JPH066630Y2 - D/aコンバ−タの歪低減回路 - Google Patents
D/aコンバ−タの歪低減回路Info
- Publication number
- JPH066630Y2 JPH066630Y2 JP1986134852U JP13485286U JPH066630Y2 JP H066630 Y2 JPH066630 Y2 JP H066630Y2 JP 1986134852 U JP1986134852 U JP 1986134852U JP 13485286 U JP13485286 U JP 13485286U JP H066630 Y2 JPH066630 Y2 JP H066630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- output
- circuit
- bit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
- H03M1/10—Calibration or testing
- H03M1/1009—Calibration
- H03M1/1033—Calibration over the full range of the converter, e.g. for correcting differential non-linearity
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Nonlinear Science (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、D/Aコンバータに係り、特に各データビ
ットに対応する重み付け量の論理値からの誤差の大きい
D/Aコンバータにおける重み付け量補正に好適なD/
Aコンバータの歪低減回路に関する。
ットに対応する重み付け量の論理値からの誤差の大きい
D/Aコンバータにおける重み付け量補正に好適なD/
Aコンバータの歪低減回路に関する。
(ロ)従来技術 従来のD/Aコンバータの歪低減回路としては、第3図
に示すように構成されたものがある。
に示すように構成されたものがある。
この第3図に示すD/Aコンバータの歪低減回路は、D
/Aコンバータ2のデータ入力端1に印加されるパラレ
ル入力データの任意ビットの入力ラインを、2系統お
よびに分け、その一方の系統を、トランジスタQ1に
よりインバートしてスイッチSの端子aに接続し、ま
た、他方の系統をスイッチSの端子cに接続してい
る。さらに、入力データの任意ビットに対応する重み付
け量の理想値からの大小に応じてスイッチSを切り換
え、コモン端子bよりその選択された一方を出力し、可
変抵抗器VR1によって最適値に調整してオペアンプ3の
一端においてD/Aコンバータ2のアナログ出力と加算
するように構成されていた。
/Aコンバータ2のデータ入力端1に印加されるパラレ
ル入力データの任意ビットの入力ラインを、2系統お
よびに分け、その一方の系統を、トランジスタQ1に
よりインバートしてスイッチSの端子aに接続し、ま
た、他方の系統をスイッチSの端子cに接続してい
る。さらに、入力データの任意ビットに対応する重み付
け量の理想値からの大小に応じてスイッチSを切り換
え、コモン端子bよりその選択された一方を出力し、可
変抵抗器VR1によって最適値に調整してオペアンプ3の
一端においてD/Aコンバータ2のアナログ出力と加算
するように構成されていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のD/Aコンバータの歪低減回路
においては、検出ビットに対応する出力レベル誤差の極
性に応じてスイッチSを切り換える必要があり、その都
度操作をする煩わしさがあった。また、各ビット入力デ
ータの立ち上がりが、歪補正信号の立ち上がりとなるた
め、実際のアナログ出力と補正信号出力とが同期しない
場合があり、この場合、高域での歪改善効果が少なくな
るという問題点があった。
においては、検出ビットに対応する出力レベル誤差の極
性に応じてスイッチSを切り換える必要があり、その都
度操作をする煩わしさがあった。また、各ビット入力デ
ータの立ち上がりが、歪補正信号の立ち上がりとなるた
め、実際のアナログ出力と補正信号出力とが同期しない
場合があり、この場合、高域での歪改善効果が少なくな
るという問題点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、上記した従来例の欠点を解消し
たD/Aコンバータの歪低減回路を提供することにあ
る。
の目的とするところは、上記した従来例の欠点を解消し
たD/Aコンバータの歪低減回路を提供することにあ
る。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案に係るD/Aコンバータの歪低減回路は、入力
データより任意のビットの論理値を検出するビット検出
回路と、このビット検出回路の出力をD/Aコンバータ
のデータラッチ信号によりアナログ出力と同期させる同
期回路と、この同期回路より出力された出力電圧値を任
意のレベルDC電圧に変換する加減算回路とを設けて、
加減算回路の出力をD/Aコンバータのアナログ出力に
加算するように構成することによって問題の解決を図っ
ている。
データより任意のビットの論理値を検出するビット検出
回路と、このビット検出回路の出力をD/Aコンバータ
のデータラッチ信号によりアナログ出力と同期させる同
期回路と、この同期回路より出力された出力電圧値を任
意のレベルDC電圧に変換する加減算回路とを設けて、
加減算回路の出力をD/Aコンバータのアナログ出力に
加算するように構成することによって問題の解決を図っ
ている。
(ホ)作用 ビット検出回路は、入力されるビットクロックとラッチ
信号とによって任意のデータビットの論理値を同期回路
に出力する。出力された信号は、ラッチ信号により、D
/Aコンバータのアナログ出力と同期する。このことに
より、歪補正信号の出力をD/Aコンバータの出力と同
期させて出力することができる。
信号とによって任意のデータビットの論理値を同期回路
に出力する。出力された信号は、ラッチ信号により、D
/Aコンバータのアナログ出力と同期する。このことに
より、歪補正信号の出力をD/Aコンバータの出力と同
期させて出力することができる。
また、補正量調整を、加減算回路の入力レベル差を可変
することにより、検出ビットに対する重み付け量の理想
値からの誤差の極性に応じてスイッチを切り替える必要
なく調整が可能となる。
することにより、検出ビットに対する重み付け量の理想
値からの誤差の極性に応じてスイッチを切り替える必要
なく調整が可能となる。
(ヘ)実施例 この考案に係るD/Aコンバータの歪低減回路の実施例
を第1図および第2図に基づいて説明する。第1図は全
体構成を示すブロック図、第2図は各構成の出力波形を
示す特性図である。
を第1図および第2図に基づいて説明する。第1図は全
体構成を示すブロック図、第2図は各構成の出力波形を
示す特性図である。
図において、シリアルデータ入力端11に入力されたシ
リアル入力データは、D/Aコンバータ2とビット検出
回路4に入力される。ビット検出回路4は、ビットクロ
ック入力端13から入力されるビットクロックと、データ
ラッチ信号入力端12から入力されるラッチ信号とから、
任意のデータビットの論理値を、同期回路5に対して出
力信号ロを出力する。この出力信号ロは、データラッチ
信号入力端12に入力されたラッチ信号により、D/Aコ
ンバータ2のアナログ出力信号イと同期して加減算回路
6に対して出力信号ハを出力する。この出力信号ハは、
検出したビットに対応する適正重み付け量からの大小に
応じて、可変抵抗器VR1により調整され、加減算回路6
の出力に適正歪補正電圧△V(または−△V)の歪補正
信号ニを出力する。この加減算回路6の歪補正信号ニを
D/Aコンバータ2のアナログ出力信号イに加算する。
リアル入力データは、D/Aコンバータ2とビット検出
回路4に入力される。ビット検出回路4は、ビットクロ
ック入力端13から入力されるビットクロックと、データ
ラッチ信号入力端12から入力されるラッチ信号とから、
任意のデータビットの論理値を、同期回路5に対して出
力信号ロを出力する。この出力信号ロは、データラッチ
信号入力端12に入力されたラッチ信号により、D/Aコ
ンバータ2のアナログ出力信号イと同期して加減算回路
6に対して出力信号ハを出力する。この出力信号ハは、
検出したビットに対応する適正重み付け量からの大小に
応じて、可変抵抗器VR1により調整され、加減算回路6
の出力に適正歪補正電圧△V(または−△V)の歪補正
信号ニを出力する。この加減算回路6の歪補正信号ニを
D/Aコンバータ2のアナログ出力信号イに加算する。
上記のアナログ出力信号イと歪補正信号ニとの関係を第
2図に示す。第2図[A]は、同期回路5を設けた場合
を示し、第2図[B]は、同期回路5を設けていない場
合を示している。この第2図において、時間遅れ△t
は、信号周波数に依存しないため、特に、高い周波数の
信号において、時間遅れ△tによる歪の改善効果の低下
が顕著となるが、アナログ出力信号イと歪補正信号ニと
の同期を確実に取ることができるため、高域で歪改善効
果を向上させることができる。
2図に示す。第2図[A]は、同期回路5を設けた場合
を示し、第2図[B]は、同期回路5を設けていない場
合を示している。この第2図において、時間遅れ△t
は、信号周波数に依存しないため、特に、高い周波数の
信号において、時間遅れ△tによる歪の改善効果の低下
が顕著となるが、アナログ出力信号イと歪補正信号ニと
の同期を確実に取ることができるため、高域で歪改善効
果を向上させることができる。
(ト)考案の効果 この考案に係るD/Aコンバータの歪低減回路によれ
ば、歪補正信号をD/Aコンバータ出力と同期させて出
力することができるので、高帯域に渡って、適正量の歪
補正を行なうことができる。また、補正量調整を、加減
算回路の入力レベル差を可変することによって行なって
いるため、検出ビットに対する重み付け量の理想値から
の誤差の極性に応じてスイッチを切り替える必要がな
く、調整を容易に行なうことができるという効果が得ら
れる。
ば、歪補正信号をD/Aコンバータ出力と同期させて出
力することができるので、高帯域に渡って、適正量の歪
補正を行なうことができる。また、補正量調整を、加減
算回路の入力レベル差を可変することによって行なって
いるため、検出ビットに対する重み付け量の理想値から
の誤差の極性に応じてスイッチを切り替える必要がな
く、調整を容易に行なうことができるという効果が得ら
れる。
第1図および第2図は、この考案の実施例を示すもの
で、第1図は全体構成を示すブロック図、第2図は各構
成の出力波形を示すもので、第2図[A]は、同期回路
がある場合を示し、第2図[B]は同期回路が無い場合
を示すものである。 第3図は従来例を示す構成図である。 2:D/Aコンバータ、3:オペアンプ、4:ビット検出
回路、5:同期回路、6:加減算回路、VR1:可変抵抗
器、11:シリアルデータ入力端、12:データラッチ信号
入力端、13:ビットクロック入力端
で、第1図は全体構成を示すブロック図、第2図は各構
成の出力波形を示すもので、第2図[A]は、同期回路
がある場合を示し、第2図[B]は同期回路が無い場合
を示すものである。 第3図は従来例を示す構成図である。 2:D/Aコンバータ、3:オペアンプ、4:ビット検出
回路、5:同期回路、6:加減算回路、VR1:可変抵抗
器、11:シリアルデータ入力端、12:データラッチ信号
入力端、13:ビットクロック入力端
Claims (1)
- 【請求項1】D/Aコンバータにおいて、入力データよ
り任意のビットの論理値を検出するビット検出回路と、
このビット検出回路の出力を、D/Aコンバータのデー
タラッチ信号により、アナログ出力と同期させる同期回
路と、この同期回路より出力された出力電圧値を、任意
のレベルのDC電圧に変換する加減算回路とを設け、前
記加減算回路の出力を、前記D/Aコンバータのアナロ
グ出力に加算するように構成されていることを特徴とす
るD/Aコンバータの歪低減回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986134852U JPH066630Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | D/aコンバ−タの歪低減回路 |
US07/090,544 US4808998A (en) | 1986-09-04 | 1987-08-28 | Distortion reduction circuit for a D/A converter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986134852U JPH066630Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | D/aコンバ−タの歪低減回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6341937U JPS6341937U (ja) | 1988-03-19 |
JPH066630Y2 true JPH066630Y2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=15137976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986134852U Expired - Lifetime JPH066630Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | D/aコンバ−タの歪低減回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4808998A (ja) |
JP (1) | JPH066630Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02128522A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-16 | Nakamichi Corp | デグリッチ回路 |
US5198814A (en) * | 1990-11-28 | 1993-03-30 | Nec Corporation | Digital-to-analog converter with conversion error compensation |
US5684481A (en) * | 1994-03-18 | 1997-11-04 | Analog Devices | Rail-to-rail DAC drive circuit |
USRE38083E1 (en) * | 1994-03-18 | 2003-04-22 | Analog Devices, Inc. | Rail-to-rail DAC drive circuit |
GB2299228B (en) * | 1995-03-13 | 1998-08-05 | Yamamura Churchill Limited | A digital to analogue converter |
JP4416254B2 (ja) * | 2000-02-24 | 2010-02-17 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US6937178B1 (en) | 2003-05-15 | 2005-08-30 | Linear Technology Corporation | Gradient insensitive split-core digital to analog converter |
US8981982B2 (en) * | 2013-04-05 | 2015-03-17 | Maxlinear, Inc. | Multi-zone data converters |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5232657A (en) * | 1975-09-09 | 1977-03-12 | Fujitsu Ltd | Digital-analog converter |
JPS5337365A (en) * | 1976-09-18 | 1978-04-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Correcting method of d/a converting error for d/a converter |
JPS5953727B2 (ja) * | 1977-04-06 | 1984-12-26 | 株式会社日立製作所 | 補正回路付da変換器 |
US4342983A (en) * | 1980-08-11 | 1982-08-03 | Westinghouse Electric Corp. | Dynamically calibrated successive ranging A/D conversion system and D/A converter for use therein |
US4323885A (en) * | 1980-09-29 | 1982-04-06 | Bell Telephone Laboratories, Incorporated | Noise and crosstalk reduction in mid-riser biased encoders |
JPS57104320A (en) * | 1980-12-22 | 1982-06-29 | Nec Corp | Digital-analogue converter |
-
1986
- 1986-09-04 JP JP1986134852U patent/JPH066630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-08-28 US US07/090,544 patent/US4808998A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6341937U (ja) | 1988-03-19 |
US4808998A (en) | 1989-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2033020A1 (en) | C-mos differential sense amplifier | |
JPH066630Y2 (ja) | D/aコンバ−タの歪低減回路 | |
JPH0419880Y2 (ja) | ||
JPS6339209A (ja) | 同期回路 | |
JPS6029685Y2 (ja) | 積算器 | |
EP0840317A3 (en) | Digital signal reproduction | |
JP2959438B2 (ja) | 位相比較器 | |
JPS5986789U (ja) | 時間軸変動補正装置 | |
JPS6349014Y2 (ja) | ||
JP3254665B2 (ja) | センサ信号処理回路 | |
JP2570291Y2 (ja) | 黒ノイズ除去回路 | |
JPS61139123A (ja) | D/aコンバ−タのテグリツチヤ−回路 | |
JP2871735B2 (ja) | 位相自動調整回路 | |
JPH0290727A (ja) | A/d変換器のドリフト補償回路 | |
JPS63163028U (ja) | ||
JPH0255475A (ja) | ディジタル信号処理回路 | |
JPS61205023A (ja) | D/a変換出力のグリツチ除去回路 | |
JPH0473882U (ja) | ||
JPS6430930U (ja) | ||
JPH0359481B2 (ja) | ||
JPH0483475A (ja) | 同期信号分離回路 | |
JPH01128676A (ja) | クランプ回路 | |
JPH03133217A (ja) | 音響信号処理回路 | |
JPH0438185B2 (ja) | ||
JPS6372936U (ja) |