JPH0663147U - 厨芥処理装置 - Google Patents
厨芥処理装置Info
- Publication number
- JPH0663147U JPH0663147U JP363093U JP363093U JPH0663147U JP H0663147 U JPH0663147 U JP H0663147U JP 363093 U JP363093 U JP 363093U JP 363093 U JP363093 U JP 363093U JP H0663147 U JPH0663147 U JP H0663147U
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水が回転刃を越流するのを抑制し、弾力性に
富んだ固体状の厨芥を短時間に細かく粉砕する。 【構成】 処理室14内部に上部投入口19から投入された
厨芥を受け止め電動機16で回転する回転板20を設け、こ
の回転板20の上部に回転刃22を取り付け、前記回転板20
の外周を取り囲んでリング状の固定刃28を配設し、回転
板20上の回転刃22の側部に水や厨芥を導くための溝24を
形成している。
富んだ固体状の厨芥を短時間に細かく粉砕する。 【構成】 処理室14内部に上部投入口19から投入された
厨芥を受け止め電動機16で回転する回転板20を設け、こ
の回転板20の上部に回転刃22を取り付け、前記回転板20
の外周を取り囲んでリング状の固定刃28を配設し、回転
板20上の回転刃22の側部に水や厨芥を導くための溝24を
形成している。
Description
【0001】
本考案は、例えば、家庭から出る厨芥を粉砕して下水道に流すための厨芥処理 装置に関するものである。
【0002】
図4(A)〜(D)は、従来の厨芥処理装置の回転刃の斜視図である。従来の 回転刃1は、(A)のように直方体のブロックの後端部を円形にし、固定ピンを 挿入する取付孔2を形成したものや、(B)のように先端部の一部分に突出部3 を設けたものや、(C)のように先端部を略三角形状に形成し、段差4が設けら れたもの、(D)のように板体の一側にL字形の折曲部5を設けたものなど種々 存在する。
【0003】 図5は、他の回転刃を回転板6の上面に取り付けて使用している状態の斜視図 である。回転板6が太い矢印X方向に回転すると、処理室内の水は回転刃1上を 細い矢印Y方向に流れる。
【0004】
しかし、この従来の厨芥処理装置の回転刃1では、図5に示すように、厨芥と 同時に供給される水が回転刃1を越流しようとするため、厨芥も簡単に回転刃1 を越えてしまい、粉砕しずらかった。このため、肉の筋やレモンの皮のように弾 力性に富んだ固体状のものを粉砕するのに時間がかかった。
【0005】 上記のような欠点は回転刃1をカッターのような鋭利な刃を用いると解決する が、鋭利にすると耐久性および安全性に問題があった。 本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、水が回 転刃を越流するのを抑制し、弾力性に富んだ固体状の厨芥を細かく粉砕すること が可能な厨芥処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
本考案の厨芥処理装置は、処理室内部に上部投入口から投入された厨芥を受け 止め電動機で回転する回転板を設け、この回転板の上部に回転刃を取り付け、前 記回転板の外周を取り囲んでリング状の固定刃を配設し、回転板上の回転刃の側 部に溝を形成している。
【0007】
前記した構成により、回転刃の側部に溝を形成することにより、固定刃の側面 にあたった水は回転刃の先端方向に流れ、厨芥の越流が抑制される。また、回転 刃の側部に溝を形成することにより、厨芥が回転刃に衝突する側部が鋭利になる ため、剪断力が高くなる。
【0008】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の厨芥処理装置の一実施例の断面図である。この図1において、 11は流し台の底板12などに設けられた厨芥処理装置であり、13はそのケーシング である。このケーシング13は円錐状の処理室14と円筒状のケーシング本体15とか らなり、それぞれはボルトとナットで互いに連結されている。
【0009】 このケーシング本体15内部には回転駆動装置の一例である電動機16が防水用ハ ウジング17内に密閉されて設けられている。 前記電動機16の回転軸18には投入口19から投入された厨芥を受け止める回転板 20がナット体21により固定されている。この回転板20の上面には一対の回転刃22 が対称に固定ピン23によって取り付けられている。
【0010】 回転刃22は、図2(A)〜(C)に示すように直方体のブロックの両側部に水 を誘導するための溝24が形成されている。図2(A)の回転刃22は、直方体のブ ロックの両側部に半円柱状の溝24が形成され、後部に固定ピン23を挿着するため の取付孔25が形成されている。図2の(B)回転刃22は、直方体のブロックの両 側部に同じく溝24が形成され、後端に固定ピン23を挿着するための円形の突出部 26が設けられ、この突出部26に取付孔25が形成されている。図2(C)の回転刃 22は、直方体のブロックの両側部にV字状の溝27が形成され、後部に固定ピン23 を挿入するための取付孔25が形成されている。なお、回転刃22の形状は上記のよ うな直方体に限定されず立方体であってもよく、その形状は問わない。また、回 転刃22に突起や段差を付けて変形させたものであってもよい。
【0011】 回転板20の外周部には縦方向に複数の溝が形成されたリング状の固定刃28が配 設され、回転刃22の先端面と固定刃28の内周面はそれぞれ対向している。 次に、前記構成の作用を説明する。
【0012】 厨芥を水とともに投入口19からケーシング13に投入すると、投入された厨芥は 、落下して回転板20の上面で受け止められる。電動機16で回転している回転板20 の遠心力により厨芥は固定刃28の内周面に弾き飛ばされ、厨芥が回転刃22と固定 刃28の間で粉砕される。
【0013】 この実施例では、図3のように回転板20が太い矢印X方向に回転すると、回転 刃22の側部に形成された溝24により、回転刃22の側部にあたった水および厨芥は 、越流することがなく細い矢印Y方向に流れる。このため、厨芥は、回転刃22と 固定刃28の間に導かれ粉砕される。さらに、回転刃22の側部に溝24,27 を形成す ることにより、厨芥が回転刃22に衝突する側が鋭利になるため、剪断力が高くな る。
【0014】 上記のようなことから、本実施例では肉の筋やレモンの皮のように弾性に富ん だ物を粉砕するのに時間がかからず、間接的には運転時間が短くなるので電気代 が安くなる。
【0015】 なお、この回転刃22は、剪断力が高くなってもカッターのような鋭利な刃先で ないため、耐久性に優れ、しかも安全性に問題はない。 上記のようにして粉砕された厨芥は回転板20と固定刃28の隙間29を通って排水 口から排出される。
【0016】 上記の実施例では回転刃22の溝24,27 は、回転刃22の両側部に形成されている が、この溝24,27 は必ずしも両側部に形成する必要はなく、厨芥や水が直接あた る側だけに設けてもよい。また、溝24,27 は、回転刃22の側部に真っ直ぐに形成 しているが、この溝24,27 を水が導きやすいように回転刃22の幅方向に傾斜させ て形成したものであってもよい。
【0017】
以上のように、本考案によれば、回転刃の側部に溝を形成したことにより、回 転板上の水および厨芥が回転刃を越流するのを抑制し、回転刃と固定刃の間に導 かれ粉砕される。しかも、回転刃の側部が鋭利になるので剪断力が増大する。従 って、従来、粉砕しずらかった厨芥でも短時間に粉砕することが可能となる。 また、水が回転刃を越流することがないので、厨芥を粉砕するための水が少なく てすむ。
【図1】本考案の厨芥処理装置の一実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の厨芥処理装置の回転刃の斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の厨芥処理装置の部分斜視図である。
【図4】従来の厨芥処理装置の回転刃の斜視図である。
【図5】従来の厨芥処理装置の部分斜視図である。
11 厨芥処理装置 13 ケーシング 14 処理室 16 電動機 19 投入口 20 回転板 22 回転刃 24 溝 27 溝 28 固定刃
フロントページの続き (72)考案者 横田 洋元 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 処理室内部に上部投入口から投入された
厨芥を受け止め電動機で回転する回転板を設け、この回
転板の上部に回転刃を取り付け、前記回転板の外周を取
り囲んでリング状の固定刃を配設した厨芥処理装置にお
いて、回転板上の回転刃の側部に溝を形成したことを特
徴とした厨芥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP363093U JPH0663147U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 厨芥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP363093U JPH0663147U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 厨芥処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663147U true JPH0663147U (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=11562819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP363093U Pending JPH0663147U (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | 厨芥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663147U (ja) |
-
1993
- 1993-02-10 JP JP363093U patent/JPH0663147U/ja active Pending
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