JPH089934Y2 - Acインレットフィルタコネクタ - Google Patents

Acインレットフィルタコネクタ

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JPH089934Y2
JPH089934Y2 JP1990002991U JP299190U JPH089934Y2 JP H089934 Y2 JPH089934 Y2 JP H089934Y2 JP 1990002991 U JP1990002991 U JP 1990002991U JP 299190 U JP299190 U JP 299190U JP H089934 Y2 JPH089934 Y2 JP H089934Y2
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JP
Japan
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terminal
inductor
ground terminal
filter element
inlet filter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990002991U
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English (en)
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JPH0394822U (ja
Inventor
博之 植村
公二 石井
一三 小林
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ノイズ除去用のフィルタ素子を内蔵したAC
インレットフィルタコネクタに関する。
(考案の概要) 本考案は、ノイズ除去用のフィルタ素子を内蔵したAC
インレットフィルタコネクタにおいて、一対の入力端子
とアース端子とフィルタ素子の3者を樹脂で一体成形す
ることにより、小型化及び量産性の改善を図ったもので
ある。
(従来の技術) 従来、フィルタ素子を有するACインレットフィルタコ
ネクタとしては、実開昭60-76880号に示す構造が知られ
ている。この場合、コネクタ本体に一体化されたシール
ドケース内にフィルタ素子としてのインダクタを収容し
ている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、実開昭60-76880号の如き構造であると、シ
ールドケース内へのフィルタ素子の配置、シールドケー
スとフィルタ素子との間の絶縁等に手間がかかり、組立
作業性が悪く、小型化にも不向きであった。
一方、実開昭64-33223号には一対の入力端子をコアで
包み込んで樹脂で成形するインレット型フィルタが提案
されている。但し、この場合、使用できるコアは巻線を
有しない長円環状のフェライトビーズコア等であり、巻
線を有するインダクタの場合は適用できない嫌いがあ
る。
本考案は、上記の点に鑑み、複雑な組立作業が不要な
構造で、小型化を図ることが可能なACインレットフィル
タコネクタを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、一対の入力端
子とアース端子とフィルタ素子としてのインダクタとを
備え、前記インダクタのコア又はコアカバーを前記入力
端子又はアース端子側の穴部に嵌合し位置決めして樹脂
により一体成形し、樹脂成形体の凹部内に前記入力端子
及びアース端子を突出せしめた構成としている。
(作用) 本考案のACインレットフィルタコネクタにおいては、
フィルタ素子としてのインダクタが入力端子又はアース
端子により位置決めされるため、樹脂成形時の衝撃でフ
ィルタ素子が移動して不良品となることを防止すること
ができる。また、コネクタに一体化したケース内にフィ
ルタ素子を収容する従来一般的な構造に比べ、製造、組
立作業が簡単になり、樹脂によって一体成形する際の樹
脂成形品の外形寸法を必要最小限として小型化を図るこ
とができる。
(実施例) 以下、本考案に係るACインレットフィルタコネクタの
実施例を図面に従って説明する。
第1図及び第2図において、ACインレットフィルタコ
ネクタは、一対のAC電源入力端子1とアース端子2とフ
ィルタ素子としてのアースインダクタ3とを備え、これ
らの3者は熱可塑性樹脂により一体成形される。すなわ
ち、熱可塑性樹脂による成形体4は前面にプラグと嵌合
する凹部5及び取付用つば6を有し、前記凹部5内に
は、前記一対の電源入力端子1及びアース端子2の一端
が突出するごとく固定される。また、各端子1,2の他端
は成形体4の背面側に引き出されている。
前記アース端子2は第3図の如く前記成形体4内に埋
設される部分に方形穴部7を有している。一方、前記ア
ースインダクタ3はフェライト等のトロイダルコアに絶
縁樹脂製コアカバー8を被せ、その外側に巻線9を巻回
したものであり、コアカバー8の底部には前記穴部7に
嵌合自在な方形凸部10が形成されている。そして、前記
熱可塑性樹脂による一体成形前においてアースインダク
タ3の方形凸部10は第2図の如くアース端子2の方形穴
部7に嵌合されて動かないように位置決めされ、巻線9
の一端はアース端子2の前側端子部2Aに接続されるとと
もに他端はアース端子2の後側端子部2Bの折り曲げ片11
に接続され、しかる後、前記熱可塑性樹脂による一体成
形が実施される。
第3図から判るように方形穴部7の周囲の枠状部12に
よりアース端子2の前側端子部2Aと後側端子部2Bとが連
絡しているので、このままでは巻線9は枠状部12で短絡
状態となる。このため、前記熱可塑性樹脂による一体成
形後に第2図及び第3図の仮想線Zのようにアース端子
2の枠状部12の一部を切欠き、アース端子を前側端子部
2Aと後側端子部2Bとに切り離す。この結果、前側端子部
2Aと後側端子部2Bとはアースインダクタ3で接続される
ことになる。
上記実施例に示したACインレットフィルタコネクタを
電子機器に使用すれば、AC電源(商用電源)側と当該電
子機器との間のアース線路にアースインダクタ3を挿入
でき、ノイズがアース線路を通じて外部(商用電源側)
に流出したり、内部(電子機器側)に流入する不都合を
除去できる。
なお、上記実施例ではコアカバーの底部にアース端子
側の穴部に嵌合自在な凸部を形成してインダクタの位置
決めを行ったが、コアカバーを省略した場合にはフェラ
イト等のコア自体にアース端子側の穴部に嵌合自在な凸
部を形成して位置決めを実行しても良い。
また、実施例に示したACインレットフィルタコネクタ
にシールドケースを必要に応じて付加しても良い。
さらに、入力端子側に穴部を形成しておき、インダク
タ等のフィルタ素子側の凸部を入力端子側穴部に嵌合し
て同様に位置決めする構造を採用しても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のACインレットフィルタ
コネクタは、フィルタ素子としてのインダクタをケース
内に組み込んだりする手間が不要で、構造が簡単であ
り、成形体の外形寸法を必要最小限として小型に構成す
ることができる。また、フィルタ素子が端子側で位置決
めされるため、樹脂成形時にフィルタ素子が移動して不
良品となる不都合を除去できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るACインレットフィルタコネクタの
実施例を示す正断面図、第2図は実施例の底面側よりみ
た断面図、第3図はアース端子にアースインダクタを固
定する構造を示す底面側よりみた分解図である。 1……AC電源入力端子、2……アース端子、3……アー
スインダクタ、4……成形体、5……凹部、7……方形
穴部、8……コアカバー、9……巻線、10……方形凸
部、12……枠状部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の入力端子とアース端子とフィルタ素
    子としてのインダクタとを備え、前記インダクタのコア
    又はコアカバーを前記入力端子又はアース端子側の穴部
    に嵌合し位置決めして樹脂により一体成形し、樹脂成形
    体の凹部内に前記入力端子及びアース端子を突出せしめ
    たことを特徴とするACインレットフィルタコネクタ。
JP1990002991U 1990-01-17 1990-01-17 Acインレットフィルタコネクタ Expired - Lifetime JPH089934Y2 (ja)

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JP1990002991U JPH089934Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 Acインレットフィルタコネクタ

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JP1990002991U JPH089934Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 Acインレットフィルタコネクタ

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JPH0394822U JPH0394822U (ja) 1991-09-27
JPH089934Y2 true JPH089934Y2 (ja) 1996-03-21

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JPS55148376A (en) * 1979-05-09 1980-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Noise preventive connector
JPS6057183U (ja) * 1983-09-26 1985-04-20 日本通信工業株式会社 電気部品

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