JPH0664708B2 - 磁気ヘッド用コア構造体 - Google Patents
磁気ヘッド用コア構造体Info
- Publication number
- JPH0664708B2 JPH0664708B2 JP431084A JP431084A JPH0664708B2 JP H0664708 B2 JPH0664708 B2 JP H0664708B2 JP 431084 A JP431084 A JP 431084A JP 431084 A JP431084 A JP 431084A JP H0664708 B2 JPH0664708 B2 JP H0664708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- magnetic head
- central core
- gap
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/265—Structure or manufacture of a head with more than one gap for erasing, recording or reproducing on the same track
- G11B5/2651—Manufacture
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、VTR等に使用されるダブルギャップ型の消去
用磁気ヘッド等を作成するのに適した磁気ヘッド用コア
構造体に関する。
用磁気ヘッド等を作成するのに適した磁気ヘッド用コア
構造体に関する。
（従来技術） 従来、VTR等に使用されるダブルギャップ型の消去用磁
気ヘッドとしては、特公昭54−12210号に開示されてい
るものがあった。これは、第１図の如く、２つの側方コ
ア1A,1Bを一体化した外部コア２の連結部に、狭幅部３
と広幅部４とで構成された凸状溝部５を形成したことを
特徴とするもので、該凸状溝部５の狭幅部３に中央コア
６を嵌合して、中央コア６と前記広幅部４とで２つのギ
ャップ溝７を形成している。そして、中央コア６にコイ
ル８を巻装し、ギャップ溝７にギャップ材としての樹脂
９を充填し、バックコア10を接合した後、外部コア２の
連結部を一点鎖線Ｘで示す如く研削、研摩して２つの側
方コア1A,1Bに分離する。
気ヘッドとしては、特公昭54−12210号に開示されてい
るものがあった。これは、第１図の如く、２つの側方コ
ア1A,1Bを一体化した外部コア２の連結部に、狭幅部３
と広幅部４とで構成された凸状溝部５を形成したことを
特徴とするもので、該凸状溝部５の狭幅部３に中央コア
６を嵌合して、中央コア６と前記広幅部４とで２つのギ
ャップ溝７を形成している。そして、中央コア６にコイ
ル８を巻装し、ギャップ溝７にギャップ材としての樹脂
９を充填し、バックコア10を接合した後、外部コア２の
連結部を一点鎖線Ｘで示す如く研削、研摩して２つの側
方コア1A,1Bに分離する。
ところで、第１図の従来の構造であると、ギャップ長
は、中央コア６の側面と凸状溝部５の広幅部４との間隔
で規定されるため、外部コア２の凸状溝部５の加工精度
や中央コア６の寸法精度を充分高く保持しないとギャッ
プ長のばらつきが大きくなってしまうきらいがあった。
は、中央コア６の側面と凸状溝部５の広幅部４との間隔
で規定されるため、外部コア２の凸状溝部５の加工精度
や中央コア６の寸法精度を充分高く保持しないとギャッ
プ長のばらつきが大きくなってしまうきらいがあった。
（発明の目的） 本発明は、上記の点に鑑み、ギャップ材として中央コア
の先端に嵌込む非磁性金属コ字状ギャップ材を用い、外
部コアの嵌合溝部に非磁性金属製コ字状ギャップ材を介
在させて中央コアを嵌合一体化することにより、各コア
の加工精度にかかわらずギャップ長のばらつきを充分小
さくすることが可能な磁気ヘッド用コア構造体を提供し
ようとするものである。
の先端に嵌込む非磁性金属コ字状ギャップ材を用い、外
部コアの嵌合溝部に非磁性金属製コ字状ギャップ材を介
在させて中央コアを嵌合一体化することにより、各コア
の加工精度にかかわらずギャップ長のばらつきを充分小
さくすることが可能な磁気ヘッド用コア構造体を提供し
ようとするものである。
（発明の構成） 本発明の磁気ヘッド用コア構造体は、２つの側方コアを
一体化した形状で、内面中間部に方形断面の嵌合溝部を
形成成してなる外部コアと、板状の中央コアと、該中央
コア先端部に嵌込み自在な非磁性金属製コ字状ギャップ
材とを備え、 前記嵌合溝部に前記非磁性金属製コ字状ギャップ材を介
在させて前記中央コアを嵌合一体化してなることを特徴
とするものである。
一体化した形状で、内面中間部に方形断面の嵌合溝部を
形成成してなる外部コアと、板状の中央コアと、該中央
コア先端部に嵌込み自在な非磁性金属製コ字状ギャップ
材とを備え、 前記嵌合溝部に前記非磁性金属製コ字状ギャップ材を介
在させて前記中央コアを嵌合一体化してなることを特徴
とするものである。
（発明の実施例） 以下、本発明に係る磁気ヘッド用コア構造体の実施例を
図面に従って説明する。
図面に従って説明する。
第２図及び第３図の如く、２個の側方コア11A,11Bを一
体化した形で外面が直方体の３面を成すフェライト等の
外部コア12の内面中間部に、凹状嵌合溝部15を形成す
る。ここで、凹状嵌合溝部15は第１図の如く段付形状で
ある必要はなく、単純な方形断面である。中央コア16は
フェライト等で板状に形成されるものであり、ギャップ
材は中央コア16の先端に嵌込み可能なように金属製コ字
状ギャップ材19を用いる。ここで、金属製コ字状ギャッ
プ材19の材質は非磁性の銅、チタン、BeCu箔等であり、
所定のギャップ長に対応した厚さに設定される。そし
て、金属製コ字状ギャップ材19を中央コア16の先端に嵌
込み、それらを外部コア12の凹状嵌合溝部15に嵌め、さ
らに外部コア12と中央コア16先端との間に樹脂、ガラス
等の有機あるいは無機の充填材17を流し込んで前記外部
コア12と中央コア16とを一体化することより、磁気ヘッ
ド用コア構造体が得られる。
体化した形で外面が直方体の３面を成すフェライト等の
外部コア12の内面中間部に、凹状嵌合溝部15を形成す
る。ここで、凹状嵌合溝部15は第１図の如く段付形状で
ある必要はなく、単純な方形断面である。中央コア16は
フェライト等で板状に形成されるものであり、ギャップ
材は中央コア16の先端に嵌込み可能なように金属製コ字
状ギャップ材19を用いる。ここで、金属製コ字状ギャッ
プ材19の材質は非磁性の銅、チタン、BeCu箔等であり、
所定のギャップ長に対応した厚さに設定される。そし
て、金属製コ字状ギャップ材19を中央コア16の先端に嵌
込み、それらを外部コア12の凹状嵌合溝部15に嵌め、さ
らに外部コア12と中央コア16先端との間に樹脂、ガラス
等の有機あるいは無機の充填材17を流し込んで前記外部
コア12と中央コア16とを一体化することより、磁気ヘッ
ド用コア構造体が得られる。
なお、得られた磁気ヘッド用コア構造体に対し、中央コ
ア16にコイル18を巻装し、外部コア12の後端面にバック
コア20を接合した後、前記外部コア12を第２図一点鎖線
Ｙで示すように研削、研摩して、前記中央コア16と当該
中央コア両側に分離されたギャップ材19とをテープ摺動
面に露出させ、外部コア12を２分割した側方コア11A,11
Bの先端と中央コア16との間に夫々ギャップを形成して
磁気ヘッドを作成すればよい。
ア16にコイル18を巻装し、外部コア12の後端面にバック
コア20を接合した後、前記外部コア12を第２図一点鎖線
Ｙで示すように研削、研摩して、前記中央コア16と当該
中央コア両側に分離されたギャップ材19とをテープ摺動
面に露出させ、外部コア12を２分割した側方コア11A,11
Bの先端と中央コア16との間に夫々ギャップを形成して
磁気ヘッドを作成すればよい。
なお、外部コア12の研削による分割はコイル18及びバッ
クコア20を一体化する前に実行してもよい。
クコア20を一体化する前に実行してもよい。
（発明の効果） 本発明に係る磁気ヘッド用コア構造体によれば、次のよ
うな効果を上げることができる。
うな効果を上げることができる。
（１） ギャップ材として中央コア16の先端に嵌込む非
磁性金属製コ字状ギャップ材19を用い、外部コア12の方
形断面の嵌合溝部15に非磁性金属製コ字状ギャップ材19
を介在させて中央コア16を嵌合一体化しているので、ギ
ャップ長はそのギャップ材19の厚さにより決まり、各コ
アの加工精度にかかわらずギャップ長のばらつきを充分
小さくすることができる。
磁性金属製コ字状ギャップ材19を用い、外部コア12の方
形断面の嵌合溝部15に非磁性金属製コ字状ギャップ材19
を介在させて中央コア16を嵌合一体化しているので、ギ
ャップ長はそのギャップ材19の厚さにより決まり、各コ
アの加工精度にかかわらずギャップ長のばらつきを充分
小さくすることができる。
（２） 非磁性の銅、チタン、BeCu箔等の金属製ギャッ
プ材19を用いているので、磁界利用効率を向上させるこ
とができる。すなわち、金属のギャップ材の場合には外
部磁束により渦電流が生じ、この渦電流による磁束は外
部磁束を打消す向きに生じるため、中央コア16と外部コ
ア分割後の側方コア11A,11Bとの間の磁束は、磁気ヘッ
ド前面のテープ側を良く通ることになるからである。
プ材19を用いているので、磁界利用効率を向上させるこ
とができる。すなわち、金属のギャップ材の場合には外
部磁束により渦電流が生じ、この渦電流による磁束は外
部磁束を打消す向きに生じるため、中央コア16と外部コ
ア分割後の側方コア11A,11Bとの間の磁束は、磁気ヘッ
ド前面のテープ側を良く通ることになるからである。
第１図は従来の磁気ヘッドを示す正面図、第２図は本発
明に係る磁気ヘッド用コア構造体の実施例を示す正面
図、第３図は同分解斜視図である。 11A,11B……側方コア、12……外部コア、15……凹状嵌
合溝部、16……中央コア、19……金属製コ字状ギャップ
材、20……バックコア。
明に係る磁気ヘッド用コア構造体の実施例を示す正面
図、第３図は同分解斜視図である。 11A,11B……側方コア、12……外部コア、15……凹状嵌
合溝部、16……中央コア、19……金属製コ字状ギャップ
材、20……バックコア。
Claims (1)
- 【請求項１】２つの側方コアを一体化した形状で、内面
中間部に方形断面の嵌合溝部を形成してなる外部コア
と、板状の中央コアと、該中央コア先端部に嵌込み自在
な非磁性金属製コ字状ギャップ材とを備え、 前記嵌合溝部に前記非磁性金属製コ字状ギャップ材を介
在させて前記中央コアを嵌合一体化してなることを特徴
とする磁気ヘッド用コア構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP431084A JPH0664708B2 (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 磁気ヘッド用コア構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP431084A JPH0664708B2 (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 磁気ヘッド用コア構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60150214A JPS60150214A (ja) | 1985-08-07 |
| JPH0664708B2 true JPH0664708B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=11580909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP431084A Expired - Lifetime JPH0664708B2 (ja) | 1984-01-13 | 1984-01-13 | 磁気ヘッド用コア構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664708B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0751524A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-02-28 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | バッグフィルタ式集塵機のバッグフィルタ芯出し装置 |
-
1984
- 1984-01-13 JP JP431084A patent/JPH0664708B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0751524A (ja) * | 1993-08-10 | 1995-02-28 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | バッグフィルタ式集塵機のバッグフィルタ芯出し装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60150214A (ja) | 1985-08-07 |
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