JPH0665923A - 基礎杭の施工に用いるスイベル装置 - Google Patents

基礎杭の施工に用いるスイベル装置

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JPH0665923A
JPH0665923A JP22369292A JP22369292A JPH0665923A JP H0665923 A JPH0665923 A JP H0665923A JP 22369292 A JP22369292 A JP 22369292A JP 22369292 A JP22369292 A JP 22369292A JP H0665923 A JPH0665923 A JP H0665923A
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重之 中島
Tadao Oiwa
忠男 大岩
Hirokazu Morinaka
宏和 森中
Koji Sumi
光二 須見
Masahiro Higuchi
雅博 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既製基礎杭の下端部に配置した地盤掘削用ヘ
ッドに杭内の送液手段にて必要な掘削用液を供給し、杭
を回転させつつ地中へ圧入掘進させる基礎杭の施工にお
いて該送液手段に接続されるスイベル装置であって、杭
内の送液手段、スイベル装置自体、スイベル装置に接続
される液供給ホース等の捻じれや破損の恐れなく安全に
送液でき、杭内送液手段の継ぎ足し連接作業を従来より
容易にでき、また、杭の回転圧入や、杭の圧入し直しに
伴うスイベル装置の下降や上昇が杭の下降、上昇により
自動的に行われるスイベル装置を提供する。 【構成】 杭1の内周面12に接触するサイドローラ8
1及び杭1の上端面13に接触する支持ローラ82をス
イベル装置の非回転本体部61に連結支持し、該ローラ
によって該装置全体を杭1の中心部に対し、下降しない
ように、位置合わせする基礎杭の施工に用いるスイベル
装置S。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構造物の構築に際し、鋼
管杭やコンクリート杭などの既製の基礎杭を地中に圧入
する基礎杭の施工に用いるスイベル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】構造物の基礎杭施工の方法は種々ある
が、その中に、施工位置における上部空間が比較的狭い
場合に都合よく、低振動、低騒音の工法として、例えば
特開平2−58626号公報に開示されている回転圧入
機による工法がある。この工法は、オーガヘッドを既製
杭先端に配置し、該杭を、その外周を回転圧入機で掴持
して回転させ、且つ、該杭の回転にオーガーヘッドを従
動させて地中へ圧入掘進させる。また、圧入の補助手段
として該ヘッドには予め送液パイプやホースの如き送液
手段を接続しておき、杭体の圧入掘進時に必要に応じ、
その送液手段を介してヘッドより水を噴射させて地盤を
泥土化したり、、また、杭体圧入完了後には、杭体先端
の根固めのため、セメントミルク、モルタル等の硬化液
材の注入にも利用する。
【0003】かかる送液パイプ等の送液手段は、通常、
その上端にクレーン等で吊り下げられたロータリジョイ
ントの一種であるスイベル装置の回転部が連結され、こ
のスイベル装置を介して送液される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるスイベ
ル装置は、クレーン等で吊り下げ支持されるだけである
から杭の中心部に対し位置合わせされ難く、そのため、
スイベル装置と送液手段が一直線上に配置されず、スイ
ベル装置における非回転本体部と回転部相互の回転摩擦
抵抗が増大して送液パイプが捻じれたり、スイベル装置
自体が捻じれたりして送液が困難又は不能になったり、
さらには、スイベル装置本体部とこれに外部から接続さ
れた送液ホース等との連接部、或いはスイベル装置自体
が破損したりする等の問題があった。
【0005】また、杭の回転圧入は、通常、複数本の単
杭を順次溶接連結して行われ、この場合、杭の内孔に挿
入する送液パイプ等の送液手段も順次継ぎ足し連接さ
れ、送液手段の継ぎ足し連接のたび毎に、スイベル装置
と送液手段の連接解除、その後の連接が行われるが、ス
イベル装置は単にクレーン等で吊り下げ支持されている
だけで、ふらつき易い状態にあるので、その位置を定め
難く、送液手段の継ぎ足し作業に手間を要するという問
題もあった。
【0006】さらに、かかるスイベル装置はクレーン等
のスイベル装置支持機で常時吊り下げておかなくてはな
らないので、基礎杭施工の間、該支持機を他の作業に使
用できず、また、該支持機のために作業空間が常時狭く
なるという問題や、杭の回転圧入による杭上端の下降に
伴いスイベル装置を下げたり、また、杭の圧入が困難と
なり杭を一度引き上げ再度圧入する場合にスイベル装置
を一旦引き上げる等のために、クレーン等のスイベル装
置支持機を操作する作業員を常時要し、それだけ基礎杭
施工コストが高くついていた。
【0007】そこで本発明は、既製基礎杭の下端部に地
盤掘削用ヘッドを配置し、前記杭内に通した送液手段を
前記ヘッドに接続し、該送液手段を介して前記ヘッドに
基礎杭施工用の液を供給するようにし、前記杭を回転さ
せつつ地中へ圧入掘進させる基礎杭の施工において前記
基礎杭の上端部に配置され、前記送液手段に接続される
液供給用のスイベル装置であって、先ず、杭内の送液手
段、スイベル装置自体、スイベル装置に外部から接続さ
れる液供給ホース等の捻じれや破損の恐れなく安全に送
液でき、杭内送液手段の継ぎ足し連接作業を従来より容
易化できるスイベル装置を提供することを第1の課題と
する。
【0008】また、本発明は、前記第1の課題に加え、
クレーン等の支持機で常時吊り下げ支持する必要がな
く、また、かかる吊り下げ支持や作業員の付き添い操作
が無くても、杭の回転圧入に伴うスイベル装置の下降
や、杭の圧入し直しに伴うスイベル装置の一旦上昇等が
杭の下降、上昇により自動的に行われ、従って、支持機
を必要時以外は他所へ移して作業空間を広く確保した
り、他の作業に使用でき、また、基礎杭施工コストを低
減化できるスイベル装置を提供することを第2の課題と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
る本発明のスイベル装置は、スイベル装置の非回転本体
部に支持手段にて連結支持され、圧入しようとする基礎
杭の上端部の予め定めた部分に接触して該スイベル装置
を該杭に対し位置決めする接触部材を備えたことを特徴
とする。
【0010】かかるスイベル装置において、前記接触部
材は杭に摺動接触するだけのものでもよいが、抵抗を減
少させるために、コロガリ接触部材としてもよい。前記
接触部材としては、前記杭の内周面に接触する接触部材
を採用することが考えられるほか、これに代え、または
これと共に、前記杭の上端面に接触する接触部材を採用
することも考えられる。かかる杭上端面に接触する接触
部材を杭内周面に接触する部材に変えて、又はこれと共
に採用するときは、本発明の前記第2の課題も解決され
る。また、この場合、杭上端面に接触する接触部材を杭
半径方向の動きが規制されるように杭上端面に係合する
係合接触部材としてもよい。
【0011】前記接触部材として前記杭の内周面に接触
する接触部材を採用する場合において、この接触部材に
て前記第2の課題も解決しようとするときは、該部材の
一部を杭上端面に接触するように形成しておくことが考
えられる。前記いずれの場合でも、各種杭寸法に対応す
るため、前記接触部材の支持手段に、該接触部材の前記
非回転本体部から杭半径方向の距離を調節する手段を含
めてもよい。
【0012】また、杭上端面に接触する接触部材を採用
する場合、該接触部材の支持手段に、該接触部材の高さ
位置を調節する手段を含めてもよい。
【0013】
【作用】本発明スイベル装置によると、その非回転本体
部に支持手段にて連結支持された接触部材が基礎杭上端
部の予め定めた位置に接触する。かくして該本体部が、
従ってスイベル装置全体が杭の中心部に位置合わせさ
れ、杭は、杭内の送液手段、スイベル装置自体、スイベ
ル装置に外部から接続された送液ホース等の捩れや破損
の恐れのない安全な状態で回転駆動され、地中へ圧入さ
れ、掘進する。
【0014】接触部材として、基礎杭の上端面に接触す
る部材が採用されているときは、該接触部材が杭の上端
面に接触することで、スイベル装置をクレーン等で常時
吊り下げ支持しなくても、該装置は杭の上端部所定位置
に支持される。なお、スイベル装置の杭中心部に対する
位置合わせは、接触部材として杭の内周面に接触する部
材が採用されているときは、該接触部材を杭内周面に接
触させることで行うことができることは勿論のこと、接
触部材として杭上端面に接触する部材が採用されている
ときでも、該部材を該杭上端面に接触させておけば、ス
イベル装置の自重、スイベル装置に接続される外部送液
ホース等によるずれ止め作用があるので、位置合わせ可
能である。
【0015】接触部材の支持手段がスイベル装置の非回
転本体部から杭半径方向の距離を調節する手段を含んで
いるときは、それによって、杭の径、肉厚等の寸法に応
じ、前記位置合わせを実現する適切な位置に接触部材を
設定できる。接触部材の支持手段が、杭の上端面に接触
する接触部材の高さ位置を調節する手段を含んでいると
きは、それによってスイベル装置を杭上端部において適
切な高さ位置に設定できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面参照して説明す
る。図1は一実施例であるスイベル装置Sをこれから地
中へ圧入しようとする基礎杭1の上端部に設置した状態
の平面図、図2は同側面図、図3はスイベル装置の非回
転本体部及び回転部の断面図である。
【0017】このスイベル装置Sは、非回転本体部61
とこれに回転自在に、且つ、液密に連結された下部の回
転部62とを含んでいる。本体部61は、その頂部に装
置Sをクレーン等で吊り下げるための吊り下げ部610
を有し、また、水やセメントミルク、モルタル等硬化液
を送る送液ホース60を接続するためのの入り側ジョイ
ント部61aを有する。回転部62は下方出側ジョイン
ト部62aを有し、そこにはそれ自体既に知られたクイ
ックカップリング63がネジ連結されている。後述する
基礎杭1内の送液パイプ2の上端はこのカップリング6
3に単に挿入するだけで接続可能であり、レバー631
の操作で該カップリングから脱離可能である。
【0018】本体部61は円形固定板7に支持されてい
る。そして固定板7より下方に延設した4本の支柱71
の下端部に、センターリング72より径方向に張り出し
設けた4本の支持アーム73が連結固定されている。リ
ング72はカップリング63の下方にあり、送液パイプ
2をこの中に遊嵌、貫通させることができる。各支持ア
ーム73は、支柱71及びセンターリング72に固定さ
れた固定筒部731及び該筒部に出入自在の出入部73
2を有し、該出入部は所望量突出させ、固定筒部731
に螺合したネジ733を締めることで、筒部731に固
定できる。
【0019】各アーム73の出入部732の先端部には
杭1への接触部材であるサイドローラ81が回転自在に
水平に軸支されている。出入部732の突出量を調節す
ることにより各ローラ81をセンターリング72の中心
より等距離となるように配置して、これら4個のサイド
ローラ81の外接円を杭1の内径よりやや小さく設定で
きる。この状態で本装置Sを杭1の上端部(頭部)にセ
ットし、基礎杭施工することで、杭1の内周面12がサ
イドローラ81に接触し、サイドローラ81を回転させ
ながら杭1が回転でき、これによってスイベル装置Sが
杭内孔11の中心部に位置合わせされ、その位置に保持
される。
【0020】また、固定板7からは支持アーム74が径
方向に張り出し設けられ、支持アーム74の途中部分か
ら下方にブラケット75が延設されている。ブラケット
75は、縦方向の長孔751を有し、この長孔を貫通し
たボルト752が支持アーム74に螺合している。この
ブラケット75の下端に支持ローラ82が回転自在に取
り付けられている。従って、このボルト752を緩め、
長孔751に沿ってブラケット75を昇降させて締め直
すことで、ローラ82の高さを調節できる。ローラ82
の幅は、各種径寸法の杭1に対応できるように幅広く形
成されている。
【0021】支持ローラ82の杭径方向位置は、本装置
Sをセットする杭1の想定される半径に対応させて、支
持アーム74へのブラケット取付け位置を選択して設定
されている。従って、本装置Sを杭1の上端部(頭部)
にセットし基礎杭施工すると、ローラ82が杭の上端面
13に接触して回転し、本装置Sが杭の頭部に下動しな
いように保持される。また、スイベル装置Sの自重がロ
ーラ82に作用するので、ローラ82が杭径方向にスラ
イドしようとすると摩擦力が働き、また、装置Sに接続
されるホース60等の抵抗のため、ローラ82が杭径方
向にずれることが抑制されるので、この点でもスイベル
装置Sは杭孔11の中心部に位置決めされる。なお、支
持アーム74及びブラケット75を複数設け、複数の支
持ローラ82で保持してもよい。
【0022】また、ローラ82は本例では一個の幅広い
ローラからなっているが、杭の径寸法、肉厚等の変化に
円滑に対応してコロガリ接触できるように、図4の
(A)図に示すように、複数のローラR1、R2・・・
・R4や回転ベアリングを回転軸RSを揃えて、個々に
自由回動できるように重ね合わせて形成したものでもよ
い。また、例えば、図4の(B)図に示すように、ロー
ラ82の周面に杭上端縁に上方から係合する溝821を
設けたり、(C)図に示すように、杭上端面13と杭内
周面12の上端部或いは外周面14上端部に当接する段
部822を形成する等して、杭上端面に係合するローラ
としてもよい。この場合には、このローラ82の杭半径
方向位置設定によっても本装置Sを杭中心部に対し位置
合わせできる。
【0023】また、前記サイドローラ81を支持する支
持アーム73、支持ローラ82を支持するブラケット7
5は、それぞれ、油圧又は空気圧駆動のピストン・シリ
ンダ装置により伸縮できる構成のものとしたり、電動モ
ータ駆動の各種伸縮機構に構成してもよい。ブラケット
75を支持する支持アーム74についても同様に伸縮可
能な構成としてもよいし、ブラケット75をアーム74
上で位置調整可能に摺動できるようにしてもよい。
【0024】図5はピストン・シリンダ装置によるサイ
ドローラ81、支持ローラ82の位置決め機構の他の例
を示している。この機構では、各サイドローラ81はピ
ストン・シリンダ装置734のピストンロッド734a
に支持されており、該ロッドの突出により杭内面12に
弾力的にころがり接触できる。或いはロッド734aの
突出量を加減してサイドローラ81の位置を調節でき
る。装置734の本体はアーム73内に固定支持されて
いる。また、支持ローラ82はブラケット75に支持さ
れ、該ブラケット75は支持アーム74に杭径方向に摺
動可能に支持され、該アーム74に本体を固定したピス
トン・シリンダ装置753のピストンロッド753aに
連結されており、該ロッドの突出量を加減してローラ8
2の杭径方向の位置を調節できる。
【0025】9は固定板7に固定した排液管で、これに
は杭1内へその上端から2〜3m程度挿入される吸液ホ
ース91と、排液を外部へ導く排液ホース92が接続さ
れる。杭1の回転圧入時に、掘削の補助手段として、後
述する地盤掘削用ヘッド4の先端より射水し掘削土砂を
攪拌するが、攪拌された泥水が杭1の内孔11より頭部
に溢れ出るのを防止するため、地上部において排液ホー
ス92の端部に排液ポンプを接続し、この運転により吸
液ホース91にて排液を吸引し排出することができる。
前記ローラ82を支持する支持アーム74の端部には
断面半円形のホース受け76a、76bが設けられてお
り、ホース受け76aには送液ホース60が、ホース受
け76bには排液ホース92が支持される。
【0026】次に、前記スイベル装置Sを用い、2本の
コンクリート製既製杭により基礎杭を構築する例を説明
する。先ず、図6に示すように、予め準備した2本の既
製杭のうち最初に打設する杭1を適当な場所に横置き
し、該杭の内孔11に送液手段としての送液パイプ2を
3本通す。これらパイプは予め継手21によって1本に
連結しておく。パイプ2の長さは、任意であり、図示の
ものに限定されない。
【0027】継手21は、図7の(A)に示すように、
隣合うパイプ2のうち上側のパイプ2の下端に軸線を同
じくして形成した雌ネジ部211と、下側のパイプ2の
上端に軸線を同じくして形成した雄ネジ部212とから
なり、これら両ネジ部211、212を互いに螺合する
ことで両パイプが接続される。なお、雄ネジ部212に
はパイプ内孔2aに連通する通液孔212aが貫通して
いる。
【0028】また、雌ネジ部211にはピン孔211b
が、雄ネジ部212にはピン孔212bが設けてあり、
これらは両部が互いに螺合したとき相互に連通し、図示
しないピンを挿入することができ、それによってパイプ
2、2相互の脱離を防止できる。換言すると、後述する
パイプ2の回収にあたり、杭1中に残すべきパイプ2と
その上のパイプ2との継手にこの種の継手が用いられた
ときは、前記ピン孔へピンを挿入せず、上側のパイプ2
を逆回転させれば下側のパイプ2から分離できるように
しておく。この例では図6に示すように、杭上端から一
つ目の継手21aにはピンを挿入していない。すなわ
ち、この位置21aを予め定めた位置とする。なお、こ
のような継手21は、予め各パイプ2の上端に雄ネジ部
212を、下端に雌ネジ部211を形成しておくことに
より容易に得られる。
【0029】継手21に代え、図7の(B)に示す継手
22を採用することも考えられる。この継手22は、上
側のパイプ2の下端に形成したソケット部221と、下
側のパイプ2の上端に形成したプラグ部222とからな
り、ソケット部221の内面にはボールプランジャ22
1aのボール221bがバネに押されて一部突出してい
る。プラグ部222には該ボールが係合する溝222b
を設けてある。この継手22によると、プラグ部222
をソケット部221に挿入し、プランジャボール221
bを溝222bに係合させることで上側パイプ2と下側
パイプ2が相互に接続される。
【0030】また、ソケット部221にはピン孔221
cが、プラグ部222にもピン孔222cが設けてあ
り、これらピン孔は両部を嵌合することで連通し、そこ
に図示しないピンを挿入することができ、このピンの挿
入により両パイプは相互に抜け止めされる。換言する
と、後述するパイプ2の回収にあたり、杭1中に残すべ
きパイプ2とその上のパイプ2との接続をこの種の継手
22で行うときは、前記ピン孔へピンを挿入せず、上側
のパイプを強く引き上げることで下側のパイプから分離
できるようにする。なお、この継手22は、剛性のある
パイプ2に代えて、可撓性のあるホースのように地上か
らの操作で全体を回せないような管体を用いるとき、分
離するに都合がよい。
【0031】継手21、22におけるピンの挿入に替
え、溶接仮着という方法も考えられる。さらに、このよ
うな継手のほか、継手21のようなネジタイプの継手を
採用し、パイプ回収のために分離すべき継手と、それ以
外の継手とで、ネジ方向を逆にし、分離すべき継手以外
の継手については締めつける方向に回しつつ、分離すべ
き継手については分離方向に回せるようにしてもよい。
この場合、各継手において、前述のような脱離防止ピン
は省略できる。
【0032】なお、いずれの継手を採用する場合でも、
一番上のパイプ2の上端には、これをスイベル装置Sの
クイックカップリング63に着脱できるように、図3に
示すようなクイックカップリング連結部20を螺着して
おく。以上説明したように杭内孔11に通した3本のパ
イプ2のうち、一番下側のパイプ2の下端を地盤掘削用
ヘッドであるシュー4に接続する。
【0033】シュー4は、図8に示すように、中心に軸
管41を有し、その上端部にリング状固定板42を、周
囲に複数枚の掘削刃43を、下端部に先掘刃44を備え
たものである。軸管41は上端に雄ネジ部45を、下端
に液吐出口46を有する。ネジ部45には通液孔45a
が貫通している。この雄ネジ部45に、下側パイプ下端
の雌ネジ部2bを螺合させることで、下側パイプ2をシ
ュー4に接続する。なお、ネジ部45、2bには、前記
パイプ継手21におけるネジと逆ネジを刻設してある。
これは、あとで説明するパイプの回収において、継手2
1aより上側のパイプ2を回してそれより下のパイプ2
と分離させるとき、このシューとの接続部位ではネジが
締まる方向に力が作用するようにして、この部位でのパ
イプとシューの接続を維持するためである。なお、ピン
で係止してもよい。
【0034】かくして下側パイプ2をシュー4と接続し
たのち、シュー4の固定板42を杭下端の端板金具12
0に合わせて溶接し、固定する。なお、地盤掘削用ヘッ
ドは前記シュー4に限定されず、例えば、図9に示すオ
ーガヘッドタイプのものとすることもできる。図9のオ
ーガヘッド40は、図(A)に示すように、その中心に
軸管401を備え、その周囲に掘削刃402を、上端に
送液パイプ2に螺着される雄ねじ部403を、内部に液
吐出口404に通じる通液孔405をそれぞれ有する。
また、軸管401の上部には一対の回動可能爪406を
備え、これら爪は、図(B)に示すように、杭施工に先
立って放射状に開かれ、杭1の下端部に設けた係止部1
4、14に係止され、杭1が図(B)中、CW方向に回
転駆動されることで該杭回転に従動し、ヘッド40全体
が回転する。また、杭施工が終了すると、送液パイプ2
を地上で逆回転CCW方向させることで、図(C)に示
すように、爪406が杭下端の係止部14から離脱し、
パイプ2とともに地上へ回収できる。従って、このヘッ
ド40を採用するときは、パイプ2の継手にはピンを挿
入する等してそれが分解しないようににしておけばよ
い。
【0035】さて、以上の作業が終わると、この杭1を
図10に示すように、クレーン等で吊り下げて回転圧入
機5に建て込む。回転圧入機5は、予め図示しないクレ
ーン等により、基礎杭施工位置におけるレール兼定規R
上に載置され、該圧入機の下部台枠51における図示し
ない車輪を用いてレール兼定規R上を移動させることで
杭芯と位置合わせし、しかるのち、該レール兼定規Rに
固定して反力をとれるようにしておく。なお、レール兼
定規Rは圧入機5の設置に先立って施工地盤上に水平に
設置し、反力がとれるように地盤Lにアンカー固定して
おく。
【0036】回転圧入機5はそれ自体既に知られている
のもで、図10及び図11に示すように、前記台枠5
1、この台枠51に油圧シリンダ52にて昇降可能に設
けられた昇降枠53、昇降枠53中に設けた杭掴持用の
チャック部54、チャック部54を回転駆動する駆動装
置55を備えている。チャック部54はリング状にピン
連結されたリンク541、542、543を含み、リン
ク541と543を油圧シリンダ544にて開閉できる
ものである。駆動装置55はチャック部54を囲繞する
リングギア551と、これに噛み合うピニオン552
と、ピニオン駆動モータ553よりなる。
【0037】前述のようにパイプ2及びシュー4を付設
した最初の既製杭1をこの圧入機5のチャック部54内
に挿入し、これを締め付けることで圧入機に建て込む。
スイベル装置Sの本体部61のジョイント部61aに予
め送液ホース60を接続しておき、また、排液管9にも
予め吸液ホース91を接続しておくとともに該排液管9
には排液ホース92も接続しておく。
【0038】次いで、杭1の上端に臨むパイプ2にスイ
ベル装置Sを接続する。スイベル装置Sは、予めそのサ
イドローラ81及び支持ローラ82の位置を杭1の径に
合わせて調節しておく。スイベル装置Sは、その吊り下
げ部610をクレーンCLに連結して吊り下げ支持しつ
つそのサイドローラ81を杭1の内孔11に挿入し、杭
1の内周面12が該ローラに接触するようにするととも
に支持ローラ82を杭1の上端(頭部)面13に載置す
る。また、これと同時的に、杭1内の一番上の送液パイ
プ2をセンターリング72に貫通させ、該パイプ上端の
カップリング連結部20をクイックカップリング63に
接続する。
【0039】かくして、スイベル装置Sは杭内孔11の
中心部に適切な高さで位置合わせされ、スイベル装置中
心と杭1の中心及びパイプ2の中心が一直線上に配置さ
れ、杭1及びパイプ2が回転しても、パイプ2、装置S
自体、送液ホース60や排液ホース92が捻じれたり、
破損したりする恐れがない状態となる。スイベル装置設
置後は、支持ローラ82が杭上端面13に乗って装置全
体を支持するので、クレーンCLを装置Sから外す。こ
のクレーンは別の用途に使用できる。また、スイベル装
置Sの上部に余裕空間ができ、作業性、安全性が向上す
る。
【0040】かかる状態で、圧入機5においてチャック
部54で杭1を掴み、回転させつつ昇降枠53を下降さ
せることにより、杭1を回転させつつ地中へ圧入掘進さ
せる。昇降枠53がその下限まで下降しても未だ杭1を
圧入すべき状態のときは、一旦チャック部による掴持を
解き、昇降枠53を上昇させ、再び杭1を掴持し直して
回転圧入する。このようにシリンダ52のストローク分
ずつ圧入掘進させる。
【0041】このようにして杭1の上端をチャック部5
4にて掴持できる限界まで圧入すると、スイベル装置S
をクレーンCLで吊り下げ支持して一旦取り外し、パイ
プ2上端のクイックカップリング連結部20も一旦外
し、最初の杭1の上端に第2の杭1をクレーン等で搬
入、吊り下げする。そして、第2の杭1中に通した送液
パイプ2群の下端を第1の杭1中の送液パイプ2上端に
接続する。この接続及び第2の杭1中のパイプ2相互の
接続は前記継手21によって行う。但し、これら継手に
はピンを挿入して、パイプ相互の脱離を防止する。
【0042】次いで、第2の杭1の下端を先の杭1の上
端に合わせ、端板金具部分で溶接連結し、引き続き、第
2の杭1の上端部に再び、図12に示すように、第1の
杭の場合と同様にしてスイベル装置Sを設置するととも
に該第2の杭1におけるパイプ2中、一番上側のものの
上端にスイベル装置Sを接続する。そのあと、該第2の
杭1についても、第1の杭1と同様に回転させつつ圧入
掘進させる。
【0043】これら杭1の回転圧入掘進中、スイベル装
置S及びパイプ2を介してシュー4に送水し、シュー4
の軸管41の液吐出口46からジエット水を噴出させ、
圧入掘進を容易にする。このようにして各杭1が所定地
盤に到達すると、スイベル装置S及び送液パイプ2を介
して、シュー4の液吐出口46よりセメントミルク等の
硬化材を注入して吐出し、第1杭1の下端を根固めす
る。
【0044】かくして硬化材が硬化すると、第1及び第
2の杭1からなる先端が根固めされた基礎杭が形成され
る。このあと、スイベル装置S等を取り外し、第1の杭
1中のパイプ継手21aを分離させる方向に、該継手よ
り上方のパイプ群を地上で回し、この継手21aを分離
し、それより上のパイプを地上へ抜き出す。この抜き出
しに当たっては、隣合うパイプ相互を接続している継手
21が地上に現れるごとに、該継手におけるピンを抜き
取ることで該継手を分離し、個々のパイプに分解してい
く。このようにしてパイプを容易に回収できる。
【0045】送液パイプ回収後、必要に応じ、第2の杭
上端から、第2及び第1の杭1中へ生コンクリートのよ
うな補強充填材を投入充填し、次いで、回転圧入機等を
次の杭打設位置へ移動させ、基礎杭施工を完了する。そ
の後、補強充填材が硬化し、基礎杭の水平耐力を増大さ
せる。前記スイベル装置Sによると、その非回転本体部
61に連結支持されたサイドローラ81及び支持ローラ
82が基礎杭1の内周面12と上端面13にコロガリ接
触することで、スイベル装置全体が杭1の中心部に適当
高さで位置合わせされ、そのため、杭内の送液パイプ
2、スイベル装置S自体、スイベル装置Sに接続された
送液ホース60や排液ホース92の捻じれや破損の恐れ
のない安全な状態で杭1が回転駆動され、必要な掘削用
液等の供給を確実に受けて、円滑に地中へ圧入され、掘
進することができる。また、杭1に対してスイベル装置
Sの位置が容易に定まるので、杭1を継ぎ足し連接する
ときの杭内送液パイプ2の継ぎ足し連接作業を従来より
容易に行える。
【0046】また、スイベル装置設置後は、支持ローラ
82が杭上端面13に乗って装置S全体を支持するの
で、杭1の回転圧入に伴うスイベル装置Sの下降や、杭
1の圧入し直しに伴うスイベル装置Sの一旦上昇等が杭
1の下降、上昇により自動的に行われ、従って、スイベ
ル装置SをクレーンCLで常時吊り下げ支持したり、作
業員が付き添ったりしなくてもよく、クレーンCLを装
置Sから外すことができ、このクレーンCLは別の用途
に使用できるし、スイベル装置Sの上部に余裕空間がで
き、作業性、安全性も向上する。
【0047】なお、使用する既製杭は鋼管杭、鋼管コン
クリート杭等であってもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
既製基礎杭の下端部に地盤掘削用ヘッドを配置し、前記
杭内に通した送液手段を前記ヘッドに接続し、該送液手
段を介して前記ヘッドに基礎杭施工用の液を供給するよ
うにし、前記杭を回転させつつ地中へ圧入掘進させる基
礎杭の施工において前記基礎杭の上端部に配置され、前
記送液手段に接続される液供給用のスイベル装置であっ
て、杭内の送液手段、スイベル装置自体、スイベル装置
に外部から接続される液供給ホース等の捻じれや破損の
恐れなく安全に送液でき、また、杭内送液手段の継ぎ足
し連接作業を従来より容易に行えるスイベル装置を提供
できる。
【0049】スイベル装置に支持手段にて連結され、杭
上端部に接触する接触部材として、基礎杭の上端面に接
触する部材が採用されているときは、スイベル装置をク
レーン等で常時吊り下げ支持する必要が無く、従って必
要時以外は該クレーン等を他所へ移して作業空間を広く
したり、他の作業に使用でき、また、クレーン等による
支持や作業員の常時付き添いが無くても、杭の回転圧入
に伴うスイベル装置の下降や、杭の圧入し直しに伴うス
イベル装置の一旦上昇等が杭の下降、上昇により自動的
に行われ、従ってそれだけ基礎杭施工コストを低減化で
きる。
【0050】接触部材の支持手段がスイベル装置の非回
転本体部から杭半径方向の距離を調節する手段を含んで
いるときは、それによって、杭の径寸法や肉厚等に応
じ、前記位置合わせを実現する適切な位置に接触部材を
設定できる。接触部材の支持手段が、杭の上端面に接触
する接触部材の高さ位置を調節する手段を含んでいると
きは、それによってスイベル装置を杭上端部において適
切な高さ位置に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスイベル装置をこれか
ら地中へ圧入しようとする基礎杭の上端部に設置した状
態の平面図である。
【図2】図1と同様の状態を示す側面図である。
【図3】スイベル装置の非回転本体部及び回転部の断面
図である
【図4】図(A)、図(B)、図(C)はそれぞれ支持
ローラの他の例を示す図である。
【図5】サイドローラ及び支持ローラの位置決め機構の
他の例を示す図である。
【図6】最初に圧入すべき既製杭にシュー及び送液パイ
プを付設する様子を示す図である。
【図7】図(A)は送液パイプ継手の1例の説明図、図
(B)は送液パイプ継手の他の例の説明図である。
【図8】図(A)は最初に圧入する既製杭への地盤掘削
用シューの取りつけ及び該シューへの送液パイプの接続
状態を示す図であり、図(B)は該シューの平面図であ
る。
【図9】図(A)は図8のシューに代わるオーガーヘッ
ドと杭下端部の側面図、図(B)は杭に係合状態の該ヘ
ッドの下方から見た断面図、図(C)は杭から脱離状態
の該ヘッドの下方から見た断面図である。
【図10】第1の既製杭を回転圧入機に建て込み、杭上
端部にスイベル装置を設置した状態の側面図である。
【図11】回転圧入機の平面図である。
【図12】第2の既製杭を建て込み、該第2杭の上端部
にスイベル装置を設置した状態の側面図である。
【符号の説明】
1 既製杭 11 既製杭の内孔 12 既製杭の内周 13 既製杭の上端面 2 送液パイプ 21、21a、22 送液パイプの継手 4 地盤掘削用シュー 40 オーガーヘッド 5 回転圧入機 S スイベル装置 61 装置Sの非回転本体部 62 装置Sの回転部 63 クイックカップリング 7 固定板 71 支柱 72 センターリング 73 支持アーム 731 固定筒部 732 出入部 733 ネジ 734 ピストン・シリンダ装置 734a ピストンロッド 81 サイドローラ 74 支持アーム 75 ブラケット 751 長孔 752 ボルト 753 ピストン・シリンダ装置 753a ピストンロッド 82 支持ローラ L 地盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森中 宏和 大阪市北区天満2丁目1番33号 株式会社 松村組内 (72)発明者 須見 光二 大阪市中央区高麗橋2丁目1番10号 株式 会社ジオトップ内 (72)発明者 樋口 雅博 大阪市中央区高麗橋2丁目1番10号 株式 会社ジオトップ内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既製基礎杭の下端部に地盤掘削用ヘッド
    を配置し、前記杭内に通した送液手段を前記ヘッドに接
    続し、該送液手段を介して前記ヘッドに基礎杭施工用の
    液を供給するようにし、前記杭を回転させつつ地中へ圧
    入掘進させる基礎杭の施工において前記基礎杭の上端部
    に配置され、前記送液手段に接続される液供給用のスイ
    ベル装置であって、該スイベル装置の非回転本体部に支
    持手段にて連結支持され、前記杭の上端部の予め定めた
    部分に接触して該スイベル装置を前記杭に対し位置決め
    する接触部材を備えたことを特徴とする基礎杭の施工に
    用いるスイベル装置。
  2. 【請求項2】 前記接触部材がコロガリ接触部材である
    請求項1記載のスイベル装置。
  3. 【請求項3】 前記接触部材として、前記杭の内周面に
    接触する接触部材が採用されている請求項1又は2記載
    のスイベル装置。
  4. 【請求項4】 前記接触部材として、前記杭の上端面に
    接触する接触部材が採用されている請求項1、2又は3
    記載のスイベル装置。
  5. 【請求項5】 前記杭の上端面に接触する接触部材が前
    記杭の上端面に杭半径方向の動きが規制されるように係
    合接触する接触部材である請求項4記載のスイベル装
    置。
  6. 【請求項6】 前記接触部材の支持手段が、前記杭の上
    端面に接触する接触部材の高さ位置を調節する手段を含
    んでいる請求項4又は5記載のスイベル装置。
  7. 【請求項7】 前記接触部材の支持手段が、該接触部材
    の前記非回転本体部から杭半径方向の距離を調節する手
    段を含んでいる請求項1から6のいずれかに記載のスイ
    ベル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010281145A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd 立坑内壁調査用計測器の固定装置
CN114136774A (zh) * 2021-11-17 2022-03-04 吉林建筑大学 一种装配式半面桩试验压实-加载一体化模型箱

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