JPH0665367B2 - 上澄水排出装置 - Google Patents

上澄水排出装置

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Publication number
JPH0665367B2
JPH0665367B2 JP3104002A JP10400291A JPH0665367B2 JP H0665367 B2 JPH0665367 B2 JP H0665367B2 JP 3104002 A JP3104002 A JP 3104002A JP 10400291 A JP10400291 A JP 10400291A JP H0665367 B2 JPH0665367 B2 JP H0665367B2
Authority
JP
Japan
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water
discharge device
overflow
overflow weir
supernatant
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Application number
JP3104002A
Other languages
English (en)
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JPH0639210A (ja
Inventor
栄二 嶋田
輝久 吉田
Original Assignee
日立機電工業株式会社
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Activated Sludge Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕本発明は汚水を曝気処理する装置
において、汚水の曝気後、その上澄水のみを排水する上
澄水排出装置に関するものである。
〔従来の技術〕従来、上澄水を排出するための排水装置
として、実開昭60−104204号公報、実開昭59
−7092号公報等に開示されたものが知られている。
前者は、フロートに設けた昇降装置にて排水管の吸引口
を昇降し、フロートと吸引口間を開閉させて上澄水を流
入させるものであり、後者は排水パイプに取り付けたフ
ロートタンクにエアを吸入・排水して、排水パイプ全体
を水面上下に昇降させるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕前者は吸引口とフロ
ート間のシール部分から汚水・スカムが流入する恐れが
あり、後者は排水パイプ全体をフロートタンクの空気吸
入排出でフロート全体を昇降するため、装置として大が
かりとなってしまう欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕本発明は、排水用の越
流堰を水面上、汚水が流入しない位置に設けることによ
り、曝気時に浮遊する汚泥を越流堰から流入させないよ
うにするとともに、上澄水の排水時には越流堰を帽函状
に覆った集水容器内の空気を排気して、サイホンを形成
させ、上澄水を排出させることにより、安定した水質を
保つ簡易な上澄水排出装置を提供することにある。
〔実施例〕以下、本発明上澄水排出装置を図示の実施例
に基づいて説明する。図においてTは汚水の処理槽で、
下水処理場、排水処理場等にて設置される所要容量のも
ので、この処理槽T内に各種の汚水例えば下水や産業廃
水等を流入せしめ、該槽内にて汚水を曝気等にて処理
し、かつその上澄水のみを排出する。これは処理槽Tの
水面に浮遊させる上澄水排出装置Aにて行なうが、この
装置Aは水面に浮遊するフロート1に固定される。すな
わち上澄水排出装置Aは両側のフロート1により水面に
浮遊させ、かつこの両側のフロート間には帽函状の集水
容器2を設ける。集水容器2の下部から上澄水が容器内
に流入するため、水面に浮遊するスカム等を上澄水とと
もに吸い込まないように、集水容器下部は少なくとも水
面下10cm以上とする。ただし、あまり深い位置まで
沈めると排水に伴って水位が低下し、汚泥界面に近づい
た時に、集水に伴う流れによって沈澱している汚泥が巻
き上げられ上澄水と一緒に汚泥を吸引する恐れがあるた
め水面下20cm程度の位置が適切である。集水容器2
の内部には排水管4に取り付ける越流堰3が、水面上1
0cm程度の位置となるように固定し、排水管4の下部
には蛇腹式、入子式等の伸縮管5を取り付け、槽外へと
導く。槽外への排出部分は水封構造とする。越流堰3が
水面上にあるため通常は排水されない。集水容器2の上
部には排気管6を設け、集水容器2の内部空間の空気を
排気するためのブロワー8と排気弁7を設ける。また水
位の変動に対してフロート1を追従させるため、フロー
ト1の連結材または集水容器2の上部にアーム9を取り
付けて他端を固定し、固定点の周りに円弧状にスイング
する構造とする。そのため、集水容器2からの排水管4
は伸縮管5を用いているが、集水容器2の下部に回転継
手を設け、回転継手から所定長さの直管、さらに他端の
回転継手を介して排水を行なってもよい。その場合、水
中深くに設けた回転継手を固定点としてスイングするた
め、アーム9は不要となる。また、このような円弧状の
動きに対してフロート1の側面にガイド支柱を設け、上
下方向に移動させる方法を用いてもよい。次に本発明の
動作について説明する。回分式活性汚泥槽には本発明の
上澄水排出装置以外に曝気装置が設けられ、汚水の流入
行程と、曝気行程、沈澱行程及び排水行程から成るサイ
クル運転によって処理される。曝気行程ではそれまで沈
澱していた汚泥が巻き上げられ、槽内全体が完全混合状
態となるが、第1図に示したように、越流堰3は水面上
にあるため汚泥が排水管4内へ流入することはない。越
流堰3の高さは排水管4に弁を設けていないため、曝気
時の水面の乱れを考慮して、汚水が越流堰3を越えて流
入することがないように、少なくとも2cm以上、10
cm程度水面より高くする必要がある。曝気処理を行
い、汚泥を沈澱させた後、排水行程になると排気ブロワ
ー8を作動させ、集水容器2の内部空間の空気を排気す
る。この時、排水管4の排水口は水封されているため、
排気に伴って集水容器2内の水位が上昇する。水位が越
流堰3よりも高い位置まで上昇すると、上澄水が越流堰
3から排水管4へと流入し、サイホンが形成される。サ
イホンが形成されると排気弁7を閉じ、ブロワー8を停
止しても、上澄水は集水容器2下部から容器内へ、さら
に越流堰3から排水管4へと流入し、連続的に排水され
る。通常の水位と、排水時の集水容器2内水位との差は
せいぜい20cm程度でよいため、排気ブロワー8の圧
力は小さく、小容量で小型であり、フロート1上に設け
ることも可能である。また排気弁7は電動式、電磁式等
のいずれを設けてもよいが、適切な圧力を有するブロワ
ーを用いることにより、排気弁を設けず、排水行程の間
ブロワーを連続運転としてもよい。排水行程が終了する
と、排気弁7を開放するか、または排気弁を設けない場
合は、ブロワー8を停止することにより、集水容器2内
空間を常圧に戻せば、サイホンが切れ、容器内の水位が
越流堰3の下部まで低下し、排水が停止する。このよう
に集水容器内空間の圧力を常圧に戻すだけで、排水が停
止するため、排水管4には別途弁を設ける必要がない。
また、集水容器2内の空気量を調整することによって、
越流堰3からの越流高さを調整できるため、排水の流量
を調整することができる。集水容器2の下部が水面下1
0cm以上の位置に固定されているため容器の側壁がス
カムの侵入防止板の役割をもち、水面上にスカムがあっ
てもスカムをいっしょに吸引することはない。
〔発明の効果〕本発明は、帽函状の集水容器内に、水面
よりも高く越流堰を設け容器内空気の空気を排気するこ
とにより、上澄水を排出させるため、安定した水質を保
つ効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明上澄水排出装置の実施例を示し、第1図は
一部破断した正面図、第2図は排出状態を示す側面図で
ある。Aは上澄水排出装置、Tは処理槽、1はフロー
ト、2は集水容器、3は越流堰、4は排水管、5は伸縮
管、 6は排気管、 7は排気弁、 8はブロワー、9
はアーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水面に浮遊するフロートに設けた上澄水の越流堰と、該
    越流堰と接続した排水管とにより上澄水を槽外へ排出さ
    せる上澄水排出装置において、水面上に設ける前記越流
    堰を帽函状に覆う集水容器と、該集水容器内空間の空気
    を排気する装置とを設けることを特徴とする上澄水排出
    装置。
JP3104002A 1991-02-08 1991-02-08 上澄水排出装置 Expired - Lifetime JPH0665367B2 (ja)

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JP3104002A JPH0665367B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 上澄水排出装置

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JP3104002A JPH0665367B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 上澄水排出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0639210A JPH0639210A (ja) 1994-02-15
JPH0665367B2 true JPH0665367B2 (ja) 1994-08-24

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