JPH0667150B2 - 3極モ−タ用回転子の製造方法 - Google Patents

3極モ−タ用回転子の製造方法

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JPH0667150B2
JPH0667150B2 JP61139858A JP13985886A JPH0667150B2 JP H0667150 B2 JPH0667150 B2 JP H0667150B2 JP 61139858 A JP61139858 A JP 61139858A JP 13985886 A JP13985886 A JP 13985886A JP H0667150 B2 JPH0667150 B2 JP H0667150B2
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rotor
row
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JP61139858A
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JPS62296748A (ja
Inventor
健治 政光
Original Assignee
株式会社三井ハイテツク
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、3極モータ用回転子の製造方法に関するもの
であり、詳しくは、回転子単板の板取りに関するもので
ある。
〔従来の技術〕 第3図は、3極モータ用の回転子を示したものである。
この回転子1は、公知のように多数枚の回転子単板100
を積み重ね、かつこれら回転子単板100を互いにかしめ
止めすることにより、一体のブロック状の構成したもの
である。また、回転子単板100は、互いに同一の中心角
を持って形成された3つの突極子101a,101b,101cを有し
ており、これら突極子101a,101b,101cは、径方向に沿っ
て延びる腕部102と該腕部102の先端両側部から周方向に
沿って延びる爪部103,103とから成っている。また、上
記回転子単板100は、第4図に示すように、帯状鋼板200
上に板取りされ、これを打ち抜くことにより形成され
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、第4図に示した如く、各回転子単板100を、
帯状鋼板200上で複数の列を成しかつ千鳥状に配して板
取りをすることにより、上記帯状鋼板200からできるだ
け多くの回転子単板100を得ようとしている。しかしこ
の方法でも、まだ材料の歩留まりがよいとは言えず、更
に材料の歩留まりのよい製造方法が求められていた。
本発明は、このような実状に鑑みて、更なる材料の歩留
まりの向上を達成することの可能な3極モータ用回転子
の製造方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
そこで本発明では、各回転子単板を互いに並列する3条
以上の回転子単板列に配置するとともに、相隣合う各回
転子単板列における突極子間の間隙に、隣り合う回転子
単板列における突極子の一部を互いに占位させるように
して回転子単板列を板状素材上に配置し板取りをするこ
とによって上記目的を達成している。
〔実施例〕
以下、本発明を、一実施例を示す図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図および第2図は、本発明に係る3極モータ用回転
子単板の板取りの模様を示したものである。板状素材と
しての帯状鋼板300には、3条の回転子単板列I,II,III
(以下では、列I,II,IIIと称する)が互いに並列する態
様で設けられている。また、上記各列I,II,IIIを構成す
る各回転子単板100は、腕部102と爪部103,103から成る
3つの突極子101a,101b,101cを備えている。上記列I
は、図中左右方向、すなわち帯状鋼板300を順送り金型
装置(図示せず)によって打ち抜き加工する際、上記帯
状鋼板300が搬送される方向に沿って複数の回転子単板
(以下では単板100と称す)が列を成して材料取りされ
ているものである。また上記列Iにおける各単板100
は、それぞれの突極子101aを該列Iの配列方向(図中左
右方向)に対して直交し、かつ図中上方に向けて配置さ
れている。さらに列Iにおける相隣り合う単板100同志
は可及的に近接して配置されている。一方、上記列Iの
図中上方には列IIが占位してる。この列IIにおける各単
板100は、図中左右方向に沿って配列され、さらに各単
板100は、それぞれ突極子101aを、該列IIの配列方向
(図中左右方向)に対して直交し、かつ図中下方、すな
わち上記列Iに向けて配置されている。
ここで図に明示するように、上記列Iの各単板100にお
いて図中上方を向いた突極子101a、特にその爪部103,10
3は、上記列IIの各単板100において図中下方を向いた突
極子101aと、これに隣接した突極子101b、および101cと
によって画成された間隙301a,301bに、それぞれ入り込
んで占位している。一方、上記列IIの各単板100におい
て図中下方を向いた突極子101aの爪部103,103は、上記
列Iの各単板100において図中上方を向いた突極子101a
と、これに隣接した突極子101bおよび101cとによって画
成された間隙301a,301bにそれぞれ入り込んで占位して
いる。このように列Iの爪部103を列IIの間隙301a,301b
に、列IIの爪部103を列Iの間隙301a,301bに互いに占位
させることによって、列Iと列IIとが可及的に近接して
配置されることとなる。さらに、上記列IIの図中上方に
は、列IIIが占位している。この列IIIは、上記列Iと同
様、各単板100における突極子101aが、該列IIIの配列方
向に対して直交し、かつ図中上方に向けて配置されてい
る。この列IIIの各単板100において図中右下方に延びる
突極子101cの爪103は、上記列IIの各単板100における図
中右上方に延びる突極子101bと図中左上方に延びる突極
子101cとによって画成された間隙301cに入り込んでい
る。一方、上記列IIの各単板100における突極子101cの
爪103は、上記列IIIの突極子101bと101cとによって画成
された間隙301cに入り込んでいる。このように列IIIの
爪部103を列IIの間隙301cへ、列IIの爪部103を列IIIの
間隙301cへ互いに入り込むよう占位させることにより、
列IIと列IIIとが可及的に近接して配置されることとな
る。
なお、第1図および第2図では、帯状鋼板300上に、3
条の回転子単板列I,II,IIIが配置されている場合を示し
たが、先にも述べたように、列IIIにおける各単板100の
配置パターンは、列Iにおける各単板100の配置パター
ンと同一であり、このため、帯状鋼板300よりも幅広の
帯状鋼板上に、4列以上の回転子単板列を材料取りしよ
うとする場合、上記列IIIの図中上方に、列Iに対する
列IIの配置態様と同一の配置態様で新たな回転子単板列
(図示せず)を配置し、さらにこの新たな回転子単板列
の上方に、上記列IIに対する列IIIの配置態様と同一の
配置態様で新たな回転子単板列を配置し、以下列II、列
Iの配置態様にしたがって、任意の条数の回転子単板列
を順次配置すればよい。このように帯状鋼板上に板取り
される回転子単板列は、3条以上の任意の条数に設定す
ることが可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明に係わる3極モータ用回転子
の製造方法によれば、3つの突極子を備えた回転子単板
を板取りするに際して、各回転子単板を互いに並列する
3条以上の回転子単板列に配置するとともに、相隣り合
う各回転子単板における突極子間の間隙に、隣り合う回
転子単板列における突極子の一部を互いに占位させるよ
うにしたので、従来回転子単板を打ち抜き形成した後、
廃棄されていた突極子間の板材が、有効に活用されるこ
ととなり、かくして材料の歩留まり良く回転子単板を製
造することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる3極モータ用回転子の製造方法
における帯状鋼板上への回転子単板の板取りの態様を示
した平面図であり、第2図は第1図の要部を拡大して示
した平面図、第3図は3極モータ用回転子の全体斜視図
であり、第4図は従来の板取りの態様を示した平面図で
ある。 1……回転子、100……回転子単板、101a,101b,101c…
…突極子、102……腕部、103……爪部、300……帯状鋼
板、301a,301b,301c……間隙、I,II,III……回転子単板
列。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】径方向に延びる腕部と、該腕部の先端両側
    部からそれぞれ周方向に延びる爪部とから成る3つの突
    極子を備えた回転子単板を板取りするに際して、各回転
    子単板を互いに並列する3条以上の回転子単板列に配置
    するとともに、相隣り合う各回転子単板列における突極
    子間の間隙に、相隣り合う回転子単板列における突極子
    の一部を互いに占位させることを特徴とする3極モータ
    用回転子の製造方法。
JP61139858A 1986-06-16 1986-06-16 3極モ−タ用回転子の製造方法 Expired - Lifetime JPH0667150B2 (ja)

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JPS62296748A JPS62296748A (ja) 1987-12-24
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JPS58195450A (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 Hokkai Bane Kk 電動機又は発電機の回動子及びその製造方法

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JPS62296748A (ja) 1987-12-24

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