫通孔71aの内壁部とは僅かな隙 間をおいているだけであるので、第1実施例と同様にこれらの間で、いわばブレ ーキ作用を受け、棒状部材12全体を安定に支持していることは第1実施例と同 様である。
【0028】 図15に示すように、最下方のホースクリップMは固定支持体71の下端部に 形成されたスリット72の範囲にあり、棒状部材12の端部から離脱しているの で、本実施例でも、所謂ダルマ落としのようでシリンダ装置74の駆動により、 突出する駆動ロッド75で図15において右方へと押し出され、位置決め部材7 6内に図14又は図16に示すように位置決めされる。この時、光源77と受光 体78でなるホースクリップ検知装置により、確かにホースクリップMは位置決 め部材76内にあることを検知し、この検知信号によりシリンダ装置79を駆動 する電磁弁が開放され、駆動ロッド80a、80bが相接近するアーム部81a 81bを相接近する方向に駆動され、よって挟圧部82a、82bが相接近し、 位置決め部材76内に示されているホースクリップMの爪部Ma、Mbをそのば ね力に抗して相接近する方向に押圧する。よってホースクリップMの本体である 円筒部は拡径する。この状態でホース73は手動で又は自動的に下方へと移動さ れ、図17に示すようにホースクリップMを挿通し、更にホース73の下方に配 設された挿入検出手段99により、確かに挿通されたことを検出した後にシリン ダ装置79の電磁弁が閉じられ、今度は挟圧部82a、82bが相離隔する方向 に移動する。これによりホース73にホースクリップMが挟圧状態で取り付けら れる。この後、手動又は自動でホース73を上方に移動させて、ホースクリップ Mの結合作用を終える。
【0029】 以下、同様にして順次、固定支持体71の下方のスリット72に至ったホース クリップMは順次、シリンダ装置74の駆動ロッド75の往動作用を受けて図1 と同様な作用を受ける。
【0030】 本考案の第2実施例は以上のように構成され、かつ作用を行なうのであるが、 環状部品としてのホースクリップMを、横臥した姿勢で途絶えることなく次工程 に供給することができるという効果を奏するものである。
【0031】 以上、本考案の各実施例を説明したが、勿論、本考案はこれらに限定されるこ となく、本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0032】 例えば、以上の実施例では、環状部品としてのO−リングm及びホースクリッ プMを説明したが、このような形状の部品に限定されることなく、いわゆる環状 部品には全て本考案は適用可能であるが、例えば中心軸に沿ってコアを挿入して 誘導素子として用いる空心コイル(その両端部においてホースクリップのように 径外方向に向った突出部を形成させている。)にも適用可能である。又以上の実 施例では棒状部材12は第1傾斜部31、第2傾斜部32及び垂直部33からな るとしたが、更に他の傾斜角を有する傾斜部分を備えていてもよく、又垂直部3 3をブレーキ作用で支持する固定支持体14、71に加えて、あるいはこれに代 えて図1において垂直部33の範囲内で固定支持体14の上方に別途、静止部に 固定された円筒体で成る固定支持体を設けてもよい。これにより、棒状部材12 の全体としての支持は、より確実となるのであるが、図1において取付台19に 固定された固定支持体14を省略して、この上方で垂直部33でやはり円筒形状 で成る固定支持体を設けた場合には、これから取付台19の上面にまで環状部品 mが突出した状態になるが、この時にも棒状部材12の終端部は取付台19の上 面より、若干の距離をおいて離隔しており、この終端部から抜け出た環状部品を 上記第1実施例と同様にシリンダ装置60の駆動ロッド61で駆動させることに より、いわゆるダルマ落とし作用で次工程に横臥した姿勢で1個宛供給すること ができる。
【0033】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の環状部品の整列装置によれば、途絶えることなく 確実に横臥した姿勢で環状部品を次工程に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による環状部品の整列装置
の部分破断側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2における[3]−[3]線方向の拡大断面
図である。
【図4】図2における[4]−[4]線方向の拡大断面
図である。
【図5】図2における[5]−[5]線方向の拡大断面
図である。
【図6】図2における[6]−[6]線方向の拡大断面
図である。
【図7】図6における[7]−[7]線方向の断面図で
ある。
【図8】本実施例の要部の斜視図である。
【図9】第2実施例の環状部品の整列装置の要部の斜視
図である。
【図10】第1実施例で示す振動フィーダと関連する部
分の同様な第2実施例における部分破断平面図である。
【図11】図10における[11]−[11]線方向の
拡大断面図である。
【図12】振動フィーダの拡大側面図である。
【図13】図12における[13]−[13]線方向の
拡大断面図である。
【図14】他要部の部分破断平面図である。
【図15】図14における[15]−[15]線方向の
拡大断面図である。
【図16】図15における[16]−[16]線方向の
拡大断面図である。
【図17】図15と同様に作用を説明するための断面図
である。
【図18】従来例の環状部品の整列装置の一部の部分破
断斜視図である。
【図19】他従来例の環状部品の整列装置の部分破断斜
視図である。
【符号の説明】
11 振動パーツフィーダ 12 棒状部材 13 振動フィーダ 14 固定支持体 m 環状部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送方向に向って下向きに傾斜する第1
    傾斜部分、これに連接し前記第1傾斜部分より小さな傾
    斜角で下向きに傾斜する第2傾斜部分、これに連接しほ
    ぼ垂直方向に延びる垂直部分より成る棒状部材と、前記
    棒状部材の前記第1傾斜部分の始端部に環状部品を1個
    宛挿通するように供給する振動パーツフィーダと、前記
    第2傾斜部分に前記環状部品を挿通した状態で該第2傾
    斜部分を挿通させる貫通孔を有し、所定の振動角で振動
    する振動機と、前記垂直部分に前記環状部品を挿通した
    状態で該垂直部分を挿通させる貫通孔を有する固定支持
    体とから成り、該固定支持体の下方から前記環状部品を
    横臥した姿勢で1個宛次工程に供給するようにしたこと
    を特徴とする環状部品の整列装置。
JP1563993U 1993-03-08 1993-03-08 環状部品の整列装置 Pending JPH0667434U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10279053A (ja) * 1997-04-08 1998-10-20 Shinko Electric Co Ltd 円板状部品の整列装置
JP2010120706A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Hitachi Powdered Metals Co Ltd リング状ワークのストック装置
KR101283424B1 (ko) * 2011-07-05 2013-07-08 이승우 스페이서 공급 피더 및 그를 포함하는 카트리지 내 스페이서 실장 장치
CN111774469A (zh) * 2020-07-14 2020-10-16 怡景(上海)五金制品有限公司 一种车载显示屏金属前盖的模制运输系统

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