JPH0663663A - 金型搬送装置 - Google Patents

金型搬送装置

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JPH0663663A
JPH0663663A JP21502392A JP21502392A JPH0663663A JP H0663663 A JPH0663663 A JP H0663663A JP 21502392 A JP21502392 A JP 21502392A JP 21502392 A JP21502392 A JP 21502392A JP H0663663 A JPH0663663 A JP H0663663A
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clutch
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driving
drive
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Makoto Tsuji
眞 辻
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の原動電動機でしかも全自動運転するこ
とができる金型搬送装置を得る。 【構成】 金型移送用ローラ台盤18には、その駆動ロ
ーラ18aの記駆動手段18bの他に、さらに第1、第
2、第3クラッチ駆動部28,30,32を備える共
に、これらを駆動する原動電動機34を設け、第1ロー
ラ台車10にはこれがローラ台車に接続された際に第1
クラッチ駆動部に係合してそのローラ駆動手段10bを
駆動する第1クラッチ従動部36を設け、第2ローラ台
車16にはその金型搬出部12および搬入部14がそれ
ぞれ前記ローラ台盤に接続された際にそれぞれ第2およ
び第3クラッチ駆動部に係合して、そのそれぞれのロー
ラ駆動手段12b,14bを駆動する第2および第3ク
ラッチ従動部38,40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイカストマシンや射
出成形機等のいわゆる成形機の金型交換を行うための金
型搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金型搬送装置においては、交換
すべき旧金型を交換位置から移動、移送および搬出した
後、新金型を搬入、移送および交換位置へ移動すること
が必要とされる。従来、この種の金型搬送装置において
は、前記移動、移送および搬出、搬入の各工程に対し
て、それぞれ独立した原動電動機が使用されていた。こ
のため、装置が複雑となり操作が繁雑となると共に、ま
た移動工程に使用する電動機は、成形機内に設けられ、
その雰囲気中には離型剤、水蒸気、冷却水等が発生乃至
は供給されることから、防水対策を必要とする等の難点
を有していた。
【0003】そこで、本出願人は先に前記難点を解決す
る新規技術を開発し、提案を行った(特公平1−603
41号公報)。すなわち、前記技術は、金型をローラ上
に載置して所定の方向に移動する金型移動台車と、この
台車と対向して台車上の金型を成形機に搬入および搬出
する金型搬送ローラを備えた金型搬送システムにおい
て、金型搬送ローラおよび台車の駆動源をそれぞれ油圧
モータで構成し、これらの油圧モータを接続した2制御
系の油圧系をそれぞれコントロールバルブで制御すると
共に、これらのコントロールバルブを共通の増幅機を介
してコントロールレバーにより一括して制御するよう構
成されている。すなわち、換言すれば、前述した従来技
術における各工程の原動電動機をそれぞれ油圧モータで
置換すると共に、これらの油圧モータを連続して制御で
きるよう構成したものである。したがって、前記技術に
よれば、遠隔操作により一連の金型交換を達成できると
共に、電動機を使用しないので前記雰囲気に対する考慮
も不必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記技
術(以下、従来技術という)においても、以下に述べる
ようになお改良すべき難点を有していた。
【0005】すなわち、前記従来技術においては、比較
的多数の油圧モータが、コントロールレバーを手動操作
することにより、それぞれ関連して起動、速度調整、停
止等に切換えられる。しかし、前記手動操作は、比較的
面倒であり、殊に速度調整(複数の油圧モータの回転数
合せ)が困難である。また、油圧モータは可動部に取付
けられているので、油圧ホース等を必要とするが、この
油圧ホースは、殊に成形機内において、場所的に不都合
でありかつ保守管理的にも不便であつた。このように、
前記従来技術は、遠隔操作は可能であるが、個々の油圧
モータには手動操作を必要とすることから、操作性並び
に安全性を損うばかりでなく、また配置並びに保守管理
の面においても多くの難点を有していた。
【0006】そこで、本発明の目的は、全自動運転が可
能であり、操作性並びに安全性に優れ、しかも配置並び
に保守管理が容易な金型搬送装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】先の目的を達成するため
に、本発明に係る金型搬送装置は、成形機内に型開閉方
向と平行な一軸方向へ移動可能に設けられ、金型を型開
閉方向と直角な他軸方向へ移送する駆動ローラを備えた
金型交換用第1ローラ台車と、成形機外に前記一軸方向
へ移動可能に設けられ、それぞれ金型を前記他軸方向へ
移送する駆動ローラを備え、前記金型を搬出もしくは搬
入する金型搬出部および搬入部を並設した第2ローラ台
車と、成形機外において前記第1、第2両ローラ台車の
間に接続可能にかつ固定的に設けられ、金型を前記他軸
方向へ移送する駆動ローラを備え、前記金型を前記両ロ
ーラ台車の間で移送する金型移送用ローラ台盤とからな
る金型搬送装置において、前記ローラ台盤はその駆動ロ
ーラの駆動手段および第1、第2、第3クラッチ駆動部
を有すると共に、これらを駆動する原動電動機を備え、
前記第1ローラ台車は前記一軸方向の移動ストローク限
で前記ローラ台盤に接続された際に前記第1クラッチ駆
動部に係合して第1ローラ台車の駆動ローラの駆動手段
を駆動する第1クラッチ従動部を備え、前記第2ローラ
台車はその金型搬出部および搬入部がそれぞれ前記一軸
方向の移動ストローク限で前記ローラ台盤に接続された
際にそれぞれ前記第2および第3クラッチ駆動部に係合
して金型搬出部および搬入部の駆動ローラの駆動手段を
それぞれ駆動する第2および第3クラッチ従動部を備え
ることを特徴とする。
【0008】前記の金型搬送装置において、各クラッチ
駆動部は、前記ローラ台盤上の原動電動機およびローラ
駆動手段を介して駆動されるローラ連結軸に対して、こ
れに平行しかつ同期して回動するよう配置したそれぞれ
の中間軸上に設け、各クラッチ従動部は、前記各中間軸
に対してそれぞれその同一軸線上でかつ接離可能に配置
したそれぞれの従動軸上に設け、これにより前記各クラ
ッチ従動部がそれぞれの前記クラッチ駆動部に係合され
た際に前記原動電動機の回転力がそれぞれ前記ローラ台
盤および第1、第2ローラ台車の前記各ローラ駆動手段
へ同期して伝動するよう構成することができる。
【0009】
【作用】第1および第2ローラ台車は、これらがローラ
台盤に対して移動、接続されると、そのそれぞれのクラ
ッチ従動部がそれぞれ対応するクラッチ駆動部に自動的
に係合され、そして単一の原動電動機を駆動することに
より、前記ローラ台盤および各ローラ台車のそれぞれの
ローラ駆動部が同期して駆動する。すなわち、単一の電
動機を操作するだけで金型交換が全自動的に達成され
る。したがって、操作性並びに安全性が向上する。な
お、原動機には、電動機が使用されるが、これは成形機
外のローラ台盤上に1基のみ設けるものであり、配置並
びに保守管理が容易となり、また前述した離型剤等の雰
囲気に影響されることもない。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る金型搬送装置の実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0011】図1において、本発明の金型搬送装置は、
先ず基本的には、金型交換用第1ローラ台車10と、金
型搬出部12および搬入部14(両部の配置は、図にお
いて上下方向に交替させてもよい)からなる金型搬出入
用第2ローラ台車16と、金型移送用ローラ台盤18と
から構成される。なお、この基本的構成は、この種の金
型搬送装置における一般的構成と同一である。そして、
ここで第1ローラ台車10は、成形機20内に油圧シリ
ンダ22を介して固定ダイプレート20aおよび移動ダ
イプレート20bの開閉方向と平行な一軸方向(Y方
向)へ移動可能に設けられる。また、金型24を型開閉
方向と直角な他軸方向(X方向)へ移送する駆動ローラ
10aを備え、これにより金型24を前記固定ダイプレ
ート20aおよび移動ダイプレート20bに対して取外
しもしくは装着するよう構成される。
【0012】なお、図1においては、例えば、移動ダイ
プレート20bを開いて金型24を載置した第1ローラ
台車10がローラ台盤18に接続した状態が示されてい
る。また、駆動ローラ10aは、両側に設けられるが、
その一方の列をローラ駆動手段10bにより駆動するよ
う構成される。第2ローラ台車16は、成形機20外に
レール26および移動手段(不図示)を介してY方向へ
移動可能に設けられる。そして、金型の搬出部12およ
び搬入部14には、それぞれ金型24(図には示されて
いない)をX方向へ移送する駆動ローラ12a,14a
を備え、これにより金型24を搬出もしくは搬入するよ
う構成されている。
【0013】さらに、図1においては、金型24を搬出
あるいは搬入すべく搬出部12がローラ台盤18に接続
する位置へ移動された状態が示されている。なお、駆動
ローラ12a,14aは、それぞれ対をなすようにロー
ラ駆動軸12c,14cで連結され、その一方の列がロ
ーラ駆動手段12b,14bにより駆動するよう構成さ
れる。ローラ台盤18は、成形機20外において第1、
第2両ローラ台車10,16の間に接続可能(図におい
ては、前述したようにこの接続された状態が示されてい
る)に、かつ固定的に設けられる。そして、金型24を
X方向へ移送する駆動ローラ18aを設け、これにより
金型24を両ローラ台車10,16の間で移送するよう
構成されている。なお、駆動ローラ18aは、それぞれ
対をなすようにローラ駆動軸18cで連結され、その一
方の列がローラ駆動手段18bにより駆動するよう構成
される。
【0014】しかるに、本発明においては、図2におい
て系統図的に示すように、ローラ台盤18は、その駆動
ローラ18aの前記駆動手段18bの他に、さらに第
1、第2、第3クラッチ駆動部28,30,32を有す
ると共に、これらを駆動する原動電動機34を備える。
第1ローラ台車10は、これがローラ台車18に接続さ
れた際に第1クラッチ駆動部28に係合して、この第1
ローラ台車10の前記ローラ駆動手段10bを駆動する
第1クラッチ従動部36を備える。また、第2ローラ台
車16は、その金型搬出部12および搬入部14がそれ
ぞれローラ台盤18に接続された際にそれぞれ第2およ
び第3クラッチ駆動部30,32に係合し、この金型搬
出部12および搬入部14の前記ローラ駆動手段12
b,14bを駆動する第2および第3クラッチ従動部3
8,40を備えるよう構成される。
【0015】すなわち、ローラ台盤18のローラ駆動手
段18bは、原動電動機34を介して歯車列(図示せ
ず)により駆動するよう構成されている。そして、各ク
ラッチ駆動部および従動部は、先ず第1ローラ台車10
に関しては、図3に示すように、第1クラッチ駆動部2
8が、ローラ台盤18上の前記原動電動機34およびロ
ーラ駆動手段18bを介して駆動されるローラ連結軸1
8cと平行するようにブラケット18dを介して配置し
た第1中間軸42上に設けられる。そして、両軸18
c,42上に設けたスプロケット44a,44bおよび
チェーン44cを介して、両軸18c,42は、同期し
て回動するよう構成されている。一方、第1クラッチ従
動部36は、前記第1中間軸42に対してその同一軸線
上で、かつ接離可能なように第1ローラ台車10上にブ
ラケット10cを介して配置した第1従動軸46上に設
けられる。そして、第1従動軸46上に設けたスプロケ
ット47a、第1ローラ台車10のローラ駆動手段10
bに係合するよう設けたスプロケット47b(図1には
示されていない)およびチェーン47cを介して、第1
クラッチ従動部36は、第1クラッチ駆動部28に係合
された際に、原動電動機34の回転力をローラ駆動手段
10bへ同期して伝動するよう構成されている。
【0016】なお、第1クラッチ従動部36は、ばね4
8a、スプライン48bおよび軸端座金48cにより軸
線方向に摺動自在に構成され、従動部および駆動部のク
ラッチ爪36a,28aが噛み合わない時は、ばね48
aが撓んで従動部36がスプライン48bに沿って微少
移動し、前記噛み合せを調整するよう構成されている。
また、クラッチ爪36a,28aは、前記噛み合せを容
易にするため、歯面取りが施されている。
【0017】次に、第2ローラ台車16に関するクラッ
チ駆動部および従動部は、その構成が、基本的には前記
構成と同一であるが、図4に示すように、第2および第
3クラッチ駆動部30,32が、ローラ台盤18上のロ
ーラ連結軸18cと平行するようにブラケット18eを
介して配置した第2中間軸50上に設けられる。そし
て、両軸18c,50上に設けたスプロケット52a,
52bおよびチェーン52cを介して、両軸18c,5
0は、同期して回動するよう構成されている。一方、第
2ローラ台車16の搬出部12および搬入部14の第1
および第2クラッチ従動部38,40は、前記第2中間
軸50に対してその同一軸線上で、かつ第2ローラ台車
16のY方向の移動ストローク限で接離可能なように搬
出部12および搬入部14上にそれぞれブラケット12
d,14dを介して配置した第2および第3従動軸5
4,56上に設けられる。そして、この第2および第3
従動軸54,56上にそれぞれ設けたスプロケット58
a,60a,搬出部12および搬入部14のローラ連結
軸12c,14c上にそれぞれ設けたスプロケット58
b,60b並びにチェーン58c,60cを介して、第
2および第3クラッチ従動部38,40は、それぞれ第
2および第3クラッチ駆動部30,32に係合された際
に原動電動機34の回転力をそれぞれ搬出部12および
搬入部14のローラ駆動手段12b,14bへ同期して
伝動するよう構成されている。
【0018】なお、前述した第1ローラ台車10のクラ
ッチ手段と同様に、各クラッチ従動部38,40は、そ
れぞればね62a,64a、スプライン62b,64b
および軸端座金62c,64cにより軸線方向に摺動自
在に構成されていると共に、各クラッチ爪30a,32
a,38a,40aは歯面取りが施されている。
【0019】次に、このような構成からなる本発明装置
の動作について説明する。なお、この動作は、前述した
本発明の構成から既に理解されるところであり、一部重
複する。すなわち、例えば金型を成形機20から搬出す
る場合には、先ず、移動ダイプレート20bを開いて、
金型24を第1ローラ台車10上に載置した後、この第
1ローラ台車10を油圧シリンダ22によりY方向へ移
動して、金型移送用ローラ台盤18に接続する(図1に
図示された状態)。一方、第2ローラ台車16をレール
26および移動手段によりY方向に移動してストローク
限でその金型搬出部12を同様に金型移送用ローラ台盤
18に接続する。すると、前記移動により、第1ローラ
台車10および金型搬出部12のクラッチ手段28,3
6および30,38は、自動的に係合し連結される。そ
こで、原動電動機34を駆動すると、第1ローラ台車1
0、金型移送用ローラ台盤18および金型搬出部12の
各駆動ローラ10a,18aおよび12aは同期して駆
動し、したがって前記金型24が全自動的に成形機外へ
搬出される。また、金型を成形機20へ搬入する場合に
は、先ず、第2ローラ台車16を、図においてY方向下
向きに移動して、その金型搬入部14を金型移送用ロー
ラ台盤18に接続し(前記移動、接続により、金型搬入
部14および金型搬出部12のクラッチ手段32,40
および30,38は、それぞれ自動的に連結あるいは離
脱される)、その上で原動電動機34を逆向きに駆動す
ることにより、金型24を第1ローラ台車10上の金型
交換位置(図1に示した位置)へ移送する。次いで、第
1ローラ台車10を、図1においてY方向上向きに移動
する(この移動により、クラッチ手段28,36は自動
的に離脱される)ことにより、金型24を固定ダイプレ
ート20aに当接させることができる。なお、搬出ある
いは搬入速度は、原動電動機34の出力を調整すること
により簡単かつ安全に制御することができる。
【0020】このように、本発明によれば、単一の原動
電動機により金型の搬出および搬入を行うことができる
と共に、前記搬出および搬入操作の切換えに伴つて必要
とされる各クラッチ手段の連結あるいは離脱は、自動的
に達成されるので、装置の操作性並びに安全性が大幅に
向上する。また、原動機は、前記単一の電動機のみから
構成し、しかもこの電動機は成形機の外部に設けられ、
そして離型剤等の雰囲気に曝されることもないので、装
置全体の配置並びに保守管理が容易となる利点を有す
る。
【0021】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金型
搬送装置は、金型交換用の第1ローラ台車と、金型搬出
部および搬入部を並設した第2ローラ台車と、および前
記第1、第2両ローラ台車の間に設けらる金型移送用の
ローラ台盤とからなる金型搬送装置において、ローラ台
盤にはそのローラ駆動手段および第1、第2、第3クラ
ッチ駆動部を備えると共に、これらを駆動する原動電動
機を設け、第1ローラ台車には前記第1クラッチ駆動部
に係合してそのローラ駆動手段を駆動する第1クラッチ
従動部を設け、第2ローラ台車には前記第2および第3
クラッチ駆動部に係合してその金型搬出部および搬入部
のそれぞれのローラ駆動手段を駆動する第2および第3
クラッチ従動部を設け、そして前記クラッチ手段(クラ
ッチ駆動部および従動部)が金型の搬出および搬入操作
の切換えに際して自動的に連結あるいは離脱されるよう
構成したことにより、金型の交換が単一の原動電動機に
よりしかも自動的に達成することができる。
【0023】したがって、装置の操作性並びに安全性を
大幅に向上することができる。さらに、原動機は前記単
一の電動機のみから構成し、しかもこの電動機は成形機
の外部に設けると共に、離型剤等の雰囲気に曝されるこ
ともないので、装置全体の配置並びに保守管理が容易と
なる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型搬送装置の一実施例を示す全
体平面図である。
【図2】図1に示す金型搬送装置におけるクラッチ手段
(クラッチ駆動部および従動部)を示す概略平面図であ
る。
【図3】図1および図2に示す第1クラッチ手段の拡大
詳細説明図である。
【図4】図1および図2に示す第1および第2クラッチ
手段の拡大詳細説明図である。
【符号の説明】
10 第1ローラ台車 10a 駆動ロー
ラ 10b ローラ駆動手段 10c ブラケッ
ト 12 金型搬入部 12a 駆動ロー
ラ 12b ローラ駆動手段 12c ローラ駆
動軸 12d ブラケット 14 金型搬出部 14a 駆動ローラ 14b ローラ駆
動手段 14c ローラ駆動軸 14d ブラケッ
ト 16 第2ローラ台車 18 金型移送用
ローラ台盤 18a 駆動ローラ 18b ローラ駆
動手段 18c ローラ駆動軸 18d,18e
ブラケット 20 成形機 20a 固定ダイ
プレート 20b 移動ダイプレート 22 油圧シリン
ダ 24 金型 26 レール 28 第1クラッチ駆動部 30 第2クラッ
チ駆動部 32 第3クラッチ駆動部 28a,30a,
32a クラッチ爪 34 原動電動機 36 第1クラッ
チ従動部 38 第2クラッチ従動部 40 第3クラッ
チ従動部 36a,38a,40a クラッチ爪 42 第1中間軸 44a、44b
スプロケット 44c チェーン 46 第1従動軸 47a、47b スプロケット 47c チェーン 48a ばね 48b スプライ
ン 50 第2中間軸 52a、52b
スプロケット 52c チェーン 54 第2従動軸 56 第3従動軸 58a、58b
スプロケット 58c チェーン 60a、60b
スプロケット 60c チェーン 62a ばね 62b スプライン 64a ばね 64b スプライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機内に型開閉方向と平行な一軸方向
    へ移動可能に設けられ、金型を型開閉方向と直角な他軸
    方向へ移送する駆動ローラを備えた金型交換用第1ロー
    ラ台車と、 成形機外に前記一軸方向へ移動可能に設けられ、それぞ
    れ金型を前記他軸方向へ移送する駆動ローラを備え、前
    記金型を搬出もしくは搬入する金型搬出部および搬入部
    を並設した第2ローラ台車と、 成形機外において前記第1、第2両ローラ台車の間に接
    続可能にかつ固定的に設けられ、金型を前記他軸方向へ
    移送する駆動ローラを備え、前記金型を前記両ローラ台
    車の間で移送する金型移送用ローラ台盤とからなる金型
    搬送装置において、 前記ローラ台盤はその駆動ローラの駆動手段および第
    1、第2、第3クラッチ駆動部を有すると共に、これら
    を駆動する原動電動機を備え、 前記第1ローラ台車は前記一軸方向の移動ストローク限
    で前記ローラ台盤に接続された際に前記第1クラッチ駆
    動部に係合して第1ローラ台車の駆動ローラの駆動手段
    を駆動する第1クラッチ従動部を備え、 前記第2ローラ台車はその金型搬出部および搬入部がそ
    れぞれ前記一軸方向の移動ストローク限で前記ローラ台
    盤に接続された際にそれぞれ前記第2および第3クラッ
    チ駆動部に係合して金型搬出部および搬入部の駆動ロー
    ラの駆動手段をそれぞれ駆動する第2および第3クラッ
    チ従動部を備えることを特徴とする金型搬送装置。
  2. 【請求項2】 各クラッチ駆動部は、金型移送用ローラ
    台盤上の原動電動機およびローラ駆動手段を介して駆動
    されるローラ連結軸に対して、これに平行しかつ同期し
    て回動するよう配置したそれぞれの中間軸上に設け、各
    クラッチ従動部は、前記各中間軸に対してそれぞれその
    同一軸線上でかつ接離可能に配置したそれぞれの従動軸
    上に設け、これにより前記各クラッチ従動部がそれぞれ
    の前記クラッチ駆動部に係合された際に前記原動電動機
    の回転力がそれぞれ前記ローラ台盤および第1、第2ロ
    ーラ台車の前記各ローラ駆動手段へ同期して伝動するよ
    う構成してなる請求項1記載の金型搬送装置。
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