JPH0663171B2 - 長尺被染物の色替え連続染色方法 - Google Patents
長尺被染物の色替え連続染色方法Info
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- JPH0663171B2 JPH0663171B2 JP63224125A JP22412588A JPH0663171B2 JP H0663171 B2 JPH0663171 B2 JP H0663171B2 JP 63224125 A JP63224125 A JP 63224125A JP 22412588 A JP22412588 A JP 22412588A JP H0663171 B2 JPH0663171 B2 JP H0663171B2
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、糸あるいはテープ等の長尺の繊維製品を連続
染色している途中で、先行して染色していた色と違つた
色に染色する際に適応される長尺被染物の色替え連続染
色方法に関する。
染色している途中で、先行して染色していた色と違つた
色に染色する際に適応される長尺被染物の色替え連続染
色方法に関する。
例えば第5図図示のように、スライドファスナーのファ
スナーテープT1を横縞模様に織成する一つの方法とし
て、第4図図示のように緯糸Yを適宜間隔に色染め分け
を施し、一色の経糸と織成することにより成形されるも
のである。また近年はさまざまな色のファスナーテープ
が要求されるが、その要求される本数が少なく、いわゆ
る多品種少量生産方式が必要となつて来ている。
スナーテープT1を横縞模様に織成する一つの方法とし
て、第4図図示のように緯糸Yを適宜間隔に色染め分け
を施し、一色の経糸と織成することにより成形されるも
のである。また近年はさまざまな色のファスナーテープ
が要求されるが、その要求される本数が少なく、いわゆ
る多品種少量生産方式が必要となつて来ている。
ところで、従来の長尺被染物の連続染色方法は、長尺被
染物を長手方向へ送るに順じて、精練、湯洗及び乾燥す
る前工程を行つてから、染液付着を施し、続いて発色、
洗浄、湯洗及び乾燥などの後工程を施して連続染色す
る。この連続染色方法において、前述のように長尺被染
物の長手方向に適宜の長さづつ色を替えて染色できるよ
うにするために、パディングロールを備えた染液槽を反
転できるように軸支しておき、色替えする際には、染液
槽を反転して槽内の染液を排出すると共に、槽内とパデ
ィングロールとを洗浄してから、別の色にする染液を投
入する一方、上記パディングロール上に圧接するニップ
ロール、及び染液付着工程後の染液を付着した長尺被染
物を案内する各ガイドロールをも洗浄しながら他の色に
染色している。
染物を長手方向へ送るに順じて、精練、湯洗及び乾燥す
る前工程を行つてから、染液付着を施し、続いて発色、
洗浄、湯洗及び乾燥などの後工程を施して連続染色す
る。この連続染色方法において、前述のように長尺被染
物の長手方向に適宜の長さづつ色を替えて染色できるよ
うにするために、パディングロールを備えた染液槽を反
転できるように軸支しておき、色替えする際には、染液
槽を反転して槽内の染液を排出すると共に、槽内とパデ
ィングロールとを洗浄してから、別の色にする染液を投
入する一方、上記パディングロール上に圧接するニップ
ロール、及び染液付着工程後の染液を付着した長尺被染
物を案内する各ガイドロールをも洗浄しながら他の色に
染色している。
このように連続染色を止めないようにしながら糸または
テープを別の色に色替えして染色している。特にテープ
の場合には、予め長尺テープを所要の長さに切断して、
これらを継ぎテープ(導布)で継ぎ、その継ぎテープ
(導布)間の各所定長さの長尺テープごとに別の色に染
色している。
テープを別の色に色替えして染色している。特にテープ
の場合には、予め長尺テープを所要の長さに切断して、
これらを継ぎテープ(導布)で継ぎ、その継ぎテープ
(導布)間の各所定長さの長尺テープごとに別の色に染
色している。
ところで、上記従来の連続染色方法では色替えの際にお
いて瞬時に色替えできないので、糸の場合であると、染
液槽の染液の交換及び各ロールの洗浄などの処理中は、
まだ元の染液が付着しているため、これを洗浄している
間の糸部分はロスとなり、染色仕上げされた後にそのロ
ス部分を取り除き、他の色に染色された良好な部分を互
いに継いで製品化しているが、そのロスとなる部分はそ
うとう長いもので無駄が多く、歩留まりを悪くするもの
である。しかもこの糸でテープなどの織物に織成する際
に、継ぎ目によってテープに凹凸ができ、また織成中に
継ぎ目が解けてしまう等の問題があつた。
いて瞬時に色替えできないので、糸の場合であると、染
液槽の染液の交換及び各ロールの洗浄などの処理中は、
まだ元の染液が付着しているため、これを洗浄している
間の糸部分はロスとなり、染色仕上げされた後にそのロ
ス部分を取り除き、他の色に染色された良好な部分を互
いに継いで製品化しているが、そのロスとなる部分はそ
うとう長いもので無駄が多く、歩留まりを悪くするもの
である。しかもこの糸でテープなどの織物に織成する際
に、継ぎ目によってテープに凹凸ができ、また織成中に
継ぎ目が解けてしまう等の問題があつた。
更にテープの場合には、前記糸の場合に生じるロスが出
ないように継ぎテープ(導布)を介在させているが、介
在させるための手間がかかると共に、染色後にその継ぎ
テープを取り外す手間がかかる欠点があつた。
ないように継ぎテープ(導布)を介在させているが、介
在させるための手間がかかると共に、染色後にその継ぎ
テープを取り外す手間がかかる欠点があつた。
本発明は、以上のように多品種少量生産に対処し、しか
も能率が向上するように、長尺被染物を停止することな
く連続して送る間に瞬時に色替え処理することができる
と共に、良好な染色仕上げができることを課題とする長
尺被染物の色替え連続染色方法を提供することにある。
も能率が向上するように、長尺被染物を停止することな
く連続して送る間に瞬時に色替え処理することができる
と共に、良好な染色仕上げができることを課題とする長
尺被染物の色替え連続染色方法を提供することにある。
本発明の解決手段は、長尺被染物を長手方向へ送つて順
じ精練、湯洗、乾燥、染液付着、発色、洗浄、仕上げ湯
洗及び乾燥などの各工程を施して連続染色する方法の途
中で色替して他の色に染色する際に、長尺被染物を移送
しつつ、前記染液付着工程におけるパディングロールを
備えた染液槽を他の色に染色する染液を入れている染液
槽と交換すると同時に、パディングロールと対向するニ
ップロール及びこれに関連するガイドロールを一緒に円
軌道によって回転し他のニップロールとガイドロールに
交換することによって、連続に送りつつ色替え染色する
ものである。
じ精練、湯洗、乾燥、染液付着、発色、洗浄、仕上げ湯
洗及び乾燥などの各工程を施して連続染色する方法の途
中で色替して他の色に染色する際に、長尺被染物を移送
しつつ、前記染液付着工程におけるパディングロールを
備えた染液槽を他の色に染色する染液を入れている染液
槽と交換すると同時に、パディングロールと対向するニ
ップロール及びこれに関連するガイドロールを一緒に円
軌道によって回転し他のニップロールとガイドロールに
交換することによって、連続に送りつつ色替え染色する
ものである。
上記方法に加えて、色替えによって他の染液を付着した
長尺被染物の先頭部が、乾燥工程及び発色工程へ案内す
る反転ガイドロールに至る直前に、該反転ガイドロール
を、乾燥工程及び発色工程へ移送する長尺被染物に沿つ
て定位置から平行移動した後に退避し、その反転ガイド
ロールが平行移動すると同時に、次に待機している別個
の反転ガイドロールを、色替えして送り出された部分の
長尺被染物と平行移動して前記定位置に納めることを含
む反転ガイドロール交換工程を経る。
長尺被染物の先頭部が、乾燥工程及び発色工程へ案内す
る反転ガイドロールに至る直前に、該反転ガイドロール
を、乾燥工程及び発色工程へ移送する長尺被染物に沿つ
て定位置から平行移動した後に退避し、その反転ガイド
ロールが平行移動すると同時に、次に待機している別個
の反転ガイドロールを、色替えして送り出された部分の
長尺被染物と平行移動して前記定位置に納めることを含
む反転ガイドロール交換工程を経る。
更に加えて、精練、湯洗処理した長尺被染物、染液付着
処理した長尺被染物、及び洗浄、仕上げ湯洗処理した長
尺被染物の各々を、それぞれ一つの熱雰囲気内へ誘導
し、該一つの熱雰囲気内で長尺被染物の各々が互いに接
触しない間隔を保つた軌道を通つて送り、その一つの熱
雰囲気内でそれぞれの乾燥工程を行なう。
処理した長尺被染物、及び洗浄、仕上げ湯洗処理した長
尺被染物の各々を、それぞれ一つの熱雰囲気内へ誘導
し、該一つの熱雰囲気内で長尺被染物の各々が互いに接
触しない間隔を保つた軌道を通つて送り、その一つの熱
雰囲気内でそれぞれの乾燥工程を行なう。
染色ロールを有する染液槽を交換すると同時に、パディ
ングロールとガイドロールを円軌道によって交換するた
め、それらの移送速度によって異なるが、その間長尺被
染物が送られていても、色替えする間の間隔が僅かに抑
えることができ、瞬時に色替えしつつ連続染色が可能と
なる。
ングロールとガイドロールを円軌道によって交換するた
め、それらの移送速度によって異なるが、その間長尺被
染物が送られていても、色替えする間の間隔が僅かに抑
えることができ、瞬時に色替えしつつ連続染色が可能と
なる。
また色替えされた以後の移送中の反転ガイドロールに、
長尺被染物の色替え部が通過する際に、先行する色部に
接していた反転ガイドロールと、後行する別色部に接す
る別の反転ガイドロールが、同時に長尺被染物の送り方
法に沿つて移動し、別の反転ガイドロールが所定位置に
停止して後続する部分を案内する時点で、先行する部分
を案内していた反転ガイドロールを案内軌道より離反す
るもので、これにより後続する別色部に先行する染液が
混入されず、色替え開始の先端あるいは先端近傍より所
望する色に染め上げることが出来るものである。
長尺被染物の色替え部が通過する際に、先行する色部に
接していた反転ガイドロールと、後行する別色部に接す
る別の反転ガイドロールが、同時に長尺被染物の送り方
法に沿つて移動し、別の反転ガイドロールが所定位置に
停止して後続する部分を案内する時点で、先行する部分
を案内していた反転ガイドロールを案内軌道より離反す
るもので、これにより後続する別色部に先行する染液が
混入されず、色替え開始の先端あるいは先端近傍より所
望する色に染め上げることが出来るものである。
更に、各工程後に加えられる各々の乾燥処理が、一つの
熱雰囲気内で、しかも互いに接触しないように長尺被染
物を走行させるものであるから、一つの乾燥装置によっ
て色替え連続染色処理でき、省エネルギー化を促進する
ことが出来ると共に、一つの乾燥装置を中心に他の処理
工程を行う各装置のレイアウトを纒めることができ、且
つ狭いスペース内で設置することが出来るものである。
熱雰囲気内で、しかも互いに接触しないように長尺被染
物を走行させるものであるから、一つの乾燥装置によっ
て色替え連続染色処理でき、省エネルギー化を促進する
ことが出来ると共に、一つの乾燥装置を中心に他の処理
工程を行う各装置のレイアウトを纒めることができ、且
つ狭いスペース内で設置することが出来るものである。
本発明を具体的に説明すると、第3図に示す工程は、ポ
リエステル系繊維糸による長尺被染物を染色する第1実
施例であつて、糸あるいはテープ等の長尺被染物A1に、
精練及び湯洗工程1,2と第1乾燥工程3の前工程を行つ
てから、色替え可能の染液付着工程4を施し、次いで第
2乾燥工程5を経てから、乾式加熱による発色(サーモ
ゾル)工程6、洗浄(還元洗浄)工程7、仕上げ湯洗工
程8を行い、更に第3乾燥工程9を行う後工程を施して
仕上げるものである。
リエステル系繊維糸による長尺被染物を染色する第1実
施例であつて、糸あるいはテープ等の長尺被染物A1に、
精練及び湯洗工程1,2と第1乾燥工程3の前工程を行つ
てから、色替え可能の染液付着工程4を施し、次いで第
2乾燥工程5を経てから、乾式加熱による発色(サーモ
ゾル)工程6、洗浄(還元洗浄)工程7、仕上げ湯洗工
程8を行い、更に第3乾燥工程9を行う後工程を施して
仕上げるものである。
ところで、色替えしない場合には、第1乾燥工程3より
染液付着工程4へ移り、その後直接第2乾燥工程5へ移
送されるが、色替えする場合には、第1乾燥工程3より
送り出された長尺被染物A1を連続して送る間に、染液の
交換工程10a、及び染液を長尺被染物A1に浸潤させるニ
ップロールと、これに関連するガイドロールを交換する
ガイドロール交換工程10bを加える。更に、色替えされ
た長尺被染物A2を次の第2乾燥工程5へ移送する間と、
第2乾燥工程5から発色(サーモゾル)工程6へ移送す
る間に、長尺被染物A2の送り方向を変更する必要がある
ことから、送りを変更する反転ガイドロールを先行して
案内していたものと、色替えされた後行する部分を案内
するものと交換する反転ガイドロール交換工程11a,11b
が加えられる。
染液付着工程4へ移り、その後直接第2乾燥工程5へ移
送されるが、色替えする場合には、第1乾燥工程3より
送り出された長尺被染物A1を連続して送る間に、染液の
交換工程10a、及び染液を長尺被染物A1に浸潤させるニ
ップロールと、これに関連するガイドロールを交換する
ガイドロール交換工程10bを加える。更に、色替えされ
た長尺被染物A2を次の第2乾燥工程5へ移送する間と、
第2乾燥工程5から発色(サーモゾル)工程6へ移送す
る間に、長尺被染物A2の送り方向を変更する必要がある
ことから、送りを変更する反転ガイドロールを先行して
案内していたものと、色替えされた後行する部分を案内
するものと交換する反転ガイドロール交換工程11a,11b
が加えられる。
次にこの方法を実施する装置によって詳説すると、精練
工程1と湯洗工程2は、長尺被染物A1を案内する第1駆
動ロール12より、その下方に設けた精練槽13内の精練ロ
ール14を通して行い、更に上記駆動ロール12を介して、
精練槽13に隣設する湯洗槽15内の湯洗ロール16を通して
湯洗を行なつてから、第2駆動ロール17を介して一つの
乾燥装置34による第1乾燥工程3へ導き、次いで第3駆
動ロール18を経て、染液付着及び交換装置の染液付着工
程4へと誘導する。
工程1と湯洗工程2は、長尺被染物A1を案内する第1駆
動ロール12より、その下方に設けた精練槽13内の精練ロ
ール14を通して行い、更に上記駆動ロール12を介して、
精練槽13に隣設する湯洗槽15内の湯洗ロール16を通して
湯洗を行なつてから、第2駆動ロール17を介して一つの
乾燥装置34による第1乾燥工程3へ導き、次いで第3駆
動ロール18を経て、染液付着及び交換装置の染液付着工
程4へと誘導する。
染液付着工程4は、一つの染液槽19とその染液槽19内に
設けたパディングロール20上に圧接するニップロール23
とで形成されるパデイングステーシヨン21へ長尺被染物
A1を送り込むことにより行われる。また、この染液付着
工程4は色替え工程10a,10bをその前工程として連続さ
せているもので、他の色違い染液を投入した染液槽19を
順次パデイングステーシヨン21へ水平移行させ、先の染
液槽19を定位置から移送することにより染液交換が行わ
れる。
設けたパディングロール20上に圧接するニップロール23
とで形成されるパデイングステーシヨン21へ長尺被染物
A1を送り込むことにより行われる。また、この染液付着
工程4は色替え工程10a,10bをその前工程として連続さ
せているもので、他の色違い染液を投入した染液槽19を
順次パデイングステーシヨン21へ水平移行させ、先の染
液槽19を定位置から移送することにより染液交換が行わ
れる。
各染液槽19を交換するごとに、そのパディングロール20
と相接するニップロール23、及びこれに関連するガイド
ロール24をも同時に、他のニップロール23と他のガイド
ロール24に交換するニップロール交換工程10bが行われ
るもので、パディングロール20と相接する前記ニップロ
ール23及びこれに関連するガイドロール24は、パデイン
グステーシヨン21の上方にロールプレート22を回転可能
に設け、該ロールプレート22に複数のニップロール23と
ガイドロール24とを交互に円周方向に等間隔おきに突設
し、パデイングステーシヨン21において一つのニップロ
ール23がパディングロール20に互いに接合するようにな
つている。また第1乾燥工程3より送り出されてきた長
尺被染物A1が、ガイドロール25によってパデイングステ
ーシヨン21へ水平に送り込まれるものである。
と相接するニップロール23、及びこれに関連するガイド
ロール24をも同時に、他のニップロール23と他のガイド
ロール24に交換するニップロール交換工程10bが行われ
るもので、パディングロール20と相接する前記ニップロ
ール23及びこれに関連するガイドロール24は、パデイン
グステーシヨン21の上方にロールプレート22を回転可能
に設け、該ロールプレート22に複数のニップロール23と
ガイドロール24とを交互に円周方向に等間隔おきに突設
し、パデイングステーシヨン21において一つのニップロ
ール23がパディングロール20に互いに接合するようにな
つている。また第1乾燥工程3より送り出されてきた長
尺被染物A1が、ガイドロール25によってパデイングステ
ーシヨン21へ水平に送り込まれるものである。
ところで、仮に長尺被染物A1を所定長さに2色に色分け
染色するとすれば、図示のように2槽の染液槽19,19に
所定の異なつた色彩を呈する染液を投入して、2槽の染
液槽19,19を左右に間欠的にパデイングステーシヨン21
へ向つて移動し、同時にロールプレート22を回転して次
のニップロール23をパディングロール20に接合して別色
に染色するものであり、染液が付着された長尺被染物A2
がロールプレート22の隣り合うガイドロール24を介して
送り出され、次いで再び第2乾燥工程5を経て発色(サ
ーモゾル)工程6へと導かれる。
染色するとすれば、図示のように2槽の染液槽19,19に
所定の異なつた色彩を呈する染液を投入して、2槽の染
液槽19,19を左右に間欠的にパデイングステーシヨン21
へ向つて移動し、同時にロールプレート22を回転して次
のニップロール23をパディングロール20に接合して別色
に染色するものであり、染液が付着された長尺被染物A2
がロールプレート22の隣り合うガイドロール24を介して
送り出され、次いで再び第2乾燥工程5を経て発色(サ
ーモゾル)工程6へと導かれる。
ところで、染液付着工程4から第2乾燥工程5へ、及び
第2乾燥工程5から発色(サーモゾル)工程6へ長尺被
染物A2を送る間に、反転ガイドロールを介在して走行路
を変換する必要があるが、反転ガイドロールが一つのも
のであると、長尺被染物A2の色替えされて後行する染色
部に、反転ガイドロールによって先行する染液が混入す
る欠陥が生じるから、これらの反転ガイドロールを別の
ものと交換する工程が行われる。
第2乾燥工程5から発色(サーモゾル)工程6へ長尺被
染物A2を送る間に、反転ガイドロールを介在して走行路
を変換する必要があるが、反転ガイドロールが一つのも
のであると、長尺被染物A2の色替えされて後行する染色
部に、反転ガイドロールによって先行する染液が混入す
る欠陥が生じるから、これらの反転ガイドロールを別の
ものと交換する工程が行われる。
この反転ガイドロール交換工程11aは第1図と第2図図
示のように、円盤26に4個の反転ガイドロール27,28,2
9,30を円周に沿つて等間隔に回転自在に軸支し、且つ各
軸が放射方向に長孔31によって摺動されると共に、スプ
リング32で円盤26の中心部に向かつて附勢してあり、し
かも五角形のうちの一辺が外方へ凸曲する円弧を描く形
状を持つカム板33を、前記各反転ガイドロール27,28,2
9,30の軸に又は軸に設けた転子を介して接するように配
し、且つ回転不能に設け、円盤26を間欠的に回転する装
置によって行われるもので、長尺被染物A2の先行する色
彩部と後行する別色彩部との間隔部B(第6図参照)が
先行する色彩部を案内していた第1の反転ガイドロール
27の近傍に至つた際に、円盤26を回転して該第1の反転
ガイドロール27を既に水平に送つていた長尺被染物A2と
接触したままで平行移動させ、同時にその回転によって
前記第1の反転ガイドロール27に追従する次の第2の反
転ガイドロール28を、垂直に上昇する長尺被染物A2の別
色彩部に接するように斜め上方へ上昇して、長尺被染物
A2の別色彩部に接した時点より平行移動して上昇する。
更に先に第1の反転ガイドロール27が先に停止して委内
していた位置に至る直前に、前記第1の反転ガイドロー
ル27を斜め下方に下降して、第1の反転ガイドロール27
を長尺被染物A2より離反し、第2の反転ガイドロール28
が先に第1の反転ガイドロール27が停止して案内してい
た位置へ至つた時点で、円盤26を停止し、長尺被染物A2
を再び第2の反転ガイドロール28で方向転換して次の第
2乾燥工程5へ案内するものである。
示のように、円盤26に4個の反転ガイドロール27,28,2
9,30を円周に沿つて等間隔に回転自在に軸支し、且つ各
軸が放射方向に長孔31によって摺動されると共に、スプ
リング32で円盤26の中心部に向かつて附勢してあり、し
かも五角形のうちの一辺が外方へ凸曲する円弧を描く形
状を持つカム板33を、前記各反転ガイドロール27,28,2
9,30の軸に又は軸に設けた転子を介して接するように配
し、且つ回転不能に設け、円盤26を間欠的に回転する装
置によって行われるもので、長尺被染物A2の先行する色
彩部と後行する別色彩部との間隔部B(第6図参照)が
先行する色彩部を案内していた第1の反転ガイドロール
27の近傍に至つた際に、円盤26を回転して該第1の反転
ガイドロール27を既に水平に送つていた長尺被染物A2と
接触したままで平行移動させ、同時にその回転によって
前記第1の反転ガイドロール27に追従する次の第2の反
転ガイドロール28を、垂直に上昇する長尺被染物A2の別
色彩部に接するように斜め上方へ上昇して、長尺被染物
A2の別色彩部に接した時点より平行移動して上昇する。
更に先に第1の反転ガイドロール27が先に停止して委内
していた位置に至る直前に、前記第1の反転ガイドロー
ル27を斜め下方に下降して、第1の反転ガイドロール27
を長尺被染物A2より離反し、第2の反転ガイドロール28
が先に第1の反転ガイドロール27が停止して案内してい
た位置へ至つた時点で、円盤26を停止し、長尺被染物A2
を再び第2の反転ガイドロール28で方向転換して次の第
2乾燥工程5へ案内するものである。
尚、第2乾燥工程5から発色(サーモゾル)工程6へ案
内する反転ガイドロール交換工程11bも、前述と同様に
して送られるものである。
内する反転ガイドロール交換工程11bも、前述と同様に
して送られるものである。
上記の第1から第3乾燥工程3,5,9は、第1図図示のよ
うに、一つのドラム状をなす乾燥装置34によって行い、
省エネルギー化を促進することが好ましく、両側壁35,3
5に三角形の各頂点に位置してそれぞれ長尺被染物が通
過できる通孔36,37,38を穿設し、乾燥装置34の両側方
に、下側の通孔36,38と対応して前記第2、第3駆動ロ
ール17,18を設け、上側の通孔37と対応して前記反転ガ
イドロール交換工程11a,11bの反転ガイドロール27〜30
を設け、乾燥装置34を通過する長尺被染物A1,A2,A3の各
々が互いに平行を保つて接触しないように走行するよう
に設置してある。
うに、一つのドラム状をなす乾燥装置34によって行い、
省エネルギー化を促進することが好ましく、両側壁35,3
5に三角形の各頂点に位置してそれぞれ長尺被染物が通
過できる通孔36,37,38を穿設し、乾燥装置34の両側方
に、下側の通孔36,38と対応して前記第2、第3駆動ロ
ール17,18を設け、上側の通孔37と対応して前記反転ガ
イドロール交換工程11a,11bの反転ガイドロール27〜30
を設け、乾燥装置34を通過する長尺被染物A1,A2,A3の各
々が互いに平行を保つて接触しないように走行するよう
に設置してある。
発色(サーモゾル)工程6はドラム状体39内で処理さ
れ、洗浄(還元洗浄)工程7と、仕上げ湯洗工程8はそ
れぞれの槽40,41に設けた各ロール42,43と上方に設けた
第4駆動ロール44に交互に掛けて処理し、ここで処理さ
れた長尺被染物A3を第2駆動ロール17を介して第3乾燥
工程9を施すことにより、第4図の糸Yまたは第6図の
テープT2に示すように、図中それぞれ異なつた斜線は色
違いを表示しているが、僅かな間隔部Bを介して順次色
替えして仕上げられるものである。
れ、洗浄(還元洗浄)工程7と、仕上げ湯洗工程8はそ
れぞれの槽40,41に設けた各ロール42,43と上方に設けた
第4駆動ロール44に交互に掛けて処理し、ここで処理さ
れた長尺被染物A3を第2駆動ロール17を介して第3乾燥
工程9を施すことにより、第4図の糸Yまたは第6図の
テープT2に示すように、図中それぞれ異なつた斜線は色
違いを表示しているが、僅かな間隔部Bを介して順次色
替えして仕上げられるものである。
次に第2実施例として、長尺被染物が綿繊維、レーヨ
ン、ナイロンあるいはアクリル等の繊維で成形している
場合には、精練工程、湯洗工程、第1乾燥工程の前工程
を行つてから、前記第1実施例と同様の色替え可能の染
液付着工程を施し、続いて第2乾燥工程を経てから、湿
式加熱による発色(スチーミング)工程、洗浄工程、仕
上げ湯洗工程、及び第3乾燥工程などを行う後工程を施
して、同様に長尺被染物に連続染色方法で、所定長さお
きに色替えして染色するものである。従つて第1実施例
との違いは、発色工程がスチーミングによるものであ
り、洗浄工程では単なる洗浄による点が異なる。また、
仕上げ湯洗工程で場合によっては、長尺被染物の表面を
コーテングする色止め処理(フイツクス)を行なう点が
異なつている。
ン、ナイロンあるいはアクリル等の繊維で成形している
場合には、精練工程、湯洗工程、第1乾燥工程の前工程
を行つてから、前記第1実施例と同様の色替え可能の染
液付着工程を施し、続いて第2乾燥工程を経てから、湿
式加熱による発色(スチーミング)工程、洗浄工程、仕
上げ湯洗工程、及び第3乾燥工程などを行う後工程を施
して、同様に長尺被染物に連続染色方法で、所定長さお
きに色替えして染色するものである。従つて第1実施例
との違いは、発色工程がスチーミングによるものであ
り、洗浄工程では単なる洗浄による点が異なる。また、
仕上げ湯洗工程で場合によっては、長尺被染物の表面を
コーテングする色止め処理(フイツクス)を行なう点が
異なつている。
本発明による長尺被染物の色替え連続染色方法は、長尺
被染物を走行する間に、先行して付着させていた染液と
他の染液とを交換すると同時に、染液を付隊するパディ
ングロールと対向するニップロール及びこれに関連する
ガイドロールを円軌道に沿つて他のニップロール及びこ
れに関連するガイドロールと交換するため、長尺被染物
の走行を停止する必要がなく、僅かな間隔をおいて連続
して他の色の染液を順に付着することが出来るものであ
る。またニップロールの交換と同時にガイドロールをも
交換するため、色替えされた各色ごとに対応したガイド
ロールで案内することにより、長尺被染物の色替え部分
に先行着色した染液が混入することがなく、瞬時に色替
えを終えて各色替え部分の全長に亘つて所定の色を鮮明
に発色させて仕上げられるものである。
被染物を走行する間に、先行して付着させていた染液と
他の染液とを交換すると同時に、染液を付隊するパディ
ングロールと対向するニップロール及びこれに関連する
ガイドロールを円軌道に沿つて他のニップロール及びこ
れに関連するガイドロールと交換するため、長尺被染物
の走行を停止する必要がなく、僅かな間隔をおいて連続
して他の色の染液を順に付着することが出来るものであ
る。またニップロールの交換と同時にガイドロールをも
交換するため、色替えされた各色ごとに対応したガイド
ロールで案内することにより、長尺被染物の色替え部分
に先行着色した染液が混入することがなく、瞬時に色替
えを終えて各色替え部分の全長に亘つて所定の色を鮮明
に発色させて仕上げられるものである。
更に、染液を付着した長尺被染物を方向転換して案内す
る反転ガイドロールを、色替えごとに別の反転ガイドロ
ールと交換して送られるが、交換する際、反転ガイドロ
ールを長尺被染物の走行軌道と平行に移動し、別の反転
ガイドロールで案内されるように設定した時点で、先行
する反転ガイドロールを長尺被染物の走行軌道より退避
するものであるから、色替えに際して長尺被染物の走行
軌道が揺れ動くことがなく常に安定し、次工程の乾燥装
置への挿通孔を大きく明ける必要がなく、乾燥時の熱損
失を極力抑えることが出来、しかもその挿通孔の縁に触
れる恐れがなくなり、ここでも染液の混入を防止し、ま
た長尺被染物の損傷も防止するものである。
る反転ガイドロールを、色替えごとに別の反転ガイドロ
ールと交換して送られるが、交換する際、反転ガイドロ
ールを長尺被染物の走行軌道と平行に移動し、別の反転
ガイドロールで案内されるように設定した時点で、先行
する反転ガイドロールを長尺被染物の走行軌道より退避
するものであるから、色替えに際して長尺被染物の走行
軌道が揺れ動くことがなく常に安定し、次工程の乾燥装
置への挿通孔を大きく明ける必要がなく、乾燥時の熱損
失を極力抑えることが出来、しかもその挿通孔の縁に触
れる恐れがなくなり、ここでも染液の混入を防止し、ま
た長尺被染物の損傷も防止するものである。
また、各処理工程の後に乾燥工程が行われるが、各乾燥
工程が一つの熱雰囲気の中で行うため、省エネルギー化
を計ることが出来ると共に、装置化した際の専用面積を
小さくすることが出来、長尺被染物の走行する距離が短
くされることから、処理能率も大きく向上できるもので
ある。
工程が一つの熱雰囲気の中で行うため、省エネルギー化
を計ることが出来ると共に、装置化した際の専用面積を
小さくすることが出来、長尺被染物の走行する距離が短
くされることから、処理能率も大きく向上できるもので
ある。
第1図は本発明明による長尺被染物の色替え連続染色方
法を実施する装置の概要を示す正面図、第2図は方向変
換する反転ガイドロールの切り替え時の状態を示す拡大
背面図、第3図は色替え連続染色方法の工程順を示すブ
ロツク線図、第4図は糸よりなる染色された長尺被染物
を示す正面図、第5図は第4図に示す糸で織成した横縞
模様のテープを示す正面図、第6図はテープよりなる染
色された長尺被染物を示す正面図である。 1……精練工程、2……湯洗工程、3……第1乾燥工
程、4……染液付着工程、5……第2乾燥工程、6……
発色工程、7……洗浄工程、8……仕上げ湯洗工程、9
……第3乾燥工程、10a……染液交換工程、10b……ニッ
プロール交換工程、11a,11b……反転ガイドロール交換
工程、19……染液槽、20……パディングロール、21……
パデイングステーシヨン、22……ロールプレート、23…
…ニップロール、24……ガイドロール、27,28,29,30…
…反転ガイドロール、34……乾燥装置
法を実施する装置の概要を示す正面図、第2図は方向変
換する反転ガイドロールの切り替え時の状態を示す拡大
背面図、第3図は色替え連続染色方法の工程順を示すブ
ロツク線図、第4図は糸よりなる染色された長尺被染物
を示す正面図、第5図は第4図に示す糸で織成した横縞
模様のテープを示す正面図、第6図はテープよりなる染
色された長尺被染物を示す正面図である。 1……精練工程、2……湯洗工程、3……第1乾燥工
程、4……染液付着工程、5……第2乾燥工程、6……
発色工程、7……洗浄工程、8……仕上げ湯洗工程、9
……第3乾燥工程、10a……染液交換工程、10b……ニッ
プロール交換工程、11a,11b……反転ガイドロール交換
工程、19……染液槽、20……パディングロール、21……
パデイングステーシヨン、22……ロールプレート、23…
…ニップロール、24……ガイドロール、27,28,29,30…
…反転ガイドロール、34……乾燥装置
Claims (3)
- 【請求項1】長尺被染物を長手方向へ送るに順じて、精
練、湯洗、乾燥、染液付着、発色、洗浄、仕上げ湯洗及
び乾燥などの各工程を施して連続染色する方法の途中
で、色替えして他の色に染色する際に、 a)長尺被染物を移送しつつ、前記染液付着工程におけ
るパディングロールを備えた染液槽を、他の色に染色す
る染液を入れている染液槽と交換する染液交換工程と、 b)前記染液交換工程と同時に、パディングロールと対
向するニップロール及びこれに関連するガイドロールを
一緒に円軌道に沿って回転して他のニップロールとガイ
ドロールに交換するガイドロール交換工程とを適宜に入
れることによって、長尺被染物の送りを止めることなく
色替え染色することを特徴とする長尺被染物の色替え連
続染色方法 - 【請求項2】長尺被染物を長手方向へ送るに順じて、精
練、湯洗、乾燥、染液付着、発色、洗浄、仕上げ湯洗及
び乾燥などの各工程を施して連続染色する方法の途中
で、色替えして他の色に染色する際に、色替えによって
他の染液を付着した長尺被染物の先頭部が、乾燥工程及
び発色工程へ案内する反転ガイドロールに至る直前に、 a)前記反転ガイドロールを、乾燥工程及び発色工程へ
移送する長尺被染物に沿って定位置から平行移動した後
に退避し、 b)前記反転ガイドロールが平行移動すると同時に、次
に待機している別個の反転ガイドロールを、色替えして
送り出された部分の長尺被染物と平行移動して前記定位
置に納めることを含む 反転ガイドロール交換工程を経ることを特徴とする請求
項1記載の長尺被染物の色替え連続染色方法 - 【請求項3】精練、湯洗処理した長尺被染物、染液付着
処理した長尺被染物、及び洗浄、仕上げ湯洗処理した長
尺被染物の各々を、 a)一つの熱雰囲気内へ誘導し、 b)該一つの熱雰囲気内で各長尺被染物が互いに接触し
ない間隔を保った軌道を通って送り、 上記一つの熱雰囲気内でそれぞれの乾燥工程を行なうこ
とを特徴とする請求項1または2記載の長尺被染物の色
替え連続染色方法
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63224125A JPH0663171B2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | 長尺被染物の色替え連続染色方法 |
DE89308333T DE68907825T2 (de) | 1988-09-06 | 1989-08-16 | Verfahren und vorrichtung zum faerben von gestreckten textilmaterialien. |
EP89308333A EP0358356B1 (en) | 1988-09-06 | 1989-08-16 | Process and apparatus for continuous dyeing of elongate textile material |
ES198989308333T ES2041999T3 (es) | 1988-09-06 | 1989-08-16 | Procedimiento y aparato para el tenido continuo de material textil alargado. |
AU40044/89A AU596335B1 (en) | 1988-09-06 | 1989-08-18 | Process and apparatus for continuous dyeing of elongate textile material |
CA000609165A CA1334885C (en) | 1988-09-06 | 1989-08-23 | Process and apparatus for continuous dyeing of elongate textile material |
US07/401,821 US4932092A (en) | 1988-09-06 | 1989-09-01 | Process and apparatus for continuous dyeing of elongate textile material |
BR898904474A BR8904474A (pt) | 1988-09-06 | 1989-09-01 | Processo e aparelho para tingimento continuo de material textil alongado |
KR1019890012826A KR910006103B1 (ko) | 1988-09-06 | 1989-09-05 | 기다란 직물재료를 연속으로 염색하는 방법 및 장치 |
MYPI89001216A MY105108A (en) | 1988-09-06 | 1989-09-06 | Process and apparatus for continuous dyeing of elongate textile material. |
ZA896816A ZA896816B (en) | 1988-09-06 | 1989-09-06 | Process and apparatus for continuous dyeing of elongate textile material |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63224125A JPH0663171B2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | 長尺被染物の色替え連続染色方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274662A JPH0274662A (ja) | 1990-03-14 |
JPH0663171B2 true JPH0663171B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=16808935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63224125A Expired - Fee Related JPH0663171B2 (ja) | 1988-09-06 | 1988-09-06 | 長尺被染物の色替え連続染色方法 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0358356B1 (ja) |
JP (1) | JPH0663171B2 (ja) |
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AU (1) | AU596335B1 (ja) |
BR (1) | BR8904474A (ja) |
CA (1) | CA1334885C (ja) |
DE (1) | DE68907825T2 (ja) |
ES (1) | ES2041999T3 (ja) |
MY (1) | MY105108A (ja) |
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US5501734A (en) * | 1992-02-06 | 1996-03-26 | Gillette Canada, Inc. | Yarn coating assembly and applicator |
US5526831A (en) * | 1993-11-12 | 1996-06-18 | Gillette Canada, Inc. | Dental floss manufacturing process and product |
US5558901A (en) * | 1994-05-26 | 1996-09-24 | Gillette Canada, Inc. | Floss yarn bulking assembly and method |
KR100298636B1 (ko) * | 1999-05-08 | 2001-09-13 | 김철석 | 다중칼라사염장치 |
KR20030097438A (ko) * | 2002-06-21 | 2003-12-31 | 주식회사 티엔지코리아 | 원단을 연속적으로 가공하기 위한 장치 |
JP4996765B1 (ja) * | 2011-10-31 | 2012-08-08 | 野口染色株式会社 | 糸の染色装置及び方法、当該方法を用いた釣糸の製造法 |
CN104593969A (zh) * | 2015-01-06 | 2015-05-06 | 海宁市天一纺织有限公司 | 一种提花面料的染色工艺 |
CN107217416A (zh) * | 2017-07-27 | 2017-09-29 | 浙江龙纺织有限公司 | 一种纺织布料浸染设备 |
CN109208212B (zh) * | 2018-10-26 | 2020-11-20 | 绍兴文理学院 | 一种轧染设备 |
CN110396788B (zh) * | 2019-08-09 | 2020-06-09 | 扬州丽铂环保材料有限公司 | 一种纺织纤维煮练着色装置 |
CN112411070B (zh) * | 2020-11-21 | 2021-07-13 | 苏州宸浩纺织科技有限公司 | 一种纺织用毛线染色设备 |
CN113388993B (zh) * | 2021-06-18 | 2022-07-01 | 浙江蒙舒坦新材料有限公司 | 一种自动改色的定型机及其使用方法 |
CN113846455A (zh) * | 2021-11-03 | 2021-12-28 | 绍兴市柯桥红宇窗饰有限公司 | 免折痕柔纱帘面料的制备方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1206446B (de) * | 1964-06-23 | 1965-12-09 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Einrichtung zum Farbwechsel bei Farbwerken von Mehrfarbenrotationsdruckmaschinen |
US3879966A (en) * | 1972-08-31 | 1975-04-29 | Singer Co | Continuous yarn dyeing machines |
US4015453A (en) * | 1976-02-26 | 1977-04-05 | West Point Pepperell, Inc. | Dye pan mounting for apparatus for multi-color dyeing of yarn ends |
NL7908233A (nl) * | 1978-11-10 | 1980-05-13 | Campen Maskinfab | Rotatiepers voor het verven van een garenbaan voor het maken van kleden. |
JPS56109763A (en) * | 1980-02-02 | 1981-08-31 | Isowa Ind Co | Printing press for corrugated board sheet for instance |
US4432217A (en) * | 1981-12-14 | 1984-02-21 | Arnold Ochsner | Colored yarn printing apparatus |
JPS602766A (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-09 | 株式会社山東鉄工所 | 布帛の連続液処理加工装置 |
JPS60185855A (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-21 | 東陽興業株式会社 | 染色パツダ−に於ける自動洗浄・染液替え方法および装置 |
DE3420208A1 (de) * | 1984-03-23 | 1985-10-03 | Fleißner GmbH & Co, Maschinenfabrik, 6073 Egelsbach | Verfahren und vorrichtung zum kontinuierlichen behandeln von bahnfoermiger textilware, wie teppiche |
US4748706A (en) * | 1986-08-28 | 1988-06-07 | Greenwood Mills, Inc. | Multiple dye lot continuous dye range |
EP0290703A1 (de) * | 1987-04-16 | 1988-11-17 | Triatex International Ag | Verfahren zum kontinuierlichen Aufbringen von Flotten auf Textilfaserbahnen |
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1988
- 1988-09-06 JP JP63224125A patent/JPH0663171B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-08-16 EP EP89308333A patent/EP0358356B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-16 ES ES198989308333T patent/ES2041999T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-08-16 DE DE89308333T patent/DE68907825T2/de not_active Expired - Fee Related
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- 1989-08-23 CA CA000609165A patent/CA1334885C/en not_active Expired - Fee Related
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- 1989-09-01 BR BR898904474A patent/BR8904474A/pt not_active IP Right Cessation
- 1989-09-05 KR KR1019890012826A patent/KR910006103B1/ko not_active IP Right Cessation
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- 1989-09-06 MY MYPI89001216A patent/MY105108A/en unknown
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