JPH0665446A - 油性物質担持体 - Google Patents

油性物質担持体

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JPH0665446A
JPH0665446A JP4221777A JP22177792A JPH0665446A JP H0665446 A JPH0665446 A JP H0665446A JP 4221777 A JP4221777 A JP 4221777A JP 22177792 A JP22177792 A JP 22177792A JP H0665446 A JPH0665446 A JP H0665446A
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JP
Japan
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oily substance
ethylene
polypropylene
olefin copolymer
oily
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Pending
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JP4221777A
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English (en)
Inventor
Mikio Sei
三喜男 清
Takashi Kishimoto
隆 岸本
Futoshi Maeda
太 前田
Mitsuhiro Tsuruki
充啓 鶴来
Akira Sugawara
亮 菅原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来品に比べて、油性物質のしみ出しが少な
く、耐熱性に優れた油性物質担持体を提供する。 【構成】 ポリプロピレンとベンジリデンソルビトール
と密度が0.925g/cm3 より小さいエチレン−α−
オレフィン共重合体とからなる基質中に油性物質を分散
した状態で含ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、油性物質担持体に関
する。この油性物質担持体は、油性物質が潜熱を有する
ものである場合には蓄熱体等として有用であり、油性物
質が液状である場合にはマット等に用いられる弾性材等
として有用である。
【0002】
【従来の技術】液状の油性物質を基質に担持させ固体状
にした油性物質担持体が各種提案されている。それらの
中でも、特に、パラフィン等の油性物質を基質樹脂に担
持させた油性物質担持体は、蓄熱体として提案されてお
り、基質樹脂として超高分子量ポリエチレンを用いたも
のが特開昭59−170180号公報に、基質樹脂とし
て高密度ポリエチレン架橋体を用いたものが特開昭62
−187782号公報にそれぞれ開示されている。
【0003】この蓄熱体は、油性物質の固相−液相間の
相転移に要する潜熱を利用した潜熱蓄熱材である。固相
−液相間の相転移を利用した潜熱蓄熱材は、一般に、そ
の取り扱いが問題になる、すなわち、相転移により液体
になった際、流出してしまうのを防ぐ等の配慮が必要と
なり、そのため、このような潜熱蓄熱材は、通常、金属
や樹脂等でできた容器中に納めなければならないのであ
るが、上述の蓄熱体は、基質樹脂と潜熱蓄熱成分である
パラフィン等の油性物質とを混合し、油性物質を基質樹
脂中に分散させた状態で含有させて固体状にしたもので
あるため、油性物質の溶融時においても液状にならず、
固体として取り扱うことができるという利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の従来
の蓄熱体は、油性物質のしみ出しが大きいという問題が
あった。油性物質のしみ出しが少ない蓄熱体としては、
パラフィン類、炭化水素ゴムおよび結晶性ポリオレフィ
ンを主成分とする蓄熱体が特開平3−66789号公報
に開示されており、上記結晶性ポリオレフィンとしてポ
リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が例示さ
れている。しかし、この蓄熱体は、結晶性ポリオレフィ
ンの融点(最高の融点を有する高密度ポリエチレンで約
130℃)以上の温度では液化してしまい、耐熱性に劣
るという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、従来品に比べて、油
性物質のしみ出しが少なく、耐熱性に優れた油性物質担
持体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にかかる油性物質担持体は、ポリプロピレ
ンとベンジリデンソルビトールと密度が0.925g/
cm3 より小さいエチレン−α−オレフィン共重合体とか
らなる基質中に油性物質が分散した状態で含まれてなる
ものである。
【0007】この発明で用いられるエチレン−α−オレ
フィン共重合体は、0.925g/cm3 より小さい密度
を有するものである。その密度は、好ましくは0.91
0g/cm3 以下、より好ましくは0.89g/cm3 以下
である。このエチレン−α−オレフィン共重合体として
は、たとえば、エチレンに対し、プロピレン、1−ブテ
ン、、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−
ペンテン、1−オクテン等のα−オレフィンを数モル%
程度の割合で共重合させたものが挙げられるが、これに
限定するものではない。
【0008】この発明で用いられる油性物質としては、
ポリプロピレンおよびエチレン−α−オレフィン共重合
体と相溶性を有するものが望ましく、その具体例として
は、特に限定はされないが、たとえば、ハイドロカーボ
ン(ノルマルパラフィン、イソパラフィン、ポリエチレ
ンワックス、シクロパラフィン等)、脂肪酸および脂肪
酸エステル等が挙げられる。これらは、1種のみを用い
てもよいし、2種以上を併用してもよい。油性物質は、
結晶性物質であることが好ましい。このような油性物質
を用いた場合、油性物質担持体は、蓄熱量の大きい蓄熱
体として有用になるからである。油性物質担持体を蓄熱
体として用いる場合、油性物質は、蓄熱体の持つ蓄熱お
よび/または放熱の温度等に応じて適宜の融点(または
凝固点)を持つものが選択されて使用されるが、油性物
質の融点は、配合されるポリプロピレンの融点以下であ
る。
【0009】ポリプロピレン、ベンジリデンソルビトー
ル、エチレン−α−オレフィン共重合体および油性物質
の配合比率は、油性物質担持体の用途等に応じて適宜設
定され、特に限定はされないが、たとえば、油性物質の
担持能力の確保の点からは、ポリプロピレン9.95重
量部、エチレン−α−オレフィン共重合体4.95重量
部、ベンジリデンソルビトール0.05部以上であるこ
とが好ましい。ただし、ポリプロピレン、ベンジリデン
ソルビトール、エチレン−α−オレフィン共重合体およ
び油性物質の合計を100重量部とする。また、油性物
質担持体を蓄熱体として使用する場合は、 ポリプロピレン:9.95〜64.95重量部 ベンジリデンソルビトール:0.05〜10重量部 エチレン−α−オレフィン共重合体:4.95〜59.
95重量部 油性物質:30〜90重量部 であることが好ましい。ただし、ポリプロピレン、ベン
ジリデンソルビトールおよびエチレン−α−オレフィン
共重合体の合計を15〜70重量部とし、これに油性物
質を加えた合計を100重量部とする。エチレン−α−
オレフィン共重合体の比率が前記範囲を下回ると、油性
物質のしみ出しが増大する恐れがあり、前記範囲を上回
ると、蓄熱量が低過ぎる恐れがある。ポリプロピレンの
比率が前記範囲を下回ると、形状を保てない恐れがあ
り、前記範囲を上回ると、蓄熱量が低過ぎる恐れがあ
る。ベンジリデンソルビトールの比率が前記範囲を下回
ると、形状を保てない恐れがあり、前記範囲を上回る
と、蓄熱量が低過ぎる恐れがある。
【0010】ポリプロピレン、ベンジリデンソルビトー
ルおよびエチレン−α−オレフィン共重合体からなる基
質中に油性物質を分散させる方法としては、特に限定は
されないが、たとえば、ポリプロピレンおよびベンジリ
デンソルビトールの融点以上の温度で混練機(ニーダ
ー)等で混練する方法のように、溶融混合する方法等が
好ましい。このような方法によれば、均一な混合物を得
ることができるからである。混合後は、必要に応じて、
押出機等を用い、ペレット状、ストランド状、フィルム
状、シート状、ネット状等の所望の形状に成形してもよ
い。
【0011】油性物質担持体には、必要に応じて、その
他の成分、たとえば、酸化防止剤、難燃化剤、各種無機
フィラー等が含まれていてもよい。
【0012】
【作用】この発明では、ポリプロピレン、ベンジリデン
ソルビトールおよび密度が0.925g/cm3 より小さ
いエチレン−α−オレフィン共重合体からなる基質中に
油性物質を分散させた状態で含ませるようにしている。
すると、密度が0.925g/cm3 より小さいエチレン
−α−オレフィン共重合体を用いることにより、油性物
質担持体からの油性物質のしみ出しが少なくなる。もし
も、密度が0.925g/cm3 以上のエチレン−α−オ
レフィン共重合体を用いた場合は、油性物質のしみ出し
を抑える効果が低下する。
【0013】ポリプロピレンを用いることにより、油性
物質担持体が高温(ポリプロピレンの融点)まで液化せ
ず、変形しなくなり、耐熱性が向上する。ベンジリデン
ソルビトールを用いることにより、油性物質担持体の強
度が向上する。もしも、ベンジリデンソルビトールを用
いない場合、油性物質担持体が脆くなるため、成形して
も、崩れたり割れたりしやすくなり、形状保持性が低下
してしまう。
【0014】
【実施例】次に、この発明の実施例を比較例と併せて示
すが、この発明は、下記実施例に限定されない。下記実
施例および比較例で用いたエチレン−α−オレフィン共
重合体および高密度ポリエチレンを後記表1に、油性物
質を後記表2にそれぞれ示す。表1には、品番、密度
(試験法:JIS−K6760)、α−オレフィンの種
類を示した。表2には、品番、種類、化学構造、融点お
よび潜熱量を示した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】また、下記例中、「パラフィン125品」
は日本精蝋(株)製の結晶性アルキルハイドロカーボ
ン、「K5016」はチッソ(株)製のポリプロピレ
ン、「F15」は東ソー(株)製のエチレン−α−オレ
フィン共重合体(α−オレフィンは1−ブテンであ
る)、「VL100」は住友化学工業(株)製のエチレ
ン−α−オレフィン共重合体(α−オレフィンは1−ブ
テンである)、「タフマーP0680」は三井石油化学
工業(株)製のエチレン−α−オレフィン共重合体(α
−オレフィンはプロピレンである)、「S6006M」
は昭和電工(株)製の高密度ポリエチレンである。
【0018】−実施例1− ポリプロピレンとして「K5016」20重量部、ベン
ジリデンソルビトールとして1・3、2・4−ビス(p
−エチルベンジリデン)ソルビトール0.1重量部、密
度が0.925g/cm3 より小さいエチレン−α−オレ
フィン共重合体として「タフマーP0680」20重量
部、および、油性物質として「パラフィン125品」6
0部を、2軸式混練押出機(S1−KRCニーダ、栗本
鉄工所(株)製)を用いて220℃に加熱しながら混練
し、直径5mmのストランド状に押し出した後、冷却、固
化させることにより、油性物質担持体を得た。
【0019】−実施例2− 実施例1において、密度が0.925g/cm3 より小さ
いエチレン−α−オレフィン共重合体として「タフマー
P0680」の代わりに「VL100」を同量用いた以
外は実施例1と同様にして、油性物質担持体を作製し
た。 −実施例3− 実施例1において、油性物質として「パラフィン125
品」の代わりにステアリン酸ブチルを同量用いた以外は
実施例1と同様にして、油性物質担持体を作製した。
【0020】−実施例4− 実施例1において、油性物質として「パラフィン125
品」の代わりにカプリン酸を20重量部用いた以外は実
施例1と同様にして、油性物質担持体を作製した。 −実施例5− 実施例1において、油性物質として「パラフィン125
品」の代わりに流動パラフィン(シクロパラフィン)を
同量用いた以外は実施例1と同様にして、油性物質担持
体を作製した。
【0021】−比較例1− 実施例1において、ポリプロピレン「K5016」の代
わりに高密度ポリエチレン「S6006M」20重量部
を用い、油性物質としての「パラフィン125品」の使
用量を20重量部に変更するとともに、ベンジリデンソ
ルビトールとしての1・3、2・4−ビス(p−エチル
ベンジリデン)ソルビトールを全く用いないようにした
以外は実施例1と同様にして、油性物質担持体を作製し
た。
【0022】−比較例2− 実施例1において、ベンジリデンソルビトールとしての
1・3、2・4−ビス(p−エチルベンジリデン)ソル
ビトールを全く用いないようにした以外は実施例1と同
様にして、油性物質担持体を作製した。 −比較例3− 実施例1において、油性物質として「パラフィン125
品」の代わりにステアリン酸ブチルを60重量部用いる
とともに、エチレン−α−オレフィン共重合体として密
度が0.925g/cm3 より小さい「タフマーP068
0」の代わりに密度が0.925g/cm3 である「F1
5」を20重量部用いた以外は実施例1と同様にして、
油性物質担持体を作製した。
【0023】上記実施例1〜5および比較例1〜3で作
製したストランド状(直径5mm、長さ50mm)の油性物
質担持体について、油性物質がパラフィン125品の場
合(実施例1、2および比較例1、2)は図1に示す温
度条件の雰囲気中で、油性物質がステアリン酸ブチル
(実施例3および比較例3)、カプリン酸(実施例4)
または流動パラフィン(実施例5)の場合は図2に示す
温度条件の雰囲気中で、200サイクル(1サイクル=
1.6時間)の寒熱試験を行った。試験後、油性物質担
持体を取り出し、油性物質の融点以上の温度(80℃)
で油性物質担持体の周囲にしみ出した油性物質を拭き取
り、減少した重量から、油性物質のしみ出し率を計測し
た。
【0024】ここで、油性物質のしみ出し率は、下記関
係式(I)に従って求めたものである。 しみ出し率(%)=(油性物質担持体の重量減少量/初期の油性物質含有量) ×100 …(I) その結果を後記表3に示す。
【0025】次に、前記実施例1〜5および比較例1〜
3で作製した油性物質担持体について、150℃の空気
雰囲気中に1時間放置した時の変形の有無を調べた。そ
の結果を下記表3に示した。
【0026】
【表3】
【0027】表3にみるように、以下のことが確認され
た。ポリプロピレンにベンジリデンソルビトールを加え
なかった場合、ストランド状に成形する際、崩れてしま
い、油性物質のしみ出し試験および150℃での変形試
験を行うことができなかった(比較例2参照)。エチレ
ン−α−オレフィン共重合体として密度が0.925g
/cm3 以上のものを用いた場合、油性物質のしみ出しが
極端に増加した(比較例3参照)。
【0028】ポリプロピレンの代わりに高密度ポリエチ
レンを用いた場合、油性物質のしみ出しは減少したが、
高密度ポリエチレンの融点である約130℃で液化して
しまった(比較例1参照)。これに対し、ポリプロピレ
ンとベンジリデンソルビトールと密度が0.925g/
cm3 より小さいエチレン−α−オレフィン共重合体から
なる基質中に油性物質を分散させた実施例1〜5にかか
る油性物質担持体は、油性物質のしみ出しが少なく、1
50℃での変形がなく、しかも、用いたポリプロピレン
の融点近傍まで形状が安定であり、ベンジリデンソルビ
トールの融点までゲル状を保つことが確認された。
【0029】次に、前記実施例1〜5で作製した油性物
質担持体について、DSC(示差走査熱量計)を用いて
潜熱量を測定したところ、潜熱を有する油性物質を用い
た実施例1〜4の油性物質担持体では、潜熱量が保持さ
れていることが確認された。また、油性物質として液状
の流動パラフィンを用いた実施例5の油性物質担持体
は、弾性材として有用であることが確認された。
【0030】
【発明の効果】この発明にかかる油性物質担持体は、従
来品に比べて、油性物質のしみ出しが少なく、しかも耐
熱性に優れている。この油性物質担持体は、油性物質が
潜熱を有するものである場合には蓄熱体等として有用で
あり、油性物質が液状である場合にはマット等に用いら
れる弾性材等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、2および比較例1、2で作製された
油性物質担持体に対する寒熱試験の温度条件を表すグラ
フである。
【図2】実施例3〜5および比較例3で作製された油性
物質担持体に対する寒熱試験の温度条件を表すグラフで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鶴来 充啓 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 菅原 亮 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレンとベンジリデンソルビト
    ールと密度が0.925g/cm3 より小さいエチレン−
    α−オレフィン共重合体とからなる基質中に油性物質が
    分散した状態で含まれてなる油性物質担持体。
  2. 【請求項2】 油性物質が、ハイドロカーボン、脂肪酸
    および脂肪酸エステルからなる群の中から選ばれた少な
    くとも1種である請求項1記載の油性物質担持体。
  3. 【請求項3】 油性物質が結晶性物質である請求項1ま
    たは2記載の油性物質担持体。
JP4221777A 1992-08-20 1992-08-20 油性物質担持体 Pending JPH0665446A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5565132A (en) * 1995-06-06 1996-10-15 The University Of Dayton Thermoplastic, moldable, non-exuding phase change materials
US5885475A (en) * 1995-06-06 1999-03-23 The University Of Dayton Phase change materials incorporated throughout the structure of polymer fibers
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JP2020045411A (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 株式会社Kri 潜熱蓄熱材組成物

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