JPH0663672U - 平坦な前板を有する配管ユニット - Google Patents

平坦な前板を有する配管ユニット

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JPH0663672U
JPH0663672U JP520793U JP520793U JPH0663672U JP H0663672 U JPH0663672 U JP H0663672U JP 520793 U JP520793 U JP 520793U JP 520793 U JP520793 U JP 520793U JP H0663672 U JPH0663672 U JP H0663672U
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JP
Japan
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horizontal angle
front plate
angle
front surface
piping unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP520793U
Other languages
English (en)
Inventor
玲 榎本
篤 榧谷
重喜 河原
周一 宮田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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Publication of JPH0663672U publication Critical patent/JPH0663672U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管ユニットの前板を面一に揃えるようにす
る。 【構成】 ユニットフレーム10の上部水平アングル1
2と下部水平アングル14との間に架け渡された縦アン
グル16の前面にゴム板50が接着されている。ユニッ
トフレーム10の前面に前板22、24が係止され、前
板22の前面に小便器32が取り付けられる。前板2
2、24の縦辺部はゴム板50に対面するように設置さ
れる。小便器32の下部はボルト42によって小便器取
付アングル36に連結される。 【効果】 ボルト42を強く締め込んでも、前板22、
24が面一のままとなり、整った外観が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は平坦な前板を有する配管ユニットに係り、特に隣接する前板同志の出 入りの食い違いによる段差をなくすよう構成した配管ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィスビルのトイレルーム等においては、トイレルームの壁面に沿って配管 ユニットを設置し、この配管ユニットの前面に小便器や洗面器あるいは壁掛型洋 風便器、床壁型洋風便器等の衛生器具を取り付けることが多い。
【0003】 この配管ユニットの従来の一例について第3〜5図を参照して説明する。なお 、第3図は配管ユニットの分解斜視図、第4図は小便器を前面に設けた配管ユニ ットの正面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面図である。
【0004】 この従来例においては、ユニットフレーム10は箱型断面形状のものであり、 その前面の上部には上部水平アングル12が水平方向に延設され、前面の下部に おいては下部水平アングル14が水平方向に延在されている。図示はしないが、 ユニットフレーム10の後面においても同様に上部水平アングルと下部水平アン グルとが水平方向に延設されている。上部水平アングル12と下部水平アングル 14とは縦アングル16によって連結され、上部水平アングル12同志及び下部 水平アングル14同志はそれぞれ横アングル18、20によって連結されている 。
【0005】 このユニットフレーム10の前面に前板22、24を取り付けるために、上部 水平アングル12の前面に上部フック26が固着され、下部水平アングル14の 前面に下部フック28、30が固着されている。
【0006】 なお、前板22は小便器32が取り付けられるものであり、前板24は小便器 等の衛生器具が取り付けられないものである。これら前板22、24は1枚毎に 交互に横方向に配列されている。前板22は前板24に比べ幅が広いため、ユニ ットフレーム10においてはこの前板22、24の幅寸法に合わせて縦アングル 16が設置間隔を順次に異ならせて複数本配列されている。
【0007】 縦アングル16、16の間隔が広くあいた部分においては、小便器取付アング ル34、36が縦アングル16、16間に架設されている。上側の小便器取付ア ングル34には給水管を通すための開口38が穿設されている。下側の小便器取 付アングル36には、排水管を通すための開口40が穿設されると共に、小便器 32の下部を固定するボルト42(第4図参照)を通すための開口44が穿設さ れている。
【0008】 上側の小便器取付アングル34の開口38と合致するように前板22には給水 管挿通用の開口46が設けられている。この前板22の前面には、小便器32を 引掛けるための小便器引掛用フック48が固着され、小便器32の背面に設けら れたフック係合部がこの小便器引掛用フック48に引掛けられ、これらによって 小便器32が前板22に支承されている。小便器32の下部は、前記ボルト42 によって前記小便器取付アングル36に支持されている。
【0009】 第3図からも明らかな通り、縦アングル16は、上部水平アングル12及び下 部水平アングル14の裏面に溶接等により固着されている。従って、縦アングル 16の前面は、上部水平アングル12及び下部水平アングル14の前面よりも、 これらアングル12、14の厚さd分だけ後退している。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の配管ユニットにおいては、前板に小便器を固定すべくボルトを締め 込むと、小便器と共に前板も横アングルに引き付けられる。その結果、小便器が 取り付けられる前板だけ後退することになり、第5図に示す如くこの前板と、該 前板に隣接する前板とに面出入り差が生じ、配管ユニット前面に段差が発生して しまう。
【0011】 本考案は、かかる段差の発生を防止し、前板の外観が整ったものとなる配管ユ ニットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案の平坦な前板を有する配管ユニットは、ユニットフレームの前面に平坦 な前板を取り付けてなり、該ユニットフレームの前面の上縁部には上部水平アン グルが水平方向に延設され、該前面の下縁部には下部水平アングルが水平方向に 延設されており、且つ該上部水平アングルと下部水平アングルとを連結する縦ア ングルが上下方向に延設され、該縦アングルの前面は該上部水平アングル及び下 部水平アングルの前面よりも後退しており、該前板の上部の裏面が前記上部水平 アングルに対し係止され、該前板の下部の裏面が前記下部水平アングルに係止さ れている配管ユニットにおいて、該縦アングルの前面にスペーサを設け、該スペ ーサの前面と前記水平アングル及び下部水平アングルの前面とを略面一にしたこ とを特徴とするものである。
【0013】 なお、このスペーサとしてはゴム板が好適である。
【0014】
【作用】
かかる本考案の平坦な前板を有する配管ユニットにおいては、縦アングルの前 面にスペーサを設け、このスペーサの前面を上部及び下部水平アングルの前面と 略面一にしたので、小便器等の衛生器具を前板に取り付けるボルトを強く締め込 んでも、この前板は後退しない。従って、衛生器具を取り付けた前板と、衛生器 具を取り付けていない前板との面出入り差の発生が防止されるようになる。
【0015】 なお、このスペーサとしてゴム板を用いる場合、このゴム板の前面が上部及び 下部水平アングルの前面よりもごくわずか前に出るよう構成するのが良い。この ようにすると、前板をピッタリとユニットフレームに装着できる。また、配管ユ ニットの振動も吸収されるようになる。さらに、配管ユニット内で発生する流水 音や電磁弁の作動音などの配管ユニット外への漏出も防止されるようになり、ト イレルーム内の静寂化を実現できる。
【0016】
【実施例】
以下図面を参照して実施例について説明する。第1図は本考案の実施例に係る 配管ユニットを示す分解斜視図である。第2図は同配管ユニットの要部水平断面 図であり、前記第5図と同一部分の断面を示している。
【0017】 本実施例においては、縦アングル16の前面にスペーサとしてゴム板50が貼 り付けられている。このゴム板50の前面は、上部水平アングル12及び下部水 平アングル14の前面とほぼ面一になっているが、本実施例ではごくわずか(例 えば0.3〜1mm程度)だけゴム板50の前面がアングル12、14の前面よ りも前方に突出するようにやや厚肉のゴム板が用いられている。
【0018】 本実施例のその他の構成は前記従来例と同一であり、同一部分に同一符号を付 してその説明を省略する。
【0019】 このように構成された実施例に係る配管ユニットにおいては、ユニットフレー ム10の前面に前板22、24を装着し、この前板22の前面に小便器32を取 り付け、ボルト42を締め込んだ場合、前板22は小便器取付アングル36に向 けて引き付けられる。ところが、縦アングル16の前面にゴム板50が接着され ており、縦アングル16の部分においては前板22は殆ど後退せず、前板22と 前板24との前面は面一状に揃ったものとなる。
【0020】 なお、スペーサとしてゴム板を用いたことにより、前板22がユニットフレー ム10に対しピッタリと連結されるようになる。また、配管ユニットの振動もこ のゴム板50によって吸収されるようになる。さらに、配管ユニット内で発生す る流水音や電磁弁の作動音などが配管ユニット外へ漏れ出してくることも防止さ れるようになり、トイレルーム内の騒音レベルの低減を図ることが可能である。
【0021】 もちろん、本考案においてはゴム板以外の金属あるいは合成樹脂製のスペーサ を縦アングル16の前面に取り付けても良いことは明らかである。また、配管ユ ニットに対し小便器以外の各種の衛生器具を取り付けても良いことも明らかであ る。
【0022】
【考案の効果】
以上の通り、本考案の配管ユニットによると、前板の前面が面一状に揃うよう になり、きわめて整った外観仕上りが得られるようになる。
【0023】 請求項2の配管ユニットによると、前板をピッタリとユニットフレームに取り 付けることができる。また、配管ユニットの振動も吸収されるようになる。さら に、配管ユニット内の音が配管ユニット外へ伝播することが防止されるようにな り、トイレルーム内の騒音レベルの低減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る配管ユニットを示す分解斜視図で
ある。
【図2】実施例に係る配管ユニットの要部水平断面図で
ある。
【図3】従来例に係る配管ユニットを示す分解斜視図で
ある。
【図4】小便器を取り付けた従来の配管ユニットの正面
図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 ユニットフレーム 12 上部水平アングル 14 下部水平アングル 16 縦アングル 22,24 前板 32 小便器 42 ボルト 50 ゴム板(スペーサ)
フロントページの続き (72)考案者 宮田 周一 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットフレームの前面に平坦な前板を
    取り付けてなり、 該ユニットフレームの前面の上縁部には上部水平アング
    ルが水平方向に延設され、該前面の下縁部には下部水平
    アングルが水平方向に延設されており、且つ該上部水平
    アングルと下部水平アングルとを連結する縦アングルが
    上下方向に延設され、該縦アングルの前面は該上部水平
    アングル及び下部水平アングルの前面よりも後退してお
    り、 該前板の上部の裏面が前記上部水平アングルに対し係止
    され、該前板の下部の裏面が前記下部水平アングルに係
    止されている配管ユニットにおいて、 該縦アングルの前面にスペーサを設け、該スペーサの前
    面と前記水平アングル及び下部水平アングルの前面とを
    略面一にしたことを特徴とする平坦な前板を有する配管
    ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記スペーサはゴム
    板であり、前記前板の裏面を該ゴム板に当接してあるこ
    とを特徴とする平坦な前板を有する配管ユニット。
JP520793U 1993-02-18 1993-02-18 平坦な前板を有する配管ユニット Pending JPH0663672U (ja)

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JP (1) JPH0663672U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449386B1 (ko) * 1998-02-18 2004-12-16 가부시키가이샤 이낙쿠스 배관유니트의설치구조물
JP2012162948A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Lixil Corp 前パネルの取付構造および取付方法

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