JPH0663693A - ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法 - Google Patents
ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法Info
- Publication number
- JPH0663693A JPH0663693A JP24856892A JP24856892A JPH0663693A JP H0663693 A JPH0663693 A JP H0663693A JP 24856892 A JP24856892 A JP 24856892A JP 24856892 A JP24856892 A JP 24856892A JP H0663693 A JPH0663693 A JP H0663693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- mold
- lost wax
- casting
- wax casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴム
シートおよびロストワックス鋳造法に関する。 【構成】ａ）母型を包被するゴム材と、ゴム材の表面に
形成された表示層と、この表示層の外面に積層されたゴ
ム層とを備えたロストワックス鋳造用ゴム型の、上記ゴ
ム層に使用されるゴムシートであって、上記ゴム材と加
熱等によって融着するとともに、上記表示層が透かして
見える素材からなることを特徴とする。 ｂ）次の工程を備えたことを特徴とするロストワックス
鋳造法。 ）型内に、透明ゴムシート、表示層、ゴム材、母型、
ゴム材の順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱硬化して得たゴム型を切り開いて母型を抜き取
る。
シートおよびロストワックス鋳造法に関する。 【構成】ａ）母型を包被するゴム材と、ゴム材の表面に
形成された表示層と、この表示層の外面に積層されたゴ
ム層とを備えたロストワックス鋳造用ゴム型の、上記ゴ
ム層に使用されるゴムシートであって、上記ゴム材と加
熱等によって融着するとともに、上記表示層が透かして
見える素材からなることを特徴とする。 ｂ）次の工程を備えたことを特徴とするロストワックス
鋳造法。 ）型内に、透明ゴムシート、表示層、ゴム材、母型、
ゴム材の順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱硬化して得たゴム型を切り開いて母型を抜き取
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はロストワックス鋳造用
ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳
造法に関するものである。
ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳
造法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば貴金属製の装身具等の製造
に際して使用されるこの種の加工は、ロストワックス法
によってロウ型を鋳造型内に埋め込み、焼成してロウ型
を溶融除去したのち、鋳造型内へ貴金属を注湯すること
が一般的である。
に際して使用されるこの種の加工は、ロストワックス法
によってロウ型を鋳造型内に埋め込み、焼成してロウ型
を溶融除去したのち、鋳造型内へ貴金属を注湯すること
が一般的である。
【０００３】上記の加工においては、母型を転写して得
たゴム型が繰り返し使用されるが、このゴム型は母型を
抜き取って得た雌型であり、そのままではどの商品の型
であるか否かが判別しにくいため、ゴム型の表面に商品
の名称やデザイン番号、その他のマークを筆記具で記入
したり、彫刻、記号印の埋め込み等によって刻印する等
の作業を行なって判別しようとしていた。
たゴム型が繰り返し使用されるが、このゴム型は母型を
抜き取って得た雌型であり、そのままではどの商品の型
であるか否かが判別しにくいため、ゴム型の表面に商品
の名称やデザイン番号、その他のマークを筆記具で記入
したり、彫刻、記号印の埋め込み等によって刻印する等
の作業を行なって判別しようとしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、筆記
具による記入手段においては、ロウ型の焼成、ゴム型の
切開、その後の貼り合わせ等の工程において消失しやす
く、一方、彫刻、記号印の埋め込み等の作業は非常に手
間がかかるため、実用的ではないという欠点があった。
具による記入手段においては、ロウ型の焼成、ゴム型の
切開、その後の貼り合わせ等の工程において消失しやす
く、一方、彫刻、記号印の埋め込み等の作業は非常に手
間がかかるため、実用的ではないという欠点があった。
【０００５】そこでこの発明は、ゴム型を特殊な構造と
して商品の名称や記号、その他のマークが上記作業工程
においても耐久性があり、かつ剥れることのないロスト
ワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシート、また上
記ゴム型を使用したロストワックス鋳造法を提供しよう
とするものである。
して商品の名称や記号、その他のマークが上記作業工程
においても耐久性があり、かつ剥れることのないロスト
ワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシート、また上
記ゴム型を使用したロストワックス鋳造法を提供しよう
とするものである。
【０００６】
【問題点を解決するための手段】すなわちこの発明のロ
ストワックス鋳造用ゴム型は、母型を包被するゴム材
と、ゴム材の表面に形成された表示層と、この表示層の
外面に積層されたゴム層とを備えたロストワックス鋳造
用ゴム型の、上記ゴム層に使用されるゴムシートであっ
て、上記ゴム材と加熱等によって融着するとともに、上
記表示層が透かして見える素材からなることを特徴とす
るものである。
ストワックス鋳造用ゴム型は、母型を包被するゴム材
と、ゴム材の表面に形成された表示層と、この表示層の
外面に積層されたゴム層とを備えたロストワックス鋳造
用ゴム型の、上記ゴム層に使用されるゴムシートであっ
て、上記ゴム材と加熱等によって融着するとともに、上
記表示層が透かして見える素材からなることを特徴とす
るものである。
【０００７】またこの発明のロストワックス鋳造法は、
次の工程を備えたことを特徴とするものである。 ）型内に、透明ゴムシート、表示層、ゴム材、母型、
ゴム材の順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱硬化して得たゴム型を切り開いて母型を抜き取
る。（下記工程は、上記ゴム型を使用して繰り返し行な
うことができる。） ）ゴム型へ溶ロウを注入する。 ）ロウ型を鋳物砂へ埋め込んだ上で加熱溶解させ、鋳
造型を得る。 ）鋳造型に溶解した金属を注湯する。 ）鋳造型から鋳造品を取り出す。
次の工程を備えたことを特徴とするものである。 ）型内に、透明ゴムシート、表示層、ゴム材、母型、
ゴム材の順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱硬化して得たゴム型を切り開いて母型を抜き取
る。（下記工程は、上記ゴム型を使用して繰り返し行な
うことができる。） ）ゴム型へ溶ロウを注入する。 ）ロウ型を鋳物砂へ埋め込んだ上で加熱溶解させ、鋳
造型を得る。 ）鋳造型に溶解した金属を注湯する。 ）鋳造型から鋳造品を取り出す。
【０００８】
【作用】この発明のロストワックス鋳造用ゴム型に使用
されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法は以上の
ように構成したので、デザイン番号等のマークのみなら
ず、バーコードや製品の写真等をもゴム型に表示するこ
とができ、使用時にどの製品に関するものかが判別しや
すいので製造ミスが生じにくい。
されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法は以上の
ように構成したので、デザイン番号等のマークのみなら
ず、バーコードや製品の写真等をもゴム型に表示するこ
とができ、使用時にどの製品に関するものかが判別しや
すいので製造ミスが生じにくい。
【０００９】また使用に際して表示部分が消失したりゴ
ム型から剥離したりすることがなく、ロウ型の焼成、ゴ
ム型の切開、その後の貼り合わせ等の工程における過酷
な条件での耐久性が大幅に向上した。
ム型から剥離したりすることがなく、ロウ型の焼成、ゴ
ム型の切開、その後の貼り合わせ等の工程における過酷
な条件での耐久性が大幅に向上した。
【００１０】
【実施例】以下、この発明のロストワックス鋳造用ゴム
型の一実施例を図面に基いて説明する。
型の一実施例を図面に基いて説明する。
【００１１】図１ないし図３において、１は指輪用の金
属素材等からなる母型である。
属素材等からなる母型である。
【００１２】上記母型１は図２および図３に示すゴム型
２に転写される。このゴム型２は上記母型１を内包する
雌型である。ゴム型２は、２枚のゴム材１１，１２を使
用して母型１をサンドイッチ状に挟み込み、加熱加圧す
ることによって母型１の形状が転写される。
２に転写される。このゴム型２は上記母型１を内包する
雌型である。ゴム型２は、２枚のゴム材１１，１２を使
用して母型１をサンドイッチ状に挟み込み、加熱加圧す
ることによって母型１の形状が転写される。
【００１３】上記ゴム型２は、基本的には不透明なゴム
材１１，１２からなるものであるが、この発明において
は片方のゴム材１１上に表示層１３が形成され、さらに
その外面に透明なゴム層１４を積層した構造を有してい
る。上記不透明なゴム材１１，１２、透明なゴム層１４
としては、耐熱性のあるシリコンゴム等の素材が使用さ
れる。これらの素材の透明、不透明は、その組成によっ
て、もしくは混練される顔料あるいは着色料によって適
宜選択することができる。
材１１，１２からなるものであるが、この発明において
は片方のゴム材１１上に表示層１３が形成され、さらに
その外面に透明なゴム層１４を積層した構造を有してい
る。上記不透明なゴム材１１，１２、透明なゴム層１４
としては、耐熱性のあるシリコンゴム等の素材が使用さ
れる。これらの素材の透明、不透明は、その組成によっ
て、もしくは混練される顔料あるいは着色料によって適
宜選択することができる。
【００１４】上記透明なゴム層１４は、乳濁したシリコ
ンゴム等の素材からなるゴムシート１４’で形成される
が、生ゴムを１ｍｍ前後に圧延して作成され、図４のよ
うにその両面を剥離フィルム１７等で被覆した状態で市
場に提供される。このゴムシート１４’は加熱成形後は
透明ないし半透明となる。
ンゴム等の素材からなるゴムシート１４’で形成される
が、生ゴムを１ｍｍ前後に圧延して作成され、図４のよ
うにその両面を剥離フィルム１７等で被覆した状態で市
場に提供される。このゴムシート１４’は加熱成形後は
透明ないし半透明となる。
【００１５】上記表示層１３は、ゴム材１１、ゴム層１
４の加熱加圧時の前後における膨張あるいは収縮の影響
を受け、硬化後に皺ができて剥離することのないよう
に、可撓性かつ耐熱性のあるプラスチック箔、あるいは
シート、布、不織布等で形成することができる。また、
表示層１３の素材をゴム材１１、ゴム層１４と融着可能
とすることにより接着剤の適用を不要とし、かつゴム型
２の繰り返し使用に際して接着剤部分での剥離や熱分解
による悪影響をなくすことができる。
４の加熱加圧時の前後における膨張あるいは収縮の影響
を受け、硬化後に皺ができて剥離することのないよう
に、可撓性かつ耐熱性のあるプラスチック箔、あるいは
シート、布、不織布等で形成することができる。また、
表示層１３の素材をゴム材１１、ゴム層１４と融着可能
とすることにより接着剤の適用を不要とし、かつゴム型
２の繰り返し使用に際して接着剤部分での剥離や熱分解
による悪影響をなくすことができる。
【００１６】上記表示層１３としては、耐熱インクによ
り図５に示すようなデザイン番号等のマークのみなら
ず、バーコードや製品の写真等をも、捺印、印刷その他
の手段で表示することができる。もちろん、不透明なゴ
ム材１１ないし透明なゴム層１４のいずれかに直接表示
１５を形成することも可能である。
り図５に示すようなデザイン番号等のマークのみなら
ず、バーコードや製品の写真等をも、捺印、印刷その他
の手段で表示することができる。もちろん、不透明なゴ
ム材１１ないし透明なゴム層１４のいずれかに直接表示
１５を形成することも可能である。
【００１７】上記ゴム型２の加熱成形に際しては、所定
のサイズの型２１を用意し、透明なゴム層１４となるゴ
ムシート１４’、表示層１３、ゴム材１１を収容し、母
型１を載せた上でさらにゴム材１２を被せ、加熱しなが
ら加圧成形する。上記ゴムシート１４’は上述のように
加熱成形前は乳濁しているが、加熱成形後は透明にな
り、表示層１３は外部から見ることができる。
のサイズの型２１を用意し、透明なゴム層１４となるゴ
ムシート１４’、表示層１３、ゴム材１１を収容し、母
型１を載せた上でさらにゴム材１２を被せ、加熱しなが
ら加圧成形する。上記ゴムシート１４’は上述のように
加熱成形前は乳濁しているが、加熱成形後は透明にな
り、表示層１３は外部から見ることができる。
【００１８】こうすることによって、母型１の形状を転
写したのちのゴム型に表示１５を形成することができ、
使用時にどの製品に関するものかが判別しやすいので製
造ミスが生じにくい。１６はゴム材１１，１２間に形成
した湯口で、溶ロウあるいは貴金属の注湯のために使用
される。
写したのちのゴム型に表示１５を形成することができ、
使用時にどの製品に関するものかが判別しやすいので製
造ミスが生じにくい。１６はゴム材１１，１２間に形成
した湯口で、溶ロウあるいは貴金属の注湯のために使用
される。
【００１９】上記ゴム型２を使用してロストワックス鋳
造法を実施する場合について、貴金属製品の製造への適
用を例にとって、図６のフローチャートに基づき説明す
る。
造法を実施する場合について、貴金属製品の製造への適
用を例にとって、図６のフローチャートに基づき説明す
る。
【００２０】図６のフローチャートにおいて、先ず適宜
手段で鋳造用の母型を準備する。
手段で鋳造用の母型を準備する。
【００２１】（ロストワックス鋳造工程） ）先ず、所定のサイズの型２１内に、ゴムシート１
４’、表示層１３、ゴム材１１、母型１、ゴム材１２の
順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱成形によってゴム材１１，１２は母型１に密着
し、ゴムシート１４’は透明となって表示層１３を挟ん
でゴム材１１に積層される。冷却後、硬化して得たゴム
型２をカッター等で切り開き、母型１を抜き取る。（下
記工程は、上記ゴム型２を使用して繰り返し行なうこと
ができる。） ）ゴム型２へ溶ロウを加圧注入し、ゴム型２の隅々に
ロウを行きわたらせる。 ）その後、冷却して硬化したロウ型をゴム型２から取
り出し、ロウ型を得る。さらにロウ型を必要に応じて表
面に耐火粉末等を塗布した上、鋳物砂へ埋め込んで加熱
することにより、ロウ型を融解除去してできた上記母型
と同一形状の空洞を備えた鋳造型を得る。 ）鋳造型に溶解した金属を注湯する。 ）鋳造型から鋳造品を取り出す。
４’、表示層１３、ゴム材１１、母型１、ゴム材１２の
順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱成形によってゴム材１１，１２は母型１に密着
し、ゴムシート１４’は透明となって表示層１３を挟ん
でゴム材１１に積層される。冷却後、硬化して得たゴム
型２をカッター等で切り開き、母型１を抜き取る。（下
記工程は、上記ゴム型２を使用して繰り返し行なうこと
ができる。） ）ゴム型２へ溶ロウを加圧注入し、ゴム型２の隅々に
ロウを行きわたらせる。 ）その後、冷却して硬化したロウ型をゴム型２から取
り出し、ロウ型を得る。さらにロウ型を必要に応じて表
面に耐火粉末等を塗布した上、鋳物砂へ埋め込んで加熱
することにより、ロウ型を融解除去してできた上記母型
と同一形状の空洞を備えた鋳造型を得る。 ）鋳造型に溶解した金属を注湯する。 ）鋳造型から鋳造品を取り出す。
【００２２】そして、得た鋳型の湯口からプラチナや金
等の貴金属やその他の金属を流入させ、母型と同一形状
の装身具その他の貴金属あるいは金属製品を鋳造し、湯
口の除去、研磨仕上げを行なって所要の製品とする。
等の貴金属やその他の金属を流入させ、母型と同一形状
の装身具その他の貴金属あるいは金属製品を鋳造し、湯
口の除去、研磨仕上げを行なって所要の製品とする。
【００２３】
【発明の効果】この発明のロストワックス鋳造用ゴム型
に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法は
以上のように構成したので、デザイン番号等のマークの
みならず、バーコードや製品の写真等をもゴム型に表示
することができ、使用時にどの製品に関するものかが判
別しやすいので製造ミスが生じにくい。
に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法は
以上のように構成したので、デザイン番号等のマークの
みならず、バーコードや製品の写真等をもゴム型に表示
することができ、使用時にどの製品に関するものかが判
別しやすいので製造ミスが生じにくい。
【００２４】また使用に際して表示部分がゴム型から剥
離することがなく、ロウ型の焼成、ゴム型の切開、その
後の貼り合わせ等の工程における過酷な条件での耐久性
が大幅に向上した。
離することがなく、ロウ型の焼成、ゴム型の切開、その
後の貼り合わせ等の工程における過酷な条件での耐久性
が大幅に向上した。
【００２５】この発明は金属を溶解し、ロストワックス
法によって所定の形状に鋳造して得られるものであれ
ば、どのような製品にも適用することができる。
法によって所定の形状に鋳造して得られるものであれ
ば、どのような製品にも適用することができる。
【００２６】またバーコードを適用することにより、ゴ
ム型の出庫や入庫、製造工程における処理の自動化等、
生産管理の面で大幅な省力化あるいは自動化を行なうこ
とができる。
ム型の出庫や入庫、製造工程における処理の自動化等、
生産管理の面で大幅な省力化あるいは自動化を行なうこ
とができる。
【図１】この発明のロストワックス鋳造用ゴム型に使用
される母型を示す斜視図である。
される母型を示す斜視図である。
【図２】ゴム材等の組み付け状態を示す分解断面図であ
る。
る。
【図３】母型をゴム材に挟んで加熱成形した状態の断面
図である。
図である。
【図４】ゴムシートを示す平面図である。
【図５】表示層を示す平面図である。
【図６】この発明のロストワックス鋳造法を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【符号の説明】 １ 母型 ２ ゴム型 １１，１２ ゴム材 １３ 表示層 １４ 透明なゴム層 １４’ ゴムシート １５ 表示 １６ 湯口 １７ 剥離フィルム ２１ 型
Claims (3)
- 【請求項１】 母型を包被するゴム材と、ゴム材の表面
に形成された表示層と、この表示層の外面に積層された
ゴム層とを備えたロストワックス鋳造用ゴム型の、上記
ゴム層に使用されるゴムシートであって、上記ゴム材と
加熱等によって融着するとともに、上記表示層が透かし
て見える素材からなることを特徴とするロストワックス
鋳造用ゴム型に使用されるゴムシート。 - 【請求項２】 請求項１のゴムシートにおいて、その両
面が剥離シートで保護されてなるロストワックス鋳造用
ゴム型に使用されるゴムシート。 - 【請求項３】 次の工程を備えたことを特徴とするロス
トワックス鋳造法。 ）型内に、透明ゴムシート、表示層、ゴム材、母型、
ゴム材の順に収納する。 ）上記各部材を加熱しながら加圧成形する。 ）加熱硬化して得たゴム型を切り開いて母型を抜き取
る。（下記工程は、上記ゴム型を使用して繰り返し行な
うことができる。） ）ゴム型へ溶ロウを注入する。 ）ロウ型を鋳物砂へ埋め込んだ上で加熱溶解させ、鋳
造型を得る。 ）鋳造型に溶解した金属を注湯する。 ）鋳造型から鋳造品を取り出す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04248568A JP3134107B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04248568A JP3134107B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0663693A true JPH0663693A (ja) | 1994-03-08 |
| JP3134107B2 JP3134107B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17180081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04248568A Expired - Fee Related JP3134107B2 (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3134107B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102018118969A1 (de) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | Zollern Gmbh & Co. Kg | Einzelteilrückverfolgung von Feingussbauteilen und das Bereitstellen von maschinenlesbaren Codes auf Feingussbauteilen |
| JP2020156655A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 山梨県 | ワックス模型の作製方法 |
| JP2020156654A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 山梨県 | ワックス模型及びその作製方法 |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP04248568A patent/JP3134107B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102018118969A1 (de) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | Zollern Gmbh & Co. Kg | Einzelteilrückverfolgung von Feingussbauteilen und das Bereitstellen von maschinenlesbaren Codes auf Feingussbauteilen |
| JP2020156655A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 山梨県 | ワックス模型の作製方法 |
| JP2020156654A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 山梨県 | ワックス模型及びその作製方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3134107B2 (ja) | 2001-02-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6435255B1 (en) | Fingerprint jewelry | |
| JP2683078B2 (ja) | 装飾図柄をもった熱可塑性材料製物品の製造方法 | |
| US2181452A (en) | Method of transferring photogrpahic designs on ceramic ware | |
| JP3134107B2 (ja) | ロストワックス鋳造用ゴム型に使用されるゴムシートおよびロストワックス鋳造法 | |
| US4993472A (en) | Method of making fingerprint jewelry | |
| US5896663A (en) | Process for making jewelry utilizing a soft photopolymer | |
| JP6262018B2 (ja) | 有床義歯の製造方法 | |
| JPH05200789A (ja) | プラスチックレンズの射出成形用金型および射出成形 方法 | |
| IE35028B1 (en) | Three-dimensional cast resin article with colored surface and method of producing same | |
| CN114536505A (zh) | 一种陶瓷首饰制作方法 | |
| JPH0254784A (ja) | 記念レリーフの製造方法 | |
| JPH1052827A (ja) | 合成材料の装飾成形品の製造 | |
| JP2006271371A (ja) | 成型用型及びこれを用いた成型物製造方法 | |
| KR100462282B1 (ko) | 플라스틱 장식판재 및 그 제조방법 | |
| JPS62201215A (ja) | 加飾成形品の製造法 | |
| CN114316816B (zh) | 一种压印膜及立体光栅的制备方法 | |
| KR100781034B1 (ko) | 멜라민 수지 용기 및 그 제조방법 | |
| JPS63301749A (ja) | チョコレ−ト成形加工方法 | |
| KR100529836B1 (ko) | 전사지를 이용한 장식물 제조방법 및 그 장식물 | |
| JPS613713A (ja) | ゴム型の製造方法 | |
| JPH07276429A (ja) | 樹脂成形品の製造方法 | |
| JP2000263186A (ja) | 単品部材の鋳造方法 | |
| JPS5939313B2 (ja) | 熱可塑性樹脂製凹版又は凸版の成形方法 | |
| JP3768751B2 (ja) | 凹凸画像形成シート、凹凸画像形成シートの製造方法、凹凸画像の製造方法及び凹凸画像 | |
| JPH11297725A (ja) | Ｉｃタグの製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |