JPH066470U - 流体噴射式織機 - Google Patents
流体噴射式織機Info
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- JPH066470U JPH066470U JP4546392U JP4546392U JPH066470U JP H066470 U JPH066470 U JP H066470U JP 4546392 U JP4546392 U JP 4546392U JP 4546392 U JP4546392 U JP 4546392U JP H066470 U JPH066470 U JP H066470U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リードストロークの長大化を阻止して織機運
転の高速化を図る。 【構成】 複数の緯入れノズル1,2は、少なくとも織
機前後方向にずらされて配置される状態において、ノズ
ル軸L1,L2方向にノズルボディ3,4のほぼ全長H3
程度ずらされているとともに、ノズル軸L1,L2を互い
に近接して、配置されている。つまり、ノズル軸間距離
D1-2は、D1-2≒r1+d+R2になっている。また、前
側の緯入れノズル1のノズルボディ3から切断ラインL
3までの距離H1は、H1≒H2+H3になっている。一
方、前側の緯入れノズル1の緯糸経路近傍の織り前11
側には、ガイド部材14を配置してある。よって、前側
の緯入れノズル1から緯入れされた緯糸Y1が、筬60
の筬打ち運動によって織り前11側に筬打ちされる過程
において、ガイド部材14に受け止められ、筬打ちされ
た緯糸Y1の張力が適正となる。
転の高速化を図る。 【構成】 複数の緯入れノズル1,2は、少なくとも織
機前後方向にずらされて配置される状態において、ノズ
ル軸L1,L2方向にノズルボディ3,4のほぼ全長H3
程度ずらされているとともに、ノズル軸L1,L2を互い
に近接して、配置されている。つまり、ノズル軸間距離
D1-2は、D1-2≒r1+d+R2になっている。また、前
側の緯入れノズル1のノズルボディ3から切断ラインL
3までの距離H1は、H1≒H2+H3になっている。一
方、前側の緯入れノズル1の緯糸経路近傍の織り前11
側には、ガイド部材14を配置してある。よって、前側
の緯入れノズル1から緯入れされた緯糸Y1が、筬60
の筬打ち運動によって織り前11側に筬打ちされる過程
において、ガイド部材14に受け止められ、筬打ちされ
た緯糸Y1の張力が適正となる。
Description
【0001】
本考案は、流体噴射式織機であって、特に、複数の緯入れノズルの配置構造に 関する。
【0002】
図4は従来の流体噴射式織機の複数の緯入れノズルの配置を示している。この 類似構造は、特公昭47−20589号公報に開示されている。図4において、 複数の緯入れノズル101,102は、織機前後方向にずらして配置されている とともに、経糸W列に対しても前後にずらして配置されている。
【0003】
前述の従来例にあっては、複数の緯入れノズル101,102が、織機前後方 向にずらして配置されているとともに、経糸W列に対して同列に並べて配置され ているので、緯入れノズル101,102のノズル軸L101,L102間の距離とし てのノズル軸間距離D101-102が、1つのノズル直径以下とはならない。つまり 、前側の緯入れノズル101のノズルボディ半径をR101とし、後側の緯入れノ ズル102のノズルボディ半径をR102とし、前側の緯入れノズル101と後側 の緯入れノズル102とが干渉しない有効隙間をd101とすると、ノズル軸間距 離D101-102=R101+R102+d101>2×R101または2×R102となる。
【0004】 また、前側の緯入れノズル101を緯入れに最適な位置(すなわち、前進,後 退動作する筬と、上下動作する経糸の間に形成される空間が緯入れ時間に対して 十分確保される最適な位置)に配置すると、後側の緯入れノズル102は、標準 よりも後側に位置して緯入れ時間が少なくなる。このようなことから、後側の緯 入れノズル102での緯入れも確実に行わせるには、筬103の前後動範囲、つ まりリードストロークを大きく設定しなければならない。つまり、図4において 、前側の緯入れノズル101に対する織り前104からのリードストロークを寸 法D0とすると、後側の緯入れノズル102を設置した場合の織り前104から のリードストロークD102は、D102=D0+D101-102に設定しなければならず、 高速化の最大の障害となっている。
【0005】 そこで本考案にあっては、複数の緯入れノズルのノズル軸間距離の最小化が可 能なように、複数の緯入れノズルを配置することにより、どの緯入れノズルでも 確実に緯入れできるリードストロークを小さくして織機運転の高速化を図ること を課題にしている。
【0006】
第1の考案は、複数の緯入れノズルを少なくとも織機前後方向にずらして配置 するようにした流体噴射式織機において、前記複数の緯入れノズルを、ノズル軸 方向にほぼ全長程度以上ずらすとともにノズル軸を互いに近接して配置してある 。
【0007】 第2の考案は、第1の考案に加えて、経糸列に対してノズル軸方向に後退配置 される側の緯入れノズルの緯糸経路近傍の織り前側に、ガイド部材を配置してあ る。
【0008】
第1の考案では、複数の緯入れノズルのノズル軸間距離は、一方の緯入れノズ ルのノズル半径と他方の緯入れノズルの噴射流半径との合計値に設定することが 可能となる。つまり、ノズル半径と噴射流半径との間には、ノズル半径>噴射流 半径の関係があるので、複数の緯入れノズルのノズル軸間距離は、小寸法となる 。
【0009】 第2の考案では、ガイド部材が経糸列に対してノズル軸方向に後退配置された 側の緯入れノズルから緯入れされた緯糸の筬打ち時に、その緯糸の一部を受け止 めることにより、その緯糸の張力が適正となる。
【0010】
図1は、一実施例としての流体噴射式織機の複数の緯入れノズルまわりを上方 から見た状態を示している。図1において、流体噴射式織機の一例として、水噴 射式織機を使用してある。複数の緯入れノズル1,2それぞれは、大まかには、 ノズルボディ3,4内に導糸管5,6を嵌合装着し、ノズルボディ3,4の外側 にノズルアーム7,8を備え、ノズルアーム7,8に接続された配水パイプ9, 10から供給される圧力水をノズルボディ3,4と導糸管5,6との間に通して ノズルボディ3,4の経糸W列側の先端から噴射するようになっている。複数の 緯入れノズル1,2は、少なくとも織機前後方向にずらされて配置される状態に おいて、ノズル軸L1,L2方向にノズルボディ3,4のほぼ全長程度ずらされて いるとともに、ノズル軸L1,L2を互いに近接して、配置されている。具体的に は、織機前後方向の後側に位置する緯入れノズル2は、前側の緯入れノズル1か らの噴射流の妨げとならない位置で、ノズル軸L1側にできる限り近接配置され ている。つまり、織機前後方向でのノズル軸L1,L2間の距離としてのノズル軸 間距離D1-2は、前側の緯入れノズル1での噴射流12の半径r1と、後側の緯入 れノズル2が前側の緯入れノズル1からの噴射流を妨げることがない有効隙間d と、後側の緯入れノズル2のノズルボディ4の半径R2とのほぼ合計値になって いる(D1-2≒r1+d+R2)。また、後側の緯入れノズル2は、ノズルボディ 4先端から緯入れ後のカッタ13による切断ラインL3までの距離H2が標準寸法 となるように配置されている。前側の緯入れノズル1は、ノズルボディ3が後側 の緯入れノズル2のノズルボディ4に干渉しない位置で、後側の緯入れノズル2 にできる限り近接配置されている。つまり、前側の緯入れノズル1のノズルボデ ィ3先端から切断ラインL3までの距離H1は、後側の緯入れノズル2のノズルボ ディ4から切断ラインL3までの距離H2と、後側のノズルボディ4のノズル軸方 向全長寸法H3とのほぼ合計値になっている(H1≒H2+H3)。これにより、前 側の緯入れノズル1は、織り前11に対する織機前後方向で標準位置に配置され 、経糸W列に対する緯入れ方向で寸法H3程度だけ、経糸W列から後退した位置 に配置されている。この経糸W列に対して後退配置された前側の緯入れノズル1 の緯糸経路近傍の織り前11側には、ガイド部材14を配置してある。ガイド部 材14の基端部は、前側の緯入れノズル1をサイドフレーム20に取り付けるブ ラケット21の下方をサイドフレーム20側にまわり込みつつ、ブラケット21 の固定ブラケット22、またはサイドフレーム20のいずれかに固定されている 。複数の緯入れノズル1,2は、織機のサイドフレーム20に前後方向に個別に 取り付けられている。
【0011】 具体的には、前側の緯入れノズル1は、サイドフレーム20にブラケット21 で取り付けられている。ブラケット21の固定ブラケット22は、サイドフレー ム20の上面に取り付けられたゲージ23を基準として、サイドフレーム20の 上面に位置決めしつつボルト24で取り付けられている。固定ブラケット22の 経糸W列側の先端部には、可動ブラケット25が、織機後側に突出配置されつつ ボルト26で取り付けられている。可動ブラケット25の経糸W側には、ノズル アーム7が、ノズル向き調整機構27を介して回動可能に取り付けられている。 ノズル向き調整機構27は、可動ブラケット25とノズルアーム7との間に介装 された球体28を備えている。球体28の一半部は、可動ブラケット25に形成 された半球状の凹部29に収納され、球体28の他半部は、ノズルアーム7に形 成され半球状の凹部30に収納されている。この凹部29,30で球体28を挟 み込んだ状態において、可動ブラケット25とノズルアーム7との間には、隙間 3が形成されている。可動ブラケット25の凹部29を中心とする同心円上には 、複数のねじ挿通孔32が、周方向に等分配置して形成されている。ノズルアー ム7の凹部30を中心とする同心円上には、複数のねじ孔33が、周方向に等分 配置して形成されている。この複数のねじ孔33は、凹部29,30で球体28 を挟み込んだ状態において、複数のねじ挿通孔32と位置が対応している。この 複数のねじ挿通孔32から複数のねじ孔33には、スプリングワッシャ34とワ ッシャ35とを外嵌装着した複数のボルト36が、締結されている。そして、複 数のボルト36それぞれの締め込み量を変えることにより、ノズルアーム7を、 球体28を中心として回動し、前側の緯入れノズル1の向きとしてのノズル軸L 1 の上下方向ならびに前後方向の向きを調整するようになっている。
【0012】 また、後側の緯入れノズル2は、ブラケット41でサイドフレーム21に取り 付けられている。ブラケット41の固定ブラケット41は、サイドフレーム20 の上面にゲージ23の後方に離間配置して取り付けられたゲージ43を基準とし て、サイドフレーム20の上面に位置決めしつつボルト44で取り付けられてい る。固定ブラケット42の経糸W列側の先端部には、可動ブラケット45が、織 機前側に突出配置されつつボルト46で取り付けられている。可動ブラケット4 5の経糸W側には、ノズルアーム8が、前記ノズル向き調整機構27と同様のノ ズル向き調整機構47を介して回動可能に取り付けられている。つまり、ノズル 向き調整機構47は、可動ブラケット45とノズルアーム8との間に、隙間51 を形成しつつ介装された球体48を備え、スプリングワッシャ54とワッシャ5 5とを外嵌装着した複数のボルト56の可動ブラケット45からノズルアーム8 への締め込み量を変えることにより、ノズルアーム8を球体48を中心として回 動し、後側の緯入れノズル2の向きとしてのノズル軸L2の向きを調整するよう になっている。
【0013】 なお、図1中の符号60は筬である。
【0014】 図2は、上記複数の緯入れノズル1,2のサイドフレーム20まわりの外観を 示している。図2において、サイドフレーム20の上面には、複数の緯入れノズ ル1,2それぞれに対応する個数の電磁駆動型の複数の緯糸把持器61,62と 、ヤーンガイド63とが取り付けられている。ヤーンガイド63には、複数の緯 入れノズル1,2それぞれに対応する個数のガイド孔64,65とを形成してあ る。そして、緯糸Y1が、図外の給糸体から図外の緯糸測長貯留装置とガイド孔 64と緯糸把持器61とを順に経由して前側の緯入れノズル1の導糸管5に引き 通されている。また、別の緯糸Y2が、別の図外の給糸体から別の図外の緯糸測 長貯留装置とガイド孔65と緯糸把持器62と順に経由して後側の緯入れノズル 2の導糸管6に引き通されている。
【0015】 図3は、上記複数の緯入れノズル1,2の緯入れ用の水供給系統を示している 。図3において、前側の緯入れノズル1の前記配水パイプ9を含む水供給通路7 1と、後側の緯入れノズル2の前記配水パイプ10を含む水供給通路72とは、 図外の水道の蛇口などのような水供給源に図外の定水位タンクを介して接続され たウォータポンプ73の吐出側に分岐接続されている。この分岐点74と前側の 緯入れノズル1との間に位置する水供給通路71には、電磁駆動自己復帰形の開 閉弁75を介装してある。分岐点74と後側の緯入れノズル2との間に位置する 水供給通路72には、別の電磁駆動自己復帰形の開閉弁76を介装してある。ウ ォータポンプ73は、図外の織機主軸に連動するカム77と、このカム77で揺 動されるレバー78とによって、所定のタイミングで、図外の定水位タンク側か ら水を吸入し、この吸入水を所定の圧力水に生成し、この圧力水を分岐点74側 に吐出する。したがって、この水供給系統は、ウォータポンプ73から吐出され た圧力水を、開閉弁75,76の予め設定された緯入れタイミングに応じた開弁 動作により、緯入れノズル1,2から噴射する。例えば、緯糸Y1の緯入れ時期 になると、開閉弁75が図示のように開弁動作し、これの直後に、緯糸把持器6 1が開放動作することにより、緯糸Y1が前側の緯入れノズル1からの噴射流に よって経糸Y列側に向けて移送されて図外の経糸開口内に緯入れされる。この緯 糸Y1の飛走先端が経糸Y列の反緯入れ側の所定位置に到達する時期になると、 緯糸把持器61が把持動作して緯糸Y1を保持する。この緯糸把持器61の把持 動作以前に、開閉弁75は閉弁動作する。また、緯糸Y2の緯入れ時期になると 、開閉弁76が図示のように開弁動作し、これの直後に、緯糸把持器62が開放 動作することにより、緯糸Y2が後側の緯入れノズル2からの噴射流によって経 糸Y列側に向けて移送されて図外の経糸開口内に緯入れされる。この緯糸Y2の 飛走先端が経糸Y列の反緯入れ側の所定位置に到達する時期になると、緯糸把持 器62が把持動作して緯糸Y2を保持する。この緯糸把持器62の把持動作以前 に、開閉弁76は閉弁動作する。
【0016】 この一実施例によれば、図1に示すように、前側の緯入れノズル1と後側の緯 入れノズル2とを織機前後方向にずらして配置するに際して、前側の緯入れノズ ル1を、織機前後方向の標準位置上で、後側の緯入れノズル2に対してノズル軸 L1,L2方向に後側の緯入れノズル2のノズルボディ4のほぼ全長程度、経糸W 列から離れる方向にずらして配置してある。また、後側の緯入れノズル2は、前 側の緯入れノズル1からの噴射流12を妨げることがない程度に、そのノズル軸 L2を前側の緯入れノズル1のノズル軸L1に近接配置してある。つまり、前側の 緯入れノズル1と後側の緯入れノズル2とを、ノズル軸L1,L2方向にノズルボ ディ4のほぼ全長程度ずらしてあるとともに、ノズル軸L1,L2を互いに近接し て配置してある。よって、後側の緯入れノズル2は、前側の緯入れノズル1のノ ズル軸L1側に、寸法D2だけ近寄って配置されている。したがって、織機前後方 向にずらして配置される複数の緯入れノズル1,2のノズル軸間距離D1-2は、 緯入れノズル1からの噴射流の半径r1と有効隙間dと緯入れノズル2のノズル ボディ半径R2とのほぼ合計値に設定されている(D1-2≒r1+d+R2)。つま り、ノズルボディ半径R2と噴射流半径r1との間には、R2>r1の関係がある。 これにより、この一実施例における複数の緯入れノズル1,2のノズル軸間距離 D1-2は、従来のノズル軸間距離D101-102(図4参照)に比べて、上記複数の緯 入れノズル1,2が織機前後方向に重なり合う寸法D2だけ少なくとも小寸法と なる。
【0017】 また、この一実施例によれば、前側の緯入れノズル1が後側の緯入れノズル2 との配置関係において、経糸W列に対して、ノズル軸L1方向で、ノズルボディ 3のほぼ全長寸法H3だけ後退配置されており、この後退配置された前側の緯入 れノズル1の緯糸経路近傍の織り前11側に、ガイド部材14を配置してある。 よって、前側の緯入れノズル1から緯入れされた緯糸Y1が、筬60の筬打ち運 動によって織り前11側に筬打ちされる過程において、図1に一点鎖線で示すよ うに、前側の緯入れノズル1と織り前11との間で、ガイド部材14に受け止め られる。これにより、筬打ちされた緯糸Y1の張力が適正となる。すなわち、図 3で示すように後側の緯入れノズル2先端から最緯入れ側の経糸Wまでの糸路n 2 が、筬打ち時点では織り前11側に移動して糸路m2となる。このとき、糸路の 差m2−n2の値は十分大きく、緯糸に適正な張力が得られるのに対し、前側の緯 入れノズル1では、緯入れノズル1先端から最緯入れ側の経糸Wまでの糸路がn 1 と長く、また筬打ち時点で織り前11側に移動する距離も小さいことから、糸 路の差m1−n1はm2−n2よりもはるかに小さな値となり、筬打ち時には、緯糸 に適正な張力が得られなくなる恐れがあるので、ガイド部材14によって、糸路 の差を十分大きく取るようにし、適正な張力を得るようにしている。
【0018】 なお、本考案にあっては、図示は省略するが、第1実施例とは逆に、経糸W列 に対して、前側の緯入れノズル1を前進配置し、後側の緯入れノズル2を後退配 置しても、第1実施例と同様の作用効果がある。この場合には、ガイド部材14 を省略することが可能である。
【0019】
以上のように第1の考案によれば、少なくとも織機前後方向にずらして配置さ れる複数の緯入れノズルを、ノズル軸方向にほぼ全長程度以上ずらすとともにノ ズル軸を互いに近接して配置してあるので、ノズル半径>噴射流半径の関係から 、複数の緯入れノズルのノズル軸間距離が小寸法となる。よって、どの緯入れノ ズルでも確実に緯入れできるリードストロークを小さくして、織機運転の高速化 が図れる。
【0020】 第2の考案によれば、第1の考案に加えて、経糸列に対してノズル軸方向に後 退配置される側の前記緯入れノズルの緯糸経路近傍の織り前側に、ガイド部材を 配置したので、経糸列に対してノズル軸方向に後退配置された側の緯入れノズル から緯入れされた緯糸の筬打ち時に、その緯糸の一部をガイド部材が受け止めて 、その緯糸の張力が適正となり、布品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す平面図。
【図2】一実施例のサイドフレームまわりを示す斜視
図。
図。
【図3】一実施例の緯入れ用の水供給系統を示す構成
図。
図。
【図4】従来例を示す平面図。
1…前側の緯入れノズル 2…後側の緯入れノズル 14…ガイド部材 L1,L2…ノズル軸
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の緯入れノズルを少なくとも織機前
後方向にずらして配置するようにした流体噴射式織機に
おいて、 前記複数の緯入れノズルを、ノズル軸方向にほぼ全長程
度ずらすとともにノズル軸を互いに近接して配置したこ
とを特徴とする流体噴射式織機。 - 【請求項2】 経糸列に対してノズル軸方向に後退配置
される側の前記緯入れノズルの緯糸経路近傍の織り前側
に、ガイド部材を配置したことを特徴とする請求項1に
記載した流体噴射式織機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4546392U JPH066470U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 流体噴射式織機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4546392U JPH066470U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 流体噴射式織機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH066470U true JPH066470U (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=12720068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4546392U Pending JPH066470U (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 流体噴射式織機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH066470U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030025161A (ko) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | 쓰다고마 고교 가부시끼가이샤 | 유체분사식 직기의 위사입장치 |
JP2014101593A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Tsudakoma Corp | 水噴射式織機における主軸の回転数制御方法及び装置 |
JP2014159651A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Tsudakoma Corp | 水噴射式織機用の緯糸屈曲装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4546392U patent/JPH066470U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030025161A (ko) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | 쓰다고마 고교 가부시끼가이샤 | 유체분사식 직기의 위사입장치 |
JP2014101593A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Tsudakoma Corp | 水噴射式織機における主軸の回転数制御方法及び装置 |
JP2014159651A (ja) * | 2013-02-19 | 2014-09-04 | Tsudakoma Corp | 水噴射式織機用の緯糸屈曲装置 |
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