JPH0666158U - 電話回線利用のテレビ録画時間予約装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ［目的］ 外線電話器から自宅の電話器に録画時間予約
信号を送り、自宅に設置してあるビデオ装置及びテレビ
受像機を予約指定時間に作動させる。 ［構成］ 電話器１が接続される電話回線２に接続さ
れ、かつ、電話回線２を利用して外線電話器３から入力
される録画時間予約信号（Ｇコードなど）に応じて作動
する予約信号発受信装置４と、予約信号発受信装置４に
より、録画時間予約信号に対応した識別赤外線６を発受
信する赤外線通信装置５と、その識別赤外線６を発受信
する赤外線通信装置７と、その赤外線通信装置７からの
入力信号によりテレビ受像機１０に接続されたビデオ装
置９を予約指定時間に作動させる録画予約時間回路８に
より構成したことを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】 ［０００１］ ［産業上の利用分野］ 本考案は、外出時に外線電話器を利用して自宅に設置してあるビデオ装置の録 画時間予約回路に録画時間予約信号を送信することにより、テレビ受像機に接続 されるビデオ装置に録画時間の予約をするテレビ録両時間予約装置に関する。

［０００２］ ［従来の技術］ 従来、ビデオ装置に録画時間の予約をする場合は、録画時間予約のためのパネ ルに設置された操作ボタンや操作ツマミ等を直接操作することにより、ビデオ装 置の録画時間予約回路に予約信号を入力していた。

［０００３］ また、ビデオ装置を自宅の電話器が接続される電話回線に接続し、外線電話器 を利用して録画予約識別信号（Ｇードなど）を直接ビデオ装置に送信することに より、外出時においてもビデオ装置に録画時間を予約できる手段も開発されてい る。

［０００４］ ［考案が解決しようとする課題］ 従来の直接操作する予約手段は、外出時に録画時間を予約することは不可能で あり、電話回線を利用し有線送信によりビデオ装置を直接作動させる手段は、未 だ商品として完成されていないが、この手段の試行は、ビデオ装置を電話と同一 の電話回線に接続することを意図しているので、機器相互間の配線が複雑化して 故障が起こりやすくなり、また、ビデオ装置の録画時間予約回路には録画時間予 約信号（Ｇコードなど）だけでなく、電話器に入力する音声信号が入るので、誤 作動が発生しやすい欠点がある。

［０００５］ ［課題を解決するための手段］ 本考案は、予約信号発受信装置を電話器が接続される電話回線に接続し、予約 信号発受信装置とビデオ装置は録画予約時間に対応した識別性を有する識別赤外 線により無線接続するものである。即ち、電話器が接続され、かつ、電話回線を 利用して外線電話器から入力される録画時間予約信号（Ｇコードなど）に応じて 作動する予約信号発受信装置と、予約信号発受信装置により録画時間予約信号に 対応した識別赤外線を発受信する赤外線通信装置と、その識別赤外線を受発信す る赤外線通信装置と、赤外線通信装置からの入力信号によりテレビ受像機に接続 されたビデオ装置を、予約指定時間に作動させる録画時間予約回路とにより構成 したことを特徴とする電話回線利用のテレビ録画時間予約装置である。

［０００６］ ［作用］ 図１により作用を説明する。外線電話器３より送信した録画時間予約信号（Ｇ コードなど）は、電話回線２を通じて電話交換局１１を介して自宅に設置してあ る予約信号発受信装置４に送られる。録画時間予約信号は符号化されていて、各 時間に対応するように識別性を有し、予約信号発受信装置４はこの録画時間予約 信号により作動するように構成される。録画時間予約信号を受信した予約信号発 受信装置４は、入力信号に対応した予約信号を赤外線通信装置５により識別赤外 線６として発信する。

［０００７］ この識別赤外線６は、予約信号発受信装置４から離れた位置に設置してある赤 外線通信装置７により受信され、更に、テレビ受像機１０に接続されたビデオ装 置９の録画時間予約回路８に入力される。即ち、録画時間予約回路８は、赤外線 通信装置７が予約時間に対応した識別赤外線６を受信した時だけ作動し、所定の 予約時間を記憶する。

［０００８］ ［実施例］ 図１は本考案の１実施例を示し、特定する自宅の電話器１及び外線電話器３は 共に通常の電話器と同様に、電話交換局１１を介して電話回線２により接続され る。この電話器１の電話交換局１１側の電話回線２に予約信号発受信装置４を接 続する。電話回線２を利用して外線電話器３から電話器１に対して録画時間予約 信号（Ｇコードなど）が送信されると、予約信号発受信装置４はその入力信号に より作動する。この予約信号発受信装置４は、作動した時、入力した録画時間予 約信号（Ｇコードなど）に応じて識別性を有する識別赤外線６を発受信する赤外 線通信装置５を接続する。

［０００９］ 一方、赤外線通信装置５から発信された識別赤外線６を受信させるために、赤 外線通信装置５から発信される識別赤外線６が到達する方向及び位置に、赤外線 通信装置７を設置する。この赤外線通信装置７は、テレビ受像機１０に接続され たビデオ装置９を、予約指定時間作動させる予約時間信号を出力する録画時間予 約回路８に接続される。

［００１０］ 予約信号発受信装置４、赤外線通信装置５は、取扱を容易にするため点線図示 の如く電話器１内に収納してもよく、また、赤外線通信装置７、録画時間予約回 路８、ビデオ装置９も点線図示の如く同一筐体に収納してもよい。

［００１１］ ［考案の効果］ 本考案は、外線電話器を利用して、自宅に設置してある予約信号発受信装置に 録画時間予約信号を送信し、予約信号発受信装置を作動させることにより、外出 先から自宅に設置してあるビデオ装置及びテレビ受像機を予約指定時間に作動さ せることができるので、極めて便利である。また、外線電話器により作動する予 約信号発受信装置と、ビデオ装置に接続される録画時間予約回路は、録画時間予 約信号に対応した識別性を有する赤外線により無線接続されるので、電話器とテ レビ受像機、ビデオ装置などの機器との連鎖故障の発生を防止できる。

【図面の簡単な説明】 ［図１］本考案の構成を示す１実施例である。 ［符号の説明］ １ 電話器 ２ 電話回線 ３ 外線電話器 ４ 予約信号発受信装置 ５ 赤外線通信装置 ６ 識別赤外線 ７ 赤外線通信装置 ８ 録画時間予約回路 ９ ビデオ装置 １０ テレビ受像機 １１ 電話交換局

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ［請求項１］ 電話器１が接続される電話回線２に接続
   され、かつ、電話回線２を利用して外線電話器３から入
   力される録画時間予約信号（Ｇコードなど）に応じて作
   動する予約信号発受信装置４と、予約信号発受信装置４
   により録画時間予約信号に対応した識別赤外線６を発受
   信する赤外線通信装置５と、その識別赤外線６を発受信
   する赤外線通信装置７と、赤外線通信装置７からの入力
   信号によりテレビ受像機１０に接続されたビデオ装置９
   を予約指定時間に作動させる録画時間予約回路８とによ
   り構成したことを特徴とする電話回線利用のテレビ録画
   時間予約装置。