JPH0665322U - プレート式フィードコンベア - Google Patents
プレート式フィードコンベアInfo
- Publication number
- JPH0665322U JPH0665322U JP625993U JP625993U JPH0665322U JP H0665322 U JPH0665322 U JP H0665322U JP 625993 U JP625993 U JP 625993U JP 625993 U JP625993 U JP 625993U JP H0665322 U JPH0665322 U JP H0665322U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat plate
- hole
- feed conveyor
- flat
- plate mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 平プレートの組み付けおよび交換作業を迅速
かつ容易に行い得るプレート式フィードコンベアを提供
する。 【構成】 平行に張設した一対のエンドレスチェーン
1,1のそれぞれにローラリンクプレート7,7…に一
体形成して側方に突出させた平プレート取付部材2,2
を所定の間隔をあけて多数設ける。平プレート取付部材
2には貫通孔を形成する一方、平プレート3はその裏面
両側部に、径方向の弾性変形を許容するスリット18を
十字状に形成した軸部17を垂設して合成樹脂で一体成
形し、平プレート3の軸部17を貫通孔に合わせて押圧
挿入し、貫通孔より抜き出た係止部を径方向外方への弾
性復帰により拡開させ、エンドレスチェーン1に平プレ
ート3を確実に固定係止させる。
かつ容易に行い得るプレート式フィードコンベアを提供
する。 【構成】 平行に張設した一対のエンドレスチェーン
1,1のそれぞれにローラリンクプレート7,7…に一
体形成して側方に突出させた平プレート取付部材2,2
を所定の間隔をあけて多数設ける。平プレート取付部材
2には貫通孔を形成する一方、平プレート3はその裏面
両側部に、径方向の弾性変形を許容するスリット18を
十字状に形成した軸部17を垂設して合成樹脂で一体成
形し、平プレート3の軸部17を貫通孔に合わせて押圧
挿入し、貫通孔より抜き出た係止部を径方向外方への弾
性復帰により拡開させ、エンドレスチェーン1に平プレ
ート3を確実に固定係止させる。
Description
【0001】
本考案は、平行に張設された一対のエンドレスチェーン間に平プレートを掛け 渡して形成するプレート式フィードコンベアに係り、特にチェーンと平プレート との結合構造の改良に関する。
【0002】
一般に、プレート式フィードコンベアは図5の如く、機枠(図示せず)の両側 に配設したスプロケット(図示せず)に巻回させて搬送方向に沿って平行に張設 した一対のエンドレスチェーン1,1間に多数の平プレート3,3…を掛け渡し て形成される。各エンドレスチェーン1,1には、側方に突出する平プレート取 付部材2,2…が所定の間隔をあけて多数設けられていて、これら平プレート取 付部材2,2…を介して各平プレート3,3…が取付固定される。平プレート取 付部材2,2…はエンドレスチェーン1,1のローラリンクプレート7,7…に 一体形成されていて側方に矩形状に突出されている。そして、この平プレート取 付部材2,2にはネジ孔5,5…が形成されておりこのネジ孔5,5…にネジ止 めして平プレート3を固定するようになっている。
【0003】
ところで、プレート式フィードコンベアを組み立てる際には、平プレート3の 組付時に、前述したように平プレート3,3…を平プレート取付け部材2,2… にネジ止めして固定するため、多数のネジ4,4…を1つ1つ締めなければなら ず、その作業は非常に面倒であった。
【0004】 また、このネジ止めを行う場合にはペインティングなどによる緩み止め処理を 行う必要があるが、チェーン1,1をスプロケット19に巻回した状態で行うと 、その作業は非常に困難になるため、通常チェーン1,1をスプロケットに巻回 する前に予め当該チェーン1,1に平プレート3,3…を取り付け、爾後チェー ン1,1をスプロケットに巻回装着して、無端状に連結させているが、この装着 作業も甚だ面倒であり、これ故、プレート式フィードコンベアの組立作業は非常 に煩雑で手間がかかるという問題があった。
【0005】 また、平プレート3,3…が破損した場合や、設定変更に伴う全ての平プレー ト3,3…の交換等保守整備作業も煩雑で非常に手間がかかるものであった。
【0006】 本考案は以上の問題点を解決するものであり、その目的は、平プレートの組み 付けおよび交換作業を迅速かつ容易に行い得るプレート式フィードコンベアを提 供することにある。
【0007】
本考案は、上記の目的を達成するために、平行に張設した一対のエンドレスチ ェーンに、その側方に向かって突出する平プレート取付部材を所定の間隔をあけ て多数設け、該平プレート取付部材を介して多数の平プレートを該一対のチェー ン間に掛け渡して取付けたプレート式フィードコンベアにおいて、該平プレート 取付部材に貫通孔を形成する一方、該平プレートの裏面両側部に該貫通孔に嵌合 する軸部を垂設するとともに該軸部に径方向の弾性変形を許容するスリットを形 成したことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、平プレートをエンドレスチェーンに取り付ける際には、平 プレート取付部材の貫通孔に平プレートの軸部を合わせて押圧挿入すると、該軸 部は径方向の弾性変形を許容するスリットが形成されているため、径方向に弾性 変形しつつ縮小して該貫通孔に圧入嵌合し、該平プレートが該チェーンに固定さ れる。
【0009】 また、平プレートの交換などの際には、軸部と貫通孔との圧入嵌合による係止 力に抗して平プレートを上方に引き上げれば、該軸部を該貫通孔から抜脱するこ とができ、当該平プレートを容易に該エンドレスチェーンから取り外すことがで きる。
【0010】
以下に、本考案に係るプレート式フィードコンベアの好適な一実施例について 、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0011】 図1は本考案に係るプレート式フィードコンベアを示す斜視図および図2は図 1中のII−II線部の矢視断面図である。なお、図7に示す従来例と同一の部材に は同一の符号を付してある。同図に示すように、このプレート式フィードコンベ アは、機枠26に所定間隔あけて回転自在に設けられた複数のスプロケット19 に巻回されて搬送方向に沿って張設された左右一対のエンドレスチェーン1,1 と、これら一対のエンドレスチェーン1,1間に掛け渡されて取り付けられる多 数の平プレート3,3…とから主になっている。
【0012】 エンドレスチェーン1,1はローラチェーンでなり、この各チェーン1,1に は平プレート取付部材2,2…が側方に向けて突設されている。この平プレート 取付部材2,2…はローラリンクプレート7,7…に一体形成されており、側方 に折曲されて矩形状に突出形成されている。そして、各平プレート3,3…はこ れら取付部材2,2…を介してエンドレスチェーン1,1に取り付けられる。
【0013】 ここで本考案では、平プレート3と平プレート取付部材2,2との結合構造は 以下に説明するようになっている。すなわち、平プレート取付部材2,2には貫 通孔20が形成される一方、図3(a)の平プレートの側面図および図3(b) の同裏面図に示すように、平プレート3はその裏面両側部に、径方向の弾性変形 を許容するスリット18を十字状に形成した軸部17を垂設して合成樹脂で一体 成形する。ここで、本実施例では軸部17の先端には貫通孔20の孔径よりも若 干大きく拡径された係止部17aが一体的に形成されている。また、平プレート 3の裏面には補強のために矩形状に突出されてリブ24が一体形成されている。
【0014】 そして、図4(a)の要部拡大図に示すように、軸部17が貫通孔20に係止 されて、平プレート3が平プレート取付部材2,2に固定される。
【0015】 以上の構成によれば、平プレート3をエンドレスチェーン1に取り付ける際に 、平プレート取付部材2,2の貫通孔20に平プレート3の軸部17を合わせて 押圧挿入する。このとき、軸部17は径方向の弾性変形を許容するスリット18 が形成されているため係止部17aが径方向に弾性変形しつつ縮小し貫通孔20 を貫通する。そして、貫通孔20より抜き出た係止部17aは径方向外方に弾性 復帰して拡開し、平プレート3がエンドレスチェーン1に確実に固定係止される 。
【0016】 また、平プレート3をエンドレスチェーン1から取り外す際には、軸部17と 貫通孔20との圧入嵌合による係止力に抗して平プレート3を上方に引き上げる と、軸部17の係止部17aは貫通孔20と当接している部分で径方向に弾性変 形して縮小して貫通孔20から抜脱され、平プレート3はエンドレスチェーン1 ,1から解放される。
【0017】 また、本考案にあっては、図4(a)に示したようにチェーン1,1を平プレ ート3の側端部外方に位置させる構成の他、変形例として図4(b)のようにチ ェーン1,1を平プレート3の側端部内方に位置させる構成としてもよい。この 場合、プレート式フィードコンベアの横幅を小さくすることができる。
【0018】 さらに、図示した実施例では、平プレート取付部材2,2…はローラリンクプ レート7,7…に一体形成しているが、これに限らず当該平プレート取付部材2 ,2…はピンリンクプレート6,6…に一体形成しても良いし、あるいはローラ リンクプレート7,7…とピンリンクプレート6,6…とに交互に一体形成する ようにしても良い。
【0019】 また、本考案では、軸部17の形状は丸軸の他、6角軸など多角軸でも良く、 この場合、貫通孔20も軸部17に合わせて多角形の貫通孔20とする。
【0020】 なお、図2に示すように、各平プレート3上方には横幅方向の間隔を調節自在 とした1対のガイド部材13,13がガイドフレーム14に取付けられており、 物品群aの横幅寸法が変わった場合は、適宜その横幅方向の間隔が任意に調節さ れるようになっている。
【0021】
以上各実施例によって詳細に説明したように、本考案に係るプレート式フィー ドコンベアにあっては、平プレート取付部材の貫通孔に合わせて平プレートの軸 部を押圧挿入することにより、該平プレートはエンドレスチェーンに固定される ので、エンドレスチェーンへの平プレートの取り付けを容易に行うことができる 。
【0022】 また、軸部と貫通孔との圧入嵌合による係止力に抗して平プレートを引き上げ れば、平プレートは平プレート取付部材から解放されるので、エンドレスチェー ンからの平プレートの取外しを容易に行うことができる。
【0023】 また、エンドレスチェーンをスプロケットに巻回装着した状態で、平プレート の取り付けおよび取り外しを容易に行うことができるので、当該平プレートの組 み付けおよび交換作業の迅速化が図れ、プレート式フィードコンベアの組み立て 作業および保守整備等の作業性を大幅に向上することができる。
【図1】本考案に係るプレート式フィードコンベアの一
実施例の概略構成を示す斜視図である。
実施例の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1中に示すII−II線部の矢視断面図である。
【図3】同図(a)は図2に示す平プレートの側面図,
同図(b)は図2に示す平プレートの裏面図である。
同図(b)は図2に示す平プレートの裏面図である。
【図4】同図(a)は図2に示す平プレートと平プレー
ト取付部材との結合部を示す要部拡大断面図,同図
(b)は本考案に係る変形実施例の平プレートと平プレ
ート取付部材との結合部を示す要部拡大断面図である。
ト取付部材との結合部を示す要部拡大断面図,同図
(b)は本考案に係る変形実施例の平プレートと平プレ
ート取付部材との結合部を示す要部拡大断面図である。
【図5】従来のプレート式フィードコンベアの平面図で
ある。
ある。
1 エンドレスチェーン 2 平プレート取付け部材 3 平プレート 17 軸部 17a 係止部 18 スリット 20 貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 平行に張設した一対のエンドレスチェー
ンに、その側方に向かって突出する平プレート取付部材
を所定の間隔をあけて多数設け、該平プレート取付部材
を介して多数の平プレートを該一対のチェーン間に掛け
渡して取付けたプレート式フィードコンベアにおいて、 該平プレート取付部材に貫通孔を形成する一方、 該平プレートの裏面両側部に該貫通孔に嵌合する軸部を
垂設するとともに該軸部に径方向の弾性変形を許容する
スリットを形成した、 ことを特徴とするプレート式フィードコンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP625993U JPH0665322U (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | プレート式フィードコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP625993U JPH0665322U (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | プレート式フィードコンベア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0665322U true JPH0665322U (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=11633480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP625993U Pending JPH0665322U (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | プレート式フィードコンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665322U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009274782A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Okamura Corp | コンベア装置 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP625993U patent/JPH0665322U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009274782A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Okamura Corp | コンベア装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2644603B2 (ja) | プラスチックモジュール状コンベアベルトとこれのためのモジュールの改良 | |
EP0478833B1 (en) | Conveyor belt | |
US20060101759A1 (en) | Device for tensioning and securing a canvas | |
US5435435A (en) | Adjustable conveyor belt | |
US5219065A (en) | Chain link for a product capturing chain | |
US4809846A (en) | Chain link for a product capturing chain | |
AU763647B2 (en) | Draper belt connector assembly for a harvesting machine | |
JPH0665322U (ja) | プレート式フィードコンベア | |
EP3590806A1 (en) | Mudguard supporting device | |
JP2583697Y2 (ja) | プレート式フィードコンベア | |
EP0845425B1 (en) | Conveyor belt module and conveyor belt | |
JP4312850B2 (ja) | プレス金型の材料ガイド装置 | |
JP4210371B2 (ja) | プレート式フィードコンベアにおけるプレート取付構造 | |
JP3626817B2 (ja) | コンベアベルト構成単位片とこれを用いて形成したコンベアベルト | |
CN212686630U (zh) | 传送结构与清洗机 | |
JP3582830B2 (ja) | ワークハンガーの幅決め具の連結構造 | |
KR200278873Y1 (ko) | 분해 및 조립이 용이한 정수기 | |
JPH0337384Y2 (ja) | ||
JPS636092Y2 (ja) | ||
JPH0797028A (ja) | コンベヤフレーム | |
EP1055842A1 (en) | A joint for belts | |
US2946082A (en) | Box spring handle | |
JPH0627114Y2 (ja) | 海苔簀保持枠及びそれに使用する保持装置 | |
JP3050435U (ja) | タイヤチェーン取付具 | |
JPH09272316A (ja) | サイドプレート形の自動車チェンの連結装置 |