JPH0667351A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
レンズ付きフイルムユニットInfo
- Publication number
- JPH0667351A JPH0667351A JP21788992A JP21788992A JPH0667351A JP H0667351 A JPH0667351 A JP H0667351A JP 21788992 A JP21788992 A JP 21788992A JP 21788992 A JP21788992 A JP 21788992A JP H0667351 A JPH0667351 A JP H0667351A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- film
- aperture
- photographing
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2219/00—Cameras
- G03B2219/02—Still-picture cameras
- G03B2219/04—Roll-film cameras
- G03B2219/045—Roll-film cameras adapted for unloading the film in the processing laboratory, e.g. disposable, reusable or recyclable cameras
Landscapes
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アスペクト比約1.78のWVプリントを簡
単・確実に、しかもローコストに得る。 【構成】 アパーチュア20の上下の縁には、ノコギリ
状の凹凸部20a,20bが形成されており、凹凸部2
0a,20bの頂点と左右の短辺とで囲まれた有効画面
がアスペクト比1.78のWVプリント用露光開口にな
っている。このようなアパーチュア20を通して撮影さ
れたネガには、長辺側にノコギリ状の凹凸が写し込まれ
ており、容易にWVプリント用のネガであることが判別
できる。
単・確実に、しかもローコストに得る。 【構成】 アパーチュア20の上下の縁には、ノコギリ
状の凹凸部20a,20bが形成されており、凹凸部2
0a,20bの頂点と左右の短辺とで囲まれた有効画面
がアスペクト比1.78のWVプリント用露光開口にな
っている。このようなアパーチュア20を通して撮影さ
れたネガには、長辺側にノコギリ状の凹凸が写し込まれ
ており、容易にWVプリント用のネガであることが判別
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡単な撮影機構を備
え、予めフイルムを内蔵したレンズ付きフイルムユニッ
トに関し、更に詳しくは、アスペクト比約1.78のプ
リント写真が得られるようにしたレンズ付きフイルムユ
ニットに関するものである。
え、予めフイルムを内蔵したレンズ付きフイルムユニッ
トに関し、更に詳しくは、アスペクト比約1.78のプ
リント写真が得られるようにしたレンズ付きフイルムユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のフイルムに近い価格で購入でき、
購入してすぐに写真撮影ができるように、面倒なフイル
ムの装填作業を不要にしたレンズ付きフイルムユニッ
ト,例えば「写ルンですHi」(商品名)が製造販売さ
れ、一般に広く利用されている。このレンズ付きフイル
ムユニットは、予め未露光のフイルムを内蔵したユニッ
ト本体に簡単な撮影機構を組み込み、35mmフルサイズ
(24mm×36mm;アスペクト比1.5)の画面が撮影
できるようにしたものである。また、最近では、凡そ1
3mm×36mm(アスペクト比約2.8)の露光範囲で撮
影されるパノラマプリント用のレンズ付きフイルムユニ
ット,例えば「写ルンですパノラミックHi」(商品
名)も販売されている。
購入してすぐに写真撮影ができるように、面倒なフイル
ムの装填作業を不要にしたレンズ付きフイルムユニッ
ト,例えば「写ルンですHi」(商品名)が製造販売さ
れ、一般に広く利用されている。このレンズ付きフイル
ムユニットは、予め未露光のフイルムを内蔵したユニッ
ト本体に簡単な撮影機構を組み込み、35mmフルサイズ
(24mm×36mm;アスペクト比1.5)の画面が撮影
できるようにしたものである。また、最近では、凡そ1
3mm×36mm(アスペクト比約2.8)の露光範囲で撮
影されるパノラマプリント用のレンズ付きフイルムユニ
ット,例えば「写ルンですパノラミックHi」(商品
名)も販売されている。
【0003】この「写ルンですパノラミックHi」で得
られたプリント写真は、凡そ89mm×254mmと迫力の
あるものとなるが、標準サイズとなっているサービスプ
リントの89mm×126mmに比較してプリントサイズが
大きいため、アルバムに貼りにくく、整理に不便である
という欠点があった。そこで、アルバムに標準サイズの
プリント写真と一緒に貼れ、しかも迫力あるプリントサ
イズである89mm×158mm(アスペクト比1.78)
のワイドプリント(WVプリント)サービスが行われて
いる。
られたプリント写真は、凡そ89mm×254mmと迫力の
あるものとなるが、標準サイズとなっているサービスプ
リントの89mm×126mmに比較してプリントサイズが
大きいため、アルバムに貼りにくく、整理に不便である
という欠点があった。そこで、アルバムに標準サイズの
プリント写真と一緒に貼れ、しかも迫力あるプリントサ
イズである89mm×158mm(アスペクト比1.78)
のワイドプリント(WVプリント)サービスが行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記W
Vプリントサービスを受けるためには、撮影済みのフイ
ルムを現像処理した後、仕上がってきたネガを見てWV
プリントにしたときに頭切れや足切れ等が生じないコマ
を選択し、焼増しプリントとしてWVプリントを特別に
注文することになる。このような作業は、極めて面倒で
あるとともに、一般の同時プリントに比べて時間がかか
り、またコストも高くなるという問題点があった。
Vプリントサービスを受けるためには、撮影済みのフイ
ルムを現像処理した後、仕上がってきたネガを見てWV
プリントにしたときに頭切れや足切れ等が生じないコマ
を選択し、焼増しプリントとしてWVプリントを特別に
注文することになる。このような作業は、極めて面倒で
あるとともに、一般の同時プリントに比べて時間がかか
り、またコストも高くなるという問題点があった。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、アスペクト比約1.78のWVプリントを簡単・確
実に、しかもローコストに得ることができるようにした
レンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
で、アスペクト比約1.78のWVプリントを簡単・確
実に、しかもローコストに得ることができるようにした
レンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットは、撮
影レンズやシャッタ等の撮影機構を組み込んだユニット
本体と、これに予め装填した未露光のフイルムと、この
フイルムの撮影画面を規定するアパーチュアとを備えた
レンズ付きフイルムユニットにおいて、前記撮影画面の
有効領域をフルサイズより横長な約1.78:1の画面
比率にしたものである。
に、請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットは、撮
影レンズやシャッタ等の撮影機構を組み込んだユニット
本体と、これに予め装填した未露光のフイルムと、この
フイルムの撮影画面を規定するアパーチュアとを備えた
レンズ付きフイルムユニットにおいて、前記撮影画面の
有効領域をフルサイズより横長な約1.78:1の画面
比率にしたものである。
【0007】請求項2記載のレンズ付きフイルムユニッ
トは、撮影画面の有効領域をフルサイズより横長な約
1.78:1の画面比率にするとともに、これによって
得られたネガが35mmフルサイズのネガと容易に区別で
きるように、アパーチュアの長手方向の縁に撮影画面の
有効領域に入り込まない範囲で凹凸を形成したものであ
る。
トは、撮影画面の有効領域をフルサイズより横長な約
1.78:1の画面比率にするとともに、これによって
得られたネガが35mmフルサイズのネガと容易に区別で
きるように、アパーチュアの長手方向の縁に撮影画面の
有効領域に入り込まない範囲で凹凸を形成したものであ
る。
【0008】請求項3記載のレンズ付きフイルムユニッ
トは、前記凹凸をプリンタ側の装置で読み取り可能なバ
ーコード形状にしたものである。
トは、前記凹凸をプリンタ側の装置で読み取り可能なバ
ーコード形状にしたものである。
【0009】
【実施例】レンズ付きフイルムユニットのユニット本体
10は、図1に示すように、簡易な撮影機構を組み込ん
だ本体部11に前カバー12,後カバー13を取り付け
たものである。本体部11には、写真フイルムパトロー
ネ14のパトローネ本体15を収納するパトローネ室1
6と、パトローネ本体15から引き出された未露光のフ
イルム17をロール状に収納するフイルムロール室18
とが形成されている。パトローネ室16とフイルムロー
ル室18との間には暗箱部19が設けられ、撮影画面を
規定するアパーチュア20が形成されている。後カバー
13には、蓋13aが回動自在に形成されており、これ
を開けることによって撮影済みの写真フイルムパトロー
ネ14をパトローネ室16から取り出すことができるよ
うになっている。なお、図示していないが、レンズ付き
フイルムユニットは、前記ユニット本体10に紙箱等の
包装体を被せた状態で使用される。
10は、図1に示すように、簡易な撮影機構を組み込ん
だ本体部11に前カバー12,後カバー13を取り付け
たものである。本体部11には、写真フイルムパトロー
ネ14のパトローネ本体15を収納するパトローネ室1
6と、パトローネ本体15から引き出された未露光のフ
イルム17をロール状に収納するフイルムロール室18
とが形成されている。パトローネ室16とフイルムロー
ル室18との間には暗箱部19が設けられ、撮影画面を
規定するアパーチュア20が形成されている。後カバー
13には、蓋13aが回動自在に形成されており、これ
を開けることによって撮影済みの写真フイルムパトロー
ネ14をパトローネ室16から取り出すことができるよ
うになっている。なお、図示していないが、レンズ付き
フイルムユニットは、前記ユニット本体10に紙箱等の
包装体を被せた状態で使用される。
【0010】前記アパーチュア20は、通常の長手方向
を直線で形成(図示せず)してもよいが、長手方向の上
下縁に三角形状の歯が多数配列された凹凸部20a,2
0bを有し、暗箱部19の内壁には凹凸部20a,20
bを底面としたレンズ光軸方向に三角錐の楔形突条部2
1を形成してある。前記凹凸部20a,20bは、図2
に示すように、35mmフルサイズ相当の画面「Da×D
b」(アスペクト比1.5)から(Db−D1 )/2だ
け各々内側に突出して形成されており、これによって有
効画面「Da×D1 」がWVプリントのアスペクト比
1.78になっている。なお、図2において例えばDa
=36mm,Db=24mm,D1 =20.5mmである。
を直線で形成(図示せず)してもよいが、長手方向の上
下縁に三角形状の歯が多数配列された凹凸部20a,2
0bを有し、暗箱部19の内壁には凹凸部20a,20
bを底面としたレンズ光軸方向に三角錐の楔形突条部2
1を形成してある。前記凹凸部20a,20bは、図2
に示すように、35mmフルサイズ相当の画面「Da×D
b」(アスペクト比1.5)から(Db−D1 )/2だ
け各々内側に突出して形成されており、これによって有
効画面「Da×D1 」がWVプリントのアスペクト比
1.78になっている。なお、図2において例えばDa
=36mm,Db=24mm,D1 =20.5mmである。
【0011】前記楔形突条部21は、フレア防止のため
に設けられたもので、撮影レンズから入射したフレア光
は楔形突条部21の斜面で反射して減衰するから、フレ
ア光が直接に有効画面内に入射することがない。また、
成形時にも金型を安価な簡単な構造で作ることが可能で
ある。
に設けられたもので、撮影レンズから入射したフレア光
は楔形突条部21の斜面で反射して減衰するから、フレ
ア光が直接に有効画面内に入射することがない。また、
成形時にも金型を安価な簡単な構造で作ることが可能で
ある。
【0012】以上のように構成されたレンズ付きフイル
ムユニットを購入したユーザーは、巻上げノブ22を止
まるまで操作すると、最初の撮影コマがアパーチュア2
0にセットされるとともにシャッタチャージが行われ
る。撮影レンズを所望の被写体に向けてシャッタボタン
を押圧すると、本体部11に組み込まれたシャッタ機構
が駆動され、アパーチュア20にセットされたフイルム
17面に被写体画像が露光される。このとき、フイルム
17面に向かう光束のうち撮影画面外に向かう光束は、
楔形突条部21の斜面で反射して減衰されるから、フイ
ルム17面にはフレアの少ない鮮明な画像が結像され
る。
ムユニットを購入したユーザーは、巻上げノブ22を止
まるまで操作すると、最初の撮影コマがアパーチュア2
0にセットされるとともにシャッタチャージが行われ
る。撮影レンズを所望の被写体に向けてシャッタボタン
を押圧すると、本体部11に組み込まれたシャッタ機構
が駆動され、アパーチュア20にセットされたフイルム
17面に被写体画像が露光される。このとき、フイルム
17面に向かう光束のうち撮影画面外に向かう光束は、
楔形突条部21の斜面で反射して減衰されるから、フイ
ルム17面にはフレアの少ない鮮明な画像が結像され
る。
【0013】巻上げノブ22の操作及びシャッタボタン
の押圧を交互に繰り返すことによりフイルム17の全コ
マが撮影されると、ユーザーは巻き上げノブ22を連続
操作することで、パトローネ本体15内に露光済のフイ
ルム17を全て収納させる。この後、レンズ付きフイル
ムユニットは、そのままの状態で現像取扱店に提出さ
れ、現像所に回される。ここで紙箱の一部が剥がされて
パトローネ室16の蓋13aが開けられ、露光済みの写
真フイルムパトローネ14がユニット本体10から取り
出される。写真フイルムパトローネ14は自動現像機に
セットされ、フイルム17が現像処理される。
の押圧を交互に繰り返すことによりフイルム17の全コ
マが撮影されると、ユーザーは巻き上げノブ22を連続
操作することで、パトローネ本体15内に露光済のフイ
ルム17を全て収納させる。この後、レンズ付きフイル
ムユニットは、そのままの状態で現像取扱店に提出さ
れ、現像所に回される。ここで紙箱の一部が剥がされて
パトローネ室16の蓋13aが開けられ、露光済みの写
真フイルムパトローネ14がユニット本体10から取り
出される。写真フイルムパトローネ14は自動現像機に
セットされ、フイルム17が現像処理される。
【0014】現像処理終了後のネガ17aには、図3に
示すような撮影画面24が記録されており、この撮影画
面24の上下の縁がノコギリ状になっていることから、
ラボマンはネガ17aがWVプリント用のレンズ付きフ
イルムユニットで撮影されたものであることを容易に確
認することができる。ラボマンは、プリンタをWVプリ
ントモードにセットした後、プリンタにネガ17aをセ
ットしてスタートボタンを押せば、図4に示すような8
9mm×158mmのWVプリント25を得ることができ
る。
示すような撮影画面24が記録されており、この撮影画
面24の上下の縁がノコギリ状になっていることから、
ラボマンはネガ17aがWVプリント用のレンズ付きフ
イルムユニットで撮影されたものであることを容易に確
認することができる。ラボマンは、プリンタをWVプリ
ントモードにセットした後、プリンタにネガ17aをセ
ットしてスタートボタンを押せば、図4に示すような8
9mm×158mmのWVプリント25を得ることができ
る。
【0015】図5ないし図7に示すアパーチュア26〜
28は、各凹凸部の形状が、前記実施例と異なるもので
ある。図5に示したアパーチュア26の凹凸部26a,
26b,図6に示したアパーチュア27の凹凸部27
a,27bは波形,図7に示したアパーチュア28の凹
凸部28a,28bはバーコードの形状をしている。な
お、アパーチュア26〜28のいずれにおいても、有効
画面は上下の凹凸部の頂点と左右の短辺とで囲まれた領
域である。
28は、各凹凸部の形状が、前記実施例と異なるもので
ある。図5に示したアパーチュア26の凹凸部26a,
26b,図6に示したアパーチュア27の凹凸部27
a,27bは波形,図7に示したアパーチュア28の凹
凸部28a,28bはバーコードの形状をしている。な
お、アパーチュア26〜28のいずれにおいても、有効
画面は上下の凹凸部の頂点と左右の短辺とで囲まれた領
域である。
【0016】プリンタ側にアパーチュア28の形状に対
応して凹凸部28a,28bのバーコードを読む機能を
付加しておけば、アパーチュア28を備えたレンズ付き
フイルムユニットで撮影されたネガをプリンタにセット
するだけでプリンタはWVプリントモードにセットさ
れ、自動的にWVプリントを作成する。もしくは、通常
のプリントモードでプリントされないように、プリンタ
が警告を発して停止されるようにすることも可能であ
る。
応して凹凸部28a,28bのバーコードを読む機能を
付加しておけば、アパーチュア28を備えたレンズ付き
フイルムユニットで撮影されたネガをプリンタにセット
するだけでプリンタはWVプリントモードにセットさ
れ、自動的にWVプリントを作成する。もしくは、通常
のプリントモードでプリントされないように、プリンタ
が警告を発して停止されるようにすることも可能であ
る。
【0017】以上説明した実施例では、アパーチュアの
上下の縁の両方に凹凸部を設けてある。これは、被写体
の図柄のよっては画面の縁が露光不足になることがあ
り、このような場合にも、上下の縁の両方に凹凸部を設
けてあると、このどちらか一方がネガに写し込まれてW
Vプリント用か否かの判別ができる可能性が高くなるか
らである。しかし、本発明はこれに限定されず、片側の
縁だけに凹凸部を設けてもよい。
上下の縁の両方に凹凸部を設けてある。これは、被写体
の図柄のよっては画面の縁が露光不足になることがあ
り、このような場合にも、上下の縁の両方に凹凸部を設
けてあると、このどちらか一方がネガに写し込まれてW
Vプリント用か否かの判別ができる可能性が高くなるか
らである。しかし、本発明はこれに限定されず、片側の
縁だけに凹凸部を設けてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明のレンズ付きフイ
ルムユニットによれば、撮影画面の有効領域をフルサイ
ズより横長な約1.78:1の画面比率にするととも
に、アパーチュアの長手方向の縁に撮影画面の有効領域
に入り込まない範囲で凹凸を形成したので、アスペクト
比約1.78のWVプリントを簡単・確実に、しかもロ
ーコストに得ることができる。また、凹凸をプリンタ側
の装置で読み取り可能なバーコード形状にしたので、プ
リンタ側にバーコードの読み取り装置を設けておけば、
セットされたネガがWVプリント用であるか否かを自動
判別し、WVプリントを自動作成するか、もしくは、W
Vプリント用のネガで一般サイズのプリントを作成しな
いように自動停止するシステムを組むことができる。
ルムユニットによれば、撮影画面の有効領域をフルサイ
ズより横長な約1.78:1の画面比率にするととも
に、アパーチュアの長手方向の縁に撮影画面の有効領域
に入り込まない範囲で凹凸を形成したので、アスペクト
比約1.78のWVプリントを簡単・確実に、しかもロ
ーコストに得ることができる。また、凹凸をプリンタ側
の装置で読み取り可能なバーコード形状にしたので、プ
リンタ側にバーコードの読み取り装置を設けておけば、
セットされたネガがWVプリント用であるか否かを自動
判別し、WVプリントを自動作成するか、もしくは、W
Vプリント用のネガで一般サイズのプリントを作成しな
いように自動停止するシステムを組むことができる。
【図1】レンズ付きフイルムユニットのユニット本体を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】アパーチュアの形状を示す説明図である。
【図3】図1に示したレンズ付きフイルムユニットで撮
影されたネガを示す平面図である。
影されたネガを示す平面図である。
【図4】図3に示したネガでプリントしたWVプリント
の一例を示す平面図である。
の一例を示す平面図である。
【図5】凹凸部が角形のアパーチュアを示す説明図であ
る。
る。
【図6】凹凸部が波形のアパーチュアを示す説明図であ
る。
る。
【図7】凹凸部がバーコード形状のアパーチュアを示す
説明図である。
説明図である。
【符号の説明】 10 ユニット本体 11 本体部 17 フイルム 17a ネガ 20,26,27,28 アパーチュア 20a,20b,26a,26b,27a,27b,2
8a,28b 凹凸部
8a,28b 凹凸部
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影レンズやシャッタ等の撮影機構を組
み込んだユニット本体と、これに予め装填した未露光の
フイルムと、このフイルムの撮影画面を規定するアパー
チュアとを備えたレンズ付きフイルムユニットにおい
て、前記撮影画面の有効領域をフルサイズより横長な約
1.78:1の画面比率にしたことを特徴とするレンズ
付きフイルムユニット。 - 【請求項2】 撮影レンズやシャッタ等の撮影機構を組
み込んだユニット本体と、これに予め装填した未露光の
フイルムと、このフイルムの撮影画面を規定するアパー
チュアとを備えたレンズ付きフイルムユニットにおい
て、前記撮影画面の有効領域をフルサイズより横長な約
1.78:1の画面比率にするとともに、前記アパーチ
ュアの長手方向の縁に撮影画面の有効領域に入り込まな
い範囲で凹凸を形成したことを特徴とするレンズ付きフ
イルムユニット。 - 【請求項3】 前記凹凸は、プリンタ側の装置で読み取
り可能なバーコード形状であることを特徴とする請求項
2記載のレンズ付きフイルムユニット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21788992A JPH0667351A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | レンズ付きフイルムユニット |
US08/106,960 US5438380A (en) | 1992-08-17 | 1993-08-17 | Lens-fitted photographic film unit and photofinishing method using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21788992A JPH0667351A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | レンズ付きフイルムユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0667351A true JPH0667351A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16711358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21788992A Pending JPH0667351A (ja) | 1992-08-17 | 1992-08-17 | レンズ付きフイルムユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667351A (ja) |
-
1992
- 1992-08-17 JP JP21788992A patent/JPH0667351A/ja active Pending
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