JPH0663271A - ミシンの安全装置 - Google Patents

ミシンの安全装置

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JPH0663271A
JPH0663271A JP23629692A JP23629692A JPH0663271A JP H0663271 A JPH0663271 A JP H0663271A JP 23629692 A JP23629692 A JP 23629692A JP 23629692 A JP23629692 A JP 23629692A JP H0663271 A JPH0663271 A JP H0663271A
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浩司 住吉
Satoru Ishikawa
哲 石川
Takayuki Kawasato
隆行 川里
Akiyoshi Sasano
章嘉 笹野
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Janome Corp
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 始動時において、モータ等の駆動系を電力に
より制御,駆動するミシンを、極めて安全に使用するこ
と。 【構成】 モータ等の駆動系を電力により制御,駆動す
るミシンにおいて、コントローラ1或はスタート/スト
ップスイッチ2等のスタート信号発生装置Aと、電源投
入時にスタート信号発生装置Aを監視し、安全か否かを
判断する判断装置Bと、該判断装置Bからの出力により
電源ラインを遮断する遮断装置Cと、ミシンに必要な電
力を開閉可能なスイッチ機構Dとをそれぞれ備えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動時において、極め
て安全に使用することができるモータ等の駆動系を電力
により制御,駆動するミシンの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特公昭59−44
076号が存在している。これでは、第1にコントロー
ラより何等かの原因でスタート信号が出力される状態に
おいて、電源が投入された場合、駆動系の駆動禁止の状
態が保持されるだけである。さらに、第2に駆動禁止状
態が解除される条件としては、スタート信号を一旦停止
することだけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1において、
操作者によって、危険操作が行われたことを知らせる
ことができない。操作者はその操作の危険度が把握で
きない。操作者が直接関与していない場合の対処が難
しい。等の欠点がある。
【0004】また、上記第2において、接触不良等に
より、断続的に誤信号が出力され急起動する可能性があ
り、極めて危険な状態が予想される。駆動禁止状態を
把握しないまま、解除する可能性が極めて高い。等の不
都合がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、モータ等の駆動系を電力により制御,駆動するミシ
ンにおいて、コントローラ或はスタート/ストップスイ
ッチ等のスタート信号発生装置と、電源投入時にスター
ト信号発生装置を監視し、安全か否かを判断する判断装
置と、該判断装置からの出力により電源ラインを遮断す
る遮断装置と、ミシンに必要な電力を開閉可能なスイッ
チ機構とを備えてなるミシンの安全装置としたことによ
り、始動時において、極めて安全に使用することがで
き、前記課題を解決し、その目的を達成したものであ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。本発明は、モータ等の駆動系を電力によ
り制御,駆動するミシンにおいて、主に、コントローラ
1或はスタート/ストップスイッチ2等のスタート信号
発生装置Aと、電源投入時にスタート信号発生装置Aを
監視し、安全か否かを判断する判断装置Bと、該判断装
置Bからの出力により電源ラインを遮断する遮断装置C
と、ミシンに必要な電力を開閉可能なスイッチ機構Dと
が備えられている。
【0007】そのコントローラ1又はスタート/ストッ
プスイッチ2等のスタート信号発生装置Aは、駆動装置
F(駆動系F)の制御に必要なスタート・ストップ信号
を発生し、その信号(スタート信号;1,ストップ信
号;0)を制御装置E及び判断装置Bに出力する。
【0008】判断装置Bは、電源投入直後のスタート信
号発生装置Aの出力と遮断装置Cの出力を一定時間監視
し、危険操作の場合は遮断装置Cに1を出力する。その
安全が確認されれば監視は解除される。
【0009】遮断装置Cは、判断装置Bの信号により電
源ラインを遮断し、その状態を保持可能でしかも、遮断
された状態を表す信号1を出力可能に構成されている。
【0010】スイッチ機構Dは、電源スイッチ3を操作
して電源をON・OFFするようになっている。
【0011】また、制御装置Eは、スタート信号発生装
置A,遮断装置C等から信号を受信することにより、駆
動装置Fに対して通常システムを制御するように構成さ
れ、駆動装置Fは電力により駆動するように構成されて
いる。
【0012】遮断装置Cには、リレーRE1が設けら
れ、接点aは制御装置Eに接続されるように設けられ、
接点bはスイッチ機構Dに接続するように設けられてい
る。
【0013】判断装置Bには、時限リレーRE4が設け
られ、ある一定時間は接点iの状態を保持し、その一定
時間後は、時限リレーRE4を遮断して接点jとなるよ
うに構成されている。また、接点iの状態において、リ
レーRE3が動作して接点gから接点hとなるように構
成され、その接点gは、スタート信号発生装置Aの信号
を制御装置Eに出力信号を出力するように構成されてい
る。
【0014】さらに、判断装置Bには、接点hとなった
場合、スタート信号発生装置Aの信号を制御装置Eに何
等かの原因にて最初に出力信号を出力するときに、当該
出力信号にて、リレーRE2の接点eより接点fとなる
ように動作し、これによって前記遮断装置CのリレーR
E1が動作状態となるように構成されている。
【0015】また、前記スイッチ機構Dには、具体的に
は電源スイッチ3として構成され、引き外しコイルが設
けられ(図2参照)、前記遮断装置CのリレーRE1が
動作して接点bに電流が流れた場合にのみ作用してOF
F状態となるように構成されている。また、電源スイッ
チ3には、引き外しコイルが設けられないこともある
(図4のフローチャート図参照)。4は速度調節キーで
ある。
【0016】次に作用について説明すると、まず、電源
投入すると(S1参照)、その直後は、電源スイッチ3
のON状態を機械的に自己保持し、且つリレーRE1の
接点aが閉であるため、電流(Q)はリレーRE3と時
限リレーRE4のコイルに流れる。時限リレーRE4で
あるため、一定時間経過後に励磁作動して接点がiから
接点jに切り替わるまでリレーRE3に電流を流す。こ
のとき時限リレーRE4のタイマーがスタートし(S2
参照)、リレーRE3はコイルに電流が流れている間励
磁して、接点hに接続されてコントローラ1の信号経路
はリレーRE2のラインと接続されている。
【0017】この状態において、コントローラ1等より
スタート信号(P)のレベルを監視し(S3参照)、且
つ、スタート信号(P)がON状態か否かを判断し(S
4参照)、スタート信号(P)が発生していると、危険
と判断するために、判断装置BとしてリレーRE2は励
磁して接点eから接点fに切り替えて、出力信号(U)
を、遮断装置Cへ送る状態〔電源からの電流(W)がリ
レーRE1を作動可能とする状態〕となる。
【0018】遮断装置CのリレーRE1は出力信号
(U)により接点aから接点bに切り替わって、制御装
置E及び判断装置Bへの電力供給を遮断すると共に、接
点dが接点cに切り替わって保持状態とする。これによ
って、遮断装置C以降の電源ラインを遮断・保持状態と
し、駆動系を含む,制御装置E及びモータなどの駆動装
置Fへの電力供給を遮断する(S5参照)。
【0019】そして、電源スイッチ3に引き外しコイル
付きのものを使用し、前記リレーRE1に接続すること
で、遮断装置Cの作動時、(遮断時)に、電源スイッチ
3の引き外しコイル用信号が発生し(図3のS6参
照)、電源スイッチ3のON状態の機械的自己保持を強
制的に解除する。すなわち、電源スイッチ3をOFF状
態にする(図3のS7参照)。このように、操作者に危
険状態であることを報知させることが、ミシンに表示装
置として別途用意することなく、注意を喚起できる利点
がある。
【0020】なお、前述の操作説明において、リレーR
E1が閉の状態においては制御装置Eに電力供給はされ
るが、このときに、リレーRE3が作動していて、コン
トローラ1のスタート信号(P)は前記制御装置Eには
出力されないので、駆動装置Fは駆動されない。
【0021】また、前述の説明において、電源投入後一
定時間内にコントローラ1からのスタート信号(P)が
なければ、所定時間のタイマー経過後に(図3のS8,
図4のS6参照)、安全状態としての判断をなし、前記
時限リレーRE4が励磁して接点iを接点jに切り替え
て保持し、リレーRE3が励磁を解除して、接点はhか
ら接点gに切り替わって、コントローラ1は制御装置E
側に接続され、駆動装置Fの通常動作が可能となる(図
3のS9,図4のS7参照)。すなわち、レベル信号に
て駆動回路がONとなり(図3のS9,図4のS7参
照)、コントローラ1のレベルの大きさに応じてモータ
の駆動装置Fを制御し(図3のS10,図4のS8参
照)、所望のミシン縫いを行い、コントローラ1を適宜
停止させつつ(図3のS11,図4のS9参照)、終了
する。
【0022】なお、電源スイッチ3に引き外しコイル付
きのものを使用していない場合には(図4参照)、電源
ラインを遮断保持状態が維持されるのみである(図4の
S5参照)。
【0023】
【発明の効果】本発明においては、モータ等の駆動系を
電力により制御,駆動するミシンにおいて、コントロー
ラ1或はスタート/ストップスイッチ2等のスタート信
号発生装置Aと、電源投入時にスタート信号発生装置A
を監視し、安全か否かを判断する判断装置Bと、該判断
装置Bからの出力により電源ラインを遮断する遮断装置
Cと、ミシンに必要な電力を開閉可能なスイッチ機構D
とを備えてなるミシンの安全装置としたことにより、電
源が投入された時点の、コントローラ1等からのスター
ト信号の有無を監視し、電源投入直後のミシンの次動作
を把握する。このときに、これが危険と判断されれば、
以後の操作及び駆動系の誤動作を防止するため、電源ラ
インの遮断を遮断装置Cにより続けるものである。
【0024】よって、操作者は電源投入直後に、コント
ローラ1に異常があったことを知るばかりでなく、以上
の誤操作による誤動作等から回避される。このような異
常があった場合には、コントローラ1を正常にしつつ、
電源を再投入することで簡単に回避できる利点がある。
【0025】また、本発明では、電力により制御,駆動
するようにしたことから、コンピュータを用いないミシ
ンであっても充分に対応させることができる効果があ
る。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図
【図2】本発明のブロック図に実施例を入れた簡略図
【図3】本発明のフローチャート図
【図4】本発明の別の実施例のフローチャート図
【図5】ミシン及びコントローラの斜視図
【符号の説明】
A…スタート信号発生装置 B…判断装置 C…遮断装置 D…スイッチ機構 1…コントローラ 2…スタート/ストップスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹野 章嘉 東京都中央区京橋3丁目1番1号 蛇の目 ミシン工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ等の駆動系を電力により制御,駆
    動するミシンにおいて、コントローラ或はスタート/ス
    トップスイッチ等のスタート信号発生装置と、電源投入
    時にスタート信号発生装置を監視し、安全か否かを判断
    する判断装置と、該判断装置からの出力により電源ライ
    ンを遮断する遮断装置と、ミシンに必要な電力を開閉可
    能なスイッチ機構とを備えてなることを特徴としたミシ
    ンの安全装置。
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