JPH066682B2 - オキシダント検知用インキ組成物 - Google Patents
オキシダント検知用インキ組成物Info
- Publication number
- JPH066682B2 JPH066682B2 JP61191918A JP19191886A JPH066682B2 JP H066682 B2 JPH066682 B2 JP H066682B2 JP 61191918 A JP61191918 A JP 61191918A JP 19191886 A JP19191886 A JP 19191886A JP H066682 B2 JPH066682 B2 JP H066682B2
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- Japan
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- water
- oxidant
- silica gel
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は空気中や室内等の一定雰囲気内におけるオゾン
等のオキシダント検知用インキ組成物に関する。さらに
詳しくは紙、不織布等基材に印刷等手段で塗布、乾燥す
ることにより、簡便に使用でき且つ低濃度のオキシダン
トも検知できる高感度のオキシダント検知インジケータ
ーを得ることができるオキシダント検知用インキ組成物
に関する。
等のオキシダント検知用インキ組成物に関する。さらに
詳しくは紙、不織布等基材に印刷等手段で塗布、乾燥す
ることにより、簡便に使用でき且つ低濃度のオキシダン
トも検知できる高感度のオキシダント検知インジケータ
ーを得ることができるオキシダント検知用インキ組成物
に関する。
(従来の技術) 最近、オゾンの反応性を利用して、食品、手術用具等の
物品或いは手術室等一定雰囲気中の殺菌、消毒或いは滅
菌が行われるようになった。
物品或いは手術室等一定雰囲気中の殺菌、消毒或いは滅
菌が行われるようになった。
係る殺菌、消毒或いは滅菌においては殺菌や滅菌術室等
殺菌や消毒においては、オゾンの毒性ゆえに前記処理時
のオゾン濃度だけでなく、処理後のオゾン濃度が環境規
制値である60ppb以下であるか否かを検知する必要が
ある。
殺菌や消毒においては、オゾンの毒性ゆえに前記処理時
のオゾン濃度だけでなく、処理後のオゾン濃度が環境規
制値である60ppb以下であるか否かを検知する必要が
ある。
また、光化学スモッグ予報のため空気中のオキシダント
濃度も検知されている。
濃度も検知されている。
従来、オゾンやオキシダントの測定には主として の反応による変色が利用されている。
これら装置あるいは器具としては、定量的に測定するも
のとして、沃化カリ溶液にオゾンを含むガスを導入し、
発生する沃素の量に比例した変色(無色か黄褐色とな
る)の程度を比色計にて光学的に測定するもの、また簡
易型のものとして検知管や、沃化カリと澱粉を紙に含浸
させた、沃化カリ−澱粉紙が市販されている。
のとして、沃化カリ溶液にオゾンを含むガスを導入し、
発生する沃素の量に比例した変色(無色か黄褐色とな
る)の程度を比色計にて光学的に測定するもの、また簡
易型のものとして検知管や、沃化カリと澱粉を紙に含浸
させた、沃化カリ−澱粉紙が市販されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、光学的に測定するものは装置が非常に高価で、
簡便に測定することが出来ず、室内等複数箇所を測定す
るには費用と操作の点で問題がある。
簡便に測定することが出来ず、室内等複数箇所を測定す
るには費用と操作の点で問題がある。
検知管はやや簡便で感度も高いが比較的高価であり、ま
たその都度手動によりオキシダントを吸引させる、ある
いは、自動的にオキシダントを吸引させる装置が必要で
あり同様に費用と操作の点で問題がある。また、沃化カ
リ−澱粉紙は廉価で簡便であるが、感度が低いため数百
ppb以下の低濃度のオキシダントの検知には使用できな
い。
たその都度手動によりオキシダントを吸引させる、ある
いは、自動的にオキシダントを吸引させる装置が必要で
あり同様に費用と操作の点で問題がある。また、沃化カ
リ−澱粉紙は廉価で簡便であるが、感度が低いため数百
ppb以下の低濃度のオキシダントの検知には使用できな
い。
本発明はかかる問題点を解決し、廉価で、測定環境に置
くだけという簡単な操作で、しかも数百ppb以下、また
環境規制値60ppb以下の低濃度のオキシダントをも検
知可能である、高感度のオキシダント検知用インジケー
ターが得られるオキシダント検知用インキ組成物を得る
ことを目的とする。
くだけという簡単な操作で、しかも数百ppb以下、また
環境規制値60ppb以下の低濃度のオキシダントをも検
知可能である、高感度のオキシダント検知用インジケー
ターが得られるオキシダント検知用インキ組成物を得る
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、前記組成物を得るべく鋭意研究の結果、沃
化カリ、水、および水溶性高分子よりなる水溶液にシリ
カゲルの微粉末を適量添加することにより、従来品に比
較して、オキシダントに対する感度を飛躍的る向上しう
ることを知見し本発明を完成したものである。
化カリ、水、および水溶性高分子よりなる水溶液にシリ
カゲルの微粉末を適量添加することにより、従来品に比
較して、オキシダントに対する感度を飛躍的る向上しう
ることを知見し本発明を完成したものである。
即ち、本発明は、 a.沃化カリ 0.2〜40.0重量部 b.水 25.0〜96.0重量部 c.水溶性高分子 2.0〜40.0重量部 d.シリカゲル微粉末 2.0〜50.0重量部 を必須成分として含有することを特徴とするものであ
る。
る。
本発明で使用される沃化カリは公知の化学反応 を利用したオキシダントを検知するための変色成分であ
り、組成物全量に対して0.2〜40.0重量部(以下単に部
と記す)が、好ましくは1.0部〜30.0部が使用される。
り、組成物全量に対して0.2〜40.0重量部(以下単に部
と記す)が、好ましくは1.0部〜30.0部が使用される。
沃化カリは過少であると変色の色差が少なくなり、感度
も低くなる。
も低くなる。
また過剰になると相対的に他の成分が少なくなり塗布適
正が悪くなる不都合がある。
正が悪くなる不都合がある。
本発明で使用される水は溶媒として使用されるもので、
蒸留水やイオン交換脱塩による純水が望ましく、水道水
は塩素を含有するため沃化カリと反応して変色する恐れ
があり望ましくない。
蒸留水やイオン交換脱塩による純水が望ましく、水道水
は塩素を含有するため沃化カリと反応して変色する恐れ
があり望ましくない。
本発明における水は組成物全量に対して25.0〜96.0部
が、好ましくは30.0〜70.0部が使用される。
が、好ましくは30.0〜70.0部が使用される。
水は過少であると水溶性高分子や沃化カリの溶解が不十
分となり、均一な組成物が得られない。
分となり、均一な組成物が得られない。
また過剰になると、組成物の粘度が低くなりすぎ、シリ
カゲルの微粉末を均一に分散することができなくなる。
カゲルの微粉末を均一に分散することができなくなる。
本発明における水溶性高分子は、結合剤として使用され
るもので、組成物に適度な粘性を付与すると共に、本発
明の組成物を使用して、インジケーターを得るとき紙等
基材に印刷等手段で塗布しやすくし、かつ塗布後水が蒸
発したときは、乾燥固化して沃化カリ及び後述するシリ
カゲルの微粉末を基材に対して均一に接着固定させる。
るもので、組成物に適度な粘性を付与すると共に、本発
明の組成物を使用して、インジケーターを得るとき紙等
基材に印刷等手段で塗布しやすくし、かつ塗布後水が蒸
発したときは、乾燥固化して沃化カリ及び後述するシリ
カゲルの微粉末を基材に対して均一に接着固定させる。
水溶性高分子としては、アルギン酸ソーダ・アラビアゴ
ム・カゼイン・プルラン・デンプン等の天然高分子、或
いはデキストリン・メチルセルロース・エチルセルロー
ス・カルボキシメチルセルロース・ヒドロキシエチルセ
ルロース・ポリビニルアルコール等の半合成、或いは合
成高分子が例示でき、このうち白色または無色のものが
インジケーターとしたときの変色が鮮明となるので望ま
しい。これら水溶性高分子は単独或いは複数を組成物全
量に対して、2.0〜40.0部が、好ましくは5.0〜30.0部が
使用される。水溶性高分子は過少であると組成物の粘度
が低くなり塗布適正が悪く、またインキの接着性が不良
となって、特にシリカゲルの微粉末がパラパラトはげお
ちる。
ム・カゼイン・プルラン・デンプン等の天然高分子、或
いはデキストリン・メチルセルロース・エチルセルロー
ス・カルボキシメチルセルロース・ヒドロキシエチルセ
ルロース・ポリビニルアルコール等の半合成、或いは合
成高分子が例示でき、このうち白色または無色のものが
インジケーターとしたときの変色が鮮明となるので望ま
しい。これら水溶性高分子は単独或いは複数を組成物全
量に対して、2.0〜40.0部が、好ましくは5.0〜30.0部が
使用される。水溶性高分子は過少であると組成物の粘度
が低くなり塗布適正が悪く、またインキの接着性が不良
となって、特にシリカゲルの微粉末がパラパラトはげお
ちる。
また過剰であると組成物の粘度が高くなって塗布適正が
悪くなる。
悪くなる。
本発明におけるシリカゲルの微粉末は一種の増感剤とし
て使用されるもので、組成物全量に対して2.0〜50.0部
が、好ましくは5.0〜35.0部が使用される。
て使用されるもので、組成物全量に対して2.0〜50.0部
が、好ましくは5.0〜35.0部が使用される。
シリカゲル微粉末は過少であるとオキシダントに対する
感度が非常に低くなり、過剰であるとインキとしての塗
布適正が悪くなる。
感度が非常に低くなり、過剰であるとインキとしての塗
布適正が悪くなる。
なお、シリカゲル微粉末は水溶性高分子との重量比(シ
リカゲル微粉末/水溶性高分子)が0.3〜8.0となる範囲
で用いることが望ましい。
リカゲル微粉末/水溶性高分子)が0.3〜8.0となる範囲
で用いることが望ましい。
この比が小さくなりすぎると、シリカゲル微粉末の表面
が水溶性高分子に厚く覆われるため、オキシダントに対
する感度が非常に低くなる。
が水溶性高分子に厚く覆われるため、オキシダントに対
する感度が非常に低くなる。
また大きくなりすぎると、水溶性高分子が少なくなりす
ぎるため、シリカゲル微粉末が完全に固定されずパラパ
ラとはげおちるものとなる。
ぎるため、シリカゲル微粉末が完全に固定されずパラパ
ラとはげおちるものとなる。
この比の最適値はシリカゲル微粉末の粒径と関係があ
り、50μ程度の場合は1以上必要であるが、アエロジ
ルのような0.01μ程度の極微粒子では0.3でも有効であ
る。
り、50μ程度の場合は1以上必要であるが、アエロジ
ルのような0.01μ程度の極微粒子では0.3でも有効であ
る。
その他本発明においては必要に応じて、初期変色を抑制
するチオ硫酸塩、調色成分として酸化チタン等白色顔料
や淡色の顔料あるいは水溶性染料また界面活性剤や安息
香酸等防腐剤等を添加できる。
するチオ硫酸塩、調色成分として酸化チタン等白色顔料
や淡色の顔料あるいは水溶性染料また界面活性剤や安息
香酸等防腐剤等を添加できる。
本発明の組成物を製造するには、例えば沃化カリ、水溶
性高分子、水を適量秤量し、必要に応じて加熱攪拌して
均一な溶液とし、それにシリカゲル微粉末を添加、攪拌
し均一に分散させればよい。
性高分子、水を適量秤量し、必要に応じて加熱攪拌して
均一な溶液とし、それにシリカゲル微粉末を添加、攪拌
し均一に分散させればよい。
(作用) 本発明の組成物は、紙等基材に印刷等手段で塗布し乾燥
することにより、高感度のオキシダント検知用インジケ
ーターを得ることが出来る。
することにより、高感度のオキシダント検知用インジケ
ーターを得ることが出来る。
得られたインジケーターは、シリカゲル微粉末が高いガ
ス吸着能力を有するため、微量のオキシダントををも吸
着し、 の反応を促進するよう作用する。なおシリカゲル微粉末
は白色であり、オキシダントを検知したときは白色→褐
色に変色する。従って、60ppb程度の低濃度のオキシ
ダント雰囲気においても、塗布面が白色→黄褐色に変色
し、検知したことが確認できる。
ス吸着能力を有するため、微量のオキシダントををも吸
着し、 の反応を促進するよう作用する。なおシリカゲル微粉末
は白色であり、オキシダントを検知したときは白色→褐
色に変色する。従って、60ppb程度の低濃度のオキシ
ダント雰囲気においても、塗布面が白色→黄褐色に変色
し、検知したことが確認できる。
なお、本発明の組成物を用いたインジケーターは、高感
度であるため製造工程や保存中に大気中に含まれる微量
のオキシダントにより変色する恐れがあるので、暗室等
紫外線を遮断した環境で製造する、あるいは、本発明者
が別に知見した定量の各種チオ硫酸塩を添加して初期変
色を抑制することが望ましい。
度であるため製造工程や保存中に大気中に含まれる微量
のオキシダントにより変色する恐れがあるので、暗室等
紫外線を遮断した環境で製造する、あるいは、本発明者
が別に知見した定量の各種チオ硫酸塩を添加して初期変
色を抑制することが望ましい。
なお、得られたインジケーターは、褐色ガラスビンに密
封して保存しておくと品質が非常に安定するので望まし
い。
封して保存しておくと品質が非常に安定するので望まし
い。
(実施例) 以下実施例により本発明を詳説する。
実施例1 沃化カリ3.0部、デキストリン(松谷化学工業製、商品
名:スタコデックス)15.0部、シリカゲル微粉末(和光
純薬製、商品名:ワコーゲルB-0)35.0部を純水47.0部
に投入、加熱攪拌し、シリカゲル微粉末が均一に分散し
た水溶液とし、本発明のオキシダント検知用インキ組成
物を得た。
名:スタコデックス)15.0部、シリカゲル微粉末(和光
純薬製、商品名:ワコーゲルB-0)35.0部を純水47.0部
に投入、加熱攪拌し、シリカゲル微粉末が均一に分散し
た水溶液とし、本発明のオキシダント検知用インキ組成
物を得た。
得られた組成物をシルクスクリーン印刷にて紙よりなる
基材に塗布し、乾燥してカード状、白色のインジケータ
ーを得た。
基材に塗布し、乾燥してカード状、白色のインジケータ
ーを得た。
このインジケケーターをオゾン濃度100ppb(室温)
の雰囲気においた処、10分間で白色より黄褐色に変色
し、検知したことが確認できた。
の雰囲気においた処、10分間で白色より黄褐色に変色
し、検知したことが確認できた。
また、60ppb(室温)の雰囲気に於いては30分で同
様に変色した。
様に変色した。
第1図のグラフはオキシダント濃度100ppb雰囲気
に於ける本実施例によるインジケーターの変色状態を示
すものであり、グラフはシリカゲル微粉末を含有しな
い比較例の変色状態を示す。
に於ける本実施例によるインジケーターの変色状態を示
すものであり、グラフはシリカゲル微粉末を含有しな
い比較例の変色状態を示す。
両グラフより本発明の効果が明らかである。
比較例の組成は次の通りである。
沃化カリ 3.0部 純水 82.0部 デキストリン(スタコデックス) 15.0部 以下同様にして実施例2乃至6を得た。各実施例につい
て所定のオゾン雰囲気における変色の状態を第2図に示
す。
て所定のオゾン雰囲気における変色の状態を第2図に示
す。
いずれも500ppb以下の低濃度のオキシダント雰囲気
で、白色より淡黄色あるいは淡紫色、また黄褐色乃至褐
色あるいは紫色に変色し、オキシダントを検知したこと
が確認された。
で、白色より淡黄色あるいは淡紫色、また黄褐色乃至褐
色あるいは紫色に変色し、オキシダントを検知したこと
が確認された。
実施例2 沃化カリ 4.0部 水 71.0部 澱粉(王子ナショナル製、商品名:クレアジェルA)
15.0 シリカゲル微粉末(ワコーゲンB-0)10.0部 実施例3 沃化カリ 5.0部 水 55.0部 デキストリン 30.0部 (松谷化学工業製、商品名:パインテックス#2) シリカゲル微粉末 10.0部 (日本アエロジル製、商品名:アエロジル200) 実施例4 沃化カリ 3.0部 水 59.0部カルボキシメチルセルロ -ズナトリウム 8.0部 (第一工業製薬製、商品名:セロゲン7A) シリカゲル微粉末(ワコーゲンB-0) 30.0部 実施例5 沃化カリ 20.0部 水 45.0部 デキストリン(スタコデックス) 15.0部 シリカゲル微粉末(ワコーゲルB-0)20.0部 実施例6 沃化カリ 3.0部 水 50.0部 デキストリン(パインテックス#2) 2.0部 ポリビニルアルコール 5.0部 (クラレ製、商品名:ポバール105) シリカゲル微粉末(ワコーゲルB-0)40.0部 (発明の効果) 以上の様に、本発明によれば廉価で、測定環境に置くだ
けという簡単な操作で、しかも数百ppb以下、また環境
規制値60ppb以下の低濃度のオキシダントをも検知可
能である、高感度のオキシダント検知用インジケーター
を得ることができる。
15.0 シリカゲル微粉末(ワコーゲンB-0)10.0部 実施例3 沃化カリ 5.0部 水 55.0部 デキストリン 30.0部 (松谷化学工業製、商品名:パインテックス#2) シリカゲル微粉末 10.0部 (日本アエロジル製、商品名:アエロジル200) 実施例4 沃化カリ 3.0部 水 59.0部カルボキシメチルセルロ -ズナトリウム 8.0部 (第一工業製薬製、商品名:セロゲン7A) シリカゲル微粉末(ワコーゲンB-0) 30.0部 実施例5 沃化カリ 20.0部 水 45.0部 デキストリン(スタコデックス) 15.0部 シリカゲル微粉末(ワコーゲルB-0)20.0部 実施例6 沃化カリ 3.0部 水 50.0部 デキストリン(パインテックス#2) 2.0部 ポリビニルアルコール 5.0部 (クラレ製、商品名:ポバール105) シリカゲル微粉末(ワコーゲルB-0)40.0部 (発明の効果) 以上の様に、本発明によれば廉価で、測定環境に置くだ
けという簡単な操作で、しかも数百ppb以下、また環境
規制値60ppb以下の低濃度のオキシダントをも検知可
能である、高感度のオキシダント検知用インジケーター
を得ることができる。
第1図は本発明の第1の実施例と比較例を用いたインジ
ケーターの変色状態を示すグラフである。 第2図は本発明の各実施例と比較例を用いたインジケー
ターの変色状態を示す表である。
ケーターの変色状態を示すグラフである。 第2図は本発明の各実施例と比較例を用いたインジケー
ターの変色状態を示す表である。
Claims (2)
- 【請求項1】a.沃化カリ 0.2〜40.0重量部 b.水 25.0〜96.0重量部 c.水溶性高分子 2.0〜40.0重量部 d.シリカゲル微粉末 2.0〜50.0重量部 を必須成分として含有することを特徴とするオキシダン
ト検知用インキ組成物。 - 【請求項2】水溶性高分子とシリカゲル微粉末との重量
比が、0.3乃至8.0である特許請求の範囲第1項のオキシ
ダント検知用インキ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61191918A JPH066682B2 (ja) | 1986-08-16 | 1986-08-16 | オキシダント検知用インキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61191918A JPH066682B2 (ja) | 1986-08-16 | 1986-08-16 | オキシダント検知用インキ組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6348370A JPS6348370A (ja) | 1988-03-01 |
JPH066682B2 true JPH066682B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=16282610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61191918A Expired - Fee Related JPH066682B2 (ja) | 1986-08-16 | 1986-08-16 | オキシダント検知用インキ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066682B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5356465A (en) * | 1993-07-23 | 1994-10-18 | Midsun Group, Inc. | Oil-spill marking method and composition |
-
1986
- 1986-08-16 JP JP61191918A patent/JPH066682B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6348370A (ja) | 1988-03-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |