JPH0663614U - 発光式表示盤 - Google Patents

発光式表示盤

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JPH0663614U
JPH0663614U JP003616U JP361693U JPH0663614U JP H0663614 U JPH0663614 U JP H0663614U JP 003616 U JP003616 U JP 003616U JP 361693 U JP361693 U JP 361693U JP H0663614 U JPH0663614 U JP H0663614U
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喜久雄 新美
都使雄 中西
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株式会社キクテック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路標識等のパターン部を昼夜を問わず明瞭
に視認できるようにすること。 【構成】 複数個からなる発光素子1の各発光部1aが
アルミニウム板5bの貫通孔6を通って、アルミニウム
板5bと保護カバー7aとの間の空間に配置されてい
る。アルミニウム板5bの前面には、昼間時にパターン
部2の視認性を向上させるための有色反射シート5cが
貼着されている。保護カバー7aは透明板からなる。保
護カバー7aの後面側には、パターン部2を形成する切
欠7eが設けられたアルミニウム板7cが配設されてい
る。このアルミニウム板7cの切欠7eを除いた部分の
前面には、背景部4を形成する有色反射シート7dが貼
着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は道路案内標識等に好適な発光式表示盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
地名、矢印等を示すパターン部と背景部とからなる道路案内標識は、自動車を 安全かつ速やかに案内することが要求され、特に、夜間時、降雪時、濃霧時等、 視界が悪いときであっても視認性に優れることが望まれる。
【0003】 そのため、従前からの反射式、内照式に代わる道路案内標識として、多数の発 光素子(LED等)を使用した発光式の道路案内標識が種々考案されている。
【0004】 図5は、このような発光式表示盤の一例を示している(詳しくは、実開昭62 −55618号公報を参照されたい。)。図5に示す発光式表示盤は、図6に示 すように、発光素子1の集合体でパターン部(アルファベット「e」)2を形成 するとともに、シート3で背景部4を形成するよう構成されている。なお、図5 において、5は発光素子1が通る貫通孔6がマトリクス状に形成された後板、7 は光透過性を有する前板を表わしている。
【0005】 上記従来技術は、夜間等、発光素子1が点灯しているときに、運転者等が十分 遠くからでも発光表示盤の存在を認識できるという効果を有する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術には、発光素子の点灯時、パターン部2の輪郭2 aがぼやけ、特に、地名を表わす漢字の下方に併記された、読み方を示すアルフ ァベット等の小さな文字が読み取りにくいという問題があった。そして、このよ うな問題は、降雪時、濃霧時等に特に顕著であった。また、発光素子1が点灯さ れていない昼間時、運転者等がパターン部2を読みにくいという問題もあった。
【0007】 本考案者は、これらの問題点を検討したところ、これらの問題点は下記の理由 で生ずることを見出した。
【0008】 すなわち、発光式表示盤においては、表示したいパターン部2が多種多様なた め、予め後板5にマトリクス状に発光素子1の発光部1aの通る貫通孔6を形成 しておくのが最良とされている。しかし、例えば小さな文字「e」をパターン部 2とする場合、図6に示すように、発光素子1の消灯時には、後板5の前面5a において発光素子1の発光部1aが位置する領域がパターン部2を形成すること になることから、発光素子1を密集配置することは避けなければならず、貫通孔 6間の間隔をある程度大きな値に設定せざるを得なくなる。このため、図6から 明らかなように、発光素子1の集合体の外周に位置する発光素子の発光部1bは 「e」の輪郭を正確に表わすことができなくなり、この結果、発光素子1の点灯 時にパターン部2の輪郭2aがぼやけて見えることが判明した。また、パターン 部2が例えば小さな文字「e」である場合、図6に図示する一の発光部群1cの 発光と、他の発光部群1dの発光とがシート3aの上方で干渉し、当該シート3 a部分が明るく見えることから、「e」のこの部分の輪郭がぼやけて見えること も判明した。さらに、昼間時のパターン部2の見ずらさについては、後板5の前 面5aに積極的に反射面を形成していないことが原因であることが判明した。
【0009】 本考案は上記の点に鑑み、発光素子点灯時にパターン部の輪郭がはっきり見え 、また、発光素子消灯時にパターン部を含め、表示盤自体が「道路標識、区画線 及び道路表示に関する命令」(以下、標識令という。)に定められた図柄に明瞭 に見える発光式表示盤を提供することを目的とする。なお、本考案は、道路案内 標識に限定して適用されるものではなく、他の一般的な表示盤としても適用され うるものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案に係る発光式表示盤は、間隔を置いて平行 に配列された前板と後板とで形成される空間に、複数個からなる発光素子の各発 光部が配置され、かつ、前記前板に、その平面に沿って光透過性パターン部と背 景部とが形成されるとともに、前記後板の前面における、前記光透過性パターン 部の後方位置に、パターン部表示用有色反射面が形成されて構成されることを特 徴とする。
【0011】
【考案の作用効果】
発光素子点灯時、前板の光透過性パターン部は、発光素子の発光部が発した光 を透過し、外部に出射する。したがって、発光素子点灯時、たとえ光透過性パタ ーン部が小さな文字を表わすものであっても、光透過性パターン部の輪郭がはっ きりと見えるようになる。
【0012】 また、発光素子消灯時、後板前面のパターン部表示用有色反射面は「標識令」 に定められた図柄を明瞭に視認させることができる。また、他の一般的な表示盤 に適用した場合においても、同様に図柄を明瞭に視認させることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図2は、本実施例に係る発光式表示盤を道路標識に適用した場合における当該 発光式表示盤の正面(前面)図を示している。図2において、「延岡」、「大分 」、「Nobeoka」、「Oita」の各文字及び矢印がパターン部2を構成 し、その他は背景部4を構成している。そして、その内部における要部は、図3 に示すように構成されている。
【0015】 図3において、図面上方が発光式表示盤の正面(前面)側、下方が背面(後面 )側に対応している。各発光素子1は輝度が約600mcdの赤色等の5φLE Dで構成され、マトリクス状に発光素子基板8に装着されている。発光素子基板 8は、例えば、100mm角及び100mm×50mmからなり、発光素子1を 10mmピッチで配列可能に構成されている。発光素子基板8は、上記パターン 部2の一つである矢印については、例えば図4に示すように複数個配列される。 発光素子基板8の前方には、第1のスペーサ9を挟んで後板5が平行に配設され ている。第1のスペーサ9は、例えばアクリル樹脂を材料として形成されている 。
【0016】 後板5は、図1に示すように、アルミニウム板5bと、その前面に熱圧着等に より貼着された有色(例えば白色)反射シート5cとから形成されている。この 有色反射シート5cは、昼間時等発光素子1の消灯時に、パターン部2が明瞭に 視認されるようにするためのパターン部表示用有色反射面を形成するものである 。また、後板5には、上記発光素子1の配列パターンに対応してマトリクス状に 貫通孔6が形成され、この貫通孔6は発光素子1の発光部1aを挿通可能に形成 されている。
【0017】 後板5の前方には、第2のスペーサ10を挟んで前板7が平行に配設されてい る。第2のスペーサ10は、上記第1のスペーサ9と同様、例えばアクリル樹脂 を材料として形成されている。
【0018】 前板7は、図1に示すように、透明板としての透明な保護カバー7aと、その 後面側の表示板7bとから形成される。保護カバー7aは、発光素子1の発光が 二重反射しないよう適宜の厚さを有するアクリル樹脂材料により形成されている 。表示板7bは、アルミニウム板7cと、このアルミニウム板7cの前面に熱圧 着等により貼着された有色(例えば緑色)反射シート7dとから形成されている 。アルミニウム板7cには、光透過性パターン部を形成する切欠7eが部分的に 形成されており、この切欠7eは発光素子1の各集合体の前方に位置する。そし て、切欠7eは、有色反射シート7dで覆われていない。有色反射シート7dは 、背景部表示用有色反射面を形成するものである。
【0019】 上記のように構成された発光式表示盤は、夜間時等において、発光素子1に通 電すると発光素子1が発光する。この発光素子1の発光は、アルミニウム板7c の切欠7e及び保護カバー7aを順に透過して外部に出射される。換言すると、 発光素子1の発光は、光透過性パターン部2から出射される。また、アルミニウ ム板7cの切欠7eが形成されていない部分は、発光素子1の発光を遮蔽するた め、この部分すなわち背景部4からは発光素子1の発光が出射されることはない 。したがって、光透過性パターン部2の輪郭がはっきりした状態でパターン部2 が視認されるようになる。
【0020】 一方、昼間時等において、発光素子1に通電していないときには、アルミニウ ム板7cの切欠7eにより輪郭が明瞭化された、パターン部表示用有色反射面を 形成する有色反射シート5cの色が、視認される。また、背景部表示用有色反射 面を形成する有色反射シート7dの色も視認される。このため、パターン部2及 び背景部4がいずれも明瞭に視認され、「標識令」に定められた図柄を明瞭に視 認させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る発光式表示盤の要部拡大断面図
【図2】同発光式表示盤の正面図
【図3】同発光式表示盤の要部断面図
【図4】同発光式表示盤のパターン部に対する発光素子
基板の配列パターンを示した正面図
【図5】従来例の要部断面図
【図6】同従来例の問題点を説明するための正面図
【符号の説明】
1 発光素子 1a 発光部 2 パターン部 4 背景部 5 後板 5c 有色反射シート(パターン部表示用有色反射
面) 7 前板 7a 保護カバー(透明板) 7b 表示板 7d 有色反射シート(背景部表示用有色反射面) 7e 切欠(光透過性パターン部)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔を置いて平行に配列された前板と後
    板とで形成される空間に、複数個からなる発光素子の各
    発光部が配置され、かつ、前記前板に、その平面に沿っ
    て光透過性パターン部と背景部とが形成されるととも
    に、前記後板の前面における、前記光透過性パターン部
    の後方位置に、パターン部表示用有色反射面が形成され
    て構成される発光式表示盤。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、前記前板は、前
    後にそれぞれ配置された透明板と表示板とから形成さ
    れ、前記表示板に、前記光透過性パターン部としての切
    欠が形成されるとともに、前記表示板の前面に、前記背
    景部としての背景部表示用有色反射面が形成されて構成
    される発光式表示盤。
JP1993003616U 1993-02-09 1993-02-09 発光式表示盤 Expired - Lifetime JPH086811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993003616U JPH086811Y2 (ja) 1993-02-09 1993-02-09 発光式表示盤

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JPH0663614U true JPH0663614U (ja) 1994-09-09
JPH086811Y2 JPH086811Y2 (ja) 1996-02-28

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