JPH06636Y2 - 送風機 - Google Patents

送風機

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JPH06636Y2
JPH06636Y2 JP1985172686U JP17268685U JPH06636Y2 JP H06636 Y2 JPH06636 Y2 JP H06636Y2 JP 1985172686 U JP1985172686 U JP 1985172686U JP 17268685 U JP17268685 U JP 17268685U JP H06636 Y2 JPH06636 Y2 JP H06636Y2
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JP
Japan
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plate
main plate
motor
centrifugal impeller
reinforcing plate
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JP1985172686U
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JPS6279994U (ja
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誠 丹羽
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は薄板から成る主板に補強板を介して軸受筒をか
しめ付け且つ多数の羽根板を円筒状に配列して固着する
ようにした遠心羽根車を具備する送風機に係わり、特に
はその遠心羽根車の主板と補強板との固着構造を改良し
た送風機に関する。
[考案の技術的背景] 従来より、例えば天井用換気扇等に用いられる送風機の
遠心羽根車は、もっぱら軽量化や低コスト化並びに製造
性の観点から、第3図に示すように薄い金属板即ち薄板
からなる主板1を用いており、この主板1の表裏両側に
補強板2,2を重ねこれら補強板2,2と主板1とをス
ポット溶接により一体化して主板1の機械的強度を高
め、この状態の主板1に軸受筒3をかしめ付けている。
又、主板1には多数の羽根板4を円筒状に配列して固着
し、更に該羽根板4をリング状の側板5により連結して
いる。そして、軸受筒3にはねじ孔6が径方向に開通さ
せて設けられており、斯る軸受筒3をモータ7の回転軸
7aに嵌挿した後、ねじ孔6にねじ8を螺挿してその先
端部を回転軸7aに食込み気味に圧接させ、以て遠心羽
根車を回転軸7aにその回転力が伝達され且つ抜け止め
されるように取付けている。
[背景技術の問題点] 然しながら上記従来のものにおいては、遠心羽根車の主
板1と補強板2,2をスポット溶接しているので、その
スポット跡に逐一防錆処理を行なわなければならず、そ
れが面倒で作業工数が多くかかり、又、外観も良くない
という問題点があった。
[考案の目的] 本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、遠心羽根車の防錆処理を必要とせず、作
業工数の低減を図り得、且つ外観の向上を図り得る送風
機を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、遠心羽根車のモータ側に位置する主板及び補
強板の何れか一方に孔を、他方にその孔を貫通して突出
する筒状の凸部を夫々形成し、その凸部の突出端を外方
に圧潰することによって、前記主板に補強板を固着した
もので、これによりスポット溶接を不要にすると共に、
モータの冷却効果を良くするところに特徴を有する。
[考案の実施例] 以下本考案を天井用換気扇に適用した一実施例につき第
1図及び第2図を参照して説明する。先ず第2図におい
て、11は下面が開口する外筐で、天井12裏の木枠1
3に取着されており、側壁外側に排気口体14が取付け
られている。15は外筐11の上部壁11aに取付けた
モータで、下方(外筐11内)に指向して回転軸15a
が突出している。この回転軸15aの先端部にはねじ部
16が形成され、基部に係合ピン17が径方向の両側に
突出するように設けられている。18は遠心羽根車であ
り、以下これにつき第1図を参照して説明する。19は
薄い金属板即ち薄板から成る主板で、複数個の孔19a
が形成されている。20は主板19の一方の面部(第1
図における上側)に宛がわれた補強板で、これには主板
19の孔19aに合致した孔20aが形成されており、
また中心部近くで上方に向け複数個例えば2個の突部2
1を切り起こしにより形成している。22は主板19の
他方の面部(第1図における下側)に宛がわれた補強板
で、これに主板19の孔19a及び補強板20の孔20
aを貫通して突出する筒状の凸部23が複数個形成され
ており、この凸部23の上記補強板20から突出した先
端部分を外方に圧潰することにより補強板22及び補強
板20を主板19に固着している。24は主板19に円
筒状に配列されて固着された複数個の羽根板で、これら
の羽根板24をリング状の側板25により連結してい
る。26は軸受筒で、これを上記補強板22及び補強板
20を介する形態で主板19の中心部にかしめ付けてい
る。而して、斯様に構成した遠心羽根車18は、主板1
9及び補強板20,22をモータ15側に位置させ、軸
受部26を回転軸15aに嵌挿して、突部21を係合ピ
ン17に係合させ、ねじ部16にナット27を螺着して
締付けることにより、回転軸15aにその回転力が伝達
され且つ抜け止めされるように取付けており、以て送風
機を構成している。28は外筐11の下面開口部に取着
され遠心羽根車18を覆う覆い板、29は化粧グリルで
ある。
次に上記構成の作用について説明する。モータ15に通
電され遠心羽根車18が回転されると、その内部が負圧
になるので、室内の空気が化粧グリル29、覆い板28
を通り第2図中矢印Aで示すように外筐11内に吸入さ
れ、さらに排気口体14から排出される。また、遠心羽
根車18のモータ15側である主板19と外筐11の上
部壁11aとの間の空気は凸部23の内部を通つて矢印
Bで示すように遠心羽根車18内に吸入され、前記室内
空気と合流して排気口体14から排出される。この矢印
Bで示す空気の流通によりモータ15が冷却されモータ
15の温度上昇が低減される。
上記実施例によれば、遠心羽根車18の補強板22に形
成した凸部23を外方に圧潰することにより補強板22
及び補強板20を主板19に固着したので、従来のよう
なスポット溶接を必要とせず、スポット溶接跡の防錆処
理も不要となり、作業工数の低減を達成し得、且つ外観
を向上させることができ、勿論、主板19の機械的強度
も十分に確保できる。そして更に、補強板22をモータ
15側に位置させ、この補強板22の凸部23を筒状に
形成したので、その凸部23の内部を通してモータ15
周辺の空気を流し出す空気流を生じさせ得、これによっ
てモータ15の温度上昇を低減でき、その分モータ15
の小形化を図り得る。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定される
ものではなく、例えば前述とは逆に補強板22に孔を形
成し、主板19に筒状の凸部を形成するようにしても良
い等、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。
[考案の効果] 以上の記述から明らかなように本考案によれば、モータ
と、薄板から成る主板に補強板を介して軸受筒をかしめ
付け且つ多数の羽根板を円筒状に配列固着して構成され
その主板及び補強板を上記モータ側に位置させて軸受筒
により該モータの回転軸に取付けられた遠心羽根車とを
具備した送風機にあって、その遠心羽根車の上記主板及
び補強板の何れか一方に孔を、他方にその孔を貫通して
突出する筒状の凸部を夫々形成し、その凸部の突出端を
外方に圧潰することによって前記主板に補強板を固着
し、前記遠心羽根車の回転により前記凸部の内部を通し
て前記モータ周辺の空気を流し出す空気流を生じさせる
ようにしたので、それによりスポット溶接を不要にする
ことができ、スポット跡の防錆処理を不要ならしめて、
作業工数の低減を図り得ると共に、外観の向上を図り
得、更にモータの冷却効果まで良くし得るという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案を天井用換気扇に適用した一
実施例を示すもので、第1図は要部の一部を拡大して示
す縦断側面図、第2図は天井用換気扇全体の縦断側面図
であり、第3図は従来例を示す第1図相当図である。 図中、15はモータ、15aは回転軸、19は主板、1
9aは孔、22は補強板、23は凸部、24は羽根板、
26は軸受筒を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、薄板から成る主板に補強板を介
    して軸受筒をかしめ付け且つ多数の羽根板を円筒状に配
    列固着して構成されその主板及び補強板を前記モータ側
    に位置させて軸受筒により該モータの回転軸に取付けら
    れた遠心羽根車とを具備したものであって、その遠心羽
    根車の前記主板及び補強板の何れか一方に孔を、他方に
    その孔を貫通して突出する筒状の凸部を夫々形成し、そ
    の凸部の突出端を外方に圧潰することによって、前記主
    板に補強板を固着して成り、前記遠心羽根車の回転によ
    り前記凸部の内部を通して前記モータ周辺の空気を流し
    出す空気流を生じさせるようにしたことを特徴とする送
    風機。
JP1985172686U 1985-11-09 1985-11-09 送風機 Expired - Lifetime JPH06636Y2 (ja)

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JP1985172686U JPH06636Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09 送風機

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JP1985172686U JPH06636Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09 送風機

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JPS6279994U JPS6279994U (ja) 1987-05-22
JPH06636Y2 true JPH06636Y2 (ja) 1994-01-05

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JP1985172686U Expired - Lifetime JPH06636Y2 (ja) 1985-11-09 1985-11-09 送風機

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JPS6279994U (ja) 1987-05-22

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