JPH066530U - 透水性能付き型枠兼用断熱パネル - Google Patents

透水性能付き型枠兼用断熱パネル

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JPH066530U
JPH066530U JP4464392U JP4464392U JPH066530U JP H066530 U JPH066530 U JP H066530U JP 4464392 U JP4464392 U JP 4464392U JP 4464392 U JP4464392 U JP 4464392U JP H066530 U JPH066530 U JP H066530U
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JP
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concrete
heat insulating
formwork
panel
insulating panel
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JP4464392U
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井 正 夫 石
田 勲 曽
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Kaneka Corp
Original Assignee
Kaneka Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 断熱パネル付きのコンクリート壁を施行する
に際して、一方のコンクリート型枠と対向して配置さ
れ、コンクリート型枠兼用として用いられる発泡合成樹
脂製の型枠兼用断熱パネルにおいて、断熱材2のコンク
リート側の面に、コンクリート中の水分等を排出するた
めの排出溝5が形成された排水部材3を設け断熱材の反
コンクリート側の面に中空断面で内外両面に引張力に対
抗するスキン層9a,9bが形成された補強材6を接合
する。 【効果】 平滑な面に仕上がるので、直ちに内装下地材
を取付けることができ、施工が極めて簡単になる。透水
性型枠工法と、型枠兼用断熱パネルを用いる工法とを共
に活用することができ、耐久性があり、さらに施工が簡
単となり、質の良い断熱性に優れたコンクリート壁を構
築できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
本考案は、打設されたコンクリートの水分等を排出することによりコンクリー ト壁の耐久性能を向上することができ、仕上げ面が平滑で直ちに内装下地材を取 付けることができる施工が簡単な断熱パネル付きコンクリート壁を提供すること ができる透水性能付き型枠兼用断熱パネルに関する。
【0002】
【考案の技術的背景】
土木の分野等においては、昭和60年代から、主としてコンクリート構造物の 耐久性向上の観点から、透水性型枠工法が採用されてきている。これの原理とし ては、型枠に打込まれたコンクリートがフレッシュな状態を保持している間に、 コンクリート中の余剰水を、透水性能を有するコンクリート型枠から均等に自然 排出させているものである。これにより、コンクリート中の気泡が抜けてコンク リート表面が美しくなるばかりでなく、残留気泡による断面欠損が生じにくく、 また、型枠から余剰水を排出することによって、コンクリート表層部の水セメン ト比が低減し、ペースト分の濃い緻密な層が表面近傍に形成されるため、外部か ら炭酸ガスや塩分が浸入しにくいコンクリートができ、内部鉄筋の保護性能を高 め、コンクリート構造物の耐久性能を向上することができる。
【0003】 このような工法に用いられる透水性能を有する型枠としては、せき板に多数の 小孔を穿設し、その上にフィルター性能を有する織布等を張り付けたものであり 、これにより、型枠間に打込まれたコンクリートから水や空気が抜け出るように したものである。
【0004】 このような工法は、近年に至って、土木に限られず、建築の分野においても適 用されることが多くなってきている。 ところで、近年、コンクリート建築物の屋内の断熱効果を高めるため、また、 冬と夏、昼と夜の寒暖差による躯体の歪を防止するなどのため、コンクリート壁 、コンクリート屋根などに、発泡プラスチックからなる断熱パネルを取り付ける ことが盛んになってきている。
【0005】 この断熱パネルを壁などに施工する方法には、断熱パネルを屋内側に配置する 内断熱工法と、断熱パネルを屋外側に配置する外断熱工法とがあるが、いずれの 方法を採用するに際しても、次のようにして施工している。多数個の断熱パネル を、コンクリート型枠の一方に釘などにより仮止めして並設し、この並設された 多数個の断熱パネルと他方のコンクリート型枠との間にコンクリートを打設し、 コンクリートの硬化後一対のコンクリート型枠を除去している。これにより、コ ンクリート打設時に断熱パネルをコンクリート壁などに取付けている。
【0006】 この施工方法を一層簡易にするため、断熱パネルにコンクリート型枠としての 役割をも持たせ、断熱パネルをコンクリート兼用型枠として用いる工法が提案さ れている。このような施工方法であると、コンクリート打設後、一方の型枠を除 去する必要がなく、施工が簡易になるという利点がある。
【0007】 しかしながら、上述した透水性型枠工法と、この型枠兼用断熱パネルを用いる 工法とを共に活用した工法はなく、その結果、コンクリート壁の耐久性能を向上 することと、断熱パネル付きコンクリート壁の施行が簡易であることとを共に実 現することは不可能であり、建築業界においては、これら両利点を活かすことが できる工法の出現が待望されている。
【0008】
【考案の目的】
本考案は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、透水性型枠工 法と、型枠兼用断熱パネルを用いる工法とを共に活用することができ、打設され たコンクリートの水分等を排出することによりコンクリート壁の耐久性能を向上 すること等ができ、仕上げ面が平滑で直ちに内装下地材を取付けることができ施 工が簡単な断熱パネル付きコンクリート壁を提供することができる透水性能付き 型枠兼用断熱パネルを提供することにある。
【0009】
【考案の概要】
この目的を達成するため、本考案に係る透水性能付き型枠兼用断熱パネルは、 断熱パネル付きのコンクリート壁を施行するに際して、一方のコンクリート型枠 と対向して配置され、コンクリート型枠兼用として用いられ、発泡合成樹脂製の 断熱材又は所定の断熱性能を有する断熱材からなる型枠兼用断熱パネルにおいて 、 前記断熱材のコンクリート側の面に、コンクリート中の水分等を排出するため の排出溝が形成された排水部材を設け、 前記断熱材の反コンクリート側の面に、中空断面で表面に引張力に対抗するス キン層が形成された補強材を接合してなることを特徴としている。
【0010】 本考案に係る透水性能付き型枠兼用断熱パネルによれば、コンクリート中の水 分等を排出する排出溝が形成された排水部材を断熱パネルに設けたので、この型 枠兼用断熱パネルと一般のコンクリート型枠とを対向して配置してコンクリート を打設すれば、排出溝を通して硬化する前のコンクリート中の水分等を除去でき る。そのため、耐久性能に優れたコンクリート壁を提供することができる。しか も、型枠兼用断熱パネルであるため、施行が簡易でありながら断熱パネル付コン クリート壁を提供できる。換言すると、透水性型枠工法と、型枠兼用断熱パネル を用いる工法とを共に活用することができ、耐久性があり且つ施行が簡易であり ながら断熱パネル付コンクリート壁を提供することができる。
【0011】 また、断熱材の反コンクリート側面に引張力に対抗するスキン層が表面に形成 された中空断面構造の補強材を接合すると、断熱材を補強し変形を防止すること ができる。つまり、補強材により型枠兼用断熱パネルの剛性を高めることができ 、この型枠兼用断熱パネルと一般のコンクリート型枠と対向して配置してコンク リートを打設したとき、コンクリートが硬化する前のコンクリートの自重による 押圧力が型枠兼用断熱パネルに作用して型枠兼用断熱パネルが外方に膨出すると きには、型枠兼用断熱パネルの外方側スキン層がこれに対抗することになり、ま た桟木や、タテバタ及びヨコバタ等により型枠兼用断熱パネルが内方に押圧され るときには、型枠兼用断熱パネルの内方側スキン層がこれに対抗することになり 、両スキン層の間の中空部も各スキン層の変形を吸収し、一層平滑な仕上り面に することができる。この結果、コンクリートの硬化後、補強材を内装下地材とし て直ちに仕上げ材を取り付けることができ、施工作業が簡易となる。
【0012】 また、前記補強材は、多数平行に開設された中空部を有するプレート材により 構成することが好ましい。
【0013】
【考案の具体的説明】
以下、本考案の一実施例に係る透水性能付き型枠兼用断熱パネルにつき図面を 参照しつつ説明する。
【0014】 図1は、本発明の一実施例に係る透水性能付き型枠兼用断熱パネルの分解斜視 図、図2は、本断熱パネルを用いて、断熱パネル付コンクリート壁を構築する際 の施工時の断面図である。
【0015】 図1に示すように、先ず、本実施例に係る透水性能付き型枠兼用断熱パネル1 は、発泡合成樹脂製の断熱材又は所定の断熱性能を有する断熱材2と、この断熱 材2のコンクリート側の面に設けられた排水部材3と、前記断熱材2の反コンク リート側の面に接合された中空構造のプレート材からなる補強材4とを有してい る。
【0016】 まず、発泡合成樹脂製の断熱材1としては、例えば、硬質の発泡ポリスチレン 、硬質の発泡ポリウレタン、発泡ポリプロピレン等が好適である。その他の所定 の断熱性能を有する断熱材としては、例えば、無機充填材を含有する塩化ビニル 系樹脂又は塩素化塩化ビニル系樹脂を主成分とする発泡体からなる準不燃性以上 の材料で構成される断熱材がある。この場合には、断熱性能のみならず、耐火性 能、軽量性にも優れているといった利点がある。さらに、他の断熱材としては、 例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル、フェノール樹脂などから形成された断熱材 であってもよい。要は、後述するようにコンクリート型枠として用いた場合に、 ある程度の強度を有する断熱材であればよく、上述したものに限定されない。
【0017】 次に、前記排水部材3は、相互に平行の排出溝5が多数上下方向に伸びた樹脂 成形品である。この排出部材3を形成するに当たっては、材料として、例えば、 塩化ビニル系樹脂、ポリカーボネートなどを使用し、押し出し成形機を用いて形 成すればよい。この使用材料は一例であり、本考案では特にこれらに限定される ものではない。
【0018】 ただし、この排水部材3の排水溝5には、コンクリートが入り込み詰まる恐が あるので、好ましくは、排水部材3の排水溝4を透水性はあるが、コンクリート は通過させないようにしたフィルター部材6(図2参照)を設けることが好まし い。フィルター部材6は、フレッシュな状態にあるコンクリートから水分や空気 を通すもので、例えば、透水性を有する織布、透水性を有する不織布、ポリエチ レンフィルム(例えば、1mm〜10mmの多孔を有するもの)、ネット(□1 mm〜□10mmの多孔を有するもの)を例示できる。
【0019】 このフィルター部材6を排水部材3に接合するには、フィルター部材5が織布 、不織布等である場合には、接着剤などのバインダーにより接合してある。フィ ルター部材5が上記ポリエチレンフィルム、ネット等の場合には、熱ラミネート 等によって接合してある。
【0020】 また、コンクリートからの水分の排出量は、コンクリートの水セメント比によ っても左右される。そのため、断熱パネル1の厚さT1 、排出溝5の幅X、排出 溝4の深さDは、水セメント比にも対応して定める必要がある。例えば、本考案 者が行った実験例では、一般的な四周圧縮強度240Kg/cm2では、厚さT1 =2 5mmで、1リットル程度の透水を得ることができた。
【0021】 さらに、排出溝5は、断熱パネル1の側面の全域に所定間隔をおいて形成して あってもよく、若しくは、断熱パネル1の側面の少なくとも一部分に所定間隔を おいて形成してあってもよい。要は、コンクリートから必要な量の水分を排出で き、断熱性能を劣化しなければよい。
【0022】 前記補強材4は、本断熱パネル1をコンクリート兼用型枠として用いた際に、 断熱材2を補強する役割を果たすものであり、その構造と材料とから、打設され たコンクリートの自重によって断熱パネル1が押圧されるときの押圧力に充分に 耐えることができるようになっている。つまり、この補強材4は、四角形状の中 空部7が仕切壁8により仕切られた多数平行に開設された中空断面構造のプレー ト材であり、内外両面に引張力に対抗するスキン層9a,9bが形成された構造 となっている。また、この補強材4の形成するに当たっては、材料として、例え ば、塩化ビニル系樹脂、ポリカーボネートなどを使用し、押し出し成形機を用い て形成すればよい。この使用材料は一例であり、本考案では特にこれらに限定さ れるものではなく、打設されたコンクリートが断熱パネル1を押圧する押圧力に 充分に耐えることができる材料であればどのようなものであっても良い。
【0023】 さらに、より具体的には、前記発泡合成樹脂製の断熱材2としては、例えば、 20〜75mmの程度の肉厚T1 を有するものが用いられ、この程度の断熱材2に 対して補強するための補強材4としては、3〜15mm程度の肉厚T2 とすること が好ましい。この補強材4は、断熱材2に接着剤等により全面的に接合されてい るが、場合によっては点接合あるいは線接合であってもよい。ここで使用する接 着剤としては、例えば、エポキシ樹系接着剤あるいはウレタン樹脂系接着剤等を 使用することが好ましい。
【0024】 次に、図2を参照して、本実施例に係る断熱パネル1を用いて、断熱パネル付 コンクリート壁を構築する際の施工例を説明する。 図2では、建物の壁の屋内側に断熱パネル1を施工する場合について説明する 。先ず、外部型枠21を配設すると共に、この外部型枠21に対峠するように、 断熱材2、排水部材3及び補強材4を有する断熱パネル1をコンクリート兼用型 枠として配設する。
【0025】 次いで、フォームタイ22により外部型枠21と断熱パネル1との間を所定間 隔に維持すると共に、桟木23や、タテバタ24およびヨコバタ25を外部型枠 21および断熱パネル1の外側に配設し、締付金具26により固定する。これに て、外部型枠21と断熱パネル1との間にコンクリート27を打設し、これによ り、断熱パネル付コンクリート壁を構築する。
【0026】 ここに、本実施例では、型枠兼用の断熱パネル1に排水部材3が設けられてい るため、コンクリートがフレッシュな状態を保持している間に、コンクリート中 の余剰水を、透水性能を有する断熱パネル1の排出溝5から均等に自然排出させ ることができ、これにより、残留気泡による断面欠損が生じにくく、コンクリー ト表層部の水セメント比が低減し、ペースト分の濃い緻密な層が表面近傍に形成 されるため、外部から炭酸ガスや塩分が浸入しにくいコンクリートができ、内部 鉄筋の保護性能を高め、コンクリート壁の耐久性能を向上することができる。
【0027】 また、打設されたコンクリート27は、コンクリート兼用型枠としての断熱パ ネル1を押圧するが、この押圧力は、桟木23や、タテバタ24及びヨコバタ2 5により支持されていない型枠兼用断熱パネルを外方に膨出しようとする。した がって、型枠兼用断熱パネル1では、桟木23等に支持されていない部分が外方 に膨出し、桟木23等に支持された部分がいわば内方に変位することになる。
【0028】 しかし、本実施例では、断熱材2を補強材4により支持しているので、型枠兼 用断熱パネル1が外方に膨出しようとするときには、補強材4における外方のス キン層9aおよび仕切壁8が膨出を阻止するように抵抗し、また内方に凹むとき には内方のスキン層9bおよび仕切壁8がこれに対抗する。しかも、両スキン層 9a,9bの間の中空部7も各スキン層9a,9bの変形を吸収するように機能 することになるので、補強材4の室内側の面は、一層平滑な面にすることができ る。この結果、コンクリートの硬化後、型枠兼用断熱パネル1側では、補強材4 を内装下地材として直ちに仕上げ材を取り付けることができ、施工作業が簡易と なる。
【0029】 このようにして断熱パネル付コンクリート壁を構築した後、外部型枠21、フ ォームタイ22、締付金具26などを除去するが、断熱パネル1が内部型枠を兼 用しているため、一つの型枠の設置および除去が不要になり、施工工程が簡略化 でき、簡単に断熱パネル付コンクリート壁を構築できる。この結果、前述の透水 性型枠工法と、型枠兼用断熱パネルを用いる工法とを共に活用することができ、 耐久性があり且つ施工が簡易でありながら断熱パネル付コンクリート壁を提供す ることができる。
【0030】 なお、断熱パネル付コンクリート壁を構築した後の補強材4は、その中空部7 の断熱機能により、断熱材2による断熱機能を一層効率的なものとし、優れた断 熱性を発揮することになる。
【0031】 このようにして構築された断熱パネル付コンクリート壁は、型枠兼用断熱パネ ル1のコンクリート側には、排水部材3が設けられ、反コンクリート側には、補 強材4が接着されているので、フレッシュコンクリートから受ける押圧力に対し ては極めて対抗性のあるものとなり、強度的にも強くなる。
【0032】 このように補強材4を断熱材2に接合した断熱パネル1は、仕上げ面が平滑で あるため、後に、いわゆるGL工法により補強材4にモルタル団子を付着させて 石膏ボードを取り付けて、平滑な面に仕上げる必要はなく、直ちに内装下地材を 取付けることができ、施工が極めて簡単になる。
【0033】 なお、本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、種々変形可能で あることは勿論である。特に、明細書中において限定されないとした事項には何 ら限定されないのは勿論である。
【0034】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の透水性能付き型枠兼用断熱パネルによれば、平滑 な面に仕上がるので、直ちに内装下地材を取付けることができ、施工が極めて簡 単になる。透水性型枠工法と、型枠兼用断熱パネルを用いる工法とを共に活用す ることができ、耐久性があり、さらに施工が簡単となり、質の良い断熱性に優れ たコンクリート壁を構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の一実施例に係る透水性能付き
型枠兼用断熱パネルの分解斜視図である。
【図2】図2は、本断熱パネルを用いて、断熱パネル付
コンクリート壁を構築する際の施工時の断面図である。
【符号の説明】
1 透水性能付き型枠兼用断熱パネル 2 断熱材 3 排水部材 4 補強材 5 排出溝 6 補強材 7 中空部 9a,9b スキン層 21 コンクリート型枠

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱パネル付きのコンクリート壁を施行
    するに際して、一方のコンクリート型枠と対向して配置
    され、コンクリート型枠兼用として用いられ、発泡合成
    樹脂製の断熱材又は所定の断熱性能を有する断熱材から
    なる型枠兼用断熱パネルにおいて、 前記断熱材のコンクリート側の面に、コンクリート中の
    水分等を排出するための排出溝が形成された排水部材を
    設け、 前記断熱材の反コンクリート側の面に中空断面で表面に
    引張力に対抗するスキン層が形成された補強材を接合し
    てなる透水性能付き型枠兼用断熱パネル。
  2. 【請求項2】 前記補強材は、多数平行に開設された中
    空部を有するプレート材である請求項1に記載の透水性
    能付き型枠兼用断熱パネル。
JP4464392U 1992-06-26 1992-06-26 透水性能付き型枠兼用断熱パネル Pending JPH066530U (ja)

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