JPH05103448A - 回転電機のコアの製造方法 - Google Patents

回転電機のコアの製造方法

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JPH05103448A
JPH05103448A JP28388991A JP28388991A JPH05103448A JP H05103448 A JPH05103448 A JP H05103448A JP 28388991 A JP28388991 A JP 28388991A JP 28388991 A JP28388991 A JP 28388991A JP H05103448 A JPH05103448 A JP H05103448A
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JP
Japan
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core
core sheets
sheets
shaft
press
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28388991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takiguchi
勉 滝口
Tsutomu Saitou
▲ツトム▼ 斉藤
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Asmo Co Ltd
Denso Corp
Original Assignee
Asmo Co Ltd
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄形のコアシートを積層して渦電流損を低下
させると共に、コアシートのプレス打抜きに要する工程
数を減少させて製造時間を短縮化し、生産効率を向上さ
せ、しかもコアシートの圧入時におけるコアシートの変
形を防止する回転電機のコアの製造方法を提供する。 【構成】 中央にシャフト14挿通用の貫通孔16を有
する複数枚のコアシート12の前記貫通孔16にシャフ
ト14を挿通し、前記複数枚のコアシート12を積層し
てコア10を形成する場合において、複数枚のコアシー
ト12を重ね合せ状態維持用の突起18の形成と共に重
ね合わせ状態で打抜き形成する。そして、前記重ね合わ
せ状の複数枚のコアシート12毎に、前記シャフト14
に順次装着して前記シャフト14上に積層状のコア10
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転電機のコアの製造
方法に関し、特にブラシレスのモータ、ジェネレータ等
の回転電機のコアを積層して形成する回転電機のコアの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のブラシレスのモータ、
ジェネレータ等の回転電機にあっては、中央に円形の貫
通孔を有する複数枚のコアシートを打抜き形成し、これ
ら複数枚のコアシートの前記貫通孔にシャフトを挿入
し、前記複数枚のコアシートを重ね合わせて積層するこ
とにより渦電流損の少ないコアを形成するようにしてい
た。
【0003】この場合、前記積層する各コアシートを一
枚ずつ打抜いた後、シャフトに各コアシートを装着して
積層するようにしていた。
【0004】また、コアの形成に際しては、コアシート
を重ね合わせて、表面に絶縁層を形成したりする他、各
種の処理、作業を行なう必要があり、単に複数のコアシ
ートを重ね合わせただけでは、ばらばらになってしま
い、扱いづらく、作業が困難であるため、各コアシート
に片側が凹、他側が凸になった複数の打出し部を形成
し、この打出し部の凹凸を組合せて複数のコアシートを
積層するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の回転電機の
コアの製造方法にあっては、鉄板を一枚ずつ打抜いて複
数枚のコアシートを形成し、その一枚ずつのコアシート
をそれぞれシャフトに装着してコアを形成することとし
ていた。このため、各コアシートを形成するためにプレ
ス打抜き工程が非常に多くなり、例えば、30〜40枚
のコアシートを積層しようとすると、そのコアを製作す
るのに延べ30〜40回のプレス打抜き工程が必要とな
り、製作工程数が非常に多くなり、時間がかかって、効
率が良くないという問題があった。
【0006】特に、近年においては、より一層渦電流損
を抑えるために、コアシートをより薄くして積層枚数を
増やす傾向になっており、このようにコアシートが薄形
になって積層枚数が増えれば、それだけプレス打抜き工
程が増加し、より一層時間がかかって、生産効率が低下
するという問題があった。
【0007】さらに、コアシートが薄形化されると、コ
アシートをシャフトに圧入する際、コアシートのシャフ
トとの接触点である貫通孔付近が変形してしまうおそれ
があるという問題があった。
【0008】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、薄形のコアシートを
積層して渦電流損を低下させると共に、コアシートのプ
レス打抜きに要する工程数を減少させて製造時間を短縮
化し、生産効率を向上させ、しかもコアシートの圧入時
におけるコアシートの変形を防止することのできる回転
電機のコアの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の回転電機のコアの製造方法は、中央にシャ
フト挿通用の貫通孔を有する複数枚のコアシートの前記
貫通孔にシャフトを挿通し、前記複数枚のコアシートを
積層してコアを形成する回転電機のコアの製造方法にお
いて、複数枚のコアシートを重ね合せ状態維持用の突起
の形成と共に重ね合わせ状態で打抜き形成し、前記重ね
合わせ状の複数枚のコアシート毎に、前記シャフトに順
次装着して前記シャフト上に積層状のコアを形成するこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】前記構成の回転電機のコアの製造方法にあって
は、複数枚のコアシートを重ね合わせ状態で打抜き形成
するため、従来のようにコアシートを一枚ずつ打抜き形
成する場合に比し、同じ枚数のコアシートを用いる場合
であってもプレス打抜き工程を少なくして製造時間を短
縮化し、生産効率を向上させることが可能である。
【0011】また、前記プレス打抜き工程において、複
数枚のコアシートに突起をプレス成形し、複数枚のコア
シートを重ね合わせ状態で維持させるため、シャフトに
対するコアシートの取付け回数が減少し、しかも薄形の
コアシートであっても積層により強度が増大されるた
め、コアシート装着時のコアシートの変形を防止するこ
とが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1〜図6は、本発明の一実施例に係る回
転電機のコアの製造方法を用いてブラシレスモータのコ
アを製造する場合を示している。
【0014】ここにおいて、図1はコアの積層状態を示
す斜視図であり、図2はコアシート打抜き前の状態を示
す断面図であり、図3はその打抜き後の状態を示す断面
図であり、図4は打抜き後のコアシートの正面図であ
り、図5はその縦断面図であり、図6はコアシートのシ
ャフトへの取付け状態を示す斜視図である。
【0015】このブラシレスモータのコア10は、複数
枚のコアシート12にシャフト14を貫通させ、前記複
数枚のコアシート12を積層状態で重ね合わせることに
より渦電流損を低く抑えるようにしている。また、各コ
アシート12は、金属プレートを打抜いて形成されるも
ので、中央に前記シャフト14を貫通させるための貫通
孔16を有し、かつ先端側にコアシート12を重ね合わ
せ状態で維持するための複数の突起18を有している。
この突起18は、プレス打抜き時にプレス成形されるも
ので、片面側が凹、他面側が凸となって、この凹凸が組
み合わされて重ね合わされるようになっている。
【0016】次に、前記ブラシレスモータ10の製造方
法について説明する。
【0017】まず、図2に示すように、コアシート12
形成用の複数枚、例えば3枚の薄形金属板20を重ね合
わせて、プレス打抜き型22に設置する。
【0018】次に、図3に示すように、プレス打抜き型
22により、複数枚、例えば3枚のコアシート12を重
ね合わせた状態で打抜く。このように、複数枚、例えば
3枚のコアシート12をプレス打抜き型22による一度
の打抜きによって形成するため、一枚ずつコアシートを
打抜く場合に比し、打抜き回数を減らして製造時間を短
縮し、生産効率を向上させることが可能となる。
【0019】また、このプレス打抜き型22による複数
枚のコアシート12の打抜き時に、各コアシート12に
突起18をプレス成形して、複数枚、例えば3枚のコア
シート12を図3及び図4に示すように、重ね合わせ状
態で維持する。この場合、各コアシート12に形成した
突起18の凹凸が嵌合して重ね合わせ状態が堅固に維持
されることになる。
【0020】そして、前述のように複数枚ごとに重ね合
わせ状態で打抜いたコアシート12を、図6に示すよう
に、順次シャフト14に装着して、コアシート12をシ
ャフト14上で積層状態とする。この場合、コアシート
12は、複数枚重ね合わせた状態となっているため、薄
形の金属板20を打抜いて形成したものであっても、十
分な強度を有し、コアシート12の貫通孔16にシャフ
ト14を圧入する場合であっても、貫通孔16の周囲が
変形することはなく、確実な取付けがなされることとな
る。また、コアシート12は、重ね合わせ状態でシャフ
ト14に取付けられるため、一枚ずつ取付ける場合に比
し、取付けの手間を省略し、取付け時間を短縮すること
が可能となる。
【0021】なお、本発明は前記実施例に限らず、本発
明の要旨の範囲内で各種の変形実施が可能である。
【0022】例えば、前記実施例では、回転電機として
モータを示したが、これに限らず、ジェネレータ等の回
転電機にも適用できるものである。
【0023】また、前記実施例においては、3枚のコア
シートを重ね合わせ状態で打抜く場合に付いて説明した
が、この例に限らず、2枚あるいは4枚以上のコアシー
トを重ね合わせ状態で打抜くようにしてもよい。
【0024】更に、突起18は、円形小面積のものを示
したが、これに限らず、楕円あるいは矩形のものでもよ
く、また大きめの面積に設定することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転電機
のコアの製造方法によれば、複数枚のコアシートを重ね
合わせ状態で打抜き形成するため、従来のようにコアシ
ートを一枚ずつ打抜き形成する場合に比し、同じ枚数の
コアシートを用いる場合であってもプレス打抜き工程を
少なくして製造時間を短縮化し、生産効率を向上させる
ことができるという効果がある。
【0026】また、前記プレス打抜き工程において、複
数枚のコアシートに突起をプレス成形し、複数枚のコア
シートを重ね合わせ状態で維持させるため、シャフトに
対するコアシートの取付け回数が減少し、しかも薄形の
コアシートであっても積層により強度が増大されるた
め、コアシート装着時のコアシートの変形を防止するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るブラシレスモータのコ
アの積層状態を示す斜視図である。
【図2】コアシート打抜き前の状態を示す断面図であ
る。
【図3】その打抜き後の状態を示す断面図である。
【図4】打抜き後のコアシートの正面図である。
【図5】図4の縦断面図である。
【図6】コアシートのシャフトへの取付け状態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 コア 12 コアシート 14 シャフト 16 貫通孔 18 突起 20 薄形金属板 22 プレス打抜き型
AS011301

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央にシャフト挿通用の貫通孔を有する
    複数枚のコアシートの前記貫通孔にシャフトを挿通し、 前記複数枚のコアシートを積層してコアを形成する回転
    電機のコアの製造方法において、 複数枚のコアシートを重ね合せ状態維持用の突起の形成
    と共に重ね合わせ状態で打抜き形成し、 前記重ね合わせ状の複数枚のコアシート毎に、前記シャ
    フトに順次装着して前記シャフト上に積層状のコアを形
    成することを特徴とする回転電機のコアの製造方法。
JP28388991A 1991-10-04 1991-10-04 回転電機のコアの製造方法 Withdrawn JPH05103448A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0957561A2 (en) * 1998-04-14 1999-11-17 Alstom UK Limited Rotor cores for electrical rotating machines
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Effective date: 19990107