JPH0664006U - 電気発熱体ユニット - Google Patents

電気発熱体ユニット

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Publication number
JPH0664006U
JPH0664006U JP336093U JP336093U JPH0664006U JP H0664006 U JPH0664006 U JP H0664006U JP 336093 U JP336093 U JP 336093U JP 336093 U JP336093 U JP 336093U JP H0664006 U JPH0664006 U JP H0664006U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
plate
metal case
electric heating
upper plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP336093U
Other languages
English (en)
Inventor
秀行 飯高
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上板の反りや沈み込みを防止することにより
トッププレートとの密着を良くする。 【構成】 発熱体12と、この発熱体12を保持する絶
縁材11を金属ケース6で覆い、上面を金属ケース6と
別体の前後左右に摺動可能な上板9で、底部をストッパ
ー16を有する底板15とで構成し、発熱体12による
上板9の熱膨張を面方向に分散させて反りを防止すると
ともに絶縁材11の収縮による沈みをストッパー16で
支え、上面に載置されるトッププレート2との密着を確
保して温度分布の良い電気発熱体ユニットを提供でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気調理器に使用される面状の電気発熱体ユニットに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気発熱体と絶縁物を金属板で覆った面状の電気発熱体ユニットが電気 炉など工業用ヒーターとして市販されている。
【0003】 これは、全面がほとんど均一に発熱するため、電気ホットプレート等の焼き物 調理器の発熱体ユニットとして利用されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、電気ホットプレートの発熱体として電気発熱体ユニットを利用 する場合、金属ケースの上面にガラスセラミック板を載置させこのセラミック板 の上で焼き物調理を行うのが一般的であるが、金属ケースが熱膨張により反りを 生じ、上面に載置したガラスセラミック板との間に隙間ができ、ガラスセラミッ ク板の温度分布が悪くなり均一に発熱するヒーターの特性が生かされないという 問題があった。
【0005】 また、反りを防止するために金属ケースの上面部分を別体としたものもあるが 、長時間の使用による内部絶縁材の収縮による上面部分の沈み込みが発生し、ガ ラスセラミック板との密着が悪くなってしまうという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたもので、発熱体と、この発熱体を 保持する絶縁材を金属ケースで覆い、金属ケースと別体に前後左右に摺動可能な 上板を設け、上板の沈みを防止するストッパーを設けた。
【0007】
【作用】
上記構成により、金属ケースと別体に上板を設けたことにより、上面部分を形 成する上板の熱膨張は面方向の前後左右に分散され上板の反りが生ぜず、長時間 使用によって絶縁材が収縮しても上板の沈みはストッパーによって防止され、上 板の上に載置されるガラスセラミック板と上板との密着が確保される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を示す図1〜図3を用いて説明する。
【0009】 1は外箱で、上面にガラスセラミック製のトッププレート2を載置し、内部に 電気発熱体ユニット3が収納されている。前記電気発熱体ユニット3はスプリン グ4によってトッププレート2に圧接されている。5は電気発熱体ユニット3を 制御するコントローラである。
【0010】 6は電気発熱体ユニット3の外殻を形成する有底箱状のステンレス製の金属ケ ースで、上部は折り曲げ片7で開口部8を形成している。
【0011】 9はステンレス板からなる上板で、金属ケース6の内側寸法より摺動寸法ΔT だけ小さい寸法に設定し、上部全周を折り曲げ片7の端部より摺動寸法ΔTだけ 小さく、折り曲げ片7の板厚より若干厚い寸法に段加工した取付部10を有して いる。これにより上板9の上面は金属ケース6の折り曲げ片7上面よりも高位置 に支持され、トッププレート2に密着する。
【0012】 11は有底箱状をしたセラミックファイバーからなる絶縁材で、側面と底面は 断熱材14で囲まれ、内部に発熱体12を収納し、上部開口にマイカからなる絶 縁板13を介して上板9が載置され、前記金属ケース6内で前後左右に摺動可能 としている。
【0013】 上記構成からなる本実施例の作用を説明する。
【0014】 発熱体12に通電すると、発熱した熱が絶縁材11に蓄積されるとともに絶縁 板13を介して上板9が加熱される。加熱された上板9は加熱により熱膨張し、 その膨張分は上板9の面方向の前後左右に分散され、上板9と金属ケース6によ って形成された摺動寸法ΔT内で吸収され、上板9には熱による反りを生じない 。
【0015】 したがって、上板9と上板9の上に載置されるトッププレート2との密着は加 熱前と変わらず確保され、電気発熱体ユニット3の熱は効率良くトッププレート 2に伝達される。
【0016】 図4は他の一実施例を示すもので、金属ケース6の底部を、ストッパー16を 有する別体の底板15とし、前記ストッパー16で絶縁板13を介して上板9を 支える構成にしたもので、電気発熱体ユニット3が長時間使用されて絶縁材11 が熱によって収縮した場合でも、上板9はストッパー16によって支えられてい るので沈みが防止されるものである。
【0017】
【考案の効果】
以上本考案によれば、発熱体と、この発熱体を保持する絶縁材を金属ケースで 覆い、金属ケースと別体に前後左右に摺動可能な上板を設けた構成としたことに より熱膨張による上板の反りがなく、ストッパーを設けたことにより上板の沈み も防止できる電気発熱体ユニットを提供するもので、この電気発熱体ユニットを 組み込んだ電気調理器は、電気発熱体ユニットとトッププレートとの密着を確保 し均一な加熱が行え、温度分布の良いヒーターの特性を生かせるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の電気発熱体ユニットを組込
んだ電気ホットプレートの部分破断斜視図である。
【図2】同じく電気発熱体ユニットの斜視図である。
【図3】同じく断面図である。
【図4】同じく他の一実施例の断面図である。
【符号の説明】
2 トッププレート 3 電気発熱体ユニット 6 金属ケース 7 折り曲げ片 8 開口部 9 上板 10 取付部 11 絶縁材 12 発熱体 15 底板 16 ストッパー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体(12)と、この発熱体(12)
    を保持する絶縁材(11)と、この絶縁材(11)を金
    属ケース(6)で覆った電気発熱体ユニットにおいて、
    前記金属ケース(6)と別体に前後左右に摺動可能な上
    板(9)を設け、かつ、上板(9)の上面は金属ケース
    (6)の上面よりも高位置に支持されたことを特徴とす
    る電気発熱体ユニット。
  2. 【請求項2】 金属ケース(6)の底部を、別体のスト
    ッパー(16)を有する底板(15)で構成したことを
    特徴とする請求項1記載の電気発熱体ユニット。
JP336093U 1993-02-09 1993-02-09 電気発熱体ユニット Pending JPH0664006U (ja)

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JP336093U JPH0664006U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 電気発熱体ユニット

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JP336093U JPH0664006U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 電気発熱体ユニット

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JPH0664006U true JPH0664006U (ja) 1994-09-09

Family

ID=11555187

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JP336093U Pending JPH0664006U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 電気発熱体ユニット

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