JPH0663619A - 圧延ロールの支持構造 - Google Patents

圧延ロールの支持構造

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JPH0663619A
JPH0663619A JP21802292A JP21802292A JPH0663619A JP H0663619 A JPH0663619 A JP H0663619A JP 21802292 A JP21802292 A JP 21802292A JP 21802292 A JP21802292 A JP 21802292A JP H0663619 A JPH0663619 A JP H0663619A
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rolling
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rolling roll
roll
eccentric ring
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Heiji Kato
平二 加藤
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/34Director, elements to supervisory
    • G05B2219/34388Detect correct moment, position, advanced, delayed, then next command
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 圧延ロール1を軸受3により回動可能な枢着
状態で支持し、その軸受を偏心リング5を介して軸箱4
に装着する。偏心リングは軸箱に対して回転可能として
おき、その偏心リングの内側に上記軸受を介して圧延ロ
ールを支持する。 【効果】 偏心リングを軸箱に対して回転させると圧延
ロールが軸箱に対して傾斜し、軸箱を圧延方向に変位さ
せることなく圧延ロールのみを圧延方向に変位させるこ
とができ、したがって上下の圧延ロールをクロスさせる
ことができるとともに、軸受部の構造の簡略化を実現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧延機における圧延ロー
ルの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、圧延機においては、圧延
材の板幅方向の厚み均一性を確保するための種々の手
法、たとえば圧延ロールの軸線を湾曲させるロールベン
ディング法、圧延ロールを軸方向にシフトさせるロール
シフト法、圧延ロールのクラウン形状を可変としてそれ
を制御するもの、等が実用化されているが、なかでも上
下の圧延ロールの軸線を交差させるロールクロス法が有
効であるといわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、圧延ロール
はその両端部がそれぞれ軸受に回転自在に支持され、そ
れらの軸受が軸箱に装着され、それらの軸箱がハウジン
グに対して上下方向に変位可能に装着されるのである
が、上記のロールクロス法が採用されるロールクロス圧
延機においては、軸箱を上下方向のみならず圧延方向に
も変位させなければならないから圧延ロールの支持構造
が複雑にならざるを得ないものであった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、特にロールクロス圧延機に採用して好適な圧延ロー
ルの支持構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧延ロールの
端部を軸受により回転自在に支持し、該軸受を軸箱に装
着し、該軸箱をハウジングに対して上下方向に変位可能
に装着する圧延ロールの支持構造において、前記軸受は
前記圧延ロールを回動可能な枢着状態で支持するものと
され、該軸受を、外径中心軸線と内径中心軸線とが偏心
している偏心リングを介して前記軸箱に装着し、該偏心
リングをその外径中心軸線を中心として軸箱に対して回
転可能とし、かつ、その偏心リングの内径中心軸線と前
記軸受および前記圧延ロールの中心軸線とを合致させて
ロールをクロスさせ得ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明においては、圧延ロールを回転自在に支
持する軸受が圧延ロールを回動自在にも支持するものと
され、その軸受を偏心リングを介して軸箱に装着してい
る。そして、その偏心リングを軸箱に対して回転させる
と、偏心リング自体は軸箱に対していずれの方向にも変
位することはないが、偏心リングの内側に支持されてい
る圧延ロールは軸受に対して回動し、その端部は軸箱に
対して上下方向および圧延方向に同時に変位することに
なる。つまり、軸箱が圧延方向に変位することなく圧延
ロールの端部のみが圧延方向に変位する。そして、圧延
ロールの両端部を逆方向に変位させることによって上下
の圧延ロールをクロスさせ得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例の支持構造により両端部が支持さ
れた圧延ロール1の平面図(中間部分は省略してあ
る)、図2はその一端側の拡大図、図3および図4はそ
れぞれ軸受部の断面図(図1におけるIIIーIII線矢視断
面図およびIVーIV線矢視断面図)である。本実施例にお
ける圧延ロール1は、テーパ状のピストン2がこの圧延
ロール1の軸線方向に移動可能に内蔵されていて、その
ピストン2を油圧により移動させることによってクラウ
ン形状を制御するように構成されたテーパピストンロー
ルと称される型式のものである。
【0008】上記の圧延ロール1の両端部は、従来の場
合と同様に軸受3により回転自在に支持され、その軸受
3は軸箱4に装着され、その軸箱4が図示しないハウジ
ングに対して上下方向に変位可能に装着されていて、軸
箱4を上下に移動させることで上下の圧延ロール1,1
間のギャップを調節するようになっているが、本実施例
においては、圧延ロール1は軸受3に対して回動可能な
枢着状態で支持され、かつ、その軸受3が偏心リング5
を介して軸箱4に装着されたものとなっている。
【0009】すなわち、上記の軸受3は、図2に示され
ているように各ベアリング6が仮想の球面Gに沿って並
ぶように設けられていて、圧延ロール1はそれらベアリ
ング6により自身の軸線O1を中心として回転自在に支
持されているのみならず、任意の方向に回動自在、つま
り、圧延ロール1の軸線O1が軸受3に対して傾斜可能
な状態で支持されている。
【0010】また、上記偏心リング5は、図3および図
4に示すように、外径中心軸線O2と内径中心軸線O3と
が偏心していることによって薄肉部5aと厚肉部5bと
が対向位置に形成されている中空の円筒体である。この
偏心リング5は、その外径中心軸線O2を前記軸箱4の
中心軸線O4に合致させた状態で、かつ、それらの軸線
O2,O4を中心として軸箱4に対して回転可能な状態で
装着されている。そして、この偏心リング5の内側に上
記軸受3を介して圧延ロール1の端部が支持されてお
り、当然ながらそれら軸受3の中心軸線O5と圧延ロー
ル1の中心軸線O1はいずれも偏心リング5の内径中心
軸線O3に合致するようにされている。
【0011】上記のように、圧延ロール1を軸受3によ
り回転可能かつ回動可能に支持し、かつ、その軸受3を
偏心リング5を介して軸箱4に装着したことにより、偏
心リング5を軸箱4に対して回転させることで軸箱4を
圧延方向に変位させることなく上下の圧延ロール1、1
をクロスさせ得るものである。
【0012】すなわち、偏心リング5を軸箱4に対して
回転させると、偏心リング5自体は軸箱4に対していず
れの方向にも変位することはないが、偏心リング5の内
側に支持されている軸受3および圧延ロール1は偏心リ
ング5の外径中心軸線O2回りに回転して圧延ロール1
の端部は軸箱4に対して上下方向および圧延方向に同時
に変位し、同時に圧延ロール1は軸受3や偏心リング5
や軸箱4に対して回動してその軸線O1が傾斜すること
になる。そこで、偏心リング5の回転に伴う圧延ロール
1の上下方向の変位に対応させてそれを相殺するように
軸箱4を上下方向に変位させれば、軸箱4を圧延方向に
変位させることなく、また、圧延ロール1を上下方向に
変位させることもなく、圧延ロール1を圧延方向にのみ
変位させることができるのである。
【0013】そして、たとえば図3および図4に示して
いるように、一端側においては上ロール1を左側に変位
させるとともに下ロール1は右側に変位させ、他端側に
おいては逆に上ロール1を右側に変位させるとともに下
ロール1は左側に変位させ、しかもそれらの偏心量を同
等に設定すれば、両圧延ロール1,1をその長手方向の
中心位置においてクロスさせることができ、それによっ
て圧延材の幅方向の板厚制御を行い得る。この場合、両
圧延ロール1,1のなすクロス角度は、各圧延ロール
1,1の両端部における偏心量を調節することによって
自由に設定でき、その偏心量は偏心リング5の回転量を
調節することで最適に設定できることになる。勿論、両
圧延ロール1,1をクロスさせずに平行とすることもで
きる。
【0014】以上のように、上記の構造によれば、偏心
リング5を回転させることで軸箱4を圧延方向に移動さ
せずとも圧延ロール1,1をクロスさせ得ることから、
軸箱4自体を圧延方向に移動させることが不可欠である
従来一般のロールクロス式の圧延機に比して軸受部の構
造を十分に簡略化でき、設備費や保守費の削減にも寄与
できる。
【0015】なお、上記実施例は、内蔵しているテーパ
ピストンを移動させることでクラウン形状の制御を行う
構成の圧延ロールに適用したものであるが、本発明の支
持構造はそのような圧延ロールに対してのみならず各種
の圧延機における各種の圧延ロール、たとえば単なるロ
ールクロス式のものやベンディングロール式のもの、あ
るいはロールシフト式のものにも適用できることは勿論
のこと、それらを任意に組み合せたものにも広く適用で
きることはいうまでもない。そして、本発明は軸箱を圧
延方向に移動させる必要のない簡略な構造であるから、
ロールクロスとロールベンディングとを同時に行うよう
な場合、あるいはロールクロスとロールシフトとを同時
に行うような場合に採用して特に好適である。
【0016】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明は、圧延
ロールを軸受により回転可能かつ回動可能な枢着状態で
支持し、その軸受を、軸箱に対して回転可能な偏心リン
グを介して軸箱に装着した構造であるから、偏心リング
を軸箱に対して回転させることで軸箱を圧延方向に変位
させることなく圧延ロールを圧延方向に変位させ得るも
のであり、したがって上下の圧延ロールをクロスさせる
ことができることは勿論のこと、従来のロールクロス圧
延機に比して軸受部の構造の大幅な簡略化を実現できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構造により支持された圧延ロ
ールの中間部分を省略して示した平面図である。
【図2】同構造を示す拡大断面図である。
【図3】図1におけるIIIーIII線矢視断面図である。
【図4】図1におけるIVーIV線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 圧延ロール 3 軸受 4 軸箱 5 偏心リング O1 圧延ロールの中心軸線 O2 偏心リングの外径中心軸線 O3 偏心リングの内径中心軸線 O4 軸箱の中心軸線 O5 軸受の中心軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延ロールの端部を軸受により回転自在
    に支持し、該軸受を軸箱に装着し、該軸箱をハウジング
    に対して上下方向に変位可能に装着する圧延ロールの支
    持構造において、前記軸受は前記圧延ロールを回動可能
    な枢着状態で支持するものとされ、該軸受を、外径中心
    軸線と内径中心軸線とが偏心している偏心リングを介し
    て前記軸箱に装着し、該偏心リングをその外径中心軸線
    を中心として軸箱に対して回転可能とし、かつ、その偏
    心リングの内径中心軸線と前記軸受および前記圧延ロー
    ルの中心軸線とを合致させてロールをクロスさせ得るこ
    とを特徴とする圧延ロールの支持構造。
JP21802292A 1992-08-17 1992-08-17 圧延ロールの支持構造 Expired - Fee Related JP3200992B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990007737A1 (en) * 1988-12-28 1990-07-12 Fanuc Ltd Brake control system for gravity shafts
EP0734794A1 (de) * 1995-03-30 1996-10-02 MANNESMANN Aktiengesellschaft Walzgerüst mit Stütz- und Arbeitswalzen zum Walzen von Blechen und Bändern

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990007737A1 (en) * 1988-12-28 1990-07-12 Fanuc Ltd Brake control system for gravity shafts
EP0734794A1 (de) * 1995-03-30 1996-10-02 MANNESMANN Aktiengesellschaft Walzgerüst mit Stütz- und Arbeitswalzen zum Walzen von Blechen und Bändern

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