JP2762008B2 - チップ状インダクタ - Google Patents

チップ状インダクタ

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JP2762008B2
JP2762008B2 JP34709992A JP34709992A JP2762008B2 JP 2762008 B2 JP2762008 B2 JP 2762008B2 JP 34709992 A JP34709992 A JP 34709992A JP 34709992 A JP34709992 A JP 34709992A JP 2762008 B2 JP2762008 B2 JP 2762008B2
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修 高橋
秀夫 青葉
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回路基板に実装するチ
ップ状インダクタに関し、更に詳細には、アキシャルリ
ード形インダクタのリード線を板状電極リードに接合し
たチップ状インダクタのリード線の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、磁性コアaの両端面
に形成した凹部bに接着剤cによりリード線dを固着
し、磁性コアaに巻装した巻線eの端末fを、該リード
線dにからげたアキシャルリード形インダクタにおい
て、リード線dの接着剤c中からの抜けを防止するため
に、リード線dの先端に大径部gを設け、またリード線
dの接着剤c中での回転及び巻線端末fのからげのゆる
みを防止するために、リード線dの固着部及びからげ部
を4角形その他の角形に形成することは、先に本出願人
によって提案されており、また、図5に示すように、ア
キシャルリード形インダクタhのリード線dを板状電極
リードiの切欠凹部jに嵌合して導電性接合剤(図示せ
ず)で接合したチップ状インダクタも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すアキシャル
リード形インダクタを用いて、図5に示すようなチップ
状インダクタを作成する場合、板状電極リードiは、リ
ード線dとの接合強度及び導電性を向上するために、切
欠凹部jをリード線dの嵌合部の形状に適合する形状に
する必要があるが、このように構成された板状電極リー
ドiの切欠凹部jに図4に示すアキシャルリード形イン
ダクタのリード線dを嵌合するとき、リード線dの向き
を切欠凹部jと合致するように考慮しなければならない
という問題が生じる。
【0004】本発明は、従来のアキシャルリード形イン
ダクタのこのような問題を解決するためになされたもの
で、リード線が磁性コアに対して回転や抜けを生じるこ
とがなく、またリード線にからげた巻線端末のゆるみを
防止でき、また、リード線を板状電極リードの切欠凹部
に嵌合するときその向きを考慮する必要がないチップ状
インダクタを提供することをその目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、磁性コアに巻線を巻装し、その端末
を、前記磁性コアの両端面に形成した凹部において接着
剤で固着したリード線にからげて半田付けしたアキシャ
ルリード形インダクタのリード線を、板状電極リードの
端縁部に形成した切欠凹部に嵌合し、該リード線と板状
電極とを導電性接合剤により接合して成るチップ状イン
ダクタにおいて、前記リード線は、先端に大径部を有し
外形が断面非円形に形成された磁性コア固着部と、断面
円形の板状電極リード嵌合部と、断面角形のからげ部と
を有し、前記板状金属リードは、リード線の前記板状電
極リード嵌合部の被嵌合部が円形に形成された切欠凹部
を有することを特徴とする。
【0006】
【作用】アキシャルリード形インダクタのリード線は、
その磁性コア固着部が大径部を有し且つ非円形に形成さ
れているので、接着剤とリード線の間に間隙ができて
も、磁性コアから抜けたり、回転することがない。また
リード線の板状電極リード嵌合部は断面円形に形成され
ているので、板状電極リードの切欠凹部の円形の被嵌合
部へその向きを考慮することなく嵌合できる。したがっ
て、組立が簡単で且つ容易になる。また、リード線のか
らげ部は断面が角形に形成されているので、端末のから
げ部はゆるみにくく、半田付けがより確実に行なわれ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面につき説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の一部截断側面図
を示す。
【0009】同図において、1はアキシャルリード形イ
ンダクタ本体で、インダクタ本体1は、ドラム形磁性コ
ア2に巻線3が巻装され、その端末4はドラム形磁性コ
ア2の両端面から軸方向に延設された断面円形のリード
線5の基端部にからげられて半田付け(図示せず)さ
れ、該リード線5には板状電極リード7が半田付け(図
示せず)により接合されて構成されており、例えば樹脂
等の絶縁材でモールドにより形成された絶縁外装体6で
覆われ、板状電極リード線7の一部は絶縁外装体6から
露出し、その下面に沿って屈曲されてその端面が電極8
となっている。
【0010】前記リード線5は、図2に示すように、プ
レス成型により成形された例えば断面4角形で先端に大
径部9を有する磁性コア固着部10と、断面円形で該固
着部10側端部の全周縁に亘って接着剤流出防止用突起
11を有する板状電極リード嵌合部12と、プレス成型
により成形された例えば断面4角形のからげ部13とを
有し、その他は断面円形である。前記突起11は磁性コ
ア固着部10を4角形にプレス成型の際、押し出されて
形成される。
【0011】このリード線5は、図3に示すように、磁
性コア2の両端面の凹部14に挿入され、接着剤15に
より固着され、巻線3の端末4は板状電極リード嵌合部
12を経て前記からげ部13にからげられる。からげ部
13は断面4角形に形成されているので、からげた後ゆ
るみを生じない。
【0012】巻線3の端末4がからげられ半田付けされ
たリード線5の板状電極リード嵌合部12は、図3に示
すように、板状電極リード7の切欠凹部16に嵌合す
る。この切欠凹部16の、リード線5の板状電極リード
嵌合部12が嵌合する被嵌合部17は円形で、入口部1
8は被嵌合部17より狭く、嵌合したリード線5が外に
出にくいようになっており、その外側は広がってリード
線5が入り易いようになっている。そしてまた切欠凹部
16の底部には、切欠凹部16にリード線5を嵌合した
とき、ばね弾性力によりリード線5を挾むように切込1
9が形成され、切欠凹部16の周縁には、絞り加工によ
り、嵌合するリード線5の延設方向に突出する突出部2
0が形成され、接合強度を増大するようになっている。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されている
ので、アキシャルリード形インダクタのリード線が磁性
コアから抜けたり、回転することがなく、また巻線端末
のリード線へのからげ部がゆるむことがなく、半田付け
が確実に行なわれるとともにアキシャルリード形インダ
クタの向きを考慮することなくそのリード線を板状電極
リードの切欠凹部に嵌合できるので、生産工程が簡単に
なる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の一部截断正面図
【図2】 上記実施例のリード線の正面図
【図3】 (A)及び(B)は、上記実施例の要部の一
部截断正面図及び(A)のB−B線截断面図
【図4】 従来のアキシャルリード形インダクタの一部
截断正面図
【図5】 従来のチップ状インダクタの斜視図
【符号の説明】
1 アキシャルリード形インダクタ 2 ドラム
形磁性コア 3 巻線 4 端末 5 リード線 7 板状電
極リード 8 電極 9 大径部 10 磁性コア固着部 11 接着
剤流出防止用突起 12 板状電極リード嵌合部 13 から
げ部 14 凹部 15 接着
剤 16 切欠凹部 17 被嵌
合部 19 切込 20 突出
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01F 27/29

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性コアに巻線を巻装し、その端末を、
    前記磁性コアの両端面に形成した凹部において接着剤で
    固着したリード線にからげて半田付けしたアキシャルリ
    ード形インダクタのリード線を、板状電極リードの端縁
    部に形成した切欠凹部に嵌合し、該リード線と板状電極
    とを導電性接合剤により接合して成るチップ状インダク
    タにおいて、前記リード線は、先端に大径部を有し外形
    が断面非円形に形成された磁性コア固着部と、断面円形
    の板状電極リード嵌合部と、断面角形のからげ部とを有
    し、前記板状金属リードは、リード線の前記板状電極リ
    ード嵌合部の被嵌合部が円形に形成された切欠凹部を有
    することを特徴とするチップ状インダクタ。
  2. 【請求項2】 前記板状電極リードの切欠凹部の底部に
    は、切込が形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    チップ状インダクタ。
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JPH06196331A JPH06196331A (ja) 1994-07-15
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