JPH0663498U - 冷凍船兼コンテナ船 - Google Patents

冷凍船兼コンテナ船

Info

Publication number
JPH0663498U
JPH0663498U JP1140093U JP1140093U JPH0663498U JP H0663498 U JPH0663498 U JP H0663498U JP 1140093 U JP1140093 U JP 1140093U JP 1140093 U JP1140093 U JP 1140093U JP H0663498 U JPH0663498 U JP H0663498U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck
container
hatch cover
ship
hatch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1140093U
Other languages
English (en)
Inventor
良穂 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Original Assignee
Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kurushima Dockyard Co Ltd filed Critical Shin Kurushima Dockyard Co Ltd
Priority to JP1140093U priority Critical patent/JPH0663498U/ja
Publication of JPH0663498U publication Critical patent/JPH0663498U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 、コンテナを積むときにはセルガイドを形成
し、荷崩れを防止し、荷役のスムーズさと固縛にかかる
手間を簡素化したものを提供しようとするものである。 【構成】 第2甲板10のハッチカバー16を2枚割の
フォールディング式とし、該ハッチカバー16の裏面に
コンテナ用のセルガイド18を設け、ハッチカバー16
を立設させ、裏面のセルガイド18にコンテナ15を沿
わせ、積載しようとするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、冷凍船の貨物艙にコンテナを積載する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の考案は、図4および図5に示すように、冷凍船の甲板は、多層 甲板になっており、貨物艙31は、上甲板32、タンクトップ33、前隔壁34 、後隔壁35および両舷の外板36に囲われ、防熱材37に被われ、冷凍区画を 形成していた。
【0003】 該貨物艙31は、第3甲板38の防熱甲板により、上部冷凍区画と下部冷凍区 画に区分されていた。
【0004】 第3甲板38には、防熱型のハッチカバー39が設けられ、該ハッチカバー3 9は、コンパクトフォールディング式の6枚割で前後3枚引きの開閉となってい た。
【0005】 第2甲板40および第4甲板43には、簀の子型のハッチカバー41が設けら れ、該ハッチカバー41は、コンパクトフォールディング式の6枚割で前後3枚 引きの開閉となっていた。
【0006】 上甲板32のハッチコーミング42上には、防熱風雨密型のハッチカバー44 が設けられており、該ハッチカバー44は、エンドローディング方式になってい た。
【0007】 また、各ハッチカバー44、41、39を開口した、ハッチ開口寸法(長さ方 向はコンテナ45の長さよりやや大きく、幅方向はコンテナ45の幅の正数倍プ ラスクリアランス)は規定のコンテナ積み付け寸法より、やや大きく設けられて いた。
【0008】 該貨物艙31にコンテナ45を積載する場合は、第3甲板38のハッチカバー 39を閉じ、貨物艙31の下部冷凍区画は、冷凍貨物を積載するときもあり、ま たは、積載していないこともあるが、該ハッチカバー39の上に積載されていた 。
【0009】 第2甲板40のハッチカバー41は、前後に3枚ずつ格納され、ハッチコーミ ング42上のハッチカバー44は前後に開き、上部冷凍区画にコンテナ45を格 納するスペースを有していた。
【0010】 コンテナ45は上部冷凍区画に3段重されるようになり、船舶の動揺に対し、 荷崩れ防止のため、コンテナ45の前後に固縛金物46を設けていた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたように、コンテナの前後を固縛金物により固縛することは 、高さもあり、人力で行うのは、安全性の面と手間を要するという問題点を有し ていた。
【0012】 また、コンテナを荷役装置で吊り、上部冷凍区画の所定の場所に入れようとし た場合、コンテナがハッチコーミング等の防熱材にあたり、ダメージを起こすな どの問題点を有していた。
【0013】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、コンテナを積むときにはセルガイドを形成し、荷 崩れを防止し、荷役のスムーズさと固縛にかかる手間を簡素化したものを提供し ようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、この考案は、第2甲板のハッチカバーを2枚割の フォールディング式とし、該ハッチカバーの裏面にコンテナ用のセルガイドを設 け、ハッチカバーを立設させ、裏面のセルガイドにコンテナを沿わせ、積載しよ うとするものである。
【0015】
【作用】
この考案は、ハッチカバーを立設することにより、コンテナの3段分のセルガ イドが垂直に形成され、第3甲板のハッチカバー上に積載される。
【0016】
【実施例】
実施例について、図面を用いて説明すると、図1、図2および図3に示すよう に、冷凍船の甲板は、多層甲板になっており、貨物艙1は、上甲板2、タンクト ップ3、前隔壁4、後隔壁5および両舷の外板6に囲われ、防熱材7に被われ、 冷凍区画を形成している。
【0017】 該貨物艙1は、第3甲板8の防熱甲板により、上部冷凍区画と下部冷凍区画に 区分されている。
【0018】 第3甲板8には、防熱型のハッチカバー9が設けられ、該ハッチカバー9は、 コンパクトフォールディング式の6枚割で左右3枚引きで開閉する。
【0019】 第4甲板13には、簀の子型のハッチカバー11が設けられ、該ハッチカバー 11は、コンパクトフォールディング式の6枚割で左右3枚引きで開閉する。
【0020】 第2甲板10には、簀の子型のハッチカバー16が設けられ、該ハッチカバー 16は、フォールディング式の2枚割で前後に1枚ずつヒンジ17を中心にして 回動して開閉するようになっており、開いたときには、ハッチコーミング12の 内側に立設するようになっている。
【0021】 該ハッチカバー16の裏面は、船体縦方向にコンテナ用のセルガイド18をコ ンテナ15の規定は幅より、やや大きく、適当なピッチで配設され、セルガイド 18の下端は最下段のコンテナ15に掛かるように延長されている。
【0022】 上甲板2のハッチコーミング12上には、防熱風雨密型のハッチカバー14が 設けられており、該ハッチカバー14は、エンドローディング方式になっている 。
【0023】 また、各ハッチカバー14、11、9を開口した、ハッチ開口寸法(長さ方向 はコンテナ15の長さより、やや大きく、幅方向はコンテナ15の幅の正数倍プ ラスクリアランス)は規定のコンテナ積み付け寸法より、やや大きく設けられて いる。
【0024】 該貨物艙1にコンテナ15を積載する場合は、第3甲板8のハッチカバー9を 閉じ、貨物艙1の下部冷凍区画は、冷凍貨物を積載するときもあり、または、積 載していないこともあるが、該ハッチカバー9の上に積載されている。
【0025】 第2甲板10のハッチカバー16は、ヒンジ17を中心にして、各々が回動し 、立設し、ハッチコーミング12上のハッチカバー14は前後に開き、上部冷凍 区画にコンテナ15を格納するスペースを有し、コンテナ15は上部冷凍区画に 3段重で積載する。
【0026】
【考案の効果】
この考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 この考案は、、第2甲板ハッチカバーを2枚割のフォールディング式し、該ハ ッチカバーの裏面にコンテナ用のセルガイドを設け、ハッチカバーを立設させ、 裏面のセルガイドにコンテナを沿わせ、積載することができ、荷役に手間が掛か らず、安全であり、また、防熱材にダメージを与えないという効果を有するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の貨物艙を側面断面図で略示したもの
である。
【図2】この考案の貨物艙を横断面で略示したものであ
る。
【図3】この考案のハッチコーミングを平面図で略示し
たものである。
【図4】従来の貨物艙を側面断面図で略示したものであ
る。
【図5】従来の貨物艙を横断面で略示したものである。
【符号の説明】
1 貨物艙 2 上甲板 3 タンクトップ 4 前隔壁 5 後隔壁 6 外板 7 防熱材 8 第3甲板 9 ハッチカバー 10 第2甲板 11 ハッチカバー 12 ハッチコーミング 13 第4甲板 14 ハッチカバー 15 コンテナ 16 ハッチカバー 17 ヒンジ 18 セルガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍船の甲板は、多層甲板になってお
    り、貨物艙1は、上甲板2、タンクトップ3、前隔壁
    4、後隔壁5および両舷の外板6に囲われ、防熱材7に
    被われ、冷凍区画を形成し、該貨物艙1は、第3甲板8
    の防熱甲板により、上部冷凍区画と下部冷凍区画に区分
    し、第2甲板10には、簀の子型のハッチカバー16が
    設けられ、該ハッチカバー16は、フォールディング式
    の2枚割で前後に1枚ずつヒンジ17を中心にして回動
    して開閉するようになっており、開いたときには、ハッ
    チコーミング12の内側に立設し、該ハッチカバー16
    の裏面は、船体縦方向にコンテナ用のセルガイド18を
    コンテナ15の規定は幅より、やや大きく、適当なピッ
    チで配設され、セルガイド18の下端は最下段のコンテ
    ナ15に掛かるように延長されていることを特徴とする
    冷凍船兼コンテナ船。
JP1140093U 1993-02-18 1993-02-18 冷凍船兼コンテナ船 Pending JPH0663498U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1140093U JPH0663498U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 冷凍船兼コンテナ船

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1140093U JPH0663498U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 冷凍船兼コンテナ船

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663498U true JPH0663498U (ja) 1994-09-09

Family

ID=11776971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1140093U Pending JPH0663498U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 冷凍船兼コンテナ船

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0663498U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100834862B1 (ko) * 2006-09-27 2008-06-03 히노데 유센 가부시끼가이샤 화물선

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100834862B1 (ko) * 2006-09-27 2008-06-03 히노데 유센 가부시끼가이샤 화물선

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3402845A (en) Device for connecting collapsed containers in stacked relation
US3966075A (en) Cargo container
US3089725A (en) Tiltable container for transporting bulk materials
JPH0663498U (ja) 冷凍船兼コンテナ船
US3038432A (en) New type general cargo carrying ship
US20120181268A1 (en) Refrigerated freight container
JP2024508188A (ja) コンテナ積載補助装置、これを備えたコンテナ運搬船及びコンテナ荷役方法
JPH0638791Y2 (ja) 冷凍船のハッチカバー
CN216036441U (zh) 一种集装箱
KR101642391B1 (ko) 화물 적재 선박
CN220392204U (zh) 一种仓储物流用堆垛机
JPH11301649A (ja) 包装箱
JPH04146889A (ja) コンテナ艙兼用の貨物冷蔵艙
CN215554938U (zh) 一种舰船通用型快速存取堵漏箱存放架
RU207180U1 (ru) Складной грузовой контейнер
JPH0667442U (ja) コンテナ船の多層積み装置
GB2223742A (en) Transport container
US3087453A (en) Cargo stowing arrangement
JPS5920789A (ja) 船倉口蓋装置及びその開閉格納方法
US4949659A (en) Container/bulk cargo interchangeable system
JPS60116585A (ja) 貨物船
US1922807A (en) Rectangular basket
JPS5839276Y2 (ja) コンテナ積載用金物
GB2118906A (en) A ship adapted for alternative transportation of bulk cargo or containers
RU1803354C (ru) Контейнер дл транспортировани и хранени длинномерных цилиндрических изделий