JPH0663335U - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH0663335U JPH0663335U JP2392693U JP2392693U JPH0663335U JP H0663335 U JPH0663335 U JP H0663335U JP 2392693 U JP2392693 U JP 2392693U JP 2392693 U JP2392693 U JP 2392693U JP H0663335 U JPH0663335 U JP H0663335U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- ground terminal
- ferrite core
- terminal
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】確実な接地を保障しつつ効果的にノイズ低減す
ることができ、かつ小型化を図りつつアース線とインレ
ットのアース端子との接続部分に過大な負荷が作用する
のを防止する。 【構成】インレット1のアース端子2にフェライトコ
ア5を当該アース端子2の外周面を被覆するように取り
付けた構成である。 インレット1内部のアース端子部分2iおよびリード
端子部分3iに、それぞれフェライトコア(5A,5
B)を各端子部分の外周面を被覆するように取り付けた
構成である。
ることができ、かつ小型化を図りつつアース線とインレ
ットのアース端子との接続部分に過大な負荷が作用する
のを防止する。 【構成】インレット1のアース端子2にフェライトコ
ア5を当該アース端子2の外周面を被覆するように取り
付けた構成である。 インレット1内部のアース端子部分2iおよびリード
端子部分3iに、それぞれフェライトコア(5A,5
B)を各端子部分の外周面を被覆するように取り付けた
構成である。
Description
【0001】
本考案は、プリンタ等の電子機器に関する。
【0002】
図3は、プリンタ等の電子機器の電源部周辺の様子を示す図である。 図において、9はプリント基板である。プリント基板9上には、電源部のイン レット1が取り付けられている。インレット1には、アース端子2およびリード 端子3が設けられている。アース端子2には、アース線7の一端部が半田付けさ れており、当該アース線7の他端部は圧着端子8および固定手段(例えば、ねじ 等)を介して機器本体フレーム(図示省略)に接続されている。したがって、ア ース線7を介して接地される。このアース線7の途中部分は、ノイズ(高周波ノ イズ)低減のためにフェライトコア5に何回か巻付けられている。フェライトコ ア5は、アース線7を巻き付ける関係上内径の大きなものが使用されている。
【0003】 なお、図4に示す如く、インレット1にノイズフィルタ5Nを合体させアース ケースをかぶせることによりノイズ低減を図る型式のものも知られている。
【0004】
ところで、上記した電子機器においては、アース線7をフェライトコア5に巻 付ける際などに当該アース線7とインレット1のアース端子2との接続部分(半 田付け部分)に過大な負荷が掛かり断線等引き起こすことがある。また、インレ ット1周辺にフェライトコア5用の相当程度広い空きスペースを確保しなければ ならず、現今の小型化要請に応じるのが困難な不都合を有している。
【0005】 同様に、インレット1にノイズフィルタ5Nを合体させたものも、通常のイン レットの倍以上の大きさとなり小型化要請に応じるのが困難である。
【0006】 本考案の目的は、上記事情に鑑み、確実かつ効果的に接地およびノイズ低減す ることができ、かつ小型化を図りつつアース線とインレットのアース端子との接 続部分に過大な負荷が作用するのを防止することができる電子機器を提供するこ とにある。
【0007】
請求項1に係る電子機器は、電源部のインレットのアース端子に接続されたア ース線を介して接地される電子機器において、前記インレットのアース端子に、 フェライトコアを当該アース端子の外周面を被覆するように取り付けたことを特 徴とする。
【0008】 請求項2に係る電子機器は、アース端子とリード端子とが設けられた電源部の インレットを有し、アース端子に接続されたアース線を介して接地される電子機 器において、前記インレット内部のアース端子部分およびリード端子部分に、そ れぞれフェライトコアを各端子部分の外周面を被覆するように取り付けたことを 特徴とする。
【0009】
上記構成による請求項1の考案では、電源部のインレットはフェライトコアで 外周面を被覆されたアース端子および当該端子に接続されたアース線等を介して 例えば機器本体フレームに電気的に接続される(つまり、接地される。)。この 際、フェライトコアによりアース線およびアース端子等を通して伝搬,放射する ノイズ成分が吸収される。
【0010】 また、フェライトコアは、インレットのアース端子に取り付けられており、従 来の如くフェライトコアにアース線を巻き付けないので、アース線とインレット のアース端子との接続部分に過大な負荷が掛かることはない。
【0011】 また、フェライトコアはインレットに一体的に取り付けられることになるので 、インレット周辺にフェライトコア用の広大な空きスペースを確保する必要はな く、設置スペースの節約が図られる。
【0012】 また、上記構成による請求項2の本考案では、加えてインレットに内蔵された フェライトコアにより、アース端子、アース線およびリード端子を通して伝搬, 放射するノイズ成分が吸引される。したがって、フェライトコアはインレット外 に出ないので、一段と小型化を図ることができる。
【0013】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 (第1実施例) 本実施例に係るプリンタは、従来プリンタと同様に電源部のインレット1のア ース端子2に接続されたアース線(図示省略)を介して接地される構成とされて いる。具体的には、本プリンタは、図1に示す如く、インレット1のアース端子 2にフェライトコア5を当該端子2の外周面を被覆するように取り付けた構成と されている。 なお、従来例(図3)と共通する構成要素については同一の符号を付し、その 説明を簡略または省略する。
【0014】 ここで、フェライトコア5は、ノイズ(高周波ノイズ成分)を吸収する手段で ある。本実施例においては、フェライトコア5は、高周波帯域において高インピ ーダンス特性を有するフェライトを主体として円筒状に形成されている。フェラ イトコア5は、インレット1のアース端子2を密着した状態で挿通可能な内周部 6を有している。このアース端子2の先端部2aは、フェライトコア5取付け後 プレスされて形状が大きくされている。これにより、フェライトコア5は、その 図中右端面がインレット1に接触された状態で位置規制され脱落が防止される。 このアース端子2の先端2aには、アース線(図示省略)が接続されている。
【0015】 次に、作用について説明する。 電源部のインレット1は、フェライトコア5で外周面を被覆されたアース端子 2およびアース線等を介して機器本体フレーム(図示省略)に電気的に接続され る(つまり、接地される)。この際、フェライトコア5によりアース線およびア ース端子2等を通して伝搬,放射する高周波ノイズ成分が吸収される。また、フ ェライトコア5は、インレット1のアース端子2に取り付けられており、従来の 如くフェライトコア5にアース線を巻き付けないので、アース線とインレット1 のアース端子2との接続部分に過大な負荷が掛かることはない。また、フェライ トコア5は、インレット1に一体的に取り付けられているので、インレット1周 辺にフェライトコア5用の広大な空きスペースを確保する必要はなく、設置スペ ースの節約が図られる。
【0016】 しかして、この第1実施例によれば、インレット1のアース端子2にフェライ トコア5を当該端子2の外周面を被覆するように取り付けた構成としたので、確 実な接地を保障しつつ効果的にノイズ低減することができ、かつ小型化を図りつ つアース線の接続部分に過大な負荷が作用するのを防止することができる。
【0017】 また、フェライトコア5を、その内周部6がインレット1のアース端子2外周 部と密着するようなフェライトコアより形成したので、コア自体が小型化される 。したがって、この点からもプリンタ全体の小型化を図ることができる。
【0018】 また、インレット1のアース端子2の先端部2aをプレスしてフェライトコア 5の位置規制を行う構成としたので、構成簡素化してフェライトコア5がアース 端子部2から脱落するのを防止することができる。
【0019】 また、フェライトコア5はインレット1のアース端子2を密着した状態で被覆 するので、従来の如くアース線をフェライトコア5に数回巻き付けたと同等又は それ以上のノイズ抑制効果を発揮することができる。
【0020】 (第2実施例) 第2実施例は、図2に示される。 本第2実施例は、インレット1内部のアース端子部分2iおよびリード端子部 分3iに、それぞれフェライトコア5A,5Bを当該各端子部分2i,3iの外 周面を被覆するように取り付けた構成とされている。 なお、第1実施例(図1)と共通する構成要素は同一の符号を付し、その詳細 説明を省略する。かかる構成により、フェライトコア5A,5Bはインレット1 外部に出ないことになり第1実施例よりも一段と小型化を図ることができる。
【0021】 なお、本考案をプリンタに適用したが、それ以外の電子機器に適用してもよい 。
【0022】
請求項1の考案によれば、インレットのアース端子にフェライトコアを当該ア ース端子の外周面を被覆するように取り付けた構成としたので、確実な接地を保 障しつつ効果的にノイズ低減することができ、かつ小型化を図りつつアース線と インレットのアース端子との接続部分に過大な負荷が作用するのを防止すること ができる。
【0023】 また、請求項2の考案によれば、インレット内部のアース端子部分およびリー ド端子部分に、それぞれフェライトコアを各端子部分の外周面を被覆するように 取り付けた構成としたので、請求項1の考案と同等の効果を奏するとともに、よ り一層の小型化,低コスト化を達成することができる。
【図1】本考案の第1実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図2】本考案の第2実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図3】従来のプリンタの電源部周辺の様子を示す図で
ある。
ある。
【図4】インレットにノイズフィルタが合体された従来
電源部を示す図である。
電源部を示す図である。
1 インレット 2 インレットのアース端子 5,5A,5B フェライトコア
Claims (2)
- 【請求項1】 電源部のインレットのアース端子に接続
されたアース線を介して接地される電子機器において、 前記インレットのアース端子に、フェライトコアを当該
アース端子の外周面を被覆するように取り付けたことを
特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 アース端子とリード端子とが設けられた
電源部のインレットを有し、アース端子に接続されたア
ース線を介して接地される電子機器において、 前記インレット内部のアース端子部分およびリード端子
部分に、それぞれフェライトコアを各端子部分の外周面
を被覆するように取り付けたことを特徴とする電子機
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2392693U JPH0663335U (ja) | 1992-12-17 | 1993-05-10 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-86711 | 1992-12-17 | ||
JP8671192 | 1992-12-17 | ||
JP2392693U JPH0663335U (ja) | 1992-12-17 | 1993-05-10 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663335U true JPH0663335U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=26361372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2392693U Pending JPH0663335U (ja) | 1992-12-17 | 1993-05-10 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663335U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012230907A (ja) * | 1998-12-07 | 2012-11-22 | Fci | 多数のフェライト部材を有する電気フィルタコネクタ |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP2392693U patent/JPH0663335U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012230907A (ja) * | 1998-12-07 | 2012-11-22 | Fci | 多数のフェライト部材を有する電気フィルタコネクタ |
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