JPH066448A - いたずら電話防止用装置 - Google Patents

いたずら電話防止用装置

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Publication number
JPH066448A
JPH066448A JP16508792A JP16508792A JPH066448A JP H066448 A JPH066448 A JP H066448A JP 16508792 A JP16508792 A JP 16508792A JP 16508792 A JP16508792 A JP 16508792A JP H066448 A JPH066448 A JP H066448A
Authority
JP
Japan
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terminal
wire
telephone line
telephone
wire converter
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Withdrawn
Application number
JP16508792A
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English (en)
Inventor
Satoru Sato
悟 佐藤
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ASCII Corp
Original Assignee
ASCII Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by ASCII Corp filed Critical ASCII Corp
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Publication of JPH066448A publication Critical patent/JPH066448A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が単純で安価ないたずら電話防止用装置
を提供する。 【構成】 2線4線変換器Tと、この2線4線変換器T
の第1の端子を電話回線L1に接続するか否かを切り換
えるスイッチとを設けた。また、2線4線変換器Tの第
2および第3の端子間に遅延装置DLを介挿した。 【効果】 2線4線変換器Tの第1の端子がスイッチを
介して電話回線L1に接続されると、通話相手からの音
声信号が遅延装置DLによって遅延され、通話相手に戻
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいたずら電話に応答する
場合に用いて好適ないたずら電話防止用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、いたずら電話応答機能を設け
た電話機が知られている。この種の電話機によれば、い
たずら電話がかかってきた場合、使用者が操作子を操作
することによりいたずら電話応答機能が作動し、予め電
話機に記憶された音声が発音され、通話相手に送られ
る。この音声は例えば、人間の耳に不快感を与える音
や、或いは送信相手を威嚇するような内容の音声であ
り、この音声を聞いた送話者が通話を続ける気持ちをそ
がれる効果を期待したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のいたずら電話防止用装置においては、不快な音や相
手を威嚇する音を発生するための録音/再生機能、ある
いは音源モジュール等が必要となるため、電話装置の構
造が複雑となり、高価なものになってしまうという欠点
があった。本発明は、このような背景の下になされたも
ので、装置の構造が単純で安価ないたずら電話防止用装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるいたずら電
話防止用装置は、第1乃至第3の端子を有し、前記第1
の端子から受信される受話信号を前記第2の端子へ出力
し、前記第3の端子へ供給される送話信号を前記第1の
端子へ出力する2線4線変換器と、前記第2の端子から
出力される受話信号を所定時間遅延させ、前記送話信号
として前記第3の端子へ供給する遅延装置と、前記第1
の端子を電話回線に接続するか否かを切り換えるスイッ
チとを具備することを特徴としている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、スイッチにより電話回線が
2線4線変換器の第1の端子に接続されると、この第1
の端子に通話相手からの受話信号が受信される。この受
話信号は第2の端子へ出力され、遅延装置により所定時
間遅延され、送話信号として第3の端子へ供給される。
そして、送話信号は2線4線変換器の第3の端子から第
1の端子へ出力され、電話回線を介して通話相手に戻さ
れる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の一実施例によるいたずら
電話防止用装置の基本ユニットBUの基本構成例を示す
ブロック図である。同図は基本ユニットBUが電話回線
L1に接続された状態を示している。Tは2線4線変換
器であり、電話回線L1から受信される受話信号を信号
線L2へ出力し、信号線L3を介して供給される送話信
号を電話回線L1へ出力する。この2線4線変換器はト
ランスまたは電子回路等により構成されている。DLは
遅延装置であり、2線4線変換器Tを介して受信した受
話信号を所定時間遅延させ、上記送話信号として2線4
線変換器Tへ戻す。遅延装置DLは、例えば電子回路、
磁気記録装置、機械的な遅延装置等により構成されてい
る。TIMEは遅延時間調節装置であり、図示しない操
作子の状態に応じ遅延装置DLの遅延時間を調節する。
【0007】このような構成の、基本ユニットBUを用
いた各実施例を以下に説明する。 <第1実施例>図2は、前述の基本ユニットBUを内部
に組み込んだ電話機の構成を示すブロック図である。T
EL’は電話機の送受話器である。SWはスイッチであ
り、電話回線L1の接続先を送受話器TEL’あるいは
基本ユニットBUのいずれかに切り換える。まず、電話
回線L1を介し、この電話機に発呼信号が到来し、使用
者が送受話器TEL’を持ち上げると、この電話機が通
話相手の電話機と回線接続される。また、これに伴って
スイッチSWは送受話器TEL’側に切り換えられる。
この状態において、使用者は通話相手との会話を行うこ
とができる。そして、この電話機に設けられた図示せぬ
いたずら電話防止機能ボタンが押下されると、スイッチ
SWが基本ユニットBU側に切り換えられる。この結
果、送受話器TEL’は電話回線L1から切り離され、
電話回線L1に基本ユニットBUが接続される。この状
態において、電話回線を介し、到来する通話相手の音声
は、2線4線変換器T→遅延装置DL→2線4線変換器
Tという経路を介すことにより、所定時間遅延され、再
び電話回線を介し、通話相手に戻される。ここで、例え
ば、前述した遅延装置の操作子を1秒に設定した場合、
通話相手の言葉が1秒の遅延を伴って、そのまま送り返
される。一般に、人は自分の話した声がこの程度の遅延
を伴って聞こえた場合、話そうとした言葉が上手く口か
ら出ずに、話にくくなる。従って、通話相手の通話を続
ける気をそぐことができる。
【0008】<第2実施例>図3は、前述の基本ユニッ
トBUを通常の電話機とは別体の付属機器として使用す
る場合の構成例を示すブロック図である。TELは通常
の電話機である。BU’はスイッチSWaおよび基本ユ
ニットBUからなる付属機器である。DIは分配器であ
り、電話回線L1を電話機TELおよび付属機器BU’
と接続する。通常の通話を行う場合、使用者はスイッチ
SWaを通話側へ切り換え、基本ユニットBUを分配器
DIから切り離す。一方、いたずら電話を受けた場合、
使用者はスイッチSWaを遅延側に切り換える。この結
果、通話相手の言葉が基本ユニットBUによって遅延さ
れ、再び通話相手に戻される。
【0009】<第3実施例>図4は、この発明の第3実
施例を示すものである。同図において、付属機器BU’
は電話回線L1の途中に介挿される。また、スイッチS
Waは通常の通話時には通話側に設定され、いたずら電
話防止動作を行う場合は遅延側に設定される。本実施例
においても、上記各実施例と同様な効果が得られる。
【0010】なお、上記各実施例において遅延装置DL
の遅延時間を不特定の周期で変化させるようにすると、
さらに効果的である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音源等を必要としない単純な構成であり、かつ、安価な
いたずら電話防止用装置を供給することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるいたずら電話防止用
装置の基本構成例を示すブロック図である。
【図2】 本発明における第1実施例の構成を示す図で
ある。
【図3】 本発明における第2実施例の構成を示す図で
ある。
【図4】 本発明における第3実施例の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
L1……電話回線、 L2……信号線、 L3……信号線、 T……2線4線変換器、 DL……遅延装置、 TIME……遅延時間調節装置、 BU……基本ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1乃至第3の端子を有し、前記第1の
    端子から受信される受話信号を前記第2の端子へ出力
    し、前記第3の端子へ供給される送話信号を前記第1の
    端子へ出力する2線4線変換器と、 前記第2の端子から出力される受話信号を所定時間遅延
    させ、前記送話信号として前記第3の端子へ供給する遅
    延装置と、 前記第1の端子を電話回線に接続するか否かを切り換え
    るスイッチとを具備することを特徴とするいたずら電話
    防止用装置。
JP16508792A 1992-06-23 1992-06-23 いたずら電話防止用装置 Withdrawn JPH066448A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16508792A JPH066448A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 いたずら電話防止用装置

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JP16508792A JPH066448A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 いたずら電話防止用装置

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JPH066448A true JPH066448A (ja) 1994-01-14

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ID=15805638

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JP16508792A Withdrawn JPH066448A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 いたずら電話防止用装置

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JP (1) JPH066448A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6979940B2 (en) 2002-05-28 2005-12-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrodeless discharge lamp
JP2011048205A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Kyocera Corp 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6979940B2 (en) 2002-05-28 2005-12-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrodeless discharge lamp
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Effective date: 19990831