JPH0665878B2 - スクロ−ル型圧縮機 - Google Patents
スクロ−ル型圧縮機Info
- Publication number
- JPH0665878B2 JPH0665878B2 JP60299452A JP29945285A JPH0665878B2 JP H0665878 B2 JPH0665878 B2 JP H0665878B2 JP 60299452 A JP60299452 A JP 60299452A JP 29945285 A JP29945285 A JP 29945285A JP H0665878 B2 JPH0665878 B2 JP H0665878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll member
- spiral
- pressure
- refrigerant gas
- discharge passage
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0246—Details concerning the involute wraps or their base, e.g. geometry
- F04C18/0253—Details concerning the base
- F04C18/0261—Details of the ports, e.g. location, number, geometry
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2250/00—Geometry
- F04C2250/10—Geometry of the inlet or outlet
- F04C2250/102—Geometry of the inlet or outlet of the outlet
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05B—INDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
- F05B2250/00—Geometry
- F05B2250/50—Inlet or outlet
- F05B2250/502—Outlet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は固定スクロールのうず巻部と可動スクロール部
材のうず巻部とを少なくとも２箇所で部分接触するよう
偏心してかみ合わせ、両うず巻部間に形成される密閉状
の圧縮室が中心に向って移動しながらその容積を減縮す
るよう前記可動スクロール部材を公転可能に設けるとと
もに、前記固定スクロール部材の基板には圧縮流体を外
部へ吐出する吐出通路を貫設したスクロール型圧縮機に
関するものである。
材のうず巻部とを少なくとも２箇所で部分接触するよう
偏心してかみ合わせ、両うず巻部間に形成される密閉状
の圧縮室が中心に向って移動しながらその容積を減縮す
るよう前記可動スクロール部材を公転可能に設けるとと
もに、前記固定スクロール部材の基板には圧縮流体を外
部へ吐出する吐出通路を貫設したスクロール型圧縮機に
関するものである。
（従来の技術及び発明が解決しようとする問題点） 一般に、このタイプのスクロール型圧縮機は単気筒であ
るため、他の多気筒型と比べて吐出脈動が大きいという
欠点がある。そのため、実際に自動車等に装着した場合
には、配管振動、騒音等で問題になることがあった。
るため、他の多気筒型と比べて吐出脈動が大きいという
欠点がある。そのため、実際に自動車等に装着した場合
には、配管振動、騒音等で問題になることがあった。
本発明は、スクロール型圧縮機の吐出脈動の変動幅を減
少させることを目的とするものである 発明の構成 （問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するため、上記スクロール型
圧縮機において、可動スクロール部材のうず巻部の内周
面と固定スクロール部材のうず巻部の外周面の間に形成
される第１圧縮室に閉じ込まれる冷媒ガスの圧力が、可
動スクロール部材のうず巻部の外周面と固定スクロール
部材のうず巻部の内周面の間に形成される第２圧縮室に
閉じ込まれる冷媒ガスの圧力より大きくなるよう圧力差
発生手段を設けるとともに、固定スクロール部材の基板
に対し、そのうず巻部の中心部より内側の位置に主吐出
通路を貫設し、同じくうず巻部の中心部より外側でかつ
可動スクロール部材のうず巻部の端面により開閉可能な
位置に補助吐出通路を貫設するという手段を採用したも
のである。
少させることを目的とするものである 発明の構成 （問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するため、上記スクロール型
圧縮機において、可動スクロール部材のうず巻部の内周
面と固定スクロール部材のうず巻部の外周面の間に形成
される第１圧縮室に閉じ込まれる冷媒ガスの圧力が、可
動スクロール部材のうず巻部の外周面と固定スクロール
部材のうず巻部の内周面の間に形成される第２圧縮室に
閉じ込まれる冷媒ガスの圧力より大きくなるよう圧力差
発生手段を設けるとともに、固定スクロール部材の基板
に対し、そのうず巻部の中心部より内側の位置に主吐出
通路を貫設し、同じくうず巻部の中心部より外側でかつ
可動スクロール部材のうず巻部の端面により開閉可能な
位置に補助吐出通路を貫設するという手段を採用したも
のである。
（作用） 可動スクロール部材の公転が開始してその回転角が進む
と、第１及び第２の圧縮室に冷媒ガスが閉じ込まれる。
と、第１及び第２の圧縮室に冷媒ガスが閉じ込まれる。
また、圧力差発生手段により、第１圧縮室に閉じ込まれ
た冷媒ガスの圧力は、第２圧縮室に閉じ込まれた冷媒ガ
スの圧力より大きくなる。
た冷媒ガスの圧力は、第２圧縮室に閉じ込まれた冷媒ガ
スの圧力より大きくなる。
そして、可動スクロール部材の回転角が進むにつれて、
両圧縮室は容積を減少させながら中央に移動していく。
両圧縮室は容積を減少させながら中央に移動していく。
第１圧縮室が補助吐出通路の位置まで移動したときに
は、該第１圧縮室内の冷媒ガスの一部が補助吐出通路か
ら排出される。このとき、先行する合流圧縮室では冷媒
ガスの吐出がほぼ終了し、該冷媒ガスの圧力は吐出室の
圧力より低くなるため、主吐出通路はほぼ閉じている。
は、該第１圧縮室内の冷媒ガスの一部が補助吐出通路か
ら排出される。このとき、先行する合流圧縮室では冷媒
ガスの吐出がほぼ終了し、該冷媒ガスの圧力は吐出室の
圧力より低くなるため、主吐出通路はほぼ閉じている。
さらに回転角が進むと、両圧縮室は合流して合流圧縮室
となり、該合流圧縮室の容積が減少してその中の冷媒ガ
スの圧力が高くなるため、今度は主吐出通路が開いて排
出が行われる。このとき、可動スクロール部材のうず巻
部の端面によって補助吐出通路がほぼ塞がれるため、該
補助吐出通路は閉じることになる。
となり、該合流圧縮室の容積が減少してその中の冷媒ガ
スの圧力が高くなるため、今度は主吐出通路が開いて排
出が行われる。このとき、可動スクロール部材のうず巻
部の端面によって補助吐出通路がほぼ塞がれるため、該
補助吐出通路は閉じることになる。
以上の動作が交互に繰返し行われ、主吐出通路からの排
出がないときに補助吐出通路からの吐出が起こる。従っ
て、吐出圧力の最高値が低くなる一方、同じく最低値が
高くなるため、、吐出脈動全体の変動幅が小さくなる。
出がないときに補助吐出通路からの吐出が起こる。従っ
て、吐出圧力の最高値が低くなる一方、同じく最低値が
高くなるため、、吐出脈動全体の変動幅が小さくなる。
（実施例） 以下、本発明を具体化した第一実施例を第１〜６図に従
って説明する。
って説明する。
センタハウジング１の左端部にはフロントハウジンング
２が図示しない複数本の締付ボルトにより固定され、セ
ンタハウジング１の右端部にはリヤハウジング1aが一体
的に設けられている。
２が図示しない複数本の締付ボルトにより固定され、セ
ンタハウジング１の右端部にはリヤハウジング1aが一体
的に設けられている。
フロントハウジング２の中央部には円筒状のボス部４が
一体的に形成され、その中心孔4aには左右一対のラジア
ルボールベアリング５により回転軸６が支承され、外端
部において駆動源に接続される。また、回転軸６とボス
部４の間にはシャフトシール機構７が介装されており、
このシール機構７を収納するシール室Ｒの上部と連通す
るように前記ボス部４の基端上部には冷媒ガスの導入孔
4bが設けられている。
一体的に形成され、その中心孔4aには左右一対のラジア
ルボールベアリング５により回転軸６が支承され、外端
部において駆動源に接続される。また、回転軸６とボス
部４の間にはシャフトシール機構７が介装されており、
このシール機構７を収納するシール室Ｒの上部と連通す
るように前記ボス部４の基端上部には冷媒ガスの導入孔
4bが設けられている。
前記回転軸６の内端部には偏心軸８が連結されており、
この偏心軸８上には可動スクロール部材９を構成する円
形状をなす基板9aの背面中心部に一体的に形成したボス
部9bがラジアルニードルベアリング10又はプレーンベア
リングを介して相対回転可能に支承されている。前記可
動スクロール部材９の前面には第２図に示すようにうず
巻部9cが一体的に形成されている。
この偏心軸８上には可動スクロール部材９を構成する円
形状をなす基板9aの背面中心部に一体的に形成したボス
部9bがラジアルニードルベアリング10又はプレーンベア
リングを介して相対回転可能に支承されている。前記可
動スクロール部材９の前面には第２図に示すようにうず
巻部9cが一体的に形成されている。
一方、センタハウジング１とフロントハウジング２の接
合部に形成された環状の係止段部には可動スクロール部
材９の自転防止を行なう固定リング11の外周縁がキー12
によって回動不能に係合されている。この固定リング11
を境としてフロントハウジング２側には吸入室Ａが形成
され、センタハウジング１側には作動室Ｂが形成されて
おり、吸入室Ａにはフロントハウジング２の外周上部に
貫設した吸入孔2aにより外部回路から冷媒ガスが導入さ
れる。さらに、固定リング11の外周寄りには吸入通路11
aが複数箇所に設けられ、吸入室Ａから作動室Ｂへ冷媒
ガスが導入される。
合部に形成された環状の係止段部には可動スクロール部
材９の自転防止を行なう固定リング11の外周縁がキー12
によって回動不能に係合されている。この固定リング11
を境としてフロントハウジング２側には吸入室Ａが形成
され、センタハウジング１側には作動室Ｂが形成されて
おり、吸入室Ａにはフロントハウジング２の外周上部に
貫設した吸入孔2aにより外部回路から冷媒ガスが導入さ
れる。さらに、固定リング11の外周寄りには吸入通路11
aが複数箇所に設けられ、吸入室Ａから作動室Ｂへ冷媒
ガスが導入される。
前記可動スクロール部材９の基板9a背面と前記固定リン
グ11の前面との間には、可動スクロール部材の自転を防
止するための自転防止機構13が設けられている。
グ11の前面との間には、可動スクロール部材の自転を防
止するための自転防止機構13が設けられている。
前記回転軸６の内端部には、可動スクロール部材９の公
転運動を円滑に行なうためのバランスウエイト14が固着
されている。
転運動を円滑に行なうためのバランスウエイト14が固着
されている。
前記センタハウジング１とリヤハウジング1aにより形成
された係止段部には、固定スクロール部材15を構成する
厚肉円板状の基板15aの外周縁が回動不能に、かつ半径
方向へ移動不能に接合されている。第１図等に示すよう
に、この基板15aの前面にはうず巻部15bが前記可動スク
ロール部材９のうず巻部9cと常時２箇所以上で局部的に
接触するように一体的に固着されている。そして、両う
ず巻部9c,15bの間にはそれらの接触部（以下シール部Ｓ
という）によって密閉状の第１及び第２の圧縮室C1,C2
が形成されるが、その詳細については後述する。
された係止段部には、固定スクロール部材15を構成する
厚肉円板状の基板15aの外周縁が回動不能に、かつ半径
方向へ移動不能に接合されている。第１図等に示すよう
に、この基板15aの前面にはうず巻部15bが前記可動スク
ロール部材９のうず巻部9cと常時２箇所以上で局部的に
接触するように一体的に固着されている。そして、両う
ず巻部9c,15bの間にはそれらの接触部（以下シール部Ｓ
という）によって密閉状の第１及び第２の圧縮室C1,C2
が形成されるが、その詳細については後述する。
また、前記基板15aのほぼ中心部には該基板15aとリヤハ
ウジング1aとにより形成された吐出室Ｄへ圧縮された冷
媒ガスを吐出し得る主吐出通路15c及び補助吐出通路15d
が透設されているが、その詳細は後述する。この吐出通
路15c,15dは各々吐出室Ｄ内においてリテーナ16によっ
て位置規制される吐出弁17により閉鎖されている。前記
吐出室Ｄの底部には吐出口1bが透設されている。
ウジング1aとにより形成された吐出室Ｄへ圧縮された冷
媒ガスを吐出し得る主吐出通路15c及び補助吐出通路15d
が透設されているが、その詳細は後述する。この吐出通
路15c,15dは各々吐出室Ｄ内においてリテーナ16によっ
て位置規制される吐出弁17により閉鎖されている。前記
吐出室Ｄの底部には吐出口1bが透設されている。
従って、前記偏心軸８により可動スクロール部材９のう
ず巻部9cが固定スクロール部材15のうず巻部15bに局部
的に接触しながら第１図時計回り方向に公転されると、
両うず巻部9c,15bのシール部Ｓ間に形成された第１及び
第２の圧縮室C1,C2がうず巻部15bの内周面上を中心へ向
かって移動する。このため、前記圧縮室C1,C2が取込ん
だ冷媒ガスは圧縮されながら中心部へ移動され、吐出通
路15c,15dから吐出室Ｄへ吐出されて吐出口1bから外部
回路へ圧送される。
ず巻部9cが固定スクロール部材15のうず巻部15bに局部
的に接触しながら第１図時計回り方向に公転されると、
両うず巻部9c,15bのシール部Ｓ間に形成された第１及び
第２の圧縮室C1,C2がうず巻部15bの内周面上を中心へ向
かって移動する。このため、前記圧縮室C1,C2が取込ん
だ冷媒ガスは圧縮されながら中心部へ移動され、吐出通
路15c,15dから吐出室Ｄへ吐出されて吐出口1bから外部
回路へ圧送される。
次に、本発明の要部について説明する。
前記固定スクロール部材15のうず巻部15bはその内端か
ら外端までの巻角が約５π（巻回数にして約2.5回）に
設定されている。一方、可動スクロール部材９のうず巻
部9cは前記固定スクロール部材15のうず巻部15bの単位
巻角あたりの拡径率と同じに形成されてはいるが、その
巻角は約６π（巻回数にして約３回）に設定され、前記
固定スクロール部材15のうず巻部15bの巻角より約πだ
け大きく設けられている。
ら外端までの巻角が約５π（巻回数にして約2.5回）に
設定されている。一方、可動スクロール部材９のうず巻
部9cは前記固定スクロール部材15のうず巻部15bの単位
巻角あたりの拡径率と同じに形成されてはいるが、その
巻角は約６π（巻回数にして約３回）に設定され、前記
固定スクロール部材15のうず巻部15bの巻角より約πだ
け大きく設けられている。
本第一実施例で、上記のように可動スクロール部材のう
ず巻部の巻角が固定スクロール部材のうず巻部の巻角よ
り大きく設けられることによって、第１圧縮室C1の圧力
を第２圧縮室C2の圧力より大きくするための圧力差発生
手段が構成されている。
ず巻部の巻角が固定スクロール部材のうず巻部の巻角よ
り大きく設けられることによって、第１圧縮室C1の圧力
を第２圧縮室C2の圧力より大きくするための圧力差発生
手段が構成されている。
また、固定スクロール部材15の基板15aの中心部であっ
て、同部材15のうず巻部15bの中心部より内側の位置に
はほぼ丸穴の主吐出通路15cが貫設されている。
て、同部材15のうず巻部15bの中心部より内側の位置に
はほぼ丸穴の主吐出通路15cが貫設されている。
また、同じく固定スクロール部材15の基板15aの中心部
であって、同部材15のうず巻部15bの中心部より外側の
位置には補助吐出通路15dが貫設されている。本実施例
において、該補助吐出通路15dは冷媒ガスの一部を吐出
させて吐出脈動の変動幅を低減させるための吐出通路で
あり、可動スクロール部材９のうず巻部9cの端面により
開閉可能に塞がれるよう該うず巻部9cの壁厚より幅の小
さい長穴に形成されている。
であって、同部材15のうず巻部15bの中心部より外側の
位置には補助吐出通路15dが貫設されている。本実施例
において、該補助吐出通路15dは冷媒ガスの一部を吐出
させて吐出脈動の変動幅を低減させるための吐出通路で
あり、可動スクロール部材９のうず巻部9cの端面により
開閉可能に塞がれるよう該うず巻部9cの壁厚より幅の小
さい長穴に形成されている。
次に、前記のように構成されたスクロール型圧縮機につ
いてその作用を説明する。
いてその作用を説明する。
可動スクロール部材９が公転を開始すると、第１図に示
すように可動スクロール部材９のうず巻部9cの内周面と
固定スクロール部材15のうず巻部15bの外周面と２つの
シール部Ｓとで形成される第１圧縮室C1（第１図には２
つの第１圧縮室C1が現れているが、ここではそのうち外
側のものをさす）により、冷媒ガスの閉じ込みが起こ
る。このときの可動スクロール部材９の公転の回転角を
０とする。
すように可動スクロール部材９のうず巻部9cの内周面と
固定スクロール部材15のうず巻部15bの外周面と２つの
シール部Ｓとで形成される第１圧縮室C1（第１図には２
つの第１圧縮室C1が現れているが、ここではそのうち外
側のものをさす）により、冷媒ガスの閉じ込みが起こ
る。このときの可動スクロール部材９の公転の回転角を
０とする。
続いて、第３図に示すように両うず巻部9c,15b間の巻角
の差（約π）の分だけ可動スクロール部材９の回転角が
遅れてから、可動スクロール部材９のうず巻部9cの外周
面と固定スクロール部材15のうず巻部15bの内周面と２
つのシール部Ｓとで形成される第２圧縮室C2（第３図に
は２つの第２圧縮室C2が現れているが、ここではそのう
ち外側のものをさす）により、冷媒ガスの閉じ込みが起
こる。
の差（約π）の分だけ可動スクロール部材９の回転角が
遅れてから、可動スクロール部材９のうず巻部9cの外周
面と固定スクロール部材15のうず巻部15bの内周面と２
つのシール部Ｓとで形成される第２圧縮室C2（第３図に
は２つの第２圧縮室C2が現れているが、ここではそのう
ち外側のものをさす）により、冷媒ガスの閉じ込みが起
こる。
なお、両圧縮室C1,C2内の冷媒ガスの閉じ込み初期圧力
は互いに等しいが、閉じ込み初期容積は前記巻角の差に
基因して第１圧縮室C1の方が大きく形成される。
は互いに等しいが、閉じ込み初期容積は前記巻角の差に
基因して第１圧縮室C1の方が大きく形成される。
第3,4図に示すように可動スクロール部材９の回転角が
進むにつれて、前記両圧縮室C1,C2は容積を減少させな
がら中央に移動していく。
進むにつれて、前記両圧縮室C1,C2は容積を減少させな
がら中央に移動していく。
このときの可動スクロール部材９の回転角と両圧縮室
C1,C2の容積Vc1,Vc2との関係を第５図に示す。回転角が
０を起点として進むにつれ、第１圧縮室C1の容積Vc1は
前記初期容積からほぼ直線的に減少する。そして、回転
角が約πのときに、そのときの第１圧縮室C1の容積Vc1
と等しい閉じ込み初期容積の第２圧縮室C2が初めて生
じ、該第２圧縮室C2の容積Vc2は第１圧縮室C1の容積Vc1
と同様に減少していく。
C1,C2の容積Vc1,Vc2との関係を第５図に示す。回転角が
０を起点として進むにつれ、第１圧縮室C1の容積Vc1は
前記初期容積からほぼ直線的に減少する。そして、回転
角が約πのときに、そのときの第１圧縮室C1の容積Vc1
と等しい閉じ込み初期容積の第２圧縮室C2が初めて生
じ、該第２圧縮室C2の容積Vc2は第１圧縮室C1の容積Vc1
と同様に減少していく。
従って、両圧縮室C1,C2内では冷媒ガスのポリトロープ
圧縮が行われ、該冷媒ガスの圧力が増加していく。この
ときの可動スクロール部材９の回転角と両圧縮室C1,C2
内の冷媒ガスの圧力Pc1,Pc2との関係を前記第５図に併
記するが、両各圧縮室C1,C2内の冷媒ガスの圧力はとも
にポリトロープ変化に従って曲線的に増加していく。
圧縮が行われ、該冷媒ガスの圧力が増加していく。この
ときの可動スクロール部材９の回転角と両圧縮室C1,C2
内の冷媒ガスの圧力Pc1,Pc2との関係を前記第５図に併
記するが、両各圧縮室C1,C2内の冷媒ガスの圧力はとも
にポリトロープ変化に従って曲線的に増加していく。
いま、両圧縮室C1,C2内の冷媒ガスのそれぞれの初期圧
力は互いに等しいが、第２圧縮室C2内の冷媒ガスの初期
圧力は回転角がπのときに始めて生ずるため、常に第１
圧縮室C1内の冷媒ガスの圧力Pc1の方が第２圧縮室C2内
の圧力Pc2より大きいという関係が成立する。
力は互いに等しいが、第２圧縮室C2内の冷媒ガスの初期
圧力は回転角がπのときに始めて生ずるため、常に第１
圧縮室C1内の冷媒ガスの圧力Pc1の方が第２圧縮室C2内
の圧力Pc2より大きいという関係が成立する。
ここで、第１圧縮室C1が補助吐出通路15dと連通してか
ら両圧縮室C1,C2が合流する直前までの一定領域内にお
いては、第５図に示すように第１圧縮室C1内の冷媒ガス
の圧力Pc1が吐出室Ｄ内の圧力Pd1よりも高くなるよう設
定されている。なお、吐出室Ｄ内の圧力Pd1は同図に一
点鎖線で示す高さまでの設定範囲内で変更することがで
き、その場合は吐出タイミングも変わる。
ら両圧縮室C1,C2が合流する直前までの一定領域内にお
いては、第５図に示すように第１圧縮室C1内の冷媒ガス
の圧力Pc1が吐出室Ｄ内の圧力Pd1よりも高くなるよう設
定されている。なお、吐出室Ｄ内の圧力Pd1は同図に一
点鎖線で示す高さまでの設定範囲内で変更することがで
き、その場合は吐出タイミングも変わる。
従って、可動スクロール部材９の回転角が３πを越え、
第４図に示すように第１圧縮室C1（第４図には２つの第
１圧縮室C1が現れているが、ここではそのうち内側まで
進んだものをさす）が補助吐出通路15dの位置まで移動
したときには、第１圧縮室C1内の冷媒ガスの一部が補助
吐出通路15dから吐出室Ｄへ排出される。なお、このと
き、先行する合流圧縮室C3では冷媒ガスの吐出がほぼ終
了し、該冷媒ガスの圧力Pc3は吐出室Ｄの圧力Pd1より低
くなるため、主吐出通路15dはほぼ閉じている。
第４図に示すように第１圧縮室C1（第４図には２つの第
１圧縮室C1が現れているが、ここではそのうち内側まで
進んだものをさす）が補助吐出通路15dの位置まで移動
したときには、第１圧縮室C1内の冷媒ガスの一部が補助
吐出通路15dから吐出室Ｄへ排出される。なお、このと
き、先行する合流圧縮室C3では冷媒ガスの吐出がほぼ終
了し、該冷媒ガスの圧力Pc3は吐出室Ｄの圧力Pd1より低
くなるため、主吐出通路15dはほぼ閉じている。
第５図において、合流直前に圧縮室C1内の冷媒ガスの圧
力Pc1が増加を止めてわずかに低下しているのは、前記
補助吐出通路15dから冷媒ガスの排出が起こったときの
過渡現象を示している。このときの吐出圧力Pdの時間的
変化（吐出脈動）を第６図に実線で示すが、最初の小さ
い山がこの補助吐出通路15dからの吐出による圧力変動
を示している。
力Pc1が増加を止めてわずかに低下しているのは、前記
補助吐出通路15dから冷媒ガスの排出が起こったときの
過渡現象を示している。このときの吐出圧力Pdの時間的
変化（吐出脈動）を第６図に実線で示すが、最初の小さ
い山がこの補助吐出通路15dからの吐出による圧力変動
を示している。
回転角が約3.4πまで進むと、第１図の中心部に示すよ
うに両圧縮室C1,C2は合流して合流圧縮室C3となる。
うに両圧縮室C1,C2は合流して合流圧縮室C3となる。
さらに回転角が進むにつれ、合流圧縮室C3の容積が減少
してその中の冷媒ガスの圧力Pc3が高くなるため、今度
は主吐出通路15cが開いて排出が行われる。合流圧縮室C
3の容積は第４図に示すように最後にはほぼ零に近づく
ため、その中のほぼ全部の冷媒ガスが排出されることに
なる。なお、このとき可動スクロール部材９のうず巻部
9cの端面によって補助吐出通路15dがほぼ塞がれるた
め、該補助吐出通路15dは閉じることになる。
してその中の冷媒ガスの圧力Pc3が高くなるため、今度
は主吐出通路15cが開いて排出が行われる。合流圧縮室C
3の容積は第４図に示すように最後にはほぼ零に近づく
ため、その中のほぼ全部の冷媒ガスが排出されることに
なる。なお、このとき可動スクロール部材９のうず巻部
9cの端面によって補助吐出通路15dがほぼ塞がれるた
め、該補助吐出通路15dは閉じることになる。
第５図において、合流直後に合流圧縮室C3内にあった冷
媒ガスの圧力Pc3が増加を止めて山なりに低下している
のは、前記主吐出通路15cからの排出が起こったときの
過渡現象を示している。また、この排出による吐出圧力
Pdは第６図において大きな山として現れている。
媒ガスの圧力Pc3が増加を止めて山なりに低下している
のは、前記主吐出通路15cからの排出が起こったときの
過渡現象を示している。また、この排出による吐出圧力
Pdは第６図において大きな山として現れている。
以上の動作が交互に繰返し行われるため、従来と比べて
吐出脈動の変動幅が小さくなる。
吐出脈動の変動幅が小さくなる。
すなわち、従来は前記主吐出通路15cからのみ排出させ
ていたたため、その排出時の吐出圧力Pdは第６図に点線
で示すように圧力Pd4まで高まる一方、その排出がない
ときの吐出圧力Pdは吐出室Ｄ内の圧力Pd1まで低下して
いたから、吐出脈動全体の変動幅が大きくなっていた。
ていたたため、その排出時の吐出圧力Pdは第６図に点線
で示すように圧力Pd4まで高まる一方、その排出がない
ときの吐出圧力Pdは吐出室Ｄ内の圧力Pd1まで低下して
いたから、吐出脈動全体の変動幅が大きくなっていた。
しかし、本実施例によれば主吐出通路15cからの排出が
ほとんどないときに補助吐出通路15dからの吐出が起こ
るため、吐出圧力Pdの最高値は第６図に実線で示すよう
に前記Pd4からPd3まで低下する一方、同じく最低値は前
記Pd1からPd2まで高くなる。従って、吐出脈動全体の変
動幅が小さくなるのである。
ほとんどないときに補助吐出通路15dからの吐出が起こ
るため、吐出圧力Pdの最高値は第６図に実線で示すよう
に前記Pd4からPd3まで低下する一方、同じく最低値は前
記Pd1からPd2まで高くなる。従って、吐出脈動全体の変
動幅が小さくなるのである。
従って、スクロール型圧縮機を実際に自動車等に装着し
た場合に生ずる配管振動、騒音等を低減することができ
る。
た場合に生ずる配管振動、騒音等を低減することができ
る。
次に、本発明の第二実施例について第7,8図に従って説
明すると、本実施例は可能スクロール部材９のうず巻部
9cの巻角と固定スクロール部材15のうず巻部15cの巻角
とをほぼ同一に設定するとともに、可動スクロール部材
９の基板9aに対しうず巻部9cの外端から２πの間に圧力
差発生手段としてのバイパスポート18を貫設し、該バイ
パスポート18を前記偏心軸８へ連通した点においてのみ
前記第一実施例と相違している。
明すると、本実施例は可能スクロール部材９のうず巻部
9cの巻角と固定スクロール部材15のうず巻部15cの巻角
とをほぼ同一に設定するとともに、可動スクロール部材
９の基板9aに対しうず巻部9cの外端から２πの間に圧力
差発生手段としてのバイパスポート18を貫設し、該バイ
パスポート18を前記偏心軸８へ連通した点においてのみ
前記第一実施例と相違している。
本第二実施例においては、両圧縮室C1,C2でほぼ同期し
て閉じ込みが開始されるとともに、可動スクロール部材
９の回転角が進むにつれて、両圧縮室C1,C2の容積はほ
ぼ同様に減少する。しかし、可動スクロール部材９の回
転角がうず巻部9cの外周からバイパスポート18までの回
転角相当分だけ進むまでの間は、第２圧縮室C2内で圧縮
された冷媒ガスの一部は前記バイパスポート18から偏心
軸８へ漏れることになる。
て閉じ込みが開始されるとともに、可動スクロール部材
９の回転角が進むにつれて、両圧縮室C1,C2の容積はほ
ぼ同様に減少する。しかし、可動スクロール部材９の回
転角がうず巻部9cの外周からバイパスポート18までの回
転角相当分だけ進むまでの間は、第２圧縮室C2内で圧縮
された冷媒ガスの一部は前記バイパスポート18から偏心
軸８へ漏れることになる。
従って、前記第一実施例と同様、常に第１圧縮室C1内の
冷媒ガスの圧力の方が第２圧縮室C2内のそれより大きい
という関係が成立するから、第一実施例と同様の効果を
奏する。
冷媒ガスの圧力の方が第２圧縮室C2内のそれより大きい
という関係が成立するから、第一実施例と同様の効果を
奏する。
また、バイパスポート18から漏れた冷媒ガスは、偏心軸
８、ボス部9b及びそれらの間のラジアルニードルベアリ
ング10を冷却したり潤滑したりする作用効果も奏する。
８、ボス部9b及びそれらの間のラジアルニードルベアリ
ング10を冷却したり潤滑したりする作用効果も奏する。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
（１）第一実施例において、可動スクロール部材９のう
ず巻部9cの巻角と固定スクロール部材15のうず巻部15b
の巻角との差はπに限定されるものではなく、前者が後
者より大きい限り任意に変更することができる。
ず巻部9cの巻角と固定スクロール部材15のうず巻部15b
の巻角との差はπに限定されるものではなく、前者が後
者より大きい限り任意に変更することができる。
（２）補助吐出通路15dの寸法形状も、可動スクロール
部材９のうず巻部9cより外側にはみ出さない限り、任意
に変更することができる。
部材９のうず巻部9cより外側にはみ出さない限り、任意
に変更することができる。
発明の効果 以上詳述したように、本発明のスクロール型圧縮機は吐
出脈動全体の変動幅を減少させることができ、実際に自
動車等に装着した場合に生ずる配管振動、騒音等を低減
することができるという優れた効果を奏する。
出脈動全体の変動幅を減少させることができ、実際に自
動車等に装着した場合に生ずる配管振動、騒音等を低減
することができるという優れた効果を奏する。
第１〜６図は本発明を具体化したスクロール型圧縮機の
第一実施例を示し、第１図は第２図のＸ−Ｘ線断面図、
第２図は該実施例の中央部縦断面図、第3,4図は各々可
動スクロール部材の回転角が第１図の状態から順に順に
進んだ状態を示す断面図、第５図は可動スクロール部材
９の回転角と圧縮室の容積及び冷媒ガスの圧力との関係
を示す線図、第６図は吐出圧力の時間的変化を示す線
図、第７図は第二実施例の中央部縦断面図、第８図は第
７図のＹ−Ｙ線断面図である。 ９……可動スクロール部材、9a……基板、 9c……うず巻部、15……固定スクロール部材、 15a……基板、15b……うず巻部、 15c……主吐出通路、15d……補助吐出通路、 18……バイパスポート。
第一実施例を示し、第１図は第２図のＸ−Ｘ線断面図、
第２図は該実施例の中央部縦断面図、第3,4図は各々可
動スクロール部材の回転角が第１図の状態から順に順に
進んだ状態を示す断面図、第５図は可動スクロール部材
９の回転角と圧縮室の容積及び冷媒ガスの圧力との関係
を示す線図、第６図は吐出圧力の時間的変化を示す線
図、第７図は第二実施例の中央部縦断面図、第８図は第
７図のＹ−Ｙ線断面図である。 ９……可動スクロール部材、9a……基板、 9c……うず巻部、15……固定スクロール部材、 15a……基板、15b……うず巻部、 15c……主吐出通路、15d……補助吐出通路、 18……バイパスポート。
Claims (3)
- 【請求項１】固定スクロール部材（15）のうず巻部（15
b）と可動スクロール部材（９）のうず巻部（9c）とを
少なくとも２箇所で部分接触するよう偏心してかみ合わ
せ、両うず巻部（15b,9c）間に形成される密閉状の圧縮
室（C1,C2）が中心に向かって移動しながらその容積を
減縮するよう前記可動スクロール部材（９）を公転可能
に設けるとともに、前記固定スクロール部材（15）の基
板（15a）には圧縮流体を吐出室（Ｄ）へ吐出する吐出
通路（15c）を貫設したスクロール型圧縮機において、 可動スクロール部材（９）のうず巻部（9c）の内周面と
固定スクロール部材（15）のうず巻部（15b）の外周面
の間に形成される第１圧縮室（C1）に閉じ込まれる冷媒
ガスの圧力が、可動スクロール部材（９）のうず巻部
（9c）の外周面と固定スクロール部材（15）のうず巻部
（15b）の内周面の間に形成される第２圧縮室（C2）に
閉じ込まれる冷媒ガスの圧力より大きくなるよう圧力差
発生手段を設けるとともに、固定スクロール部材（15）
の基板（15a）に対し、そのうず巻部（15b）の中心部よ
り内側の位置に主吐出通路（15c）を貫設し、同じくう
ず巻部（15b）の中心部より外側でかつ可動スクロール
部材（９）のうず巻部（9c）の端面により開閉可能な位
置に補助吐出通路（15d）を貫設したスクロール型圧縮
機。 - 【請求項２】前記圧力差発生手段は可動スクロール部材
（９）のうず巻部（9c）の巻角を固定スクロール部材
（15）のうず巻部（15b）の巻角より大きく設けること
により構成されている特許請求の範囲第１項に記載のス
クロール型圧縮機。 - 【請求項３】前記圧力差発生手段は可動スクロール部材
（９）の基板（9a）に貫設したバイパスポート（18）で
ある特許請求の範囲第１項に記載のスクロール型圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60299452A JPH0665878B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | スクロ−ル型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60299452A JPH0665878B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | スクロ−ル型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62157288A JPS62157288A (ja) | 1987-07-13 |
| JPH0665878B2 true JPH0665878B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=17872756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60299452A Expired - Lifetime JPH0665878B2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | スクロ−ル型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0665878B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0772543B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1995-08-02 | ダイキン工業株式会社 | スクロール形圧縮機 |
| JP3399797B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2003-04-21 | 松下電器産業株式会社 | スクロール圧縮機 |
| WO2006123519A1 (ja) | 2005-05-17 | 2006-11-23 | Daikin Industries, Ltd. | 回転式圧縮機 |
| WO2009125608A1 (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-15 | 三菱電機株式会社 | スクロール流体機械 |
| JP6607970B2 (ja) * | 2016-02-10 | 2019-11-20 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5428002A (en) * | 1977-08-03 | 1979-03-02 | Hitachi Ltd | Control system for scrool fluid machine |
| JPS5620701A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-26 | Hitachi Ltd | Scroll fluid machine |
| JPS58135393A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-11 | Hitachi Ltd | 電動圧縮機 |
| JPS59192880A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Hitachi Ltd | スクロ−ル圧縮機 |
| JPS601396A (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-07 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 低吐出脈動圧縮機 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60299452A patent/JPH0665878B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5428002A (en) * | 1977-08-03 | 1979-03-02 | Hitachi Ltd | Control system for scrool fluid machine |
| JPS5620701A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-26 | Hitachi Ltd | Scroll fluid machine |
| JPS58135393A (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-11 | Hitachi Ltd | 電動圧縮機 |
| JPS59192880A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Hitachi Ltd | スクロ−ル圧縮機 |
| JPS601396A (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-07 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 低吐出脈動圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62157288A (ja) | 1987-07-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |